早朝の室蘭は白銀の世界でした

朝起きると、
室蘭にしてはまとまった雪が
こんもりと積もっていました。
積雪7~8cmくらいです。
木々の梢にも積もって
見渡す限り白銀の世界。

でも、気温は低くないので
(早朝の気温0℃程度)
こりゃぁすぐ溶けちゃうぞ、と。
本当は、雪が乾いてる軽い内に
除雪したほうが絶対良いんですけど、
いつも通り、家事と除雪は後回しにして、
スノーパンツにスノーブーツの
完全防備で外にでます。

たぶん、雪好きの人にしか
分からないと思うんですけど、
雪好きは、雪景色の初日に
はしゃぐもんなんですよ。
嬉しくて庭駆け回る犬みたいに。

誰も歩いてない新雪を
わざと通ってぎゅっぎゅっと
音を立てて小一時間ほど
ひたすら無心で歩き回る。
何の儀式なんでしょうね?
毎年、雪が降り積もると
やらずにはいられません^^
そんな中で見つけたイスカの群は
ハイタカらしき猛禽に追われ
彼方へ消えてしまいました。
明日はスノーシューで歩こう。

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上川方面で土地探し

久しぶりに見たマイナス二桁。
室蘭と違い、
上川地方はとても冷えました。

土地探しと言っても、
今回は新たな不動産担当者と
情報交換が目的。
こちらの意向を伝え、
それに見合う土地を探してもらうのと同時に、
自分たちであらかじめ検討をつけていた
土地の調査をお願いしてきました。

話を伺っていると、
ただ家を建てるということではなく、
そこを拠点に何かをしようとする場合は
1年2年と時間がかかるのはザラだと言っていました。
仮に気に入った土地が見つかったとしても、
土地の持ち主がすでに亡くなっていて
相続の手続きなんかが絡むとなおさら
時間がかかるとのこと。
(親族間で揉めたりするから)
やはりそうなのですねぇ。

そうしたやり取りを済ませた
帰路の途中で、
スノーブーツとスノーパンツを履いて
久しぶりに雪にまみれてみる人。

とりあえず我を忘れる。

新たな人脈に期待です。

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室蘭港、鳥たちの食事風景

今シーズン最強の寒波により
連日冷え込んでいます。
室蘭の最高気温は-3℃~-4℃くらい。
風は強くて風速10m/s前後。
平地の積雪は、ゼロ^^
山へ上がれば吹き溜まりに10cm弱の雪、
強風に煽られ地吹雪っぽくなり
除雪されていない道がちらほら。

それでもここは室蘭、
山に上がったところで・・・
って感じの積雪だったので
早々に下界へ。
室蘭港にいる水鳥たちは
ちょうど食事時間のようで
みな頻繁に潜っていました。

大きな二枚貝くわえて
出てきたスズガモ。
見てるこっちとしては
喉につまらないの?って
思うくらい大きい貝ですが、
丸呑みします。

肝心の部分がボケちゃったけど、
こっちも二枚貝。
頭を振りながら、
あぐっあぐっと飲み込みます。

こっちは小さい貝。

ワカメ?

車から降りると逃げるので、
基本、港に横付けして観察です。
そうやって、水鳥を見てる
私の車を通り越して歩いていった
カラスの先にまたカラス。

仲良しか。
今日も平和です。

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地球岬散策路へ

室蘭市の数少ない
観光スポット地球岬。
夏は観光バスが入れ替わり
立ち代わりやってきます。
冬季になれば人はまばら。
現在は売店、自販機は閉鎖され、
ひっそりとしています。
あ、トイレは利用できる状態でした。

最近急に冷え込んで来ましたよ。
寒い寒いと言いながら散策路へ。

緩やかな下り坂の
先行者はシカ。
滑ったね。
四足動物なので、
足が一本くらい滑った所で
人間のようにコケることは
ないのでしょうけど。
ツルってなった瞬間の顔を
見てみたい。

ちょっと古めの鳥の解体現場。
猛禽類にでも襲われたのでしょう。

それを、しげしげと
観察する霊長類。

なんでしょうね~と拾って
洗って乾かして、こんな。

ツグミでした。
原寸大写真図鑑 羽
がうちに来て以来
調べるのが楽しくてなりません。
一冊いかが?

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日本全体で見ると雪国になるけど、現状そう思えない室蘭

12/9現在の北海道の積雪トップ10は
上記のような感じになっています。

そして、私の住む室蘭は
全っ然雪がないです。
こちらの平地では
ほんの一時を除いて
冬はずっとこんな感じなので、
スノーシュー好きとしては
「雪ないよぉぉぉぉ・・・」
と心で泣く日々です。

森歩きをしていると、
カサカサ、ガサガサ、
音がしてきました。
音源を探すと、落葉しきっていない
カシワの枯れ葉。
室蘭は海岸沿いでなくても
カシワ林やカシワの木が点在する
森があります。
ここらしいな、と思いながら散策続行。

イボタノキも
しぶとく葉を残す。

アキグミに至っては
緑の葉かいな。
こうも樹木に葉が残っていて、かつ、
全体の景色が茶色い(雪ないせい)と
冬来たなぁ、という
気持ちになりにくい私。
気候的にはもう冬なんですけどね。
冬はやっぱ雪景色でしょって
思うんですよ。
雪好きとしては。

今日はミヤマカケスの姿が
よく目に付きました。
地面で何かを拾い上げ
木の股に置いていました。
なんでしょ。

ミミズか。
どんぐりを貯食するのは
広く知られていますけど、
ミミズも無積雪地域では
常習的に蓄えるんでしょうか。

そうそう、ここのオオハンゴンソウは
健在でした。
健在じゃ困るんですよ?
詳しくは過去のブログへ→クリック

やっぱシカは食べないよねぇ。

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オーバーストーリーという本を読んでの感想

今年の4月に購入したものの、
遅々として読み進まず
ようやく読了したこの本。
長かったです。

原作タイトルは「The Over story」
日本語訳された
本書のタイトルは「オーバーストーリー」
そのままだ。
ストーリーというと、多くの日本人は
物語と読み取るのだろうけど、
基本的には「樹冠(層)」を指し、
層、階層を意味しているらしい。
(辞書を見る限り、私は?だけど)
そして、私たちが連想する物語という
意味もstoryにはあるので、
訳者は「物語を超える物語」とも
捉えられると言っていた。
深いな。

文字もびっしり
文字もびっしり

この本、何度も言いますが長いです。
そして、登場人物がやや多く、
個々の人物の話が
木に導かれるようにして
それぞれで展開していきます。
やがて登場人物たちは合流しますが、
ある事件を機にまたバラバラになり、
再びそれぞれの人物ごとに話が進行します。

こんな風に、それぞれの人物の話が
細切れに進んでいくので
人物の名前や背景なんかが途中で
わけわからん状態になりがちです。
(でも読み返す気にもなれない)
668ページに及ぶ物語。
ほんと、長かった。

個人的には、新鮮さはなかった^^
自分の中ですでに
存在する物語だったので。
ただ、自然破壊や保護、気候変動
という複雑な問題をうまく文字化、
(ここでは登場人物たちを使って)
表現しているので、
私もこれくらい深く語れたらなぁ、と
少し反省しながら読みました。

それとは別に、
自分の中にある
自然破壊やそれに伴う
気候変動に対する思いや
自然物を見るときの感性を
再確認するような描写が多くあり、
興味を引きました。

特に樹木では、
そうしたものが出てくるたび、
あぁこれ好きだわぁ、
という喜びにも似た
好奇心に駆られました。

例えば、
ある人物の子供時代では
「葉の形が一枚一枚違う桑の木に苛立つ」
描写があり、
そこまで細かい表現いる?
なんで入れた?と思いつつ
木が好きな人が書いたように思え、
同類のニオイを感じて好感が持てたり、

また、
「ブラックウォルナットの葉痕は猿の顔に似ている」
とあり、
ああ日本のオニグルミと一緒ね!
と親近感が湧いたり、

さらに、
ヤマナラシの葉が風に揺れる音を
「上品な喝采」
と表現する所なんてもう
たまらんかったです。

もしかしたら、
樹木や昆虫、鳥、あらゆる「自然物」を
風景の一部として見逃してしまっている人は
新しい感覚を得られるのかもしれません。
紅葉の季節や、目立つ花を咲かせる時は
目に入れるのかもしれませんが、
普段から今日の葉っぱ、今日の虫の動き、
なんて一つ一つのことを
多くの人は気にしてませんよね。きっと。
知らんけど。

この本の中では、そうした
小さな気付きに導いてくれそうな
感受性や感性に目覚めかけている人は
新鮮な面持ちになれそうだけど、
それらが眠ってしまっている人や
理屈でがんじがらめになっている人は、
この表現はだから何なのよ、とか、
何なんだ?何が言いたいの?
となりそうな本でした。

それにしても、長かったな。

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エゾシカとオオハンゴンソウ

先日、隣町の公園に行ったときのこと。
環境省指定外来生物の
オオハンゴンソウという植物が
一面に繁茂している広場に出ました。
ですが、どこか雰囲気が・・・ううん?
となり、よくよく見ると茎がどれも
パツパツ切れています。

周囲にはヌタ場やフンが多数、
どうもエゾシカが
食べているようです。
オオハンゴンソウは食べないと
思ってたんですけどね。

先月、このすぐ近くで見たエゾシカ。
食べられる植物が減ってきた季節です。
やむなく食べたのでしょうか?
今度、違う公園で繁茂している
オオハンゴンソウ群落がどうなっているか
確かめに行ってみよう。

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測量山・唐松平の道

地形図や航空写真を見ていると
こんな所に道があったのか、とか
この道って行けるのかな、とか
そんな車道以外の道が見つかったりします。

気になったら行ってみよー
ということで
測量山と女測量山の間にある
「唐松平」と呼ばれている広場へ。
そこにあるこの看板の脇から伸びる道に
入ってみることにします。

入り口はこんな。
広場の隅の隅、もう外れにあり、
看板もなく地味な雰囲気なので
ここに道があるとは気づきにくい。

季節的に草本はすっかり
枯れてしまっていますが、
春夏に来ても気になる植物は
それほど出てこなさそう、
という雰囲気です。
ササ濃いしね。
来年も転勤で移動になってなければ、
見に行ってみます。

ただ、全体を通して
道の両サイドにオオウバユリが
たくさん連なっていたので
花の季節に来たら壮観でしょうね。
あと、沢沿いにカツラの木があったので
芽吹きの時とか綺麗かも。

反対側の入り口はこんな。
目立たない。
左側の斜面からは湧き水。

こちらは、別の場所で
住宅街の中にある小道にて。
辺り一帯はカシワ林で、
どんぐり目当てのカケスが
飛び交ってました。
室蘭には、
地元の人が散歩に利用しているような
地味めかつ小規模な散策路があちこちにあります。
たまにはこういう探検も良いものです。

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室蘭近郊の水辺で鳥観察

我慢の三連休、なんて
すごいネーミングだなと思った
この間の連休。
私たち夫婦は「我慢」関係なく
いつも通り人のいない場所へ
散策に行っておりました。
今回も「鳥見したい。」と
夫の要望にお応えし海や川へ。
港ではホシハジロ、キンクロハジロ軍団が
ウロウロしていました。
車から降りると、くるりと背を向け
去っていってしまうので車中よりそっと撮影。

刈り取り後の水田では
オオハクチョウ団体様。
嘴こそ泥で汚れても
体は案外白さを保つ。
気を使って動いてるのかなぁ。

群れの中にちらほらいる
ブラック・スワンっぽいのは幼鳥です。

こちらもおなじみ
ミヤマガラス。

コクマルガラスは
まだ見られませんでした。
また今度探しに行こー。

サケが遡上する川へ行くと
かなり機敏に飛び回り
水面にダイブするカモメが。

ユリカモメでした。
冬羽は黒頭巾じゃなくなるから
遠目だと分かりにくいね。

目を凝らすと
まだ遡上中のサケがいました。
ほっちゃれ、とは産卵を終えた
サケのこと。
これを目当てに川には多くの
鳥がやってきます。

オジロワシ・オオワシも然り。
この日は、両者共に乱舞しておりました。
画像中、全部がオジロ・オオワシです。
わーすごい。

オホーツク方面にある斜里町出身の
夫は見慣れているはずですが、
それでも毎年魅了される
えらく格好いい鳥たちです。

オオワシの翼開長は220~250cm。
畳の中でも一番大きい種類の京間の
長辺は191cmなので、それより随分大きい。
そんなサイズでも構わず向うカラス。
陸上で対峙したら逃げるのに
空中戦になると強気に追い立てます。

オオワシ同士で争いも起きてました。
左のオオワシは足に獲物を持ち、
右のオオワシはそれをよこせと
言わんばかりに接近して威嚇。
キャ、キャ、キャ、キャ、キャ、キャ
って言ってました。

ワシのバトルは大迫力です。

上から
オジロワシ
オオワシ
オオワシ。
一度にたくさんのオジロ・オオワシが
観察できて「ワシじゃワシじゃー!」と
謎テンションになったのでした。

ウォーターボトルの乾かし方はやはり手ぬぐいが一番

エバニューやプラティパスといった
アウトドア活動で活躍する
ウォーターボトル。
これの乾かし方について過去のブログ
「ウォーターボトルの乾かした方」
で書きました。
当時は、毛細管現象を利用した
手ぬぐい差しっぱなし作戦でしたが、
最近はほんの少しやり方を変えてます。

まず、手ぬぐいを細く丸めたら
ボトルの底まで差し込みます。
そして、ボトルを左右に降って
手ぬぐいを動かしてやって
底に溜まった水分を拭き取ります。
周りに人・物がない状態でブンブンっと振りましょう。
↑は片手撮影のため、振り方はおしとやか^^

底の水分が拭き取れたら、
今度はボトルを逆さまにして
左右に振って拭き取りながら
手ぬぐいを少しずつ引き抜いていきます。
隅の方とかは、ボトルを押して手ぬぐいに
水滴を押し付けることで拭き取ります。

細部や肩の部分は流石に拭ききれませんが、
ボトル内の水分はほぼなくなっているので
口を上に向けた状態で置いておけば
割と早く乾きます。
手ぬぐいは差したままにせず、抜き取ります。
気温・湿度・放置する時間によって
結露のもとになるので。
今の所、この方法が一番簡単で早いです。

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森の中に小屋を建てるための土地探し

森の中に小屋を建てるための土地探し、
今年の春に自分たちで見つけた「いいな」と
思った土地は業者に交渉をお願いして
様子を見ていましたが、進展なし。
と言うのも、もとの持ち主が亡くなって、
子供が相続している場合は、
親族間(今回は兄弟間)での話し合いが進まない、
あるいはまとまらない場合があって、
今まさにその状態。
親族間の話し合いすらされてないような。
なので、それはそれで置いておいて、
先日は上川方面へ新たに土地探し。
気になった土地は2ヶ所。
なるべく自力で調べたい所ですが、
例の感染症がまた広まってきて
動きにくい状態です。
どこまで出来るかな。

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室蘭の積雪は1cmにも満たなかった

道内屈指の豪雪地帯・倶知安町では
一晩で34cmの積雪があったとか。
一方サラッと降った程度の室蘭は、
とりあえず全体的に白っぽくはなりました。
でも、気象庁のサイトで確認すると積雪は0。
なかったことになってる(笑)

そんな1cmにも満たない積雪でも、
先行者の痕跡は残されていました。
キツネ。

中には、まだ紅葉中の木があります。
オオモミジに冬の便り。

冬になって標高を下げてきたウソ。
少し前から声をよく聞くようになりました。
体に実がくっついてますよ。

ナナカマドの実
頬張りまくってました。

ウグイスは北海道では夏鳥。
地鳴きが聞こえたので、
目を凝らすといました。
まだいるのか。
そして、いつ渡るんだ?

地球岬へ寄ると30kmちょっと先の
駒ヶ岳が白くなっていました。
ヒヨドリの群れも。
まだ渡り組がいるようですね。
室蘭は晩秋と初冬の狭間です。

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室蘭・絵鞆半島での野鳥の渡りはだいぶ落ち着いてきました。

室蘭・絵鞆半島、野鳥の渡りは終盤。
ハイ(オオ)タカ、ノスリ、トビ、
ヒヨドリ、小鳥などまだ渡っている
姿を確認できるものの
一時のような数は見られません。

ハイタカ??
やっぱり難しい。

もはや遠すぎてゴマ粒ですが、
画像のほとんどがトビ。
羽ばたくことなく、
風にのってスーっと噴火湾へ。
見ているだけで実際のところは
わかりませんが、気持ちよさそう。

ハヤブサは通年で見られます。
この日は小鳥に襲いかかったり、
他の猛禽を威嚇しにいったり、
目の前でバトルが繰り広げられると
羽音まで聞こえたりして迫力あります。

猛禽を威嚇するのは
ハヤブサだけではないです。
カラスは風にのって悠々と
滑空していくノスリに絡んでました。
超接近されたノスリは滑空を止め
羽ばたいてカラスをかわそうとします。
が、カラスは一度絡むとしつこい。
ノスリの前方を飛んで進行を妨害。

幅寄せ。

後方から距離を詰め威嚇。
カラス、煽りすぎ。
なにも風に乗って渡ってる猛禽にまで
向かって行かなくてもいいじゃんって
思うんですけどね。
絡まれた方は超迷惑そう。

じっとして観察していると
一層冷たくなってきた風が体に堪えます。
冬がやってきますね。

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よもやま話を更新しました

長らく更新が滞ってしまった
よもやま話です。
理由は中に書いてあります。
お時間あるときにどうぞ。
「秋冬の森は自分と向き合う時間をくれる」

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頭骨とか羽とか散策中の拾い物いろいろ

夏の終わり頃に出会った頭骨の一部。
夫はこれを見て「猫?」と言いますが、
バカおっしゃい。
こんな大きな顎の猫がいますかい。
猫ではないけど、なんの動物だ?
となったら調べたくなる私です。

歯を見る限り肉食動物っぽく、
じゃあキツネかって思うのですが、
なにせ骨は詳しくなく。
専門書を取り寄せて調べてみることに。

結論から言うと
わかりませんでした(笑)
拾った骨の歯が一部欠損していたり、
骨のサイズが明確でなかったりで
言い切りにくいな、と。
絵合わせレベルの見比べをすると、
タヌキかキツネか。
肉食のキツネと雑食のタヌキなら
分かりやすいと思ったのですけどね。

キツネとタヌキの頭骨と
歯の形状を一度しっかり
見てみないと確信が得られないので、
とりあえずこれは取っておくことに。

そして、1ヶ月くらい前に
道端で拾った羽。
キジバトってコレくらいの
サイズ感なんですね。

茶色い縁取り模様が特徴的です。

同じハト科のアオバトはこんな。
体の大きさはほぼ一緒なので、
羽のサイズ感も大きく変わりません。
このサイズ感が身についていれば、
野外で羽を拾ったときに
色柄で分からなくても、
ハト系かな、ツグミ系かな、
と察しが付いたりします。
と、簡単に言いますが結構むずい^^
私もその感覚はまだまだです。

こちらは、シロハラっぽい。
わかると面白いものです。
こうして、また一つ二つ、
普通の家庭からしたらゴミと
みなされるものが増えるのでした。

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ミヤマガラスとトラクター

昨日、ヒヨドリの渡りと
ハヤブサの狩り風景を観察したあと、
近くの農耕地へ立ち寄ってみると
刈り取り後の水田で
ミヤマガラスが見られました。

このカラスの羽の色、
マットな黒と思っていましたが、
晴天下ではツヤツヤな黒なんですね。
警戒心が強いので
相変わらず近寄れません。

なのに、トラクターが
土を起こし始めると寄っていく、
現金なやつらめ。

お隣ではオオハクチョウ御一行様。
各々の警戒度合いがバラバラなのが
いい感じ。
マガンやワシ系は見られなかったので、
また今度見に行きます。

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噴火湾を渡りたいヒヨドリと狩りたいハヤブサの攻防

今日も噴火湾を渡る
ヒヨドリを見に行ってきました。
早朝、ヒヨドリたちは
いつものピーピー声を出しながら
ノイバラの実をついばんでいました。

徐々に集団の数が増し、
ヒヨドリの群れが大きくなると
海へ飛んでいきます。
今日はハヤブサが襲撃してきました。
みな大慌てで陸に戻ってきます。

いったん陸に戻ったヒヨドリ。
ツルウメモドキの実を
食べてしばらく過ごします。

ハヤブサは正面の岩でスタンバイ。
や、それじゃもろ見えだ。
カラスに囲まれてるし。
ヒヨドリ以外の後から来た小鳥も
岸壁まで飛んできても、
踵を返すかのごとくクルっと
反転して陸に戻る次第。
段々と鳥たちの気配が
薄くなっていきます。

そして、カラスの嫌がらせに
耐えかねてハヤブサは飛び立ちました。
キィキィ鳴きながら遠くへ。
なんか悔しそう。

ハヤブサがいなくなっても
離れた所に移動してしまった
鳥たちはすぐには戻りません。
暇なんでクジャクチョウと
日向ぼっこしながら
次のアクションを待ちます。

しばらく待つと、
またヒヨドリが集まって来ました。
再度トライ。

ハヤブサ、物陰からすぐ来たよ。
狩りに失敗すると正面陣取る
スタイルは崩さないのね。
なので、ハヤブサがここにいる間は
小鳥もヒヨドリも渡らず。

ヒヨドリ渡る

ハヤブサ襲撃する

ヒヨドリ陸に戻る

ハヤブサ正面に陣取る

鳥の気配薄くなる

ハヤブサ飛んで消える

ヒヨドリ集まる

以下略

もうずっとこの繰り返し。
最初の画像からここまで約2時間。
いよいよヒヨドリは
どこかへ行ってしまい周辺は静かに。
するとハヤブサも諦めたのか
北の方へ飛んでいきました。

この後、場所を移してミヤマガラス見てきました。
明日のブログへつづく。

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釣りの時のゴミが野生生物に与える影響

野鳥観察しに海岸へ行った時のこと。
右足にルアーが引っかかった
オオセグロカモメ?の幼鳥を
見つけました。
テグスが関節に絡まって伸ばせないのか、
針が痛くて降ろせないのか、
ずっと片足立ちをしています。
テグスがきつく絡まっていたとしたら、
この右足は壊死します。
動けないようなら保護することを
考えましたが、自力で飛んでいたので
無理に捕まえることはやめておきました。

片足立ちでは体勢を
崩しやすいのでしょう。
時折羽ばたいて
バランスを取っていました。
どうにか生き延びて欲しいです。

ルアーやテグス、針などのゴミを
放置することは、その近辺で暮らす
生き物にとって脅威となります。
このような事故がないよう、
ゴミは回収して帰って
欲しいと切に願います。

※ちなみに、許可なく鳥獣を捕まえたり
飼育したりすることは法律違反です。
保護目的であっても、
必ず公的機関に確認を取りましょう。
参考サイト
日本野鳥の会
なぜ保護した「スズメ」を飼ってはいけないのか

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鷲別岬でスタンバイ中の鳥たち

鷲別岬は室蘭市と登別市の
両方にまたがる岬ですが、
感覚的にはほとんど室蘭な所。
岬とは言っても
展望はほぼありません^^

絵鞆半島ほどじゃないけど、
ここは、春先に
北海道へ渡ってきたばかりの
夏鳥が見られたりする岬。
秋はというと、
秋もこれから渡る鳥や、
標高を下げて平地に
移動してきた鳥たちが
一時的に見られます。
先日見てきたときは、
ルリビタキ(♂と若い♂)に
アオジにカワラヒワにウグイスに
ヒヨドリ(群れ)にメジロに
キクイタダキにと雑多な感じで
あちこちにおりました。
ホントもう、とりあえずいる、って感じで。

ただ、春と違ってオスは
縄張りやメス確保に
集中していない分、
警戒心が高いような。
ちょこまかと逃げては、
レンズをかわされました。
大砲レンズならいざしらず、
私のカメラでは歯が立たない。
ま、いーけど^^
秋の渡り、見納めが近づいてきたかな。

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室蘭ではヒヨドリの渡り

今日は日の出前に出陣。
この時期はヒヨドリが
越冬のため大きな群れで
噴火湾を渡っていく様子を
見ることができるので、
それを見に行ってきました。

鳥の様子を伺いながら
市内をウロウロしていると
ヒヨドリの小群がいくつも
頭上を通過していきます。
気になって車で追跡すると
思ってた渡りの地点を通過して
「あ、そっち?」って感じで
北上していきます。
頭の中で進行方向の地形を思い出し、
思いつく場所へ行くと。

スタンバイ中のヒヨドリが
いる場所にいきつきました。
バーダーさんはいなかった。
平日だから?

バーーーーと群れで飛び立つので、
行ったのかと思いきや、
しばらくすると岸に戻ってくる。
それを何度も何度も繰り返します。
予行練習でもしているかのようです。

天敵から身を守るため
海面スレスレを
飛んでいます。

日の出から2時間経過した所で
ピーヨピーヨという声が
一層の高まりを見せた次の瞬間、
群れは彼方へ飛んでいきました。
次は松前の白神岬で海峡越えを
するのでしょうか。
動画は5分半と長めです。
みな達者でなー。

北黄金貝塚公園で鳥見

午前中、室蘭市で
野鳥の渡りを見た後、
隣町の伊達市にある
黄金貝塚公園へ
気が向いたので^^
行ってみました。

ここは縄文時代の集落遺跡。
なだらかな丘、
ひろーい芝生の中に
復元された貝塚がありました。

竪穴式住居もあります。
中の見学もできますがー、

すぐそばにある湧き水で
鳥が水浴びする姿を
目撃するや否や、
私の興味はすっかりこちらへ。
ミヤマカケス、体の大きさに
比例して水しぶきも豪快。

シジュウカラ、
順番待ちでーす。

シマエナガも。
この後、ハヤブサが上空に飛来、
小鳥たちは警戒の声を出して
右往左往してました。

敷地の一角には
ちょっとした散策路があります。

草刈りが丁寧にされているようで、
林床の植物はやや単調。

そんな中でも
ヤマシャクヤクが見られました。

全体的にのほほんと広々した
公園という感じです。
のんびりしたいときにどーぞ。
北黄金貝塚公園

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夏と冬、徐々に入れ替わる鳥たち

朝晩のストーブ、
始まってます。
寒いっす。
今日も小鳥類の渡り見学。

午前中はメジロの群れが
何度も通過していきました。
ツリバナの実が随分と食べられ
なくなってきましたので、
これの姿もそろそろ
見られなくなるでしょう。

ホオジロはチラッと現れ
すぐにいなくなりました。

日向ぼっこして待っていると
マヒワの小群が来ました。
目当てはダケカンバのタネ。

夏は多くが標高の高い所で繁殖し、
冬は平地まで降りてきます。
徐々に徐々に入れ替わってますね。

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秋進む室蘭で植物観察

今日は日中でも15℃前後と冷え込み、
標高の高い峠では雪の心配が
出てくる季節になりました。
日没の時刻は16:54
暗くなるのが早くなりましたね。
という訳で、日が高い内に散策です。
ジャコウソウが軒並み
エゾシカに食されていました。
室蘭多いですからね、大丈夫ですかね。
いろいろ。

そしたら、エゾシカの罠設置を
お知らせする標識が。
有害駆除ですか、そうですか。
ぱっと見た感じ箱罠はないので、
くくり罠でしょうか。
気づかずガサガサ入ったら大変ですね。
注意深い性格で良かった。

ナギナタコウジュは
小さい面積にびっっっっしりと
花(その後は実)がついて
そのびっしり加減が気持ち悪いと
個人的に感じる植物。
これに罪はないけど
見た目が好かない唯一のシソ科。

そして、その近くには、シソか!
どこのお宅から逃げて来たの。

ワタゲカマツカの実が
赤く目立ちはじめました。
どんな鳥が食べに来るのでしょう。
いつかこの目で見てみたい。

紅葉はまだ早い?
というか、室蘭の紅葉は
元倶知安町民からすると全然です^^
寒暖の差だけじゃなく、
樹種の関係もあるでしょうね。
この近くをミヤマカケスが
20羽近くの集団で通過していきました。
鳥たちの動きは確実に
深まる秋を感じさせてくれます。

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室蘭の秋の渡り/ノスリと小鳥類

室蘭の秋の渡りは
ノスリや小鳥が活発です。
今日も午前中の数時間だけ
見てきましたが、
数百という単位の
ノスリが渡っていきました。
中には、トビやハイタカ(オオタカ?)の姿も。
ハイタカ・オオタカの識別は
私には難しいです。
何度かその場に居合わせた
バーダーさんに教えてもらった
ことがありますが、
遠くを飛んでいくあれらを
瞬時にオオタカだのハイタカだの
時には雌雄まで識別する能力って、
持ってる双眼鏡の性能が高いにしても
半端ないっす。

今日は強めの西風、
こまめにバランスを取りながら
ビュンビュン飛んでいきます。

背後からやってきた
カラ類の群れが
私を追い越していきました。

北海道を去るものがいれば、
やってくるものもいる。
久しぶりに室蘭港を覗くと、
ヒドリガモにスズガモが
来ていました。
入れ替わりの季節です。

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室蘭での小鳥の渡りと紅葉の始まり

室蘭の秋の渡り、
小鳥たちが活発です。
今日も海沿いへ行って
渡りを見てきました。

双眼鏡で追いかけて、
行ったー、と思ったら
みんなして引き返してきた
カラ類たち。
なんか(天敵)いた?

海沿いの礫地では
グリーンシーズン最後の花、
コハマギクが全盛期です。

全体的に木々はまだ
青々としていますが、
一部が紅葉しはじめています。

森では、エゾリスが活発に
動き回っています。
貯食に大忙しで、
人間は眼中にないような。
房毛(耳毛)はまだないですね。
あと1ヶ月もしたら
モコモコな冬毛になってるかな。

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ウポポイと国立アイヌ民族博物館

民族共生象徴空間「ウポポイ」と
その中にある「国立アイヌ民族博物館」
先週末行ってきました。
ウポポイへ入るにも、
博物館へ入るにも、
現在は感染症対策のため
入場制限がかかっています。
webでその券を入手しなくては
なりませんが、いかんせん
システムが分かりにくいです。
おそらく、
多くの人が「ウポポイ」と「博物館」
両方行くと思います。
なので、それぞれで券を入手して下さい。
券は入場希望日の14日前より入手可能です。
言い換えると、14日より先の予約は
できないということになります。
ウポポイ入場券は1200円、
博物館の入館整理券は無料です。

ウポポイと博物館とで
入手できるwebサイトが違います。
ウポポイの方は、
このWebketというサイト。
こちら、会員登録が必要です。

博物館は博物館のwebサイトで
予約券を入手します。
こちらは9時~19時の間で
1時間ごとに区切っての予約。
スマホやPCがない人は
どうやって券を手に入れたら
良いのでしょうか。
スマホが使えたとしても、
高齢で操作が苦手な人には
無理なのでは?

ウポポイでは色んな施設で
催し物が行われていますが、
これも感染症対策のため
開始45分前に整理券を
もらわらいに行かねばなりません。
タイムテーブルさえ把握していれば
良いという訳ではないのです。

入退場自由なので、
出るときは係の人に
再入場券をもらいます。

全体的には入場制限がかかっている
お陰で混雑ぶりが感じられず、
ゆっくりと落ち着いて
展示や施設を見て回れました。
できたての施設って
大混雑が常なので、
こうした事前予約制という
システムは個人的には
歓迎できました。
コロナが落ち着いても
混むシーズンはこういうのアリだな、
て思います。
なので、複雑な点はぜひとも
改善して頂きたい。

そして、こちらは、
第一駐車場から入場ゲート
に行く途中にある回廊。
森の雰囲気が満点です。

全部の施設の中で何が
一番気に入ったかというと、
この回廊になりますね。

ウポポイ、博物館の方は
がっかりするでしょうけど。
このアートとも言える
コンクリート石柱は
見事でしたよ。

民族のことをもっと深く
もっと濃く見聞するには、
日高地方の平取町にある
二風谷(にぶたに)アイヌ文化博物館
の方が良いのかもしれません。
まだ行ったことがないので、
今度行ってみようかな。

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最近本棚に入った本/絵本・がろあむし

私が好んで手に取る、舘野鴻氏の絵本。
しでむし、ぎふちょう、つちはんみょう
に続き「がろあむし」が発売されました。

「がろあむし」って、虫好きの人でも
馴染みない虫だと思います。
私は、昆虫愛好家のブログを見ていて
これの存在を知ってはいたものの、
特に好きという訳ではなかったので、
これが発売予定と目にしたときは
「なんてマニアックなテーマなんだ!」
と口にしてしまいました。

正直、知っているだけで関心は高くない
この虫の絵本、私に合うかな?
でもこの人の作品好きなんだよなぁ。
と迷いながら購入。
そしてページをめくると引き込まれましたよ。
地下の世界に。

巻末に「がろあむし」について説明が
されているので、絵本の前に読むと
すんなり物語に入っていけるんじゃない
かと思います。

個人的には、最初のページと最後のページ、
残念というか虚しいというか、
そんな気持ちになる、人間による経済活動の
現実を見せつけられました。
感受性高い子供時代の私が見ていたら
影響大だったことでしょう^^
大人は意味深く読むかも、な絵本でした。

私の本棚(ブックログ)は→こちら

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室蘭/ノスリの渡り

ツリバナ、マユミ、
絵鞆半島でよく目にする
ニシキギ科の植物が
赤い実を付けて
鳥の目を引いています。

メジロが群でついばみに
来る姿はここでは
よくある光景。

今日はノスリやトビが
上昇気流に乗って
飛んでいく様子を見ていました。
途中、遊んでいるのか
小競り合いなのか
足で相手を蹴るような仕草も。

こちらのノスリは
羽がボロボロ、と思いきや
まだ生え揃っていないようです。

途中、札幌から来たという
カメラマンさんと雑談。
ハチクマ見れなくて
残念がっていました。
2週間くらい前まではバンバン
飛んでいたんですけどね。
次は小鳥の渡りを狙って
見に来ようかな。

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かんたん更新/秋すすむ室蘭

日中の気温が20℃を
下回るようになり、
朝晩に至っては
ストーブのスイッチを
押したくなるほど、
秋がすすむ室蘭です。
街路樹のナナカマドは
実に続き葉も徐々に
赤くなり始めました。

マユミも同様。
朱色の仮種皮に包まれた
種子が顔を覗かせてきました。
小鳥が渡る頃には
これをついばんでいく姿が
見られることでしょう。

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登別にある橘湖へ/人少なく静か!

カレンダー的には四連休の三日目。
夫に連休中のプランをいくつか
考えて挙げてみると、
今日は登別にある橘湖をご所望。
私は5年ぶりの再訪です。
入り口付近の看板は前回来た時よりも
ずいぶん朽ちてきています。

タップ(クリック)で拡大
タップ(クリック)で拡大

ちなみに、私たちは
⑤~⑥のルートを
往復してきました。

どこに行くのか不明な道や
獣道がいくつかありますが、
要所要所に「たちばな湖」の
案内看板があるので、
道迷いはないかな、と思います。

すれ違った人は一人だけの
静かな場所でした。

途中小さな沢を渡ります。
長靴でなくても石づたいに
渡れそうでしたが、
ぬかるむ箇所がいくつかあったので
長靴の方が気にせず歩けて
良さそうです。
シカ糞、タヌキのため糞、多数です。

道幅は広々した所から、
狭い所まで色々。
全体的に草刈りは入っておらず、
狭い所ではササが被ってきています。

倶知安に住んでいた頃に良く
見ていた半月湖を思い出させる橘湖。
湖畔で持参した
サンドイッチ&コーヒーで
ランチタイムです。

夫は初めてなので
綺麗を連呼。
語彙力な。

ストレートネックで見上げる
動作がキツイくせに
一生懸命なに撮ってるんだろう、
と見たら雄大な雲。
感性はあるよねー。

マダニは多かったです。
ササが被っている所では、
枝を拾ってササを叩きながら
進みましたが、それでも往復
の間でざっと7匹付着。
うち5匹は1mmくらい。
湖畔ではレジャーシートを広げて
座っていましたが、気づくとシートの
縁に4匹ほどついていました。
こちらに行かれる際はお気をください。

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室蘭の母恋富士と野鳥の渡り

四連休二日目、
晴天に恵まれた室蘭は
どこもかしこも混雑。
人混みが苦手な私達夫婦は
人気がないところを求めて
ウロウロ。
一度も訪れたことのない
母恋富士へ行ってみました。
道端の植物はまあ綺麗に草刈り
されているのでこれといって
特筆することなく。

室蘭の町が一望できて
きれいですよーって
ところでしょうか。

野鳥の渡りが始まっているので
各地からバーダーさんが
押し寄せています。
休日なので測量山は大勢の人と車。
中には鳥見ではない観光客の方もいて、
車が停められず難儀しておりました。
観光客の方と違って
バーダーさんは長時間
そこにおられたりしますからねぇ。

母恋富士周辺歩いていると、
上空をハチクマ(幼?クマタカ?)や
ノスリが通過していきました。

低標高なので鳥が遠い、遠い。
全然撮れません。
でも双眼鏡では見てきました。
明日もどこか見にいこうかしら。

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記帳におすすめのシャープペンシル

野帳(フィールド・ノート)や
調査中の調査票に文字を
書き込む際に必要な筆記具、
最近はこんなものを使っています。
プレスマンというもので
速記士や記者用に開発されたものです。
芯が0.9mmと折れにくい太さで
芯自体が長いのでこまめな
交換をしなくても良いのが特徴。
野外で記帳する時は不安定な場所に立って、
あるいは歩きながら文字を書くので
折れにくい、交換回数が少ない
というのはとても良い。
加えて、雨の日(コレ重要!)
一般的な0.5mmのシャーペンだと
芯が細くて耐水紙に書き込めません。
耐水紙の品質にもよりますが、
書けたとしても芯が鋭利なせいか
濡れた紙の表面に引っかかるばかりで
色が乗りません。
これを解決できたのが0.9mm芯の
シャーペンでした。

Bもしくは2Bくらいの濃さで
ちょうど良くなります。

HBでは耐水紙に薄く色が付く程度です。

比較するとこんな。
分かりにくいですけど、
HBだと書く時「キーキー」って
感じで芯が固く感じます。
0.9mm芯の2Bを使うようになってから
雨の日の記帳もストレスフリーです。
日本で唯一のロングセラー速記用
シャープペン^^らしいです。
野外活動時の筆記具にいかが?

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野菜から拾い物

買ってきた野菜に虫がついていること、
たまにはありますよね。
先日買った葉物野菜にいましたよ、
小さいイモムシ。
※画像は苦手な人のために自主規制。
見たい方は画像クリックでどーぞ。

いらない野菜の切れっ端を与えられ、わしわし食すイモムシ
いらない野菜の切れっ端を与えられ、わしわし食すイモムシ

びっくりしませんよ、イモムシくらいじゃあ。
でもね、イモムシがついていた野菜、
一週間くらい冷蔵庫にあったんですよ。
(ズボラか)
最初、野菜が黒いゴミにまみれていたので、
泥汚れかと思ったんですが、
それはウン◯でした。
すごくない?
一週間も野菜室(6℃)で野菜食べて
過ごしてたんですよ。
ちょうど夫がいたので、
一通り見せびらかして
これをどうするか少し考えて
とりあえず飼育してます。

種名はわかりませんが、
ヨトウガのたぐいかなぁと思います。
農家さんはじめ、
家庭菜園する人の天敵ですね。
その日は仕方なく野菜の切れっ端を
与えて様子を見ると、
食べてるそばから出すは出すは
大量のウン◯。
食べてる葉っぱも飼育ケースも
あっというまにウン◯まみれ。

オオバコの茎にしがみつくイモムシ
オオバコの茎にしがみつくイモムシ

そんな食欲旺盛なイモムシに
野菜はもったいないので、後日
道端に生えてるキク科、イネ科、
マメ科、アブラナ科等々の
植物あげたら食いが悪いんですよ。
ヨトウガのたぐいは多食だと
思ったんですが、
野草は嫌ですか?
というか食草、選り好みします?
そもそも、あなたヨウトウガの仲間?

食いが悪いのを気にするのも
面倒なのでもう食べてくれる
野菜の切れっ端を投入して、
アイツだのコイツだの言って
丸々と育つ様子を見ております。
さて、今日から一週間仕事で
室蘭を離れるんですが、
世話ね・・・。
スマン、夫、頼んだよ!
(ε=ε=ε=┌(o゚ェ゚)┘シュタッ) 

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海霧は室蘭の春~夏の風物詩

室蘭では、春~夏にかけて
海霧が発生しやすくなります。
流れる霧がそのまま
陸にあがってくる様子は
とても幻想的です。

時には海沿いの町全体を
覆うように大量の霧が発生します。

暖かく湿った空気が親潮によって
冷やされ霧が発生するらしいです。
例年ならもう涼しくなって
海霧は発生しにくい季節ですが、
今日も気温が上がったので発生
していました。
日中の気温は28℃近く。
海霧も良いけど、そろそろ・・・
そろそろ涼しくなって欲しいなぁ。

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備蓄のススメ

今日で北海道胆振東部地震から
ちょうど2年となります。
当時、私は胆振地方から遠く
離れた倶知安町に住んでいたので
地震の被害はありませんでしたが、
全道で停電(ブラックアウト)という
前代未聞の事態を経験しました。
幸い非常食やモバイルバッテリー、
電池の備蓄があったのと、
湧き水のある地域ということもあって
気持ちに余裕はありましたが、
あの後、最低限の備えをしなくては!
と改めて思った方は多いと思います。
その備えはいまどうですか?

情報は時に命綱となります。
ブラックアウト時は、
スマホや携帯電話の充電は不可能だったので、
これが役に立ちました。
右から順に、
夫が出張する時に持ち歩く用、
私が出張する時に持ち歩く用、
常に家に置いておく非常時用、予備、です。
結婚する前からそれぞれが持っていたものを
合わせたらこんな数になりました。
モバイルバッテリーは、
不具合で突然壊れることがあるので(経験済み)
点検兼ねて時々使っています。

電池式のラジオもいいですよ。
私は、テレビのガヤガヤした音が苦手で
(最近耳にするようになってきた「繊細さん」というやつです)
ラジオなら平気なので良く聞きます。
コンセント・電池、どちらからでも
電源の取れるラジオを使っています。

単三乾電池を単一や単二として
使えるようになるアダプターは
100均にありますので、
こういうのも役に立つかもしれません。
ただその場合は容量が全然ちがいますので、
パワー不足や使用時間が短くなる等の
デメリットがあります。
あくまでもその場しのぎと思ってくださいね。

非常食は実際に食べてみることをお勧めします。
中には「まっっっず!」ていうのありますから。
非常時なので食料があるだけマシなのでしょうが、
そんな時こそ美味しいものの方がいいかなと。
缶に入った非常用のパンも悪くないけど、
このパンの方が美味しいですよ。
量少ないですけどね。
あと、賞味期限の表示が小さかったり、
分かりにくい所に記載されている場合は、
目立つところに大きく書くと良いです。
この方が期限に気づきやすいでしょ? 

野菜不足を少しでも補いたい、
と思ったらこんなスープも良いかも。
味は悪くなかったです。

日本人ならやっぱ米でしょ。って思う私。
これは登山(テント泊や小屋泊)する人が
よく持ち歩いてるやつです。
水でもお米が戻ります。
個人的にはおいしいと思いますが、
マズいから嫌だっていう人もいました。
なので、やっぱり備蓄する前に食べて
美味しいと思ったもので揃えるのが
一番良いですね。
最近は、スーパーでも長期保存可能な
食品が置いてあったりするので、
お買い物の際、見てみてください^^

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スーパー残暑の北海道

“北海道はお盆過ぎたら秋”はどこいったんだ!?
もう9月入ったのに何なのこの暑さ!?
と会う人会う人、口にします。
一瞬涼しい日があったんですけどね、
あれはまやかしだったのか。
ダラダラと暑さが続いています。

そして、昨日は仕事で室蘭を離れ、
30℃超える炎天下で一日作業していました。
草地だったので日陰などあらず。
ものすごい脱水で、作業中に1.5Lくらいの
水分を簡単に消費しましたよ。
いつもの北海道なら、日が傾く頃から
涼しくなるので今日もそうであって欲しいなぁ
と思うものの15時過ぎても30℃近くて
ちょっと立ちくらみ。
つら^^

いつもは数を気にしながら
口にする塩タブレットも
昨日ばかりは遠慮なく水と共に摂取。
そうそう、塩分は水分と一緒に摂りましょうね。
塩タブレットは食べやすい味になっているので
汗かいてなくてもおやつ感覚で単体で
バクバク食べてしまう人いますけど、高血圧ですよ。
人によってはむくみますからね。
気をつけましょう。

本州の暑さからしたら比ではないのは
埼玉出身の私はよく理解していますが、
体が北海道の気候にすっかり順応しているので

近年の急な気候変動に中々対応しきれません。
みなさんの所もきっとまだ暑いですね。
冬の森あるある雪だるまで涼んでってください。
お体にお気をつけて。

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残暑の北海道

今日の散策で出会ったハシブトガラ。
何かを足で押さえつけて
一心不乱についばんでいました。
緑色の何か・・・何だ?
時期的にイモムシではないと思いますが、
何でしょう?虫こぶの中にいる虫を
食べているのかもしれません。
このあと、緑色の何かを捨て去り
仲間と戯れていました。

お盆過ぎたら秋という北海道は
そろそろ無くなるのかもしれません。
今日も残暑(と言っても室蘭は26℃)が
続いています。
森を歩いたり、空を見上げたりすると、
秋が始まる気配がしますが、
体はまだまだ夏仕様です。

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森に囲まれた美術館/北海道・北広島市にある黒い森美術館

森の中に小屋を建てたいと
夫婦で思うようになってから、
森に囲まれたお宅やお店が
気になるようになり、
機会を作ってはそうした場所へ
足を運んでいます。
そうすることで想像を膨らませたり
刺激を受けたりして、土地探しへの
情熱をアゲています。
先日訪れたのは、
札幌にほど近い北広島市にある
黒い森美術館という所。

開館は月・火・水のみ。
随時企画展が催されているので、
平日に休みが取れる人は
自分が興味ある作家さんの時に
訪れると良いでしょう。

森に囲まれた美術館周辺には
散策路が設けられているので
歩かせてもらいました。
森の雰囲気も規模も良かったですよ。

こういうの良いね、
ここはこうしたいね、
夫婦で色んな会話ができました。

まだ土地持ててないですけどね。
モチベーションを与えられました!

黒い森美術館

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プラティパスのキャップが滑りやすいので改良してみた。

プラティパス、アウトドア活動をしている人なら
誰もが知っているウォーターボトルの一つ。
ボトル自体がソフトでかつ軽量であり、
そして透明なため残量がひと目で分かる
すぐれものです。

これの乾かし方は→こちら

こうした携行に便利なウォーターボトルは
色んなメーカーから販売されていて、
私はエバニューのボトルを使っていました。
商品名は「ウォーターキャリー」
こちらは、別部品のチューブを取付けることで、
ザックにボトルを入れたまま水が飲めます。
いわゆる、ハイドレーションシステムというやつです。
私は、そのシステムは使わず、もっぱら
水を持ち運びするためのボトルとして
使い続けています。

長年使っていたこのエバニューのボトルは、
まだまだ不具合なく使えていますが、
経年劣化による黄ばみが気になる気になる(笑)
先日、近所のスポーツショップで
たまたま手にしたプラティパスが、
ラスト一個だったこともあり、
なんの気無しに購入してしまいました。
しまいました、で^^お察しの通り、
失敗だったのです。

何が失敗って、このキャップですよ。
表面ツルツルじゃないですか。
滑るんですよ。
特に濡れるとツルツルって。
指に力が入りません。

エバニューのキャップは突起物があって
指がかかるので濡れてても力が入ります。
あと、コロコロっと転がって見失いがちな
キャップが目立つ色っていうのも◎。
※もともとはキャップストラップがついていて
ボトルからキャップが離れることはありません。
私のはアクシデントによりストラップが
ちぎれて無くなってます^^

買う時なんでちゃんと見なかったんだ(泣)と、
ひとしきり後悔した後、
とりあえず使いやすくなるよう
頭を働かせてみます。

滑りやすいキャップ、ビニールテープを
巻いたら滑りにくくなるんじゃ?と巻き巻き。

どうやら正解。濡れても滑らず回せます。

見た目がアレですけどねー、我慢します。

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土地所有者を自分たちで調べるはずが

森の中に小屋を建てるための土地探し、
業者の方に頼んで探す一方で
自分たちの足で各地を見て歩き
詳しく調べてみよう、という候補地が
いつくかでてきました。
そんな土地がどこのどなたの土地なのか、
調べる方法は法務局へ行って調べるか、
webを使うかなのですが、
どちらも平日である必要があります。
法務局は平日の8:30~17:15が利用時間って
分かるんですが、webの利用は平日の
8:30~21:00までという謎の制限があります。
そういうわけで、ここの所平日は出張出張で
不在にしていたので調べることができず。
しかも、ここのサイト、物凄く分かりくく使いづらい。
ネット慣れした私ですら、最初は苦戦しました。
なので、ネットが苦手な夫に「これ調べておいてね。」
という感じで気軽に頼めないので
(ていうか出来ないだろう・・・)
先週の平日に体が空いたのでようやっと。
何件か調べてみて、
土地が小さすぎてだめだねっていうのから
所有者の現在地が空き家になってるんだけど??
みたいなのまで、まぁ素人には難しい状況でした。
できる限り調べてみて、より詳しい調査は
以前お世話になった不動産業者の方に依頼して
追加情報を待つことにしました。
やれやれ。

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室蘭のヤマジノホトトギス

室蘭で見つけたヤマジノホトトギス、
場所は、内緒^^

今のところ、私が信頼できて

伝えたいなぁと思う人と話す

機会があった時にしか教えてません。

これの生育状態を追跡し続けて、
ようやく開花を確認できました。

つぼみはまだまだあるから、

入れ代わり立ち代わり咲くのでしょう。

北海道の野外で見る機会はそうないので

見られて良かった!と思う反面、

シカの食害が目立つので

数年の内に個体数を減らしてしまうのでは

ないかと心配になります。

 

森の中は今年生まれの若鳥の混群がいっぱい

先週は各地で暴風が吹き荒れた北海道。
後日、地元の公園に足を運ぶと
散策路はこの様です。
荒れまたしたね。

森の中では、今年生まれの若い鳥たちが
混群(異なる種類の鳥が群れをなすこと)
を作っていました。
この日は、カラ類にメジロ、エナガ、
カワラヒワ、センダイムシクイの混群。
まだ経験値の低い若い鳥たちは
群れをなすことで、あらゆるものを探す目を
増やすことができます。
それは、天敵の姿だったり餌場だったり。

このセンダイムシクイも虫を獲得。
あと2ヶ月ほどしたら、また渡りの季節です。

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図解でわかる野鳥撮影入門

図解でわかる野鳥撮影入門 (玄光社MOOK)

こちらの本、基本的には野鳥撮影
するための解説本となります。
ですが、撮影するためには野鳥観察は
切っても切れない関係にあり、
それをするにあたって、
どういう点を抑えたら良いかを
知る手がかりとなる本です。
全部でチャプター6までの構成で、
主に野鳥撮影するカメラのことや
撮影方法について解説してありますが、
チャプター4、5については
野鳥の行動や場面ごとに要点をまとめ
どうのように観察し撮影したら
ベターかが記してあります。
撮影に興味がなくても、
観察に興味のある方なら参考になる本です。
これを読んでぜひ実践の場へ出てみましょう。

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双眼鏡を新調

野鳥と言えば、どんな鳥を想像しますか?

鳥に興味関心がある人なら色んな鳥の名が
挙がると思いますが、夫は私に出会うまで、
野鳥と言えばカラス・スズメ・ハト、
くらいの認識でした。

ところが、一緒に歩いている内に興味が
湧いたようで、私の図鑑を使って
調べたりして、今では、ツグミだのメジロだの
キクイタダキだの口にするようになりました。

野鳥観察の手ほどきこそすれ、
鳥名については「あれ何?」って聞かれても
真面目に答えた記憶は、なし。
知らぬ間に成長してました。

見えるようになったり、
分かるようになったりすると、
欲が出るもので「もっと見える双眼鏡が欲しい。」
と要望があがってきました。

今持っているのは、ニコンのスポーツスター8×25
というお手軽なモデルなので、
その気持ちはわからんでもない。

でも、休みの日にたまーに
双眼鏡を使って鳥見をする程度で、
たまーに使うくらいだから扱いは不慣れだし
(調整方法は毎回私に聞いてくる)、
野鳥に関心はあっても知識はそんなに高くないし、
そこまで必要かなぁ?と様子を見ること一年。

でも本人が鳥を見て楽しんでいる様子を目にすると、
まあいっか。と思えたので5万円くらいを予算に、
せっせとアルバイトして、
コーワのBDⅡ42-10XD、ポチりました。

ニコンのモナークシリーズも良いなと
思ったんですけど、
色んな方の双眼鏡触らせてもらって、
悪くないけどもうちょっとシャープさと
広い視界が欲しい&今持ってるのがニコンだから
違うの持ってみたいという、最後は安易な理由で(笑)

もちろん、これより高性能な双眼鏡は
世の中たくさんありますが、
価格(これ以上の性能だと10万円超えてくる)と
使う目的を考えると、それはやりすぎだな、と。
今回買ったこの双眼鏡ですら、
たまに使う程度の夫には
オーバースペック^^否めない。
とは言え、私も使うのでどうせなら予算内で
少しでも高性能なものをと選んだ結果です。

スポーツスターより携帯するには
重く大きくなりましたが、
結果はとても良かったです。
視野は広く、歪みなく、
10倍だけど明るく、
とてもシャープに見えます。
最短合焦距離が1.8mと割と近くのものも
見えるという点もいいですね。
アイレリーフは16.5mmなのでメガネを
かけている夫はちょうど良さそう、
メガネなしの状態の私が使っても
フィット感は問題なかったです。
言い出した本人は鳥が良く見えるようになって、
物凄く楽しそうです。良かったねぇ。

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室蘭にあるヤマジノホトトギス/その後

室蘭市内で見つけたヤマジノホトトギス。
その後、様子を見に行くとつぼみが
でき始めていました。
このまま行けば花を見ることができそうですが・・・

いたる所にあるシカの食害が気になります。
前回見た時よりも目立つような。
また見に来ます。

暑い日のフィールドワークは半袖&アームカバーで熱中症対策

最近の道南方面は
雨が降って肌寒い日もあれば、
雨が降って蒸し暑い日もあります。
それでも季節は夏本番、
暑くなる日がふえてきました。
そんなときのフィールドワークに
活躍するのがアームカバーです。

野外活動時、怪我や虫刺され、
草木かぶれ、日焼け防止等に
長袖・長ズボンは必須ですが、
長袖を着るのが辛い気温の日があります。
私は汗をかきにくい体質のせいか
体に熱がこもりやすく、熱中症になりやすいので、
今日の暑さはちょっとヤバいな、
という日は半袖+アームカバーを着用しています。
素材は綿を避け、速乾性のある合成繊維を選んでます。

親指は、状況に応じて通したり外したり。
親指は、状況に応じて通したり外したり。

アームカバーをして一見長袖同様

暑そうですが、半袖の間に
隙間があるせいでしょう、
空気の通り道ができて長袖を
着ている時より断然涼しいです。
ただこれ、上部が徐々に下がってきて
肌の一部が露出してしまうことがあり、
長袖を着ている時より防御力は下がります。
ダニの侵入にも気を配らなければなりません。
もっとも、そういう密度の高い藪こぎの時は
フル武装(それに別の熱中症対策)で入るので、
なんでもかんでも軽装という訳ではないですよ。

私の場合は熱中症になって
フラフラになるくらいなら
多少の引っかき傷・擦り傷・虫刺されは
我慢することにしています。
かれこれ3年以上、夏場はこのスタイルです。

余談ですが、
アース製薬とテイジンが共同開発した
「スコーロン®」という素材を利用した
製品が色んなメーカーから販売されています。
この素材を身に着けている所は
虫にさされにくいというのが特徴です。

私はこの素材のパーカーと長袖Tシャツを持っていて、
感想としては「結構良いな」と思っています。
この素材のアームカバーもいくつかあるので、
こうしたものを用意してみるのも良いと思いますよ。

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室蘭でキキョウ系の花

先日に続き、よく分からないキキョウ系。
室蘭市内の道路脇あちこちで咲いています。
外来種か花壇のものが移出したか、
先日のブログコメントで教えて頂いた植物同様
そんな所だろうなと思いますが、
まあまあそんなものがあちらこちらと
散見されます。

市内の公園で見たこのキキョウもその一つ。
色んなご家庭の庭にも植えられてるんですよね。
これ。
なので、町が近い森や町中の緑地で見ると、
どなたかが植えてしまったものか、
花壇から出てしまったものではないかなぁと、
疑念を抱きます。
春は、最寄りのゴミ捨て場でミヤマオダマキが
咲いていたくらいですからね。

でも断崖へ行けば、
自生ものであると言える
キキョウが咲いています。
画像がアレなのは物凄く遠いんですよ、
断崖絶壁なので人間は近寄れません。

そんな断崖の上でアオサギが
羽干し始めました。
今日はお天気良かったですからね。

独特なポーズです。
パラボラアンテナ?

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室蘭の海岸草地を見る

最近はスッキリとした晴れ間の少ない室蘭です。
たまたま晴れ間に居合わせたのと、
ちょうど見たかったものがあったので海へ。
片田舎、車で十数分でこの景色です。
(いーでしょぉー)

海辺の花は色とりどり。
エゾカワラナデシコは今が最盛期、
遠くからでも花のピンク色が目立ちます。
訪花していたのはコキマダラセセリ。

ナミキソウ。

ツリガネニンジン。
先日、たまたま通りかかった
お宅のお庭にこれが植えられていました。
しかも、その一軒だけでなくあちこちで。
室蘭の野外でこれを見ると、
花壇から移出したものなのか、
自生ものなのかちょっと戸惑います。
でも、たぶんこれは自生もの。

ナンテンハギ。

カセンソウ。

今日の本命、ノハナショウブ。
去年は逃した花期に間に合った。
ふぅ~。
来週より道南、再来週は道北へ
調査補助のお仕事です。
ややバタつきます。

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マタタビとイボタノキの花

前回のブログから、はや10日。
今年は例の感染症のおかげで
色々と動きが狂いそうなので
2ヶ月以上も先の仕事はなるべく入れず、
入れてもびっしり詰めないようにして
余裕があるのですが、
直近の予定はどしどし埋まるこの頃。
そうこうしているうちに、室蘭市では
白い花が目立つようになりました。
車を走らせているとよく目に付きます。
イボタノキはどこもほぼ満開。

マタタビ。
これは遠目でもホント良くわかります。

可憐な花だけど、
熟す前の青い実は激辛。
熟して黄褐色になればマイルドになります。

さて、いつものプラプラ歩きで見たこれ。
なんじゃこりゃ。

キキョウ科の何かっぽい。

道脇に花茎を付けたもの3株、
葉だけ出したもの数十株。
町と森(山)が近いと、
道を歩いると園芸種が出たりします。
近くに民家はないから
道路作る時の土に紛れたか?
花壇のお花に詳しい方なら
ピンと来るのでしょうが、
紛らわしいのよね。
もしかして、この間のアレもそうだったりして!?

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ひとりごと/室蘭市でヤマジノホトトギス

ヤマジノホトトギスがありました。
私は、昨年の本州で見た時以来です。
北海道での分布は石狩以南で、この近辺だと、
白老町とか苫小牧で見られているので、
室蘭でも探せばどこかにあるだろうなぁ
とは思っていましたが、本当にあったよ。

しかも、ぱっと見ただけでも軽く50株以上。
密です。
さて、この内いくつ花を咲かせるのだろう。
全部ってことはないよね・・・?
だったら壮観だなぁ。

その前にシカに食べられてしまいそうな気もするけど。
また見にこよう。

絵鞆岬とアマツバメ

室蘭にある太平洋に突き出たエリア、
三方を海に囲まれた部分を
絵鞆(えとも)半島と言います。
絵鞆は、室蘭の昔の呼び名で、
この岬はその名がそのままついた
いわゆる景勝地です。
展望台こそあれ、駐車場と小さなトイレが
併設されているこぢんまりとした所なので、
宣伝するほどのものでもないですが、
通りすがったらたまーに寄っていきます。

絵鞆の地名を説明する看板があるので
詳しくはこちらを。

上記の看板は、ぼーぼーの広場の先なので
かき分けながら行くことになります。
室蘭市やる気なさすぎて草。

本日の先客、
天日干しの仕方が斬新だよね。
面白すぎてもっと近づきたかったけど、
邪魔しちゃ悪いかと思って
ここまでにしておきました。

展望台スロープから大黒島(無人島)と
背後に有珠山と昭和新山がチラリ。
結構いい眺めですが、断崖ばかりの
絵鞆半島はだいたいどこも良い眺めです。

室蘭(絵鞆半島と言われている所)は
断崖が続くので、毎年繁殖のために
アマツバメがやってきます。
海沿いにいるとビュンビュン飛び交う様子を
見ることができますよ。

子育てのため巣にいる時以外は
延々と飛び続けているという。
今日も、ビュィ~~~ビュィ~~~と
鳴きながら集団で飛んでました。
高速旋回カッコいいですよ、
双眼鏡もって来てください^^

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オオマツヨイグサの開花風景

待宵草と書いて
「まつよいぐさ」と読むこの植物。
室蘭の海岸で観察できるのは、
オオマツヨイグサとメマツヨイグサの二種類で、
イタンキ浜ではオオマツヨイグサの方が多いです。
外来種ですが、開花する瞬間が
とてもとてもとても好きなのでご紹介します。

マツヨイグサの類は、
その名の通り夕暮れ時を待って開花し
翌朝にはしぼみます。
夜の間だけ開花しているということは、
花粉を運ぶ昆虫も夜行性です。
昼のような明るさがない中、
夜の虫に来てもらうためには
目立たねばなりません。
この画像を見て気づきました?
花が光っているかのように目立っています。
この明るい黄色、人によっては蛍光色とも感じる
この色で夜の虫を誘います。

左:メマツヨイグサ  右:オオマツヨイグサ
左:メマツヨイグサ  右:オオマツヨイグサ

さらに、メマツヨイグサの開花したての花は
鼻を近づけると、少し甘いすっきりとした
なんとも良い香りがします。
昔、ガイド会社に勤めていたときの
リバーガイド(植物詳しくない)が
「この花の香り好きなんだよねー、品の良い香水みたい。」
って言ってました。
色んな人を惹きつける香りのようです。

今回、この写真を撮るにあたって気づいたのですが、
オオマツヨイグサの方は香りが全くしませんでした。
もしかしたら、メマツヨイグサに比べて花弁が大きく
その分よく目立つので、香りまで出さなくても虫に
来てもらえるのかもしれません。

※追記※
別地域のオオマツヨイグサの花は
芳香を放っていました。
個体差かもしれません。

余談ですが、夫は子どものころ
「バナナァ~」と言って
蕾を剥いて遊んでたらしいです。
無邪気。

花は翌日にはしぼむ
花は翌日にはしぼむ

そんなマツヨイグサの
開花する様子が好きだと言いましたが、
なにが好きって、もうその開花スピードです。
動画を早送りしているかのような速さです。
音もなくスルスル~と開いていきます。
何度見ても面白い。感動です。
以下に動画をあげましたが、
そんな言うなら開花の様子を実際に見たい、
と好奇心に駆られた方は動画は絶対見ず、
フィールドに足を運び、
ご自分の目で確かめてきてください。
先に動画を見てしまうと
実物を見たときの感動が薄れますよ。

少なくとも私は、
夕方になると一瞬で花開く、程度の予備知識で
実際に見に行き、開花の瞬間を見て大興奮しました。
もう10年以上も前の話し^^

この動画では2分ちょっとかかってますが、
早いものでは、1分しないくらいの
速さで全開になります。
開花を見るためのポイントは
いくつかあって、天気が悪くて
寒かったり風が強かったりすると
開花がイマイチ鈍い気がしてます。
あとは長文になるので割愛(笑)
もう今にも咲きそうな蕾とは?
と想像してみてください。
だいたいそれが答えです。
それ以上知りたいよ!
という方がいましたら
私のフェイスブックやインスタグラムから
どうぞ直接メッセージを送ってください。

あ、女性一人で観察しに行くのはお勧めしませんよ。
夕方ですからね。気をつけましょう。

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オオヨシキリとコヨシキリのさえずりの違い/白老町のヨコスト湿原で植物と野鳥観察

室蘭から車で1時間弱の所にある
白老町・ヨコスト湿原。
道沿いに看板こそあれ、
木道は整備されていないので、
湿原のふちの植物を観察したり
そこから遠目に湿原内の動植物を
観察をするしかないところですが、
時々見に行っています。

昨日見てきたもの、
以下、列挙しまーす。

アサツキはまばらに存在。

ヤナギトラノオは終盤。

ハマナスも雨に打たれて
もう終わりそう。

ヒメイズイは結実したて。

アカネムグラ。
背景がゴチャゴチャしてるところでは
写真が撮りにくいですね。
もっとちゃんと撮れたはず、がんばろ。

海水を飲みに来たアオバトは
速すぎて遠すぎて捉えられず。
コンデジの限界。

ノビタキかーさん。

ホオアカ。

オオジュリン。

チッチッチッチッチッ・・・
ヂュッヂュイー、ヂュッヂュイー・・・
ヂュガーク、ヂュガーク、ヂュガク・・・
と、電柱の上で鳴くオオジシギ。
オーストラリアから繁殖のために
遥々やって来てます。
国内での繁殖地は主に北海道ですが、
オーストラリアでの干ばつが影響して
今年の道内での生息数は
42%減少しているらしいです。

ディスプレイフライト(縄張り宣言や求愛)
の時は上記のように鳴いたあと、
ボボボボボボボボ・・・という羽音が
セットでついてきます。
ご興味のある方はこちらのYou Tubeをどうぞ
オオジシギのディスプレイフライト

夫といるときにこの声に出くわすと
夫婦でモノマネ合戦が始まります。
それくらい面白いのです。

コヨシキリ。
以前、オオヨシキリとコヨシキリとで
聞き分けに自信がない、という方がいました。

私の聞こえ方としては、
コヨシキリは、色んな歌を織り交ぜた
複雑なさえずりで、
カワラヒワに似たコロコロ音や
セキレイ系に似たチッという音が
さえずりに混ざる印象があります。

一方のオオヨシキリは、
歌のバリエーションは割と一定で、
声が低くて濁りが強い印象です。

音の聞こえ方には個人差があるので
私の印象は参考程度に、あとは実物の
声を聞き比べてみてください^^

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鳥たちは換羽(かんう)

先日のエニ山とは違う場所で見たハヤブサ。
羽がボロボロで一部抜け落ちています。
子育てが一段落した所で、
古くなった羽を新しい羽に衣替えする一大イベント
換羽の時期になったようです。
昨日、私の上をかすめていったカラスも換羽中のようで、
尾羽根がなくて、カラスらしからぬシルエットに
それと認識するのに一瞬間がありました^^
カラスの羽は順番に換羽すると思うんですが、
なんかトラブルでもあったんですかね。

賑やかだった鳥のさえずりはすっかり落ち着き
緑が濃くなった森ではサイハイランが花盛り。

そうそう、土地探しですが、
上川方面でまた業者の方から
この土地どうよ?と連絡頂いたので
週末また見に行ってきます。

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夏至と日食と新月

今日は私の生誕三十八周年を記念して
天体ショーが催されるらしいので、
(ただの偶然)
見に行ってきました。

それにしても、
夏至と部分日食と新月が重なるとは、
なかなかユニークな日ですね。

エニ山に到着すると
ハヤブサが3羽、仲良さそうに
飛び交っていました。
ヒナが巣立ったんですね。

肝心の部分日食。
あー、みなさんはこんな撮り方しちゃだめですよ。
カメラで撮る時は減光フィルター付けましょうね。

個人的には太陽が沈む前、
光を反射して輝く水平線が
一番印象に残ったのでした。

鉄塔がおジャマよ。

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初夏の室蘭/エゾスカシユリが見頃

照りつける太陽の光が
徐々に強くなり
動植物を見ていると
初夏の様相となった室蘭です。

海岸近くの草地で一面に咲き誇っていた
ゼンテイカはすっかり終わり、
今はエゾスカシユリが見頃となっています。

草地を進むとノビタキが
オスメスで警戒の声を上げながら
私の回りを飛び回ります。
よく見ると口には餌。
給餌の邪魔だね、ごめんなさいね。

森でも。
そろそろ巣立ちだ。

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ポイズンリムーバーは案外簡単に壊れる/定期的に動作確認しましょう

ハチやヘビ、ブユといった
毒を持つ生き物に攻撃されたとき、
体内の毒を吸い出すのに役に立つ
ポイズンリムーバー。
こちら、ブユに噛まれたときに一度
使ったことがありますが、それきりです。
あとは、年に数回くらい点検がてら
皮膚にあてて動作確認しています。
そして、昨日、いつものように肌にあてて
レバーを押し下げると、吸わない!

なんか、どっかから空気漏れしている手応え。
患部にあてるこちらのカップを確認するも損傷なし。

あ、エクストラクターのポイズンリムーバーは
カップが透明なので、毒を含んだ体液が
ちゃんと吸い出せているかどうか
確認できるのが良いなと思ってます。

それで、どこが壊れていたのかと言うと。

プラスチックの破損により
パーツが取れていました。
そら吸わないわ。
前回の点検では全然問題なかったのになぁ。
他の方のレビューを見てみると、
ポイズンリムーバーは、カップが割れた・・・とか
シリンダーから空気漏れ・・・とか、
プラスチック製ゆえの劣化・破損あるあるみたいです。

ただ、野外活動をする身としては、
今回のように突然壊れて使えない、
というのは困ります。
予備を持っておこうかなぁ。
邪魔だけど。
あなたのポイズンリムーバーは大丈夫ですか?

こちらも参考に
ブユに噛まれたら

予備のポイズンリムーバーを携行することにしました

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ここ最近の様子

先月末から原因不明の顔ただれが続いてました。
ウルシかぶれ特有の痒さはなく、
ただ患部から汁が出てくる謎の現象。
皮膚科医が首を傾げながら
出してくれた薬を塗って約10日、
だいぶ落ち着いたなと思ったら、
片目が結膜炎のような症状に襲われ、
今度は眼科か?と思って寝て起きたら
なんとなく治ってて、ホッとしたのも束の間、
今度は喉が強く痛み、それも数日で落ち着いて、
やれやれと思ったら、
お菓子で下前歯が欠けて歯医者さんです。
首から上に何かあるんですかね。
お祓いしましょうか?^^

とは言え、
首から下はピンピンしているので出歩きます。
5日(金)、この日は室蘭にある地球岬の散策路へ。
ここは感染症対策で人間は1ヶ月ほど
立ち入ることができませんでした。
(別ルートからは入れてたけどね)
「鳴かぬなら・・・」の詩で有名な
ホトトギスが鳴いていましたよ。
北海道では道南の一部にのみ飛来する鳥なので
声が聞けて嬉しかったです。
「特許許可局」なんて聞きなされてます。

散策路沿いはノビネチドリが花盛りです。

そして、昨日は白老の公園へ。
こんな雰囲気の森も良いよね~
欲しいよね~
と言う夫。
今週末も土地探しの予定なので
想像が膨らむみたいです。
まぁ焦るでない。

おっと思ったその先には、

コケイランがわさわさ。

そして、このシルエットに毎度足が止まります。
ホオノキの葉の透け感、好きなんですよね。
次の土地探しは札幌方面。
良い出会いがありますよう。

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簡単更新/混雑レーダー

今日は人間ドックで人生初の
胃カメラ飲んで精根尽き果てたので、
自然関係なしのかんたん更新です。
雨雲レーダーでおなじみの
Yahoo!MAPアプリに混雑レーダーが追加されました。
以前にもあったようですが、
より精度を上げての再登場らしいです。

仕組みはこんな。

「Yahoo! JAPANが提供する各アプリ上で位置情報の利用を許可しているデータをもとに、混雑状況を算出。2時間前から26時間前までの混雑度を、色で段階的に表現するヒートマップで表示する。」


現在の混雑状況を見て、三密になるからここは
避けよ~っていう判断材料の一つになるって
ことですね。
ならばと、北海道で一番人口の多い都市
札幌の様子を出してみました。人口は約200万人。

何というか、やっぱりというか
人口密度の低い田舎では
そんなに大きな意味を持たないかな、
という感じです。
商業施設や飲み屋街があちこちにある
本州の都市部では参考になるかもです。

今日は疲れたのでこれにて。
あ、胃カメラの結果は◎でした。
では。

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森の中に小屋を建てる/上川方面で土地探し

森の中に小屋を建てるため、
昨日は上川方面で土地探し。
地形図や航空写真を見たり
車を流したりして
良さそうな土地を見つけていたので、
この日は近所の農家さんへ聞き込み。
どなたが所有する土地なのか、
ご親切に色々と対応してもらい
周囲の方に聞いて頂くことになりました。
良い知らせがあると嬉しいのですが、
果報は寝て待て、ですかね。

あと、地元の不動産業者の方に
紹介してもらった藪山があったので
ガサゴソ探索してきました。
まあまあ良さげ、でも他にも気になる
土地はあるので一旦保留しまーす。
今度は札幌方面へ探索の予定です。

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最近本棚に入った本

Art of Wildbird (アート・オブ・ワイルドバード)

久しぶりの書庫更新です。
自粛期間中は多い時で週に一冊ペースで
読書をしていたのですが、もっぱら
エッセイや教養、経済、小説ばかり。
自然関係の本も少しは読んでいたのですが、
紹介したいと思う本がなく放置してました^^

それで先週届いたこちらの本、
ようやく紹介したい本が出てきましたよ。
水中伸浩氏の写真集「Art of Wildbird」
中の鳥たちはどれも身近な野鳥ばかりですが、
ただ綺麗に撮るだけの写真ではありません。
その鳥らしさが切り取られた一瞬一瞬に
心を惹きつけられ、そこから知識や経験、
忍耐と芸術的センスの高さがうかがえます。
個人的には、P30のコゲラと
P52のゴイサギがたまらんです。
この写真を撮った時、この人はいったい
どんな気持ちでシャッターを切ったのでしょう?
ひょっとしたら、心の中で話しかけながら
撮っていたのでは、と思えてしまうほど、
対象物への愛にあふれる一冊です。
見れば見るほど味わい深い。
鳥に詳しくない人も楽しめると思います。

Art of Wildbird

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室蘭のアカネスミレ

5月はうっかり忙しくしてました。
環境調査の補助のお仕事で
道内あちこち行きが一旦落ち着いたので、
道具の後片付けと家事は後回しにして
久しぶりに地元・室蘭を歩きます。
今日は公園とか森にある散策路ではなく、
住宅街そばで道路歩き。
なんの変哲もない斜面を見ながら歩くと、
あるものが見えたので登ってみました。

あるものは、アカネスミレでした。

足に飛びつくダニと戦いながら観察です。
全部で10株くらいかな?
今日のところはこれで満足^^
さ、調査道具片づけよ。

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散歩の一コマ

散策路脇に咲いていたシラネアオイ。
春風に揺られて気持ちよさそうでした。

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よもやま話を更新しました

一部の地域を除き、
緊急事態宣言が解除されたことによって
再び経済が動き出しましたね。長かった。
活動再開しながらも、
数カ月後に再来すると言われている
次の波に対して、
今のうちに学んでおくスキルや得ておきたい情報、
自身の考えや行動を見つめ直しておきたいですね。
私の中では、変化に適応する、
という感覚です。

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日高地方のとある森で見た植物

仕事でとある森に入っていました。
北国では木々の芽吹きが徐々に進み、
新緑の季節を迎えようとしています。

ここは
オオサクラソウとギョウジャニンニクが
足の踏み場もないないくらい広がる斜面。
そして、進むほど足元から広がるネギ臭。

私、ネギ類(生)食べるとお腹壊します。
ちょっと口にするだけでも胸焼けします。
火を通していれば大量に食べない限り
平気なんですけど、
ニンニクとギョウジャニンニクは
火を通してもダメなんです。
ニンニクひとかけでも、
ひょろっとしたの1本でも壊します。
ひどい^^
大量とまでいかなくても、
ある程度まとめて食べると
上から下から大変なことになるので
決して口にしません。

でも田舎ってこうした
山菜のおかずがお食事処でしれっと
「サービスで~す。」て提供されたり、
集まりの時にこれまたしれっと
出されてたりするんですよ。
(サービス精神と親切心ですよ)

単体のおかずなら、
口に入れた瞬間「あっ」って
分かると思うんですけど、
ギョウジャニンニク入りの○○みたいな
加工品とか鍋に紛れてたりすると
分かりにくいので、結構怖いんですよね。
ここ数年でネギ類を受け付けない体質が
強くなったので、この時期になると
サービスの山菜とか食事会のときとか、
いちいち確認するようになりました。

ギョウジャニンニクでお腹壊す人、
実はチラホラいるので
提供する時は一言あると
良いと思いますよ。
(ていうかダメな人にとってそれは本当に有り難い)

脱線しました。
で、クリンソウはまだつぼみでした。
開花してる所見たかったなー。
ところで、この葉っぱ、
手触りといい、色といい、
白菜っぽいなって思うんですけど、
この植物をご存知の方、
そう思いません?
どうでもいいか。

カムイコザクラ、
丁度良いタイミングで
花を拝めました。

海辺ではイソスミレ。

プライベートではまだ
不要不急の外出を控えていますが、
野山を歩く仕事は始めます。
一日中マスクしながら歩くって
暑いし酸欠になりそうですが、
可能な限りマスク着用、
アルコールで対応しつつ
気をつけてやっていきます。

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レインウェアにドロップルーフの弾水コーティングしてみた

モンベルwebサイトより
モンベルwebサイトより

公私ともに、野外活動している私。
雨の日ももちろん活動しているので、
レインウェアは必須アイテムです。
持っているのは、透湿性防水性に優れた
ゴアテックス製の生地を
使ったものです。

使った分だけ劣化し防水機能は
徐々に低下していきますが、
そのスピードを少しでも遅らせるため、
適時、専用洗剤で洗濯し、
乾燥機を使って仕上げ、

それでも機能が低下してきたら
ニクワックスの撥水剤を使って復活の儀式をし、
レインウェアの寿命を伸ばしてきましたが、
やはりものには限界があります。
最終的には、
洗濯→撥水剤→乾燥機を使って
1日目はなんとかしのげても
2日目には10分ちょっとで
雨が浸透してきてしまう状態に。
※ここまで防水機能が低下したものは山で使ってはいけませんよ。
私は、平地や屋外作業時の防寒具程度の使用に切り替えてます。

そこで、以前から試してみたかった
「株式会社そらのした」が手掛ける
弾水コーティングというもの。
この加工は、低下してしまった
撥水性を回復させる処理です。
ゴアテックスの機能が復活という
訳ではないのであしからず。
じゃ、やってみよー。

ウェブサイトで流れを見ていると、
ネットで申し込み、
あとはメールという流れ。
カード決済できるので
ネット上で完結というのが
気軽で良いです。

洗濯してから出さないといけないのかな、
と思ったらレインウェアは
弾水コーティングをする前に
洗浄するので洗濯は不要とのこと。
これも楽で良いですね。

出す際の送料はこちら負担。
帰ってくる時の送料はかかりません。

ここで注意事項があります。
「過去に防水スプレーや撥水剤を使用されている場合、その過去の液剤を除去するために、本来は強い洗浄を施しますが、お預かりした商品に強い洗浄ができないお品物が含まれております。そのため当店ホームページ等に掲載している撥水効果より、効き目が弱く出る可能性がございます。ご発注いただける場合は、ご了承いただいたうえ、ご同意画面よりお手続きにお進みくださいませ。」
とな。
わー、がっつり撥水剤使いまくってた上に
破れた箇所を自分でリペアしてたぁ。
多分そこが
「強い洗浄ができないお品物が含まれております。」
なんでしょうね。
他にも、ウェアの素材によっては強い洗浄ができない
ものがあるそうなので、事前に要問い合わせです。

ちょっと悩み、物は試しに
そんなウェアでお願いしてみました。

諸々承諾して戻ってきレインウェア現場で実証!
といっても、そう都合よく雨が降りません。
昨年秋に処理してもらって、
今春ようやくそのときがきました。
1回目、みぞれの降る中、30分の除雪。
撥水効いてる~。

2回目、この日は
小雨の降る中、30分の散歩。
まだまだ効いてる~。

3回目、3mmの雨の中1時間の散歩。
肩と袖、裾部分の3箇所に
染みてる様子が認められました。

これは肩のところ。
ザックやショルダーを背負うことが多いので
もともと生地の劣化が著しい部分です。
裏返すと、ちょっと染み込んでました~。

でも、他の部分はすっごい弾いてる。
これは腕部分。
使用前の写真がなく申し訳ないですが、
どの部分も加工前はびっしょり染みてたんですよ。

4回目、専用洗剤で洗濯、
乾燥機(標準20分)にかけてから
2~3mmの雨が降る野外へ。
弾水は最初の10分はいい感じでしたが、
20分も経過すると水滴がだれてきました。 

一部染み込んでくる部分も。

実は、このレインウェアは結構着倒していて、
生地がもうダメになっているんじゃないかと。
そして、下手に自分で撥水処理せずにいたら
効果はもっと持続していたと思います。
ニクワックスの撥水剤は300ml
(手洗いならおよそ6着分、洗濯機ならおよそ1~2着分)
送料込みで1800円くらい。byアマゾン
弾水コーティングは3600円。

ウェア生地の劣化具合や予算、
プロの仕上がり、時間の効率化、
どう望むかは人それぞれなので、
一概にどっちが良いとも言い切れないですね。
個人的には悩ましい価格帯^^
ですが、弾水コーティングの
性能自体は良いと思います。
手元にまだ自己処理していない
レインウェアをお持ちの方、
ゴアテックス製の防水機能が
落ちてきたらこれはアリかもです。

ドロップルーフ そらのした

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自粛中の散歩について考える/野鳥の声に耳を澄まそう

自粛生活、まだ続きますね。
精神的にも、経済的にも、肉体的にも、
辛くなってきた方、多いと思います。
そのような中、3月くらいから、
私が好きでやっていることで、
誰かの助けになることはないだろうかと考え、
4月からこのようなブログを書いてます。
自営業のときであれば、
本業とは関係ないけど、
3月の段階で布マスクを作って
私の所を利用して頂いたお客様に
「落ち着いたらまた遊びに来て下さい。」
というメッセージを込めて配布したり、
一般向けに販売したりしていたかもしれませんが、
今は商売していないのでそれはね。
動画見ながら自分や家族用に作りました)

そうそう、
モンベルがオリジナル布マスクの抽選販売していますよ。
申込み期限は5/7(木)18:00まで。
という感じで、情報だけ出していきます。

文章と画像で伝えられる情報には限界がありますが、
日常の外歩きを楽しめるヒントとなれば幸い。
今は、リアル店舗での買い物がしにくい状況なので、
今回は図鑑もルーペも双眼鏡も、
新たに道具を買わずして楽しもうという
コンセプトで書いてみます。

最近、室蘭ではウグイスのさえずりが活発になり、
あっちこっちで「ホーホケキョ」と賑やかです。
でも、よく耳を澄ませてみると
「ホーホーホー・・・ケッキョ」とか
「ポッケキョ」とか
「ケッキョッ」とか
上手くさえずれてない声もしばしば聞こえてきます。
昨年生まれの若鳥は、いきなり完璧にホーホケキョとは
鳴けないようです。なので、鳴き始めのこの時期は、
さえずりきれていなかったり、
調子外れなさえずりが聞こえてきます。
こういう声を聞くと、
「あ、コイツ下手だなぁ」とか
「まだ練習が足りないのかな~頑張れー」と
応援する気持ちが湧いてきます。

鳥の声を分けると3種類になります。

さえずり
繁殖期のオスがメスにアピールするためや
他のオスに縄張りを示すために出す声で、
カップル成立して子育てとなると
ほとんどさえずらなくなります。
期間限定で聞ける声ですね。
目立つ所に出てきてさえずることが多いです。

ぐぜり
若いオスが上手くさえずれていない状態の声。

地鳴きは
さえずり以外の声、オスもメスも通年出す普段の声。
仲間同士の会話です。

ウグイスで言うと、
「ホーホケキョ」がさえずりの典型で、
それに近い「ホーホケ」とか「ケッキョ」とかはぐぜり、
「チャッチャッ」が地鳴きです。
警戒すると「ケキョケキョケキョケキョ」と激しく鳴く
こともあります。
(ウグイスの谷渡りと呼ばれています)

ウグイスは笹薮や茂みを好むので、
都会では簡単に聞こえないかもしれませんので、
ウグイスに限らず、
色んな鳥の声に耳を傾けてみましょう。
声を聞けたら何の鳥か知りたくなると思いますが、
これは結構難しいです。
鳥の声を聞くことに慣れてくるとわかりますが、
本当に色んなパターンの声がしてきます。
そうなると、声質や声の高さ、
聞こえてきた所がどこか(藪か草原か針葉樹林内か)とか
 総合的に判断していくことになります。
それが難しくもあり面白さでもあります。

野鳥のさえずりを収録したCDも良いですが、
あれらは典型的なさえずりを収録しているので、
それからちょっとズレた声だったり
リズムだったりすると判別が
難しくなってしまいます。
なので、CDやYou Tubeは参考にはなるけど、
色んな鳥の色んな声を聴き分けするには
毎日毎日、実物の声を聞き続ける練習が必要で、
詳しい人に教えを請うのが一番の近道になります。

パナソニックによるこちらの
「聴き鳥テスト」「聴き鳥マップ」の
サービスはなくなっているようですが、
ちょっと興味深い動画なので、
↑画像にリンク貼っておきますね。

パナソニックのサービスは利用できなくても、
こちらに協力をしていた
NPO法人バードリサーチに
さえずりナビ」がというものがあります。
ちょっと使いにくいですが、
現在の位置情報をもとに
生息が予想される鳥が検索でき、
そこから鳥の声を聞くことができます。
何の鳥か知りたくなったときの補助として、
活用してみてくださいね。

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室蘭市内を散策

例年なら、車中泊しながら
あっちのアレを見に、
そっちのソレを探しに
遠出をする時期ですが、
今年は自粛して市内を散策しています。

白花タイプのカタクリが混ざっていました。
ピンクのカタクリの蜜標は紫なんだけど、
これは黄色、昆虫の目にちゃんと認識
されるんだろうか??

木々の芽吹きが早くも始まり、
春紅葉の季節です。
今日は、コマドリがひと鳴き、
エゾムシクイにクロツグミ、
ヤブサメ、メジロのさえずりが
響いていました。
森がどんどんにぎやかになります。

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自粛中の散歩について考える/町中散歩のときはウォーキングシューズで

自粛中でもできる町中散歩から
やってみる自然観察について、
第一弾は、人工的な公園
第二弾は、神社や町中
第三段は、観察に役立つ図鑑
と書いてきました。
今回は靴のことについて少し書いてみます。
当たり前のこと過ぎていまさらな感じですが、
若い人ほど体力で乗り越えちゃうので、
案外おろそかになりがちな所かなと。

森を歩く時と、町を歩く時で違うこと。
色々とありますが、地面って違いますよね。
確認するまでもありませんけど、
森では土の地面がむき出しでごつごつ、
町ではアスファルトで舗装され平坦。
ここで大事になってくるのが、靴の種類。

森を歩くとき、私の場合はいつも長靴ですが^^
昔は、サロモンのハイキングシューズ(平地/低山向け)
で歩いてました。
程よく靴底が硬くグリップが効くので、
凹凸のある場面でも安定した足運びがしやすく、
足全体のホールド感も良く森では歩きやすかったです。
森歩きが多い方はそういう靴、良いですよ。

田舎なので移動は車、
車降りたらすぐ森という生活で、
積雪期以外はこの靴で生活することに
支障は全くなかったんです。
問題が起きたのは、
そのノリで埼玉へ帰省して
あちこち動いていたときでした。
「あれ、足、ものすごく疲れるぞ。」
なんで!?って良く考えると、
地面がアスファルトなんですよね。
靴底が硬いと足の負担が高いんじゃない?

ということで、
ウォーキングシューズの出番です。
今まで森歩きで履いていた
どの靴よりもフニャフニャというか
独特の反発力に最初は戸惑いましたが、
これを履いて町中歩くと、まー快適(笑)
足の疲れ方が全然違いました。
私バカなの?っていうくらい
もっと早く気づきたかったです。
ハイキングシューズの靴底は
重装備、岩場の多い時に履く
登山靴より全然柔らかいけど、
ウォーキングシューズよりは硬いんですね。
その違いが土とアスファルトで顕著出た例で、
何が言いたいかと言うと、
目的と自分にあった靴を選びましょう、
ということです。

低地向けとはいえ、
トレッキングシューズを町中で履いていた
愚か者は私以外にいないと思いますが、
靴底が薄くてぺったんこのスニーカーで
歩いている人はいませんか?
それで散歩を続けると疲れるのが早いです。
いっぱい歩いて足の裏ジンジンするー
ってなったことありません?
靴底が薄いと、衝撃吸収されないんです。
ウォーキングシューズ、良いですよ~。
選択肢の一つに入れてくださいね。

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自粛中の散歩について考える/散歩のお供は図鑑

今日は植物学の日。
ということで、
野外の植物観察で使う図鑑について
書いていきたいと思います。
よほど慣れた人であれば、
図鑑携行は必須とはならないでしょうが、

(鍛錬を積めば植物のどこをどう見たらよいかポイントを抑えられるから、その場で図鑑開かなくてもメモやそのポイントを写真に残して後である程度調べられるから。持ち帰り可能なものなら持ち帰って調べるも)

やはり、その場で図鑑片手に観察が
主流のスタイルになると思います。

世の中には色々な図鑑が出ていて
どれが良いか迷いますが、手始めには
北海道の場合は梅沢俊氏の「新北海道の花」が
一番内容が良いかなと思います。

本州となると私は多くの経験を
積んでいるわけではないですが、
山溪ハンディ図鑑のシリーズがわかりやすく、
かつkindle版が出ていて良いかと思ってます。
私は、「樹木の葉」「野に咲く花」「山に咲く花」を使ってます。
いづれも「ハンディ図鑑」と名が付いてますが、
「野に咲く花」は厚さが2.2cm、重さが700g、
「樹木の葉」にいたっては、2.8cm・840gと
存在感が半端ないので、
何冊も持ち歩くってあまり現実的じゃないですね。

なので、kindle版を活用するのはアリだと思います。
残念ながら、北海道の図鑑にはないんですよ。
世の中、電子書籍の時代に入っているので、
こちらも早くkindle版出してくれたら良いのに、
とかブツブツ言ってます。
ただ、見やすさ、探しやすさでいったら
紙の図鑑が勝っているので
机上でじっくり調べるなら紙、
野外で調べごとをするなら電子、
と使い分けをするのが良いんじゃないでしょうか。

追記
専門性の高い図鑑が読み放題の
会員制の「図鑑.jp」という
サイトはありますが、
こちらは月額料金がかかるので、
何冊もまとめて見たい方や、
短期的に電子版を使いたい方、
絶版となり入手困難なものや、
もともとが購入を躊躇うような
高価なものを見たい方にはアリかなと思います。

で、私はiPad mini使ってます。
7.9インチです。
iPadの方が画面が大きくて見やすいので
最初そちらを検討したんですけど、
他人の触らせてもらって実感しました。
本体が重くて、
ひ弱(ウソ)な私の腕では持っていられないなと。
あと、大きいから両手で支えなければならず、
片手で持っての操作が難しいんです。
荷物にもなるし、操作しにくいしで、
結構邪魔くさいなーと感じました。
この辺、結構短気です(笑)

なので、ハンドストラップを活用すれば
片手で持って操作できる
iPad miniの大きさが許容範囲、個人的に。
男の人なら力もあるし手も大きいので、
10インチくらいになっても平気かもしれません。

あと、電子書籍で見る場合は、
最低これくらいの画面が欲しいところです。
電子書籍が読みやすいタブレットについては
ネット検索すると評価記事が出てきますので、
そちらもご参考に。
電子書籍とタブレットについて

こちらは、昔むかしに使っていたスマホ。
何インチだこれ。たぶん5インチです。
これで電子書籍を開くと・・・字ちっさ!
もとがコンパクトなサイズなだけにちっさ!
慣れてないのもあると思いますけど、
見にくいですね。
若くて視力が良い人、
スマホ操作が苦でない人、
スマホネイティブ世代の人ならいけるかも?

タップ(クリックで拡大)
タップ(クリックで拡大)

図鑑は全体表示しています。
並べて比較するとこんな。

タップ(クリック)で拡大
タップ(クリック)で拡大

最大まで引き伸ばすとこんな。
夫は老眼キテるので、
スマホ画面はつらそうです。

さて、この図鑑が良いんじゃない?と
勧めておいてこう言うのもなんですが、
アマゾンを見ているともっと簡易的で
手軽に持ち運べるような本は出ているので、
そいういうのを選択肢に入れても良いと思います。
手始めにはね。

植物を見始めた頃は
その場にしゃがみ込んで
図鑑と植物を見ることが
頻繁にありました。
(今でもあるよ)
たとえ何か特定できなくても、
知らないことを知ろうとする
楽しさがあったので
数十分はあっと言う間でした。

目の前にある植物を見て
図鑑で調べて
これか!?ってなるの、
みなさんも味わってもらいたいです。
一人でもできます。

続けていると、たまに、
自分の探し求めていたものや知りたかったこと
(対象物だったり文だったり)に出会うんです。
それを見つけたあのハッとする瞬間が
いつまでも忘れられず
観察を続けています。

そんな識別に加えて、
周囲の環境とか生態とか
合わせて見られるようになると
理解に深みが増しますが、
それは独学では難しい所があるので、
世の中が落ち着いた頃(いつになるかなぁ)、
ガイドツアーへ参加すると良いと思います。

これ、アフィリエイトとか
広告収入とか目的にないので、
良いなと思えた方はぜひ
明日からの散歩に取り入れてみてください。

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自粛中の散歩について考える/町中を散歩しながら自然観察をする

自粛自粛、
うんざりするほど
目と耳にする言葉となりました。
人との距離を維持しながら
滅入らないよう体動かしてくださいね。
前回は町中にある
運動公園での自然散策、
今回は神社とその周辺の町で自然散策を
してみます。

神社にはそれを囲むように
森が残されいることがあります。
鎮守の森というものです。
最近は開発で本殿と鳥居だけに
なってしまったところを多数見ますが、
規模が小さくても
木々が残されているところはあります。

そんな中島神社にて。
植物に関しては
名など知る由もなく、
鳥ほど興味は高くない夫。
何を見るかなぁと
とりあえずカメラを渡して
泳がせてみました。

戻ってきたカメラの画像を見ると
セイヨウタンポポとそれに来ているハナバチの仲間。
意外と繊細な。

ミズナラのどんぐりから出てた芽。
ミズナラは秋に落ちた時に根を出し、
春になるとこんな風に芽をだします。
「しっかり出てるね~。」と。
ふーん、やるな。

こちらは根は出てるけど、
芽はまだこれから。

切り株で立ち止まって

ノボロギク発見。
「生命力が凄いね。」って。
ワタシソレミノガシテマシタ。

石垣があったので見てみましょう。

隙間から色んな植物が生えてきています。

夫は詳しくないので
これらが何かわかっていないけど
ゆっくり歩いて探せば
色々見つかるものです。
ちなみに、ここでは・・・

エゾアカネズミが食べたであろう、
オニグルミの実が落ちてました。
ということは近くにオニグルミの木が
あるはずですが、あったかな?
今度探してみましょう。
秋になればエゾリスも来るかもしれない。

そして、私は何をしていたのかと言うと、
エゾヤマザクラのウロを覗いてました。
なんかないかなーと。

こんな所に根を下ろす植物がいましたよ。
答えを知りたいので成長を見守ろうと思います。

あと、電柱でイチャつく
カップル見てました。
スズメは人がいる所でしか繁殖しないので、
人家のある所なら見かける頻度の高い鳥です。

もうずっとイチャイチャなの。

神社の脇を流れる小さな川。
水質は地域によって差があると思いますが、
よほどの都会を除けば
こういう所は色んな市町村で見られるかな、
と思います。
用水路も含めて。

最近の用水路は、蓋されてたりするけど。
あったら、これもソロソロと寄って
何かいないか探してみてください。
マガモがいました。
オスは徐々に離れていくものの
飛んではいかずスタンバイ。
メスは茂みに逃げ込みました。
マガモに限らず、
オスはメスを守る役割があるので
それぞれで動きが違います。
オスがメスを庇うように
前に出ることもありますよ。

逃げたメス。

シジュウカラは森でも町でも見られます。
これがにわかに騒ぎ出し
集まってきたので
何事かと空を注視すると

(オオセグロ?)カモメたちが来てました。
これは他の鳥のヒナを襲って食べることも
あるせいでしょうか、
シジュウカラは警戒した声を出し続けてました。

こういう所で植物観察となると
外来種とか園芸種が入ってきたり
総じて地味だったりで
なかなかマニアックです。
見つけよう、識別しよう、と意気込むと
難しくて飽きがちかと思います。

心に引っかかったものを写真で撮る、
それくらい肩の力を抜いて
見ると良いかもしれません。
インスタに上げるのも良いと思いますよ。

このときはコハコベ見てました。

番外編。
自然観察も良いですが、
町中を散歩していると
「わっ、なんだこれ!」
というお店とか看板とか
出てきたりします。
多方面に目を向けて
おもしろ発見してくださいね。
つづく。

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自粛中の散歩について考える/人と距離と置きながら自然観察をする

不要不急の外出は控えると言っても、
室内に籠もりっぱなしは
心にも体にも悪いので
健康維持のための散歩はしている、
そんな方いると思います。
そのとき、さっと歩くのも良いですが、
せっかくなので
植物や鳥や景色を観察しながら
歩いてみませんか。
山や森や海辺でなくても、
意外と発見があるんですよ。
今日はその一例。
室蘭市にある、入江運動公園は
どの市町村にもありそうな
運動場や芝生、広場のある公園です。
緑豊かとは違う人工的な場所です。

注意)
関東圏では、多くの人が公園に集まり
感染を危ぶむ声が上がっているようです。
混雑状況をよく見て
利用する・しないを判断してください。
自粛、自粛で人と会わないようにしたり、
距離を取るようにしたりで、
ちょっと人恋しくなりますが、
乗り越えていきましょう。

こちらの公園は
日曜日でも人影はまばら。
というか、芝生以外だったら人はほぼなし。
ここで何が見れるでしょうか。

夫は右側にある像を見てましたが、
(ソレジャナイ)

私は、左側にある松に
意識を向けてました。
よく耳を澄ますと、
小鳥たちがチリチリ鳴いています。

キクイタダキでした。
そろそろ山に向かおうと
しているのか群れてました。
こうした針葉樹には
その環境を好む鳥が
身を潜めていたります。
こんな木があったら
目と耳の意識を向けてみてください。

ちなみに、鳥を見るときは
やっぱり双眼鏡。
あった方が断然良いです。
双眼鏡で姿、色、行動が見て取れるのと
肉眼でシルエット程度しか見れないのとでは、
楽しさ&観察に雲泥の差が出ます。

さて、この公園には
陸上トラックがあります。
なんもいないだろうと思いましたが、
ハクセキレイが3羽。
割とどこでも見る鳥ですが、
動きを見続けていると、
1羽のメスをめぐって追っかけあいを
しているようでした。
1羽がもう1羽を追い払うような仕草から、
オスの力関係が見えてくるようで
ドラマを感じます。

おいてかれた
おいてかれた

がんばれ。

そんな人工的な場所でも
こんな一角があったります。

小さな茂みの中に
これまた小さな池。
こういうところ、
実は小鳥が水飲みや水浴びをしに
やってきたりするんです。
ゆ~~~~っくり近づいて
そぉぉぉっと覗いてみましょう。

いましたね。
水浴び真っ最中でした。
鳥を見つけた瞬間、
もっと近くで見たいがために
早足で近寄ったり、
「いたー!」って大きな声を
上げてしまいがちですが、
そうすると逃げられてしまいます。
抜き足差し足忍び足で
距離は詰めすぎない。
(なので双眼鏡があると良い)
そして、静かにしていれば
大体の場合は観察し続けられます。

すぐ横の競技場では芝刈りをしていて、
広場ではキャッチボールして遊ぶ子供たち、
そして脇には駐車場があるような場所。
そんな公園でも野鳥観察が楽しめましたね。

探検気分で、何かないかなぁ~と
あちこち歩いてみます。
すると公園の奥にこんな所が。

看板を見ると森の中を行く
遊歩道がありました!
これは知らなかった。

でも、都会の公園や町中でも
こんな小道が思いがけず
あったりします。
都会の中にある緑地は
大抵超コンパクトなので、
下調べの段階では結構スルーしがち。
それでも、埼玉の実家に帰省するたび
東京含め、あちこち歩いては
「わっ、なんだこの道、林に入ってく、たのっし♪」
みたいなのが結構ありましたので、
視野は広くもっていたいですね。
ただし、私有地には入り込まないよう
注意してくださいね。

発見するコツとしては、
子供のころの探検ごっことか
秘密基地づくりのときの
わくわく感を頼りにすると良いかと。
(え、わかんない?)

キバナノアマナがお花畑状態でした。

最盛期。

エンレイソウも道沿いに
わっさわさ。

渡ってきた夏鳥がいそうだな
と思ったら

ルリビタキ、
やっぱりいたね。

展望台からは港を一望。
遠すぎてカメラには
収められませんでしたが、
メジロもいました。

カタクリ、ニリンソウ、キクザキイチゲ
春の花が満開で全然前に進みません。
こんな風にいつもの散歩で
ちょっとだけ視線を変えてみて
まわりを見てみてください。
知りたいことが出てきたら
都度グーグルで調べるとか
図鑑を買ってみるとかすると
どんどん楽しくなりますよ。
次回につづく。

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外出自粛中の散歩について考える

緊急事態宣言が日本全域に拡大となり、
地域差こそあれ、
これでもう一段階、
緊張感が増したんじゃないでしょうか。

北海道・室蘭市では
1名の感染者が確認されてから
2週間以上が経過したところで
追加の感染者なしで落ち着いていますが、
各お店のレジには
セブンイレブンに続き
透明ビニールのカーテンが
設置され始めてます。

室蘭は、人口8万人ちょっとの
基本のほほんとした地方都市ですが、
感染者が出たあの頃から、
気をつけて行動している人が
増えたように見えます。(体感的に)

こんな情勢の中で、
ブログの中身について
毎日考えあぐねています。
ひたすら身近な自然のことを
上げていくだけ、
というのはどうなんだろう、と。

そんな中、
色んな人のブログやツイッターを見ていると、
必要な買い物以外は自宅に籠もっている
というものを度々見かけます。
(マンション共有スペースでの感染が怖いから出入りは最低限にしているという人も)
お籠りが性に合っている人はいいですが、
そうでない人は、メンタル病みそうで心配です。
一人や少人数で、
知り合いに会っても井戸端会議しないで、
密集地を避けた上で、
太陽の光を浴びて体を動かすことは
した方が良いと思います。

そういうのを見てて、
次回のブログからは、

町中の散歩から感じる自然、
というのを意識して書いて
みようかと思いました。
(自然とは何か、その定義は今は省きます)
北海道では森や海や山が身近でも、
本州の都会となるとそうでもないですからね。
まぁ、それでも普段から私がやってることなので、
今までと大して変わらないじゃん?
って感じなのですが。
私が好きでやってきたことで、
誰かの役に立てれば。
ちょっと書き方を変えてみたいな、と^^

そんなことを考えていたら
深夜になってしまいました。
考えがまとまりそうな
まとまらなさそうな、
どなたか、町中散歩で
こんなこと知りたい、
みたいなリクエストあったら
コメントどうぞ!
(今回のコメントは私だけが見られる非公開設定です)

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室蘭では、アオジ、コルリ、ウグイスが来てます

気象庁の公式発表ではまだですが、
昨日は市内でウグイスのさえずりが
聞こえました。
こちらでは、アオジの姿もあり。
海沿いの森では、渡ってきた鳥の姿が
真っ先に見られます。

呼ばれた気がして
今日も行ったら、
ルリビタキが来てました。

道央や道南だと
この鳥は高標高の森にいます。
渡ってきたばかりの数日間は
この辺りにいて
その後、山へ移動し平地では
見られなくなってしまいます。
ここから山を見て
雪解け状況を見極めてたりなんか
しているのでしょうか^^

ルリビタキのメスも。
他の夏鳥も
そろそろ見られるかな?

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オススメ野鳥番組、ダーウィンが来た!「都会に進出中!森の小鳥シジュウカラ」

自粛疲れしている人も
そうでない人も、
都会でも身近な野鳥
シジュウカラを見て
気分転換してみませんか。

明日、4月11日(土)午後4時30分~
NHKダーウィンが来た!の再放送で
シジュウカラが取り上げられます。

タップ(クリックで拡大)
タップ(クリックで拡大)

研究者の調査によると、
この鳥、実は複雑な鳴き声を操り
仲間と様々なコミュニケーションを
とっているそうで、
なんと文法まで存在するとか!?
小鳥と侮れない興味深さです。

あ、全然どーでも良いですが、
この鳥「チーチョ、チーチョ」
と鳴くときがありまして、
なぜか私の耳には
「バーカ、バーカ」と聞こえます。

タップ(クリックで拡大)
タップ(クリックで拡大)

東京の町屋にいる
祖父母の家の庭先にも
この鳥はよくやってきて
鳥好きの二人を楽しませて
くれています。
番組を見たら、
自宅の窓から、
散歩の道すがら
この鳥を見る目が
ちょっと変わるかも、ね^^

タップ(クリックで番組webサイトへ)
タップ(クリックで番組webサイトへ)
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散歩中の雑談も体と体の距離を開けよう

7都府県では外出は
控えるように自粛要請。
ですが、
健康維持のための散歩は
自粛事項ではありません。
家に籠もりっぱなしは
心身ともに良くありませんので、
近所を歩くくらいの運動は
したほうが良いと思います。
近くに公園がある人は
そこで植物や鳥を見て
気分転換も良いでしょう。
そこで気をつけたいのが、
ソーシャルディスタンス。
(社会的距離より身体的距離という表現の方が良いじゃないと個人的には思う)

自然散策をしていると
自然好きな人同士で
会話が自然発生することがあります。
悪いことではないです。
むしろ、こんなときだからこそ
少し会話を楽しむ程度のことは
精神衛生上良いと思います。
大事なのは、
体と体の距離感、
そこは意識した方が良いですね。
お互いに。

私は人種問わず老若男女から
話しかけられやすい人間で、
今日も、森を歩いていたら
おじさんに話しかけられました。
「ねぇ!この葉っぱ見てみてよ!これこれ!!」
っておじさんの見たいものが見つかったみたいで
すっっっごい嬉しそうで
テンション超高めで
声も大きめで
子供みたいにはしゃいでて
それはそれで微笑ましかったんですが、
嬉しさ余ってすごく近い距離で
話しかけてきそうな勢いだったんです。
室蘭での感染者はまだ1名で落ち着いてますが、
ちょっと気をつけたい所ですよ。
おじさん、ごめんね。

緊急事態宣言が出されたエリアでは特に、
こういうのはだめでしょう。
気持ちはとっっても良く分かるけど。
距離は保ちつつ、会話を楽しんでください。

あと、都市では
物騒になるかもしれませんし、
暖かくなってくると
変な人も出てきますので
女性の一人歩きはご用心ください。
私は最近催涙スプレー買いました。
複数本買って、1本はどんな風に液が出るか
使い方の練習兼ねて使ってみようと思ってます。
既に持っているクマスプレーでも
良いんですけど、かさばるんですよね。
※催涙スプレーを試射する場合は
必ず人のいない屋外で風上から
風下に向かって噴射すること。
商品レビューの中に室内で試射して、
カプサイシンが充満してひどい目にあった!
なんてのが複数ありましたが、当たり前です。
万が一閉鎖的な空間で襲われそうになって
噴射したら速攻でその場から立ち去るのが原則です。
あと、バッグやポケットの中でロックが
誤って解除されないよう重々お気をつけ下さい。
室内で誤射するとパニックが起こりますので。

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室蘭の地球岬でキクザキイチゲ、カタクリ、エゾエンゴサク、フチゲオオバキスミレ、チシマネコノメソウ、ニリンソウ開花

春が進んでます、
地球岬の遊歩道では
キクザキイチゲ、カタクリが
どんどん咲いてます。

エゾエンゴサクの開花個体は
まばらでしたが、
あと数日でどっと増えそう。

フチゲオオバキスミレも同じく。

チシマネコノメソウは
日当たり良い所のが
スタートダッシュ。

わさわさ。

もうすぐここは
ニリンソウロード。

そうそう、
駐車場の売店はお昼頃に行ったら
3件のうち1件が営業していました。
(15時前には閉店してた)
自販機も使えるようになってましたよ。
いじょー。

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ウミウの営巣とキジバト

そろそろ夏鳥が続々と
やってくる季節です。
今日はキジバトの声が聞けました。
いらっしゃ~い。

ササの中では何かが
ガサゴソ動いていたので、
ウグイスかと、しばらく待ってみましたが、
どっか行ってしまいました。
数日したらホーホケキョが聞けるかな?
それとも、もう誰か聞いてるでしょうか。

笹薮に向かい合う不思議な人間(わたし)
を偵察しにハシブトガラスたちがきました。
神経質になり始めている時分です。
長居したら怒られるかなぁ、
と顔をそろそろと上げると
夫婦揃って羽繕い。
余裕か。

断崖へ行くと
ウミウたちが営巣真っ只中。

こんないた。

お互い近すぎないの?

さて、
このような能天気なブログを
更新してはいますが、
世の中の情勢も能天気に
見ているわけではなく、
どちらかと言うと
最悪の事態を想定しながら
自分たちにできることや
経済的な自衛の方法など
日々夫婦で話し合っています。

長期戦になりそうです、
このブログがみなさまの
息抜きになれば幸いです。

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松ぼっくりとヒガラ

先日の散策中に見たヒガラ。
松ぼっくりをしきりに
つついていたので、
隙間にいるクモでも食べてるのかな、
と思ったらタネ食べてました。
イスカにもう結構食べられちゃってると
思ったけど、まだ残っていたようです。

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よもやま話を更新

よもやま話を更新しました。
今回は、野山を歩いているときに
時々自然発生する
スモールトークについて。
お時間のある時にどうぞ→「自然散策中にスモールトークを楽しむ

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ペトトル川までスノーシュー

昨日は天気が良かったので、
室蘭岳方面へスノーシュー。
地形図を見ると、
ペトトル川に沿って林道がある模様。
行ってみるともう使われてないのかな?

林道がある(あった?)
と思われる所には
低木が生えてたり
ササが出てたり。

林道はあまり目的じゃなかったので
ささっと川へ。
室蘭岳を源流とするペトトル川。
これはアイヌ語で、
意味は、「川・間」みたいです。

この水量なら渡って反対の斜面へ
探索に行けそうですが、
夫の体力を考慮し、
まいっか、と写真だけ。

乙女っぽい体勢だなと思ったら、
少々疲れたんだそうです。
体力つけましょー。

一旦引き上げ、
車でペトトル川河口へ行くと、
噴火湾越しに駒ケ岳。
ここから駒ケ岳山麓にある
森町まで高速使って2時間(約150km)
地図上で海を跨いで対岸までの
直線距離を測ると一番近くて約30km。
目と鼻の先にありそうな印象です。
近くて遠い駒ケ岳。

冬によく見ていた海鳥の姿が
やや減ったように感じます。
そろそろ夏鳥と
入れ替わりの季節です。

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室蘭市内ではフクジュソウが開花中

先日、ドカ雪が降ったものの
ここ数日の気候で雪解けが
進んでいる室蘭です。

日当たりの良い場所では
春の顔、
フクジュソウが咲き始め、
花が見上げる上空を
ガンやハクチョウたちが
∨字編隊で飛んでいきます。

北海道の中でも
室蘭は春の訪れが早い地域。
そろそろ、色々なものが
動き出します。

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エゾリスとメープルシロップ

北海道では3月頃になると、
カエデの類から樹液が染み出して
いることがあります。
(カエデ類に限らず、傷ついた樹皮から
樹液が滲み出るのは春によくあることです)

で、カエデの樹液と言えば
メープルシロップ。
日本のカエデ類はカナダの
サトウカエデほど糖度は
高くありませんが、
ぺろっと舐めれば甘露です。
樹液を煮詰めれば尚甘し。
人間がそう感じるのだから、
野生動物からしてみたら
とても甘いことでしょう。
野鳥やエゾリスが舐めに来ます。

樹液を舐めにきたエゾリス。
冬毛姿は、
見た目はフワフワでかわいいですが、
樹上生活者なので、
樹皮と爪がこすれる音(爪がするどい)とか、
俊敏な動きをする手足(毛皮の下はマッスルボディ)
とか、野生らしいたくましさ、あります。

過去に1シーズンだけ
地主さんの許可を得て、
イタヤカエデの樹液を
採取したことがありますが、
プラス気温で、日が出ていれば
一つの木から1つの穴を開けて、
だいたい2L/日とか平気で取れました。
逆に寒くて、太陽が出てないとほんのわずか。

ということは、
エゾリスがやって来る時はポカポカ日和。
観察しやすいのです。
また見たいなぁと思ってます。
この恍惚とした顔ね。

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スノーシューで森歩き/室蘭岳周辺

案外、夜の内に雪が降った室蘭です。
車の上には7cmほどの積雪。
そして、今日は平日ですが、
学校がお休みのためなのか
町中のお店はどこも混んでいるので、
なるべく避けつつ生活しています。
となると、森っきゃないです。
はい。
私は、いつも通りの平常運転です^^

誰もいない森で
一人散策。
今日は鳥の声は静かで、
スノーシューで雪を踏む
ぎゅっという音だけが
耳に入ります。

夏は道がありそうなココですが、
実は笹薮に覆われて歩くのは困難です。
冬だけ現れる雪の道。

今日は下調べせず
思いつきで
ワシワシ歩いてきたので、
今度は地形図見て
探索に入ろうと思います。
何かないかなー?^^

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今冬は暖冬&小雪でした

気象庁より
気象庁より

この冬の天候は暖かく
かつ小雪だと体感していますが、
それはやはり本当だったようです。
具体的に言うと、

「気温」
東日本は平均気温の平年差が+2.2度
西日本は平均気温の平年差が+2.0度
冬の最高記録を更新ってすごいですね。

「降雪量」
北日本(日本海側)は平年値の44%
東日本(日本海側)は平年値の7%
にとどまり、
これまた最小記録を塗り替えた模様。

北海道では、初冬に雪少なくても
なんだかんだ1月とか2月とかに
帳尻合わせのごとく
ドカって降って
結局トントンになるんだよね~
なんて冗談が良く言われていますが、
もうそんな話は通用しない
気候になってきたのかもしれません。

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読書は電子書籍がオススメ/不要不急の外出は控える

北海道では知事が緊急事態宣言を
出すまでになり、
世の中に不穏な空気が漂っています。

昨年頃からあちらこちらで
世界的な不況が来るぞと
予兆の声が上がっていた所で
発生した新型コロナウイルス。
もう少し様子を見ないとアレですが、
引き金になりそうですね。

そして、一連の混乱や動揺が
あれよあれよと広がりを見せています。
これがいわるゆる
ブラック・スワン理論というやつなんですか?

ただ、緊急事態宣言の通りに
外出を控えてもこれから転勤の季節。
分散しないか?
いまは変に怖がって混乱を招かぬよう
おのおのが自身に対して
できることをするしかないですね。
手洗い・消毒、外では顔を触らない、免疫を保つ等々。
そして、センセーショナルな報道や
デマに惑わされぬよう、
正確かつフラットな情報を得ましょう。
日本感染症学会は、
一般市民の方々へ情報を出していて、
ここ書いてあることを読むと、
マスコミ報道が偏っているように感じると思います。

ITにとても強い人なら
他人にしてあげられることが
ありそうですが。
私にできることは・・・何かないですかねー?

まぁ、そんなこんなで
念の為、不要不急の外出は控えて、
室内でできることをしています。
今冬はハンノキ系の冬芽を観察中。
当初は「識別できそうかも♪」と
チラッと思える瞬間がありましたが、
実はそんな甘くなくて、
見れば見るほどわからなくなり、
ついには落枝を失敬して
室内で継続観察するまでに。
水に挿して放置していたら開いてきました。
雄花序も。
いやー、開いて欲しいのはそっちじゃないんだ。
(花粉症の人)

しかーし、
冬芽だけでは時間を持て余すので、
こんな時こそ読書です。
本、読みましょう。
読まなくても、
図鑑ならペラペラめくって
目にしておくだけでも良いですよ。
これだけで、
野外を歩いる時に「あ、何か見たことある。」
って、目に止まる確率が上がります。
例えそれを知らなかったとしてもです。
そして、それが図鑑を見たり調べたりして
確信に繋がると嬉しくて舞い上がります。
ホントです。
私の本棚

図鑑や専門書じゃなくても、
小説とか教養とか経済の本とかなら
だいたいが電子書籍で十分なので、
本を買いに外出しなくても読めます。
(図表が多用されてたり、注釈があったり、ページを前後して文を確認する回数が多そうな本は紙が良い)
さらに、ネットで紙の本を購入すると
届くのに数日かかりますが、
電子書籍ならポチった瞬間から読める!
本、読みましょう^^

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室蘭市内でアトリ

大きな松ぼっくりがなる松が植栽されている
公園を歩くと、時々イスカがいたりする
最近の室蘭です。
先日はアトリが二羽、
警戒心が強くて距離を詰めれませんでしたが、
よく見るとオスメスのペアのようで。
付かず離れず餌をついばんでいました。
仲良いね。
アトリはこれから北に旅立ちます。

シメはたくさん。
もう少し落ち着いて見ようかと思いましたが、
樹上でカラスたちがギャーギャー騒ぐ騒ぐ。
ぼちぼち巣作りですか?
春ですね。

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昆虫学者のラジオ放送が面白い!

「カルチャーラジオ 科学と人間」
NHKラジオ第2
毎週金曜の20:30~21:00
これ、最近聞いています。

今回の話し手は昆虫学者の小松貴氏で
「虫たちの不思議な世界」がテーマです。

これが、非常に興味深いです。
専門家なので知識と経験がそれはそれは深く、
それでいて、いかに昆虫の世界が面白いかを
クールに語ってくれています。

その言葉の端々から
「あぁ、この人は本当に好きなんだなぁ^^」
というのが伝わってきます。
専門分野を突き詰めている、という点は専門家ですが、
この好きという気持ちが隠しても隠しきれない(隠してないでしょうけど)、
あふれる愛がナチュラリストたらしめる個性なのでしょう。
この方の語彙力は個人的に超つぼ。
虫嫌いの人にも聞いて欲しいそうなので、
ぜひストリーミングで初回の放送から聞いてみてください。
※ストリーミングには配信期限があります。

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室蘭で時々見るレンジャクたち

終日、晴天の室蘭でした。
確定申告に追われている人は、
この青空が恨めしかったんじゃ
ないでしょうか^^
私はもう終わっているので、
郵便局とかの用事がてら
街中をチェック。

時々、市内でレンジャク(旅鳥or冬鳥)
を見るんですが、あの鳥が街中で
よく食べてるナナカマドの実、
そろそろ食べつくされてないはず。
どこかにまだ残っているのかなぁ~と
2時間歩き回ってみましたが、
やっぱり実はないですね。
アスファルト疲れた^^

タップ(クリック)で拡大。ヒレンジャク
タップ(クリック)で拡大。ヒレンジャク

レンジャクはナナカマドに限らず、
ヤドリギの実も好んで食べます。
聞いたことはないですが、
レンジャクに
「どっちが好き?」って聞いたら
「ヤドリギだ。」って答えると思うんです。
そっちの方が甘くてみずみずしいんですよ。
納豆みたいにネバつきますけどね。
ただ、ナナカマドなら街中でまとまって
植えられているのでお手軽です。
ということで、
昔撮った画像置いておきます。

タップ(クリック)で拡大。ヒレンジャク
タップ(クリック)で拡大。ヒレンジャク

そして、レンジャクには
キレンジャクとヒレンジャクがいて、
雨覆いとか過眼線とか見分けるポイントは
いくつかありますが、一番分かりやすいのは
尾の先が赤いか黄色いか。
市内で時々見るアレがどっちなのかは、
遠くを通過する群ればかりなので判別できず。

室蘭港に立ち寄ると、
いつものコクガンが
浅瀬で海藻を食べて、
プリティなおケツから
時々、緑色混じりの物体を出してました。
ハクチョウのもそうでしたが、
食べた物の色が反映するんですね。

タップ(クリック)で拡大
タップ(クリック)で拡大
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室蘭でもドカ雪

室蘭民報より/タップ(クリック)で拡大
室蘭民報より/タップ(クリック)で拡大

一昨日の夕方から昨日まで、
ずっと雪が降りっぱなしでした。
しかも気温が高いので湿った重たい雪!
以前住んでいたニセコでも
「今日の雪は湿ってて重いわ~。」なんて
言いながら勤め先で除雪してた日はありましたが、
そこはパウダーの聖地。
あれでも軽い方だったんだな、
湿って重い雪ってこのことだな、
と妙に実感しています。
重い雪が腰にきます。

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よもやま話を更新しました

よもやま話を更新しました。
心の内をさらけ出すとき、
どうも尖った文章になりがちです。
愛にあふれる柔らかい文字を並べる
物書きの方々の文章に
触れるようにしていますが、
いまの私には難しいようです。
人生経験がもっと必要ですか?
ちょっとした悩みです。

「加速する気候変動、あなたは何をする?」

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無積雪期のおすすめウェア

冬になると、毎日履いていたスノーパンツ。
今はクローゼットでお茶引いてます。
以前いたニセコはスキー・スノーボードといった
ウィンターアクティビティの方たちで
賑わうエリアだったので、
スキーするような格好で町中ウロウロ、
なんならスーパーだって気にしないで出歩けられるほど、
スノーウェアを着た人で溢れていましたが、
室蘭ではまず浮きますね^^
というか、そんな格好でうろついても
違和感ない町なんて道内でも
片手で数えられるほどでしょう。
あの格好、温かくて便利だったんですけど。

それで、今はどうしているかと言うと、
上記のようなものを着ています。
ニセコにいた時は秋とか春の
雪のない時期に着ていました。

1、タイツ。
タイツといっても街の女性が
スカートの下とかに履いてる
あのタイツではないですよ。
足首までのパンツの下に履くやつです。
日本語に訳すとなんだろう。股引?
山ガールブームの時は、山スカートの下に
履いている方をよく見ましたが、
今は落ち着き気味かな。
夏用は吸水速乾性を高めて汗冷えを防いでくれたり
UVカットや防臭がウリなのが多く、
秋冬用は、それに加え保温性が高くなってます。
中にはサポートタイツというのもありますが、
運動をサポートするタイツなので、
森歩きの防寒にはあまり向きません。
そして、自慢のようになってしまいますが、
足が長い人だとタイツの丈が短くてスネが
出てしまうことがあるので(これが超寒い!)、
そういう人はロングソックスか、
下記のレッグウォーマーを履くと良いです。

2、レッグウォーマー
くるぶしを境界線に強烈に冷える私の足。
これがあるのとないのとでは、
足元からくる寒さが全く違います。
アクリルやポリエステルでも十分温かいですが、
やはりウールの方がより温かいと感じます。
ロングタイプのレッグウォーマーもありますが、
パンツの下に履くともたつくので、
私はノーマルの長さです。

3、裏起毛のパンツ
起毛の密度やパンツ生地の厚さは様々なので、
できれば店頭で触って確かめるのが良いです。
例えばモンベルだとトレッキングパンツの<厚手>がそれに該当します。
モンベル・オンラインショップ

上記のパンツは左から
ジャックウルフスキン、モンベル、ミレーです。

起毛・パンツ生地ともに控えめなパンツ。

起毛・パンツ生地ともに厚手なパンツ。
と、こんな風に様々です。

これらの衣類を組み合わせて、
底冷えする日の散策もしています^^
そんな時期に出歩く人は多くはないかもしれませんが、
ご参考に。

道具部屋

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キバシリがさえずる森でスノーシュー

寒気が入ったお陰で、
まとまった雪が降りました。
札幌では6時間で34cmの
積雪になったそうで。
ドカ雪ってやつですね。
室蘭も降りましたよ。
7cmほど。

この地域というのは、
ふもとでは大した積雪にならないのが常なので、
除雪車は滅多に入りません。
住んでいる所の周辺道路を雪かきしたら、
スノーシューを持って山へ行き散策です。
(家事は適当にサボる)

さすがに標高が上がれば、
ばっふばふの雪。
先週末の小樽では、ぎっしり目の詰まった
残念な堅雪だったのではしゃぎます。

しばらく何も考えず、
とにかく歩き回ってしまいました。

10分以上無心で歩いたでしょうか。
物陰から出てきたキバシリが2羽、
目の前で飛び回り、
片方がさえずり出しました。
おぉ、もうそんな季節か、と我に返る。
そう言えば、さっきハシブトガラも
さえずっていたっけ。
さえずりが今日だけの
気まぐれでないのなら、
前に住んでいたニセコより
季節の進みが早いかな。

木の幹の下から上へ、
螺旋状に登り上がりながら、
樹皮の隙間にいる虫とかを食べる
この鳥の爪ってすごく長いことに
今日気づきました。

我に返った所で、目についた今冬の課題。
はて。
これから調べます。
(答えは春に)

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住まいの土地探しとスノーシュー

週末の住まいの土地探し、
結論から言うとダメでした。
森の雰囲気も立地も金額も
ほぼ全てが申し分ない土地でしたが、
土地を囲む山の斜面は
スノーモービルランドと化していました。
音から察するに十数台。
私たち、静かに暮らしたいんです。
土地探しはふりだしに戻る。

双眼鏡で観察体勢に入る人
双眼鏡で観察体勢に入る人

色々諦め、スノーシューで散策。
すると、どこからともなくクマゲラ。
コロコロコロコロ鳴きなが飛んで来て、
木に止ると
「キョーーーーン、キョーーーーーン」
とけたたましく鳴く。
あぁ、この土地、惜しい・・・。

ちなみに、クマゲラって
こんなキツツキのことです。

赤レンジャーが何かを見つけたみたいです。
私、土地のことでやる気を失ってるのでダルめに返事。
次、次がんばろー。

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双眼鏡のネックストラップを修理

今日はめずらしく雪の室蘭です。
が、朝は雨だったくらい気温高めなので、
雪といっても水分の多いベチャ雪です。
風も強いのでこういう日のお約束、
室内作業の時間です。

昨日、双眼鏡のネックストラップが
突然外れまして。
ちょうど本体を手に持った
タイミングだったので
落とさずに済みましたが、
落としてたら下はアスファルトだったので
確実に壊れてましたね。

双眼鏡って壊れるの?って思う方
いらっしゃるかもしれませんが、
壊れますよ。
レンズが割れるとか、ボディがヘコむとか、
そういう分かりやすい壊れ方はそうないと
思いますが、双眼鏡は精巧に作られているので、
ちょっと硬い所に落とすと衝撃で構造に
ズレが生じます。
そうなると、ボケたり歪んだりして
ちゃんと見れなくなるんですよ。
私はまだやったことないですけど、
周囲にそういう人が数名います。
高価なものほど、お財布と心のダメージが高いです!

気をつけましょう。

それで、ストラップを良く見てみると
ヒモが切れたとか、
糸がほつれたとかではなく、
すっぽ抜けた感じ。
え?縫われてたんじゃないの?
接着剤か何かでくっついてたの?
安価な部類の双眼鏡だけど、
ストラップの作り怪しくない?

双眼鏡は基本的に首から下げます。
手に持ってると落とす確率増すので。

でも、ストラップごと落下では、意味なし。
これ3年以上使っているので、
経年劣化ということもあ・・・いやいやいや。
(そんなハードに使ってない)

抜けた方のヒモを穴にぐいぐい押し込むと
すんなり入ったので、

そこを上からミシンでダダダーっと。
余分にもう一本縫い足して、
さらに念の為、もう片側の
取れてない方のストラップも縫っておきました。
まれなケースでしょうし、
時々点検する、くらいしか対策はなさそうですけど、
みなさんもお気をつけあそばせ。

ちなみに、私が使ってる双眼鏡は
こちら

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室蘭岳でかろうじてスノーシュー

ふもとでは積雪ゼロに等しい室蘭ですが、
だんぱらスキー場(標高約400m)まで
上がれば、そり滑りとかスキー・ボードとか
何とか雪遊びできる状態です。
もっと雪のある地域まで遠征していれば
とっくに出番はあったのでしょうが・・・
今シーズン初のスノーシュー。

と言っても森の中はササぼーぼーで、
少し雪をかけばすぐササが出てくる程度の積雪。
歩けばスノーシューに絡まる絡まる(笑)
無理やりな散策だったかな。

足跡はエゾシカだらけ。
しばらくたどってみると、
歩きながらクマイザサを食べて、時々樹皮も。
太平洋側は全体的に雪が少ない気候なので、
エゾシカの痕跡だらけになります。

来週は小樽に行く予定。
今年の積雪はどうかな?

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よもやま話を更新しました。

前回からだいぶ間が空きましたが、
自分の感性を言語化するために、
今年は間隔をもう少し狭めて
更新していきたいと思っています。
お時間あればこちらをご覧ください。

よもやま話→「好きなことをしていたら、周囲の人がつられて楽しんでいた

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全面アイスバーンの散策路/冬の室蘭はアイゼン必携か?

さらっと雪が舞ったかと思ったら
雨が降ったり冷えたりして、
ガッチガッチの氷が路面に
張り続ける室蘭です。
車の運転は、日陰の氷に
気をつけないと結構滑ります。

森の中も例外なく。
すれ違った通行人は
アイゼン着用。
確かに、それくらいないと
安全には歩けないかも。

写真からは分かりにくいですが、
分厚くツルツルな氷が張っていて、
それに気を取られながらの散策は
相当煩わしいです。

足元から気をそらせば(危ない^^)
気になるものはありますけど、
どこもかしこも、周囲は藪やぶヤブ。
スノーシューで自由に歩き回れるくらい
積雪があれば・・・。

この藪の先。

ま、

入りますけどね。

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沖縄本島の旅/海へ

所用を兼ねての沖縄の旅。
一昨日は、南部の湿地
昨日は、北部のやんばるの森
を紹介しました。
今日は番外編の海です。

北海道では一部で
越冬個体がいるらしいけど、
基本は夏に見る鳥。
沖縄では海沿いに行けば
いたるところにいました。
イソヒヨドリ。

海ついでに見てきたザトウクジラ。
ザトウクジラは夏はエサが豊富な北へ、
冬は子育て・繁殖のため暖かい南へ回遊します。
近くで見ると、迫力ありますよ。

でも、船酔いしてダウンしていた人、
残念ながらまあまあいました。
一度酔うともうクジラどころではなく、
吐いて、横になってずっと辛そうでした。

船酔いしたくない人は、
・30分~1時間前に薬を飲んでおく
・消化のよい食べ物を胃に入れておく
・乗船したらなるべく遠くを見る
・無言にならならず会話を楽しむ
と、グロッキーになりにくいですよ。

明日から北海道の通常ブログに戻ります。

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沖縄本島の旅/やんばるの森へ

所用のついでに、
沖縄へ旅に出ていました。
昨日は南部の湿地をご紹介。
今日は北部のやんばるの森。

ここは国立公園になっているだけあって、
森が広がります。
緑が濃いっ!
ジャングルっぽい!
そんな写真を撮ろうと思いましたが、
普通の森写真になってしまった。

こっちの方がジャングルっぽいかな?
昔、屋久島に行った時にも見たヘゴ。
木のような立ち姿のシダ植物です。

あ、ノグチさんがいました。
(正式名称:ノグチゲラ)

他にも生き物の気配は
たくさんありました。
林床には、
照葉樹の硬い落ち葉が積もっているので、
地面で何かが動くとガサッ、ガサッと
音が出るのです。
ヤンバルクイナかも?
リュウキュウイノシシじゃない?
や、さっき見たシロハラじゃないか?
などなど、
ひたすら聞き耳を立てていましたが、
なにせ植物が濃くてなにも見えない。
上から下まで森の見通しはなく^^

さ、進みます。

オオバライチゴ。

別名はリュウキュウバライチゴ。
1月に花咲いてるとは。

個人的に面白かったのがこれ。
ヤマグワに似てるけど、
ヤマグワより葉っぱは
明らかにツルツルでテカテカ。
葉の厚みも感じる・・・。

ヤマグワそっくりな花もある、
(冬に花ってさすが沖縄、というかその前に落葉してないってどゆこと)
う~ん、ヤマグワなのか。
葉っぱの質感がしっくりしないけど。

で、分かったことは、
沖縄は亜熱帯気候のせいか、
本州のものとはちょっと雰囲気が違うので、
沖縄ではシマグワと呼ぶんだそう。

※本州の海岸に分布するものには、
ほぼ無毛で光沢が強い品種ハマグワと
呼ぶものがあるので、シマグワとハマグワが
同じものなのか違うのかは専門家に聞きたい。

ヤマグワだけでなく、
本州と同じものでも、
こういう風にちょっと違うよね、
というものはいくつかある様子。
そうなのかぁ~。

琉球の樹木—奄美・沖縄〜八重山の亜熱帯植物図鑑 (ネイチャーガイド)
沖縄へガッツリ植物観察しに行くなら、

こんな図鑑を持っていくと良いんでしょうね。
明日は番外編、海です。

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ほとんど秋

ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク

今朝は特別に冷え込み、6時頃の気温は10℃ほどしかありませんでした。
日中は20℃くらいまで上がったものの、駆け抜ける風の涼しさはもう秋のもの。
本州からいらっしゃる方は、朝晩や天候不良時の冷え込みにお気をつけ下さい。
長袖の羽織るものは必携です。
森の中もそこかしこに実がなり、オニグルミを求めてエゾリスが活発に動き出してます。

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マッチとドロノキ

工場発祥の地記念碑・マッチ軸工場跡
工場発祥の地記念碑・マッチ軸工場跡

今日は、倶知安風土館主催「ふるさと探訪」のガイドで歩いてきました。
ここ倶知安町は、かつて硫黄の採掘をしていた山があり、海外に輸出していました。
硫黄は火薬やマッチの原料に使うため、当時は重要な輸出品目だったのです。
そればかりでなく、村にはドロノキからマッチの軸を作る工場もありました。

 

「クッチャン原野」と呼ばれた当時は、どれだけの大きさのドロノキがどれだけあったのか、
その面影を忍びながら、利用の歴史を辿ってきました。
実際に環境と合わせて見て歩いて、話を聞いて、新たな経験を得られたり、
知識を深めたりすると、疑問・質問が寄せられ、話しをしている内にもう終了時刻に。
今日も写真を撮りそびれました。

画像は、ドロノキの葉と果実。
房状についた丸い果実が熟すと、中から綿毛が顔を出し、風に乗って飛んでいきます。

 

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道具作り

作ると言っても、大したものではありません。
勉強のため、あとで調べるため、見返すため、色々な理由で押し葉を作ることがあります。
今まで、新聞紙に植物を挟んだら、図鑑や分厚い書籍を山積みにして押していましたが、
その都度本棚から取り出して、終わったらまた本棚に戻して・・・
と面倒でしたので、ここにきて一念発起。(やっぱり大げさ)

ホームセンターで適当な板をスタッフの方にカットしてもらって、
その板の間に新聞紙と植物を挟み、それをスーツケースベルトで
ぎゅーーーーーーっと締め付けて完成。
簡単です。
軽いので持ち運びも便利です。
早くやれば良かった。

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クズの道

花がピークを過ぎ、散策路上にたくさんの花びらが敷き詰められていました。
見上げると、頭上を覆う木々の枝にクズのツルがたくさん巻いていました。
クズの花は秋の七草の一つ、夏が終わろうとしています。

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親子水入らず

先日のツアーは、ご家族でご参加頂きました。
写真部所属らしく、立派なカメラをお持ちの長男君。
撮ることにこだわりを持ちつつ、レンズを通した造形美や
対象の特徴をしっかりと見てもらいました。

子どもたちの好奇心は無限大、長女ちゃんも負けず劣らず、
雑談しながら歩いている内に気になるものが目で拾えるように
なると質問がバンバン。
とてもマニアックな、でもそれが楽しいツアーでした。

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低温に雨

涼しい北海道とは言え、8月にしては涼しすぎる気温です。
それに加えて雨。
通常、この時期の雨なら気温がある程度高いので当ってもさして問題ないのですが、
ここの所のこの気温となると体が冷えてしまいます。
特に本州からお越しの方、寒暖差に体調など崩されませんよう。
羽織るものの準備がなかった方は、無理せず近場の衣料品店でご購入くださいね。

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海辺の植物には名前に「ハマ」と付くものが多くあります。
ハマベンケイソウもその一つ。
花期は終わりかけながらも、また花の状態を見られました。

ハマハコベ。
何度見ても、五重塔のように、整然と連なった十字対生の葉が見事です。
今日のフィールドから。

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道南の植物

仕事で道南へ行ってきました。
道南の中でも日本海側は本州の要素が入ってくるエリアなようで、
分かるようで見たことのない植物に多数出会ってきました。
本州の方からすると、「なんだそんなもの、よく見るよ。」という
印象が多分にあるでしょうが、北海道だと道南、あるいは西南部と
限定的な分布のものがいくつもあります。
その内のいくつかをご紹介。
まずは、クサボタン。

モミジガサ。

ハマボッス。

強靭な棘によって猿が引っかかってしまうという、サルトリイバラ。
人間の私は服を引っかけました。

ブナ林とせせらぎ。

道南特有の植物とは違いますが、ツチアケビ。
この植物は、一生涯に渡って地中の菌類から養分を略奪する「寄生」という
進化を遂げました。
植物なのに光合成をしないので、緑色をしていません。
今年は当たり年だったのか、この場所以外でも開花個体を見ました。

一見すると不気味な植物かもしれませんが、近くでよく見るとラン科らしい花です。
私にとって、見たことのある植物の中に見慣れないものが混じっている道南は
ちょうど良い勉強の場ですが、その分持ち帰りの宿題も多数。
明日はガイド。記憶が鮮明な内に片付けなければ・・・。

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エゾタヌキ

先日、林道を散策していた時のこと。
道のど真ん中に、大~きな糞が落ちていました。
時々、ヒグマの糞と間違う人がいますが、良く見ると
乾いて古そうな糞、真新しい黒々とした糞、その中間の糞が
一箇所にまとまって落ちています。
そう、古いのから新しいものまで、溜まってあるのです。

文字通り「タメ糞」は、日々同じ場所に落としていくことで出来上がります。
糞には、落とし主の情報が詰まっていて、縄張りを示したり、仲間同士でお互いの
状態を確認したりするのに利用されます。
この日は、落とし物の持ち主がひょっこり現れました。

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人と植物

ブログの間隔が空いてしまいましたね。
お待たせしました。(待ってない?)
今日は、地元の小さな博物館「倶知安風土館」主催のふるさと探訪の日。
ふるさとの植物を見て歩くガイド役を昨年に引き続き、請け負わせて頂いてます。
今回は、硫黄鉱山の歴史を植物を通して肌で感じる散策にしました。
今まで、何気なく見てきた風景の中には、実は人が関わった結果が含まれている
ことが大いにあります。
そうした情報は、書籍やインターネットからも手に入る時代ですが、実際に体験しないと
中々「なるほど」という境地には至れません。
それを実際に見て、変化や違いに気づいて、合点した時に、なるほど~、の声が出ますね。
あれやこれやと雑談しながらも、そんな景色を見てきました。
そしたら、その雰囲気をお伝えできる写真を撮りそびれたので、こちらでお茶を濁します。
ここは湿原じゃないけれど、湿原でよく見るモウセンゴケ。
世にも特殊な環境でした。

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林道から大木

何の変哲もない林道にて、ミズナラの大木が天に向かって大腕を広げていました。
この木を筆頭に、大きなサイズのブナが点在する森が本日の仕事場。
中々、見応えがありました。開発で切られずに残って欲しいものです。

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神仙沼

猛暑が続いて、その後には大雨が降って、そして今日は蒸し蒸し気候なニセコです。
そんな中でも、標高を上げればちょっとは涼しくなります。
霧が立ち込め、展望こそ期待できませんでしたが、それはそれで幻想的な雰囲気。
緑の湿原の中に、ポツポツと現れるタチギボウシやトキソウの花が目立っています。

 

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アジサイと雨

夏日に続き、大雨の週末ですが、水に打たれる植物はどこか
活き活きとしているように感じます。
見上げた先で目を見張ったツルアジサイ。

 

下でも負けてません。

まだ咲く前でしたが、目線の先には蝶々が乱舞(装飾花の鋸歯が目立つ)、エゾアジサイ。

 

こちらは、お寺の敷地から。
アジサイに雨、お似合いでした。

 

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暑いので

本州の高温多湿にくらべたら可愛い方ですが、連日の夏日は、地元の人間にとって
うだるような暑さ。今日は、涼を求めて水辺へ行ってました。
朝晩は北海道らしく涼しいものの、雨予報の今度の連休も、気温は30℃手前とやや高めの予報。
溶けそうです。
そうそう、連休のお問合せ数件頂いておりますが、今現在空きはありますので、
お気軽にお問合せくださいね。

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羊蹄山、外来種駆除活動

ニセコ羊蹄山岳会の活動で、今年も羊蹄山にとって外来種である、
コマクサの駆除活動に行ってきました。
この活動は今年で7年目を迎え、そのお陰で、数は随分と減りました。
ただ、見落とした個体や、残された根から再び成長したであろう個体が
毎年確認されているので、そうした個体を探し出し、取り除く作業はまだ必要です。

作業する場所はこんな急斜面、体力と集中力が必要です。

 

人間の都合で持ち込まれ、今度は引き抜かれる、コマクサにとって
不条理ですが、本来の植生を維持するため駆除活動は続きます。
こんな物陰に隠れて潜んでいるコマクサも見逃さず作業します。

今回は総勢14名の参加でした。
根絶に向けてこれからも継続していきます。

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一息

良い天気の日だったので、仕事の合間を縫ってちょっと外歩き。
休憩していると、モズがギチギチ鳴きながら飛び回ってきたり、
どうがんばっても「一筆啓上仕り候」とは聞こえないホオジロの
さえずりが聞こえてきたりしました。
明日明後日と、ニセコ羊蹄山岳会の活動でこの山に行ってます。

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美女と野獣

ハクサンボウフウ、レースのような白い花が目を引くこのセリ科の植物。
華々しい表面とは裏腹に、根は肥えて太くなりヒグマのエサになるそうです。
まさに、美女と野獣。
*野獣の方は写ってません。

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野草と野菜

野外で見つけた、こちらの植物。
針状の葉のようなものが全体的に広がっています。
近所の畑でみたような気がします。
畑が近くにある方は、ちょっとピンとくるかもしれませんが、
多くの人は、頭にハテナマークが上がっていると思いますので、次へ。

ほんのり赤くなりかけた果実。
畑で見るものも、収穫後に放置していると付けていますね。

 

茎の部分です。
どこかで見た覚えがあります。

足元から、ひょろひょろと芽が出てきていました。
アスパラガス・・・ではなく、キジカクシと言い日本全国に自生しています。
どの野菜ももとを辿れば、野生のものを人間にとって都合の良いように、
改良・栽培し、管理し続けてきたものが野菜。
この系統の植物は、南ヨーロッパから西アジアにかけて自生していて、
ヨーロッパでは2000年前頃から、野生品の利用・栽培が始まっていたそうです。

野菜のアスパラガスは、放っておくと、こんな感じにニョロニョロ伸びてきて、
やがて、さきほどのキジカクシのように針状の葉のようなものを広げます。
キジカクシとアスパラガスは、形態がかなり似たままですが、原種とかけ離れた
姿になった野菜もあります。
それでも、その植物に共通する特徴がどこかに出ていたりします。
花や葉の特徴から、野生種を見た時、あるいは、野菜を見た時、なんか○○っぽいな、
と感じたら、その勘を大事にして、図鑑を引いたりインターネットで手がかりを掴んだり
するのも一興ですよ。

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ブユに噛まれたら

春から夏の間、
野外で気になる昆虫の一つ、ブユ。
ブユ(ブヨ、ブトと呼ばれることもあり)は
ハエの仲間で、何十種にもなるこれらを
総称してブユと呼んでいます。
吸血方法は、蚊と違い、
皮膚を齧って傷つけて吸います。
その時、唾液に混じった毒素が人体に注入されるので、
その時は痒みを感じないのですが、
しばらくすると非常に痒くなります。 

痒みに留まらず、
患部から腫れが大きく広がることもあります。
もちろん、体調や個人差がありますが、
私はかつて、手首を噛まれた時、
手のひらまで赤みが広がったと思ったら、
赤ちゃんのように手がパンパンに腫れたことがあります。
まれに、熱が出て病院へ行ったという例もあります。
確かに友人に1人そんな人がいましたが、
その他に身辺で聞いたことはないので、
多い事例ではない気がしています。
(正確なことは分かりませんが)

上の画像から10日後。
依然痒く、寝ている間に掻いてしまったため、
患部がガサガサになり、さらに、
噛まれてない違う場所にもかゆみがでる事態に。
噛まれないようにするためには、
長袖長ズボンに虫除けです。
ですが、一般的な虫よけは蚊に効果はあっても、
ブユには効果が低いです。
個人的には、ディートやイカリジンが
高配合されたものに効果を感じます。

化学物質が気になる方は
ハッカ油を使ってみてください。
効果は化学的なものと比較すると
長続きはしませんが、有効です。
何より、爽やかな香りとスッとした清涼感が良いです。
ハッカの強烈な香りが苦手、
肌が弱いという人は水で薄めてみると良いかもです。

噛まれてしまったら・・・
直後に気づければ患部に
ポイズンリムーバーを当てて吸い出したり、
つねって体液ごとブユの毒を絞り出します。
すると、その後の経過が楽になることが多いです。
気づいたらもう痒く腫れてた、となったら薬を塗り、
とにかく掻かない事。
イジると私のよう悪化しますよ。
この時は、三週間くらいしてようやく痒みが引きました。

何かと嫌われ者ですが、
幼虫は水質汚染に弱く
綺麗な水環境がないと生息できません。
ブユにたかられると煩わしいですが、
近くにそんな環境があるのだと思えば
多少は優しい気持ちになれる、かもしれません。
小さいので気づきにくい昆虫ですが、
ちょっと気に留めてみてください。 

こちらも参考に
ポイズンリムーバーは案外簡単に壊れる/定期的に動作確認しましょう

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ニセコ羊蹄山岳会:懇親会と清掃登山

ニセコ羊蹄山岳会名前に山岳会とありますが、山を登る会という意味ではなく、
山に関する環境保全活動や啓蒙普及、行政機関とのコミュニケーションと連携を図る
有志の集まりです。
先日は、今後の活動について、ニセコエリアの山の問題点についてまじめに議論。
議論中は真剣さのあまり、写真を取りそびれました。
こちらの写真は、その後の懇親会。
ここでも、前向きなたくさんのディスカッションが行われましたよ。

日を改め、年に一度の清掃登山。今年はニセコアンヌプリです。

ゴミを拾いながらも、登山者にとって優しくない箇所を手入れしますが、
何もかも親切丁寧に整備しない事が、かえってここの魅力を保てると思うので最低限に留めます。
そうは言っても、ここは利用者に安全に渡って欲しいので、その辺にある倒木を利用して
簡易的な渡し板代わりにしてみました。

 

歩きながらも、休憩しながらも、このルートの良い点悪い点、ガイド業や観光に対する考えが
途切れることなく話しが広がります。
○○ガイドだから、○○の事さえ知っていれば良い、なんて訳ないんです。
ガイド哲学や観光に対する考え、ガイド業全体をどう見ているか、などなど、見解をより
深めてこそ個性が滲み出ますね。

 

 

ニセコアンヌプリ山頂にある避難小屋は冬に多くのバックカントリースキー&スノーボーダーが
利用します。人の多さが招くごみ問題ですね。
マナーを守ることは、このフィールドで遊ぶ人間にとって、将来的にプラスになるので
ぜひ意識してもらいたいですね。

 

活動中は、ゴミや注意箇所だけでなく、シダやらミネザクラやら植生環境やら
見るものは多く、あっという間の清掃登山でした。

 

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湿原歩き

雨や曇りが続いていた中、ようやく晴れの日が続くようになり、
天気に誘われ、神仙沼周辺の湿原の様子を見てきました。
いかにも、天気良ければ全て良し!と言いたくなるような穏やかな陽光に
観光で訪れた人もカメラを構えたり、しゃがんで花を楽しんだりしていましたね。
ここは木道が整備されているので、とても歩きやすく自然に親しみやすい場所です。

点在するショウジョウバカマの花と共に湿原の主役となっていたチングルマ。
ですが、花の最盛期は過ぎ、そろそろワタスゲの綿毛と見頃をバトンタッチしそうな雰囲気です。

湿原に向かう途中のクロツリバナ、光が当たらないと暗い赤紫色の地味めなお花に見えますが、
太陽の光が透けて見えると美麗。
そう感じるようになったのは年齢を重ねたせいだからなのか・・・

本日は、風土館の学芸員の方と人気の少ない別の湿原へ向かい、観察歩き。
ベースにしている分野も視野も違うので、見えてくる世界が違いそれがまた新鮮。
お互いに「へー」と言っては、相手の見るものをまじまじと見るの繰り返しです。
個人的な好みですが、今日はヤマドリゼンマイの葉の透け感が良かったです。(へー)

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【羊蹄山】山開き・安全祈願祭・慰霊祭

本日は、倶知安観光協会主催の「安全祈願祭・慰霊祭」そして
「羊蹄山ひらふ登山口コース開き・半月湖開き」へニセコ羊蹄山岳会を代表して出席してきました。
当日は朝から雷を伴う雨が降り、式典の最中に雨脚がピークになるという、あいにくの天気のため
一部の行事は中止。

それでも、これから迎える登山シーズンを前に山の安全を祈り、過去の遭難者を追悼する
ための式典は滞りなく進行。
私も、一般登山者に代わり玉串を捧げ拝礼させて頂きました。

本日の羊蹄山避難小屋付近では雷鳴が響き渡り、雪混じりのみぞれが降る天候のようです。
安全登山には、事前の情報収集と無理のない行動計画が必要です。
今年も安全に山と共に過ごしましょう。

羊蹄山情報
倶知安町役場

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農道歩き

昨日は良く晴れて暖かかったので、植物見&下見がてらその辺の農道を歩いてみました。
植物見と言っても、花々を愛でるでも珍しい物を見るでもなく、その辺りによくあって
日常的に見る機会の多い植物を改めて観察です。

四つ葉のクローバーはありませんでしたが(というか探してませんでした)、
ちょっと気になり、道路脇にわさわさ生えてたシロツメクサを失敬して引き抜いてみることに。

マメ科の植物らしく、ちゃんとありました。
「根粒」です。
マメ科の植物は、大気中の窒素を吸収・固定できる根粒菌をこの中に住まわせて、
自身が光合成で作り出した糖を渡しつつ、窒素を得ています。
何だか、高校の生物の時間を思い出しますね。
この根粒、土壌中に窒素が十分にある場合は、十分にない場合に比べて少なくなるそうで、
一度、畑のマメもどうなっているか見てみたいです。農家さんの協力が必要ですが。

ちなみに、左がシロツメクサ、右がムラサキツメクサ。
花がない状態で見ると混同しがちな見た目ですが、シロツメクサは茎が地面を這うのに対し、
ムラサキツメクサはまっすぐ伸び上がる生え方をしている、とガイド先輩がそんな見方を
しているのを以前知りました。
学名を調べてみると、シロツメクサは「trifolium repens」で、「三つ葉の 葡萄性の」
という意味。
なるほど、その通りですね。

そうこうしていると、通りすがった知り合いのおじさまに見つかり
「なぁに、こんな所で遊んでるの~」と一笑されてしまいました。
ですよね(笑)

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ニセコ戻り

先日から数日間、水辺の生物調査で道北に行っていました。
私は専門家ではないので、あくまで補助員という形でしたが、
調査員の方と一緒に歩かせて頂き、この道のプロはなんと
鋭い目を持っているのか、と驚きの連続でした。
道端の僅かな泥に数点残されたタヌキの足跡も当然見逃しません。

毎日、痕跡探しに歩きに歩き、調査員の方の見識に触れ、どういう所に何がいる・ある、
と、ちょっと頭からこぼれ落ちそうになるくらい多くの学びを得られました。

 

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ご入用でしたら

花粉症と言ったらスギが有名ですが、北海道にスギは自生していません。
道南の一部で植林がされているので、この地域に行くと症状が出るという方はいらっしゃいますが。
北海道の場合はシラカンバ(←シラカバの正式名称)がポピュラーな花粉症の一つになります。
私はこのシラカンバの花粉症、今年も泣かされましたよ。
ティッシュを忘れて出かけた日には、鼻垂しながら半べそ状態でフィールドを歩いていた事も
ありました。
今では、シラカンバの花粉は落ち着いてきていますが、中にはイネ科(6月頃がピーク)や
ヨモギ類(9月頃がピーク)の花粉症の方もいますね。
ティッシュが必要な方(もちろん、そうでない方も!)、こんな物を用意してみましたので、
ツアーに参加された際には、どうぞご自由にお使いくださいませ。

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【道道58号】冬期通行止め解除

26日(金)に倶知安町と五色温泉を結ぶ、道道58号の冬期通行止めが解除されました。
観光スポットになっている、ここ五色温泉や神仙沼周辺は標高が750mほどあるので、
ふもとに比べるとかなり寒く、今日は雨が降る天気もあって、気温は10℃ほど。
まだまだ防寒具が手放せません。

 

手軽に散策できる遊歩道や各登山道にも残雪。
そんな所はルートが不明瞭です。

 

ツバメオモトの蕾。
花々もこれからです。

 

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カッコウ

街中ど真ん中にて、突如響き渡る「カッコウ、カッコウー」の声。
声量から近くにいるようだと、ふと窓の外に目をやると、目の前の電線に止まって
しきりにさえずっていました。

 

「聞きなし」とは動物や鳥といった生き物の鳴き声を人の言語に当てはめたり、意味のある
言葉に置き換えて表現したものです。
カッコウはまさに、鳴き声がそのまま種名になった鳥ですね。
ウグイスの鳴き声(正確にはさえずり)「ホー、ホケキョ」と言ったら、ピンと来る方は多いでしょうか。
中にはちょっと無理があるような聞きなしもあり、個人的にはホオジロの「一筆啓上仕り候」の
聞きなしが、無理があるよな・・・と思うランキング一位。
多分、ほとんどの人はそうは聞こえないと思いますが、そうやって突っ込みを入れながら聞いて
楽しんで、自分なりの聞きなしに挑戦してみるのも良いですね。

 

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ありきたりだけど

よくある感じの写真ですが、やっぱりこうしてまとまって道沿いで咲いていると、
飽きもせず毎年見てしまいます。
ニリンソウロード。

 

いつもの中に混じって違う表情をしている花もあります。
萼片は白色が基本ですが、まれに緑がかっているものや、すべて緑色、
あるいは、こんな風に赤みを帯びることがあります。
緑がかるものを品種「ミドリニリンソウ」なんて言ったりしますが、
本種との違いは見た目の色くらいで、他に大きく異なる所はありません。
でも個性を感じますね。

 

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本日のひとコマ

今日も、天気悪く寒いニセコ。
そんな時でも森に行けば、雨に濡れ瑞々しく透き通るような緑に出会えます。

どう感じるかは人それぞれ。
今日は、クジャクシダの展開途中の葉に見とれました。

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芽吹きの季節

他の木や岩なんかをつたってはい登るツルアジサイ。
英名はClimbing Hydrangea(クライミング・ハイドランジア)と言い、
まさに、この植物の様子が当てはめられた表現がされています。
※ハイドランジア=アジサイ

 

絡みついている木の芽吹きよりも早く葉を展開していました。
他の木を利用して高みを目指し、利用している木より早く葉を開いて太陽の光を目一杯浴びる、
上手いですね。
夏になると、木の幹いっぱいに覆った白い花が圧巻ですよ。

 

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地道な経験値アップ

ニセコの自然ばかり見ていると、ニセコを基準に物事を見てしまいがちになります。
自分が住んでいる所の植物が他の地域と比べてどう違うのか、そこを意識していても、
よそを知らなければ中々ニュートラルな思考にはなれないと感じています。
場所が変われば気候や土壌など条件が変わり、植物も変わってくるもの。
体が空いたタイミングと天気を狙って、車中泊しながら道北・道央とニセコとは違う自然を
見に回ってきました。

 

こちらでは、エゾオオサクラソウがちょうど花真っ盛りでした。

 

そこから数百キロ離れたこちら場所へ移動し、こんな所をガサガサ歩いてみました。
こちらは、エゾイチゴが密集して生える伐採跡地。
パンツには小さな棘がこれでもかと刺さり、近くの藪に行けば一瞬でマダニ3匹に飛び移られる始末。
これには参りました。ちょっとだからと油断せず、カッパと長靴の装備を怠ってはいけませんね。

 

そんなことはさておき、ヒメギフチョウがいました。
ニセコではまず見られません。

 

またしても場所を変えて、今度は小樽方面の海沿いへ。
夏のギラギラした強い日差しと違い、春の海は柔らかく優しい雰囲気です。
こちらの海岸、昔は行楽施設があり夏は海水浴客でたいそう賑わったそうです。
海と言えば夏、みたいなイメージがありますが、個人的にはこの季節が好みだったりします。

 

今ではすっかり花は終わっていましたが、数週間前に訪れた時はエゾエンゴサクの大群落。
胸いっぱいに広がる甘い香りが辺りに立ち込めていました。
人も少なく、じっくり歩けます。来年、一緒に歩きに行きませんか?

車に戻ってくるとオオルリがさえずっていました。
これはニセコでも見られますが。
他地域の事を知るのも大事ですが、身近な場所の事は知っていないと話になりませんので、
神出鬼没に歩いて、色々試しながら地道に経験値上げて、ツアーを通して還元したいと思います。
ご参加お待ちしています。

 

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神仙沼、五色温泉周辺の様子

5月5日倶知安町でエゾヤマザクラが開花しました。
ふもとの木々は徐々に芽吹いてきましたが、標高を上げれば季節は
3週間ほど巻き戻ります。
今回は、750mほど所にある神仙沼や五色温泉周辺の様子を確かめに行ってきました。

 

まずは、神仙沼入り口の様子。
道道66号(パノラマライン)は開通して車での通行が可能ですが、残雪はこんな感じです。
当然、遊歩道も、雪解け直後に開花するミズバショウやチングルマ、ショウジョウバカマ
といった植物も雪の下です。

奥にある神仙沼もまだ見当たりません。
神仙沼周辺は、6月上旬辺りから花の季節に入りますよ。

 

五色温泉周辺もまだ雪があります。
ニセコアンヌプリやイワオヌプリが春登山の様相になるのは、例年6月上旬からですが、
中旬頃までは所々に残雪がありますので、不慣れな方はご注意くださいね。

 

ここから先は倶知安町に向かう道道58号ですが、まだ冬期通行止めです。
こちらの開通は5月26日10:00の予定です。
雪深い北海道、ニセコ以外でもまだ冬期通行止めが実施されている所があります。
道内の道路情報はこちらで確認できるので、移動前にご確認を。
『北海道地区 道路情報』

 

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先日、海岸近くの森を歩いていた時の事、見慣れない羽を見つけました。
うっかり、スケールと一緒に写すのを忘れてしまいましたが、全長は30cmちょっと。
全体的に黒色、大きさと良い色の感じと良い、ぱっと見た感じはハシブトガラスの
ように見えますが、羽の先端部分には白い模様があるのでそれではない。
気になって持ち帰り羽図鑑で調べてみると・・・

オオセグロカモメでした。
知らない鳥ではないのに意識して羽を見ていなかったんですね。
こんな模様の羽を持っていたのかと、ちょっと意外性を感じました。
見ているようで見ていなかった、まだまだ修行が足りませんな~。

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パンフレット

今シーズンのパンフレット、私個人が手紙好きなこともあり、片面切り離すとハガキになる
昨冬の仕様を継続していますが、一回り大きくなって仕上がっています。
大判サイズなので82円切手が必要ですが、その分書けるスペースが増えてますので、
手紙好きには良いですよ。
そんな訳で、全サイズの半分がハガキという極めて実用的なパンフレット、スペースと
見た目の都合上、ツアーや会社の事はあまり詳しく書かれていません(笑)
これではもはやパンフレットとは言えない?詳しくはwebを御覧ください、という事で。
「これを使いたいけど、手元にも置いておきたいからもう一冊欲しいな~」という
ありがたいリクエストがあり、先日発送させて頂きました。
もらってないけど欲しい、もらったけどもっと欲しい、などなど、ありましたら遠慮なくご連絡ください。

 

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切り替え

スノーシューで歩けるだけの残雪があれば、夏は笹薮で行けないような所にも行けるし、
見られるものも違ってくるので、4月に入っても催行できる体制ではいました。
が、日中の気温が二桁まで上がるようになり、スノーシューで歩いていても、
脛や膝くらいまでズボっと踏み抜いてしまうような緩い雪になってきました。
早朝だったり、標高を上げたりすれば、適度な残雪がありますが、
ひとまず、今シーズンはこれにてスノーシューツアーを終了にしたいと思います。
また来シーズンのご参加お待ちしています!
頭上では木々の芽吹き、そして、夏鳥たちの姿が目立つようになってきています。
画像はカツラの芽吹きとキセキレイ。

 

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道端で水辺の花

車がびゅんびゅん走る道沿いでも、ちょっと湿った土地があれば結構
どこにでも見られるミズバショウ。
以前、本州からのお客様に「こんな身近にミズバショウがあるなんて」と
言われた事がありますが、北海道ではかなり身近な存在です。
身近過ぎて足(車)を止めてまで見る道民はあまりいません。

 

水が流れる場所ではエゾノリュウキンカ。
これも道沿いで見られる、身近な春の花。
他にも、エゾエンゴサクやカタクリ、キクザキイチゲといった花も咲いています。
いよいよニセコも春が動き出しました。

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最近の羊蹄山

「そう言えば最近羊蹄山の写真を撮っていなかったな」と気づき通りすがりに撮影。
全身真っ白だった1-2月に比べ、山肌が見えたりしてまだら模様になり始めました。
ところで、昨日の暴風はひどいもので、最大瞬間風速は倶知安町で34.9mありました。
電柱が倒れたり、屋根が剥がれたり、ビニールハウスが倒壊したりと爪痕残る春の嵐でした。
消防車も何回出動しているのか、と思うほどサイレンの音が断続的に聞かれました。
倒木も見受けられます。風が止んでも野山に入られる方はご用心を。

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進む雪解け

解け始めると早い雪解け。
ササも雪間から徐々に立ち上がり、ホオジロやウグイスのさえずりを
聞きながら歩いていると、ぽとりぽとりと雪が解ける音も聞こえてきます。
雪深いニセコでもようやく春らしい雰囲気が漂ってきました。
グリーンシーズンのご予約も随時受付中ですよ。

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寒さ戻る

西の風が強烈に吹きすさぶ今日のニセコ、朝はホワイトアウトするくらい雪が舞っていました。
こちら、普段は来ないエリアですが、山のガイドさんに誘われ試し歩き。
悪天候時のフィールドを知るという意味であえて今日を設定するというスパルタ根性です。
そういうの嫌いじゃありません(笑)

上空でゴーゴー唸る風の音はすれども、山の東側は割りと穏やか。
平和に歩けましたが、天気のせいもあってか誰もいませんでした。

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春の花

まだまだ雪の多いニセコは、華やかさを感じるにはまだ少し時間がかかりますが、
雪解けの早いところではスポット的に春の花が散見されます。

キクザキイチゲもパラパラと、日当たり良いところで数株開花中。
なんだか、これだけ見ると花盛りっぽいですが、本当にまだまだ雪の方が多いニセコですよ。

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春のスノーシュー

深雪パウダーの時期にお越し頂いた方も、春の青空の中お越し頂いた方も、
スノーシューツアーにご参加いただきありがとうございました。
また来冬と言わず、夏もお待ちしております。
積雪は徐々に下がってきていますが、まだもう少しの間は、
スノーシューツアー可能です。
お気軽にお問合わせくださいね。

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新年度を迎え、明日から新しい環境に身を置く方がいらっしゃると思います。
私もそこまで大げさでないですが、新しいフィールドワークの相棒を迎えました。
って、人じゃないです。長靴です。

あれやこれやと履いては使い込んでいますが、未だ「コレだ!」というのに
たどり着けていません。
手軽に購入できるメリットからホームセンター系の物を使っていた時がありましたが、
女性らしすぎるデザインだったり、フィールドワークでは耐久性に難点があったりで路線変更。
今度は、ワークショップ系のものを選んで履くと、頑丈ですが男性向けなので大きすぎ。
なんたって、私の足サイズ23.5(ものによっては24.0)ですから。
人が履いてる長靴教えてもらって、今シーズンはこれにしました。
最近の長靴ってデザインがおしゃれなんですね。
こういうの初めてで、自意識過剰なのは分かっているのですが気恥ずかしい。
でも、壊れない限りしばらくはこれになります。

 

ふくらはぎがスマートなデザインになっているのが、ちょっと心配でしたが、
パンツの裾をしまっても、しゃがんでも問題なかったです。私の場合。
ゴワゴワなパンツでキツイ場合は、マチ付きのベルトがあるので調整します。
片足で560gほどの軽さで、歩き心地は良いです。
22.5~サイズ展開しているので、長靴サイズでお困りの方は参考までに。

OUTDOOR PRODUCTS 

 

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進む雪解け

道路脇、畑脇、日当たりの良い斜面、そんな所は早くから雪がなくなり、
さらに太陽の光が地面を暖め、周囲の雪解けは加速していきます。
そんな日当たりが良く雪解けが進んた地面で、カタクリを見つけました。
と言っても、花ではなく、葉っぱとその間に包まれた蕾だけ。
ニセコの場合、例年だと、4月中旬頃に咲き始め、4月下旬頃に見頃を迎えます。

そんな春の陽気とうって変わって、森の中はまだ高い積雪。
ただ、真冬の「しん」とした雰囲気はなく、繁殖に向けて鳥たちの
さえずりが賑やかになってきていますよ。

 

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まだ雪

ニセコから離れ、雪が少ない地域ではフクジュソウが咲き、
春の様相になりつつあります。
ニセコは道内屈指の豪雪地帯、花の季節まであと一カ月弱かかります。
まだまだスノーシューで森歩きが楽しめますよ。

 

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快晴

地元の人でも、冬に近くの森を歩く機会というのはそう多くはないでしょう。
道具が必要だし、寒さや天気にめげないモチベーションも必要だし、
どこを歩いたら良いのかという情報も必要です。興味はあるけど今年も歩かなかった、
という声をたまに耳にします。こうした事って、良くありますよね。
そんな地元倶知安町からお越し頂きました。本日でスノーシューは二度目。
いつも見ていたけど気づいてなかった事に気づいたり、日常のそばにある森の様子を知ったり、

それがまた新鮮ですね。地元目線での森歩きとなりました。

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街の中の自然

本日のお客様は、よく街中散歩をしていらっしゃるそうで、その中で
何だかは分からないけど見たことがあって気になってる、というものを
たくさんお持ちの方でした。
それは、冬芽だったり鳥のことだったり。
ならば、街中散歩がより充実するようにと、正体を明かすばかりではなく、
見る時のポイントやそれがある背景なんかを一つ一つお話しして、
お持ち帰り頂きました。
森の中で見聞きした事が、自分たちが暮らしている街の中の自然と
繋がったり、広がったりする、その瞬間がまた楽しいんですよ。

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移動の季節

キツツキによってボロボロと剥がされた樹皮。

 

この下には、エサとなる昆虫やクモがいます。
キツツキに限らず、ここで暮らす鳥たちの中にはこうしたエサを頼って
枝先や木の幹の隙間をついばんで生きているものがいます。
こうした鳥は一年中見られますが、冬の厳しいエサ事情を避けて
夏の間だけ北海道に生息する鳥も多くいます。
そんな夏鳥たちが徐々にやってくる季節となりました。
先日、胆振方面でカワラヒワの声を耳にしました。
ニセコも間もなくです。

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白さ際立つ

「白さ際立つ」なんて、まるで洗濯石鹸のCMのような表現ですが、
春が近づくにつれ、ニセコは青空の日が増えてきます。
雪雲に覆われている厳冬期は、ダケカンバもシラカンバも
その幹の色が被ってしまっていますが、こんな日はコントラストが
はっきりと、より色彩の美しさを感じます。
日差しの強さも増してきているので、今日なんて歩いたら暑いくらい。
ニセコらしい冬も良いですが、こんな中のスノーシューも気分が良いですよ。

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丈夫な歯

今日は随分とエゾリスの足跡が広がってるなぁ、と思って歩いていたら出会えました。
そっと様子を伺っていると、幹の隙間から何かを取り出す仕草。
秋に蓄えたであろうオニグルミです。
ガリガリガリガリ、この時は、殻を割るのに約3分かかっていました。

 

食べ終わって地上に捨てられた殻を回収してみると、見事に割れていました。
市販のクルミは、改良されて殻が薄く割りやすくなっていますが、
オニグルミの殻はトンカチでも難儀するくらい厚みがあって硬い。
エゾリスはそれを歯だけで破ってしまうのですから、恐れ入ります。
ただ、上手なエゾリスならクルミのつなぎ目をぐるり一周齧って2つに割り、
効率良く中身を食べます。

そうでない場合はあちこち歯を当てるので、殻はバラバラに割れます。
今日見たエゾリスは後者だったようです。
前足で持ちながら齧る仕草だけを見ると器用そうに見えるんですけどね。

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春膨らむ

段々と太陽の光が暖かさを増し、日向にいればポカポカです。
冬というには暖かく、春というにはまだ雪深い。ちょうど狭間の季節は、
冬の名残を感じながら春を見つける楽しさあり。
他の木々よりひと足早く芽吹きを迎えようとしているバッコヤナギの冬芽。
ふわふわのまるで産毛のような芽には、雪の雫が乗っていました。

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まるで春

朝8時台の街の気温+4.1℃
北海道民からすると「暖かい」と表現するくらい高い数字です。

森の中を歩いても柔らかい空気が漂い、さえずりのような声が聞こえ、冬芽は膨らみ始めているものも。
ゆっくり歩いても、寒さ少なく体はポカポカ、思わず雪に寝そべってクールダウンできてしまうくらい。
季節は進み始めると早い気がします。次はどんな春の気配を感じられるでしょうか。

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街歩きと鳥

最近の森の中では、さえずりのような声を発する鳥がいたり、
キツツキのドラミングがこだましたり、
春へ向けて一歩一歩近づいている様子が伺え、意識もそちらへひっぱられます。
それにしても、森で双眼鏡や望遠のカメラを手にしていて、
不思議に思われることはないでしょうが、これが街中となると話は別で、
場所によってはかなり怪しい人に見られてしまいます。
ただ、気にして歩いているとやっぱり鳥の動きが目に入るので、意を決して?
カメラや双眼鏡を携えて時々歩きます。
アタリの日もあればハズレの日もあり。
最初にお目にかかったのはヤマガラ。
特別珍しい鳥ではないですが、ニセコだとしょっちゅうは見ないんですよね。

ちょっとした緑地の中に見えた鳥の影。
しばし待てば、シメが登場。

 

小群でしたが、ベニヒワ。

広場の一角に植えられた木々にはエナガ。
日常の散歩からも発見はあります。
「どうせスズメでしょ」なんて通りすぎず、ちょっと立ち止まってみませんか。

 

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粉雪シャワー

粉雪が枝に降り積もり、一面真っ白となったニセコの森。

 

雪が軽いので、枝に積もった雪が勝手に降ってきます。
冬芽を見るのに枝に手を伸ばしたついでに浴びてしまう・・・
なんてことが私の場合何度かあります。
鈍くさいのか、観察に集中しているのか。
たまにツボにハマって1人で笑ってしまうこともあります。
これはもう変人?
感じ方はどうであれ、冬の森も楽しいんですよ。

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ヒレンジャクとヤドリギ

遠くの方から聞こえてくる「ヒリリリー」という声。
もしかしたらこちらに来るかも、と思いしばらく待ってみると、
数十羽のヒレンジャクの群れがヤドリギの実をついばみにやってきました。

 

ヤドリギの実はとてもネバネバ、実を食べて出したフンも糸引く粘りっぷり。
ちょうど下の枝にいるヒレンジャクが糸引かせながらフンを出してますね。
キレが悪そう!(お食事中の方ごめんなさいね)

 

フンは鳥が飛び回っている内に出されるのですが、この中には未消化の種子が
含まれていて、落下途中で枝か幹に付着するとそこから根を張って寄生します。
ヤドリギの子孫は見事、母樹から離れた所で成長できるわけです。
鳥は種子を運んであげているつもりは毛頭ないでしょうけどね。
ヤドリギにとってはよきパートナーです。

 

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あっかんべぇ

風でゆらゆら、何かがぶらぶらしている気配を感じて振り向くと、
ツルアジサイにあっかんべぇ、されてました。
フィールドワークのひとコマより。

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足を伸ばして

最近は建物の気密性が高くなったせいなのか、軒先につららができにくくなっている、
なんて話を小耳に挟みました。建築のことはさっぱりなので、本当の所は分かりませんが、
こちらの天然巨大つららは健在でした。
ツアーフィールドではありませんが、用事ついでに気が向いて少し見てきました。
見ただけで背筋も凍る?カチンコチンの現場でした。

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盛り上がる足跡

サラサラの粉雪が強風で舞い上がる天気の今日。
こんな日に歩いていると、盛り上がる足跡に遭遇することがあります。
雪についた足跡と言えば、沈んでいるのがイメージが硬いと思いますが、
こちらは沈んだ足跡の周りの粉雪が吹き飛ばされ、踏んづけて圧雪された
ところだけが残った状態。

冬の間中、動物の足跡はよく見ますが、こうした盛り上がった状態の
足跡は頻繁には見ません。
ちなみに、こちらはキツネの足跡、たまにはこんな足跡観察も良いですね。

 

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イメージ違い

ハクチョウと言えば、水辺の鳥。
ニセコは雪深く川に近寄りがたいエリアが多数ある、

というより、近寄れるエリアが限定的と言うべきでしょうか。
その分、間近で見る機会はそうはありません。
これがニセコから近いエリアで、洞爺湖や伊達といった道南方面に
なると姿が見られるようになってきます。

この日はどこへどう着地してしまったのか、道路を横断中の姿。
轢かれないでよ。

 

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冬芽を知って森を楽しむ

冬芽、この中には次の春に出てくる葉やつぼみが折り畳まれた状態で入っています。
落葉広葉樹は夏から秋にかけてこうした冬芽を作り、春をじっと待ちます。
冬芽の形は木によって様々で、フサフサの毛で覆われているものや、
芽鱗といって冬芽を保護する鱗状のものを何枚も重ねるもの、
不凍液を用意するもの、と個性豊かです。
そんな冬芽を観察して特徴を掴み、その木がなんの木なのか、自力で導き出せた
時の喜びはひとしおで、そうすると今度は冬の森が多種多様に見えてきます。
さらに、冬芽は枝ごと水に活けて、温かい室内に置いておくと自然と開くことが
多く、こちらの冬芽も同様。

 

開いた葉を見てみるとシウリザクラでした。
開くまで二週間ちょっとで、冬芽の正体にたどり着けました。
外はまだ厳冬期真っ只中のモノトーンの世界。
思いがけず、室内に色彩が生まれました。

 

そうそう、野外で観察するときにはこんなハンドブックもありますよ。
大まかにどこをどう見たら良いのか、写真をもとに解説されているので、
ぱっと調べたい時手元にあると便利ですよ。

 

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口笛吹いて

森を歩いていると、時々柔らかい声で「フィー」とか「フィッ」という
口笛を吹いているような声が聞こえてきたりします。
昔は、人が口笛を吹くことを「うそぶく」と表現していたことがあり、
この鳥の声がそれに似ているということで名前が「ウソ」。
そんな由来など知らなかった頃から、口笛返しをして楽しんでいた私。
単純な性格ですね。

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誰の仕業?

時折強い風が吹くある日の森。
歩く準備が整い、さて森に入ろうとしたとき、
風にあおられた小さな雪の塊が横からあれよあれよと
転がってきて、「おまえさん、こんな日にどちらへ?」
と尋ねるかのように今度は私の前でピタリと止まりました。
たまに、この雪玉が作り出した点々模様を見た方から
「何の動物の足跡ですか?」と質問される事があります。
そうですね、今度から「冬の妖精ですよ」なんて答えましょうか。

 

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スキー遊び

毎年、夜な夜な行っていたゲレンデ、今年はちょっと足が遠のき気味になって
しまったので、のびのびと練習すべく人込みを避けてのスキー場へ。
それは丁度良かったのですが、他の滑走者を気にせず滑れる分、通り過ぎる木に
つい目が行ってしまいます。
広場にポツンとある木、ゲレンデ下にある林、滑りながら眺め過ぎるのです。
遊びに来たのやら、自然観察しにきたのやら。やれやれ。

そういえばこちらナイターでしたが、日暮れの時間がずいぶん伸びてきましたね。

 

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興味ある事を共有

ニセコらしい乾いた雪が降る中、同じ職場の方々でご参加頂いたこのツアー。
みなさんで輪になって木を取り囲み、ゲームでもしているかのような光景ですが、
そうではありませんよ~。
一人が何かに気づいた時、自然とそれをみんさんで共有する流れになりました。
各々が楽しむのも良いけれど、みんなで見て楽しんでいると、また別の目線で
物事が見えてきたりしますね。
中々良いチームプレーでした。

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冬だから歩ける所へ

連日、ニセコらしい乾いた雪がしんしんと降り続いています。
ところで、ニセコの夏の森、道から外れるとどんな雰囲気かイメージできますか?
実は、人の背丈より高く伸びた草やササが深く広がっています。
こうした所へは両腕を使ってかき分けながら進むのですが、その様子がヤブを
漕いでいるように見えるので「ヤブ漕ぎ」などと表現されます。
山菜取りや仕事でもない限り、ヤブ漕ぎなんてする人はいないでしょうが、
私を含むこの人たちは調査の関係で入って行ってます。スゴイでしょ。
写真中央、3人並んでいる列より少し離れた所に実はもう一人いるのですが、
もはや緑のカーテンに隠され見えません。

そして、冬のニセコの森は、人の背丈より高く雪が降り積もっています。
上の写真と同じ場所で撮影しています。
この違いたるや!あれだけあった草は枯れてなくなり、ササもほぼ雪の下に
埋もれています。
こうなれば、夏の間近づけなかった所へも行きやすくなります。
近づけなかったという事は、見られなかったものがそこにはあったという事で、
冬はそれが自由になる。
ちょっと覗きに行きたくなりました?

 

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雪に親しむ

ニセコへはスキーをしに来たけど、スノーシューも楽しみたい、
そんなお客様と丸一日と半日ご一緒してきました。
何でも積極的に楽しまれる方ですが、かといってアクティブという
動きでもなし。となれば、順を追って一つ一つ自然を見ていくという、
しっとりツアーです。

そんな知的好奇心以外に遊び心も満たしたい、という事もあり。

お客様からの「何かやって(笑)」のリクエストにお応えして頭と腕で目玉。
子供の頃に影遊びでよくやっていたんですが、ご存じありません??

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日本語

会話をしている際、「あなた何歳なの?なんでそんな言葉or事知ってるの?」
なんて言われることが度々あります。
個人的に古いものが好きだからなのか、それとも、じじばばっ子だったせいなのか、
とにかく世代を超えて飛び出す単語がいくつかあるようなのです。
この本の中には、後世に残したい日本語なるものも収録されていて、ページをめくる
ごとに、あ~いいなぁこの日本語、なんて言っているものですから、年相応に感じら
れないかもしれませんね。

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再会

人との結びつきは不思議なもので、縁があればどこかで繋がるものだと
思えた今回のツアー。
独立するより前からお客様としてお会いしていたニセコリピーターの方々。
偶然の再会が重なり、今回はcocowaのスノーシューツアーへお申し込み頂く
運びとなりました。
ありがたい限りです。
お花(今時期なのでドライフラワー)自体に興味がなくても見方を変えると、
興味が湧いたのも新しい発見だったご様子。
ガツガツしないで、でも積極的に自然に向き合うスタイルがちょうど良かった
ようで、みなさま終始リラックスムードでした。

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年の初め

2017年、ニセコはおだやかな新年を迎えました。
気温は思ったよりも低くありませんが、森の中は空気が冴え凛としています。
時折、キツツキが幹を叩く音や、シジュウカラやゴジュウカラ・エナガといった
鳥たちが頭上を通過していく音が響きます。
本年も、四季折々の様子をブログからお届けしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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最終日

今年最後のフィールドワークはニセコから少し離れて鳥見となりました。
生涯最大の仕事である産卵を終え、ほっちゃれとなったサケ。
それを求めて多くの鳥たちがやってきていました。
おこぼれを頂戴しようと集まるハシボソカラスと比較して、
オオハクチョウとオジロワシの大きいこと。

今年も多くの方に支えられここまでやってこられました。
来年はより知見を広げるべく、フィールドに足を運び、
ツアーを通してそれを還元していきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください。

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一瞬の騙し

白やグレーといったモノトーンの世界が広がる冬のニセコ。
だからこそ、緑や赤があると目を引きます。
今日はこちらの紅一点が目に入りました。
はて、3mくらいの低木でこんな赤い実を付ける木?
実は見たことあるぞ。でも、こういう木に付いてたっけ??
自分が知らないだけで本当はこういう木があるのかも???

 

この間、コンマ数秒。人の脳って短時間で結構ものを考えているんですね。
答えはなんてことない、ツルウメモドキが他の木にぐるぐると巻き付いていた
のでした。
それが分かって、「あぁぁ、そっかそっか、だよね(笑)」なんて大きな独り言を
つぶやいて笑っているんですから、平和なものです。
この後、しんしんと雪が降り始めました。連日の小雪から一転、ニセコらしい
降りっぷりです。

 

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鼻ちょうちん?

先日の三連休、初日の強風こそあったものの、その後の降雪はさほどなく
穏やかなお天気でした。大雪の影響があった札幌や千歳付近と大違いです。
そんな中、とある水辺へ。動物の足跡を見ながらそこへ行くと大量のつらら。
まるで鼻ちょうちんのようでした。

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師走

夏は、植物を求めてフィールドワークによく出歩いていますが、
それ以外に、画像整理や、PC環境整備のための下調べ&構築、読書、
その他諸々、地味ながら室内でやる事が何かとあるのがこれからの冬。
年賀状作りも然り。12月25日までに出せば元旦に届けてもらえるそうで、
それまでにと、これも作り上げましたよ。そうそう、来年は酉年なんですね。
毎年、制作に取り掛かってからやっと知ります(笑)

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早起きしても

ニセコは朝から晴天、羊蹄山は朝からくっきりと見えていました。
と言っても、今は、太陽の出ている時間が最も短い季節。
7時前になってやっと明るくなって、夕方4時にはもう暗いですね。
写真撮影したくても明るくなるのを待つので随分と一日がゆっくり始まる印象です。
真夏の頃は、早ければ4時過ぎから白み始める事を考えると、改めてすごい差ですね。

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早熟

視界を遮るものが少なくなり、かといって、雪で完全に覆われるでもない狭間の今。
夏の間、葉が茂って見えなかったものを発見したりします。
高さは2mいかない位のクリの木、幹だってひょろひょろしているのに、
いっちょまえに実を付けていました。
桃栗三年柿八年、なんてことわざがありますが、成就するのが早いんですね。
うらやましい。

 

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ブログ

自然のこと、道具のこと、ガイドの考え方、時につれづれにブログを書き、
そんな中たびたびコメントまで頂き、先日に至っては、週2回くらい見てる、
なんてメッセージまで頂き、とてもありがたいと同時に恐縮な限りです。
こんなブログにお付き合い頂きありがとうございます。
本日のニセコの森は、ササが雪で覆われる面積が増え、スノーシューでの
行動範囲が広がってきました。
朝からパラパラ降っていた雪は午後には落ち着き、太陽が出たひと時。
木の陰がこちらに向かってスーっと、手を伸ばしてきました。

 

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真心

友人からプレゼントしてもらったボールペン。私のお気に入りのペンです。
随所に工夫が見られ、シールにいたっては手作り感満載なこれですが、
おそらくプレセントをあげる事が目的だったのではなく、相手を思う
気持ちを伝える手段が、たまたまこういう形になったんだろうな、
と感じさせる一品。
そこにはストーリーがあり、贈り手のメッセージが込められてあり、
受け取り手は、単にモノを頂いたのではなく、贈り手の気持ちも頂いたと思える。
形として目に見えないものを提供する自然ガイドもまた、そうありたいと思ったのでした。

 

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雪綴り

気温があまり下がらず、雪も降らずの日が続きました。
目覚めると降雪の気配を感じ、カーテンを開けると朝雪の街。

ですが、ふんわりと積もった雪は、まだ森の中のササを隠すほどではなく、
クモの糸に綴られた雪の結晶もまた儚い様子でした。

 

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もう少し

所々大地が見えていたりするものの、頭の上から足元まで、
ニセコは全身白の装いになってきています。
ゲレンデに行けばスキー・スノーボーダーたちの姿があります。
ふもとの森に行けばまだササが顔を出していて、スノーシューをするにはまだ少し早い。
こちらはもう数週間くらいおあずけです。

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目がぁ

書籍を使っての調べ事・PC・細かい作業と、目を酷使する時間の割合が増えると、
目が「ちょっと休ませてぇー」と言っているような気になる時があります。
そんな時は体の声を無視せず「ちょっとだけよ~」という事で、フィールドへ。
遠くを見ることで近くばかり見ていた目が休まるかな、と思い、用事を済ませた
帰りに立ち寄れた海辺で鳥探し。
なんだかんだ、遠目にはなるものの、結局は双眼鏡を覗いて目を酷使しているような・・・。
この日はムクドリたちが群れをなして、エサを懸命についばんていました。

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一晩で・・・

今月上旬に大雪が降り積もったニセコ。
その時の雪はいったん解けたものの、再び降り積もりました。
12月が近づいてきたとは言え、まだ11月の段階でこれ程の積雪が二度も。
一晩で厳冬期が来たかのような光景でした。

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伝統色

先日、こんなデザイン切手を見つけて衝動買いしてしまいました。

テーマは「伝統色」!私好みです。

 

縹(はなだ)色、浅葱(あさぎ)色、小鴨色、山葵色、青竹色、柳葉色、抹茶色、
緑青(ろくしょう)色、若芽色、千歳緑色、と並んでいます。
例えば、この千歳緑色とはイラストで示されているように、マツの葉のような
緑を指しています。

 

常緑のマツは真冬の寒い時期でも緑の葉をつけています。
色の変わらない様子は、長寿と不変の象徴として捉えられ、その縁起にあやかって
「千歳」という名前が付けられたそうです。
「常盤」という色名がありますが、こちらも「千歳緑」と同様にマツの緑にあやかり、
長寿と繁栄の願いを込めてつけられた色名ですね。
雪が降り積もると一面モノトーンの世界となり、それはそれで美しいですが、
そこに映える緑もまた良いものです。
あと1ヵ月ほどでそんな景色が広がりそうです。
見に来ませんか?

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降雪

冷たい雨が降ったり、小春日和があったり、雪が降ったり、季節は進み
周囲の人たちの動きは徐々にウィンターシーズンへ移動していますね。
私は合間を見て遠出をしてみたり、データの整理をしたりと、細々動いています。
そうなると「来年はこれやっておこう」がまた出てきて、眼前の冬をかっ飛ばして、
来年の春夏を考えてしまうこの頃です。
かといって冬の準備をしていない訳じゃないですよ!どちらも同時進行です。

 

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冬にむけて

少しずつ冬の準備を進め、パンフレットは今冬に限り、
ツアー紹介ページと切り離してはがきにも使える
パンフレットを用意してみました。
(個人的に手紙を書くのが好きなもので)
使いたい!という方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。

冬のツアーは12月中旬頃からスタートできると思いますが、
やぶが隠れるくらい本格的な積雪となってからと考えていますので、
多少前後すると思います。

詳しくは電話かメールにてお問い合わせください。

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ナンテン

埼玉の家の庭にて。
どこからか鳥が運んできたようで、勝手に生えてきたそうです。
子供のころ遊んだ庭で大人になった自分もまた遊ぶとは・・・。

 

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来年に向けて

太陽が出ていても風があるとこの時期は特に冷えるので、
厚着をしないと風邪を引きそうになります。

数本だけ、苫小牧周辺で見た綺麗な紅葉。

 

落ち葉をかき分けると、青々とした葉っぱがあったりします。
この季節なので当然、花などありません。
来年は花を見に来ようとリストに載せる、そんな季節でもあります。

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ねばる

ニセコはすっかり晩秋の様相で植物もほとんど枯れてしまっていたり、

姿を消してしまっています。

なので、最近はまだ見られるエリアに足を運んでの植物見です。
北海道の植林といえば、トドマツ、カラマツ、アカエゾマツですが、
道南ではスギが入ってきます。本州で目にするスギ林ほどの規模はないですが、
本州出身の私としては懐かしいような新鮮なような不思議な感覚です。

ヒメアオキは常緑樹でニセコでは目にしない樹木。
本州に行けば、これに似たアオキという樹木もありますが、識別にはやや自信不足。
ひとまず眼前のヒメアオキをよくよく見ておきます。

運転中に気が付いたミヤコグサ。
珍しい植物ではありませんが、花を見られただけでちょっと嬉しい平和な一日でした。

 

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ニセコ羊蹄山岳会・秋の山行と懇親会

先日はニセコ羊蹄山岳会、秋の山行でホロホロ山から徳舜瞥山へ縦走登山へ
行ってきました。
登山口近くにある三階滝公園の紅葉は終わりかけ、そこから見上げる山頂付近は
真っ白な雪模様の様子。
メンバー面々、温泉に入って帰ろう(笑)などと半ば本気のような冗談を飛ばしながら、
しっかり準備して出発なのです。

 

案の定、山頂付近では小雪がちらつき、足元は積雪。
初冬の山は幻想的ですね。
このような機会がなければ中々見ない景色を見て歩けました。

 

とは言え、寒いものは寒い!
休憩で足を止めただけで体が冷えるので、写真撮影もテキパキと。

 

下山後の夜は、懇親会で今後の活動についてお酒を交えつつざっくばらんに
話し合いを行いました。
立場が違えば意見も違う、そうしたやりとりがフラットにできる貴重な機会、
息の長い活動をしていきたいですね。

 

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ふもとも紅葉へ

ニセコの紅葉はふもとがピークを迎えています。

ようやく色づきがきれいになったと思えば、今日はユキムシの大群が
飛び交っているのを見ました。
北国では初雪の前に姿を現すので、冬の訪れを知らせる使者とも言われています。

そうこうしている内に、明日明後日の天気予報では、ちらほらと雪マークがついていました。
平地では降ってもみぞれ程度でしょうが、しばらくは寒い日が続きそうです。

 

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紅葉の錦

倶知安風土館主催のふるさと探訪、羊蹄山の南こぶへ行ってきました。
黄色の中に赤い紅葉が混じり、トドマツやエゾマツといった
針葉樹の緑が差し色となって点在している景色はまるで錦絵のようでした。
このまま紅葉が進んでくれれば今週中にはふもとも色どりが深くなるでしょう。

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【2016】道道66号(パノラマライン)、道道58号 冬期通行止め情報

神仙沼や五色温泉の紅葉は終盤、黄金色に染まった湿原が今年最後の
色どりで、目を楽しませてくれています。

晴れていても、急に曇ったり雨が降ったり、さらにはあられが降ったり。
「女心と秋の空」とはよく言ったもので、ここ最近のお天気はコロコロと
変わりやすいです。

山は冬支度が着々と進んでいて、特に山間部は雪模様となる時もあります。
峠道を使う方は冬タイヤの方が断然安心ですよ。
道道66号(パノラマライン)と道道58号(倶知安町~五色温泉間)は
10月24日(月)から冬期通行の予定です。
本州と違い北海道は冬が一足早くやってきます、くれぐれもご注意ください。

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外来種だけど

とある町中歩きで見つけた、ツリフネソウに似たハナツリフネソウ。
ツリフネソウに比べて花が大きく鞘もその分大きいです。
観察のためにあちこち触っていると、鞘がそれはそれは力強く
パチーンと弾けたのでした。
鞘が大きいと弾ける力も大きいようで、その感触がなんとも愉快なのですが、
これは西ヒマラヤ原産の外来種、積極的に種子分散に協力してはなりませんね・・・。

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初冠雪

昨夜、急に強い雨を伴った強風が吹き荒れ、これは来るかな?
と思いながら寝て起きたらやっぱりでした。
10月7日羊蹄山初冠雪です。

紅葉は現在山の中腹よりやや下くらいで、ふもとに到達するのは
あと一週間ちょっとでしょう。
この初雪は一旦解けてしまいますが、紅葉を追うように徐々に山から
冬が降りてきます。

 

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ドングリ

近所の森にあるミズナラの木。
風の振動もありますが、実が詰まったドングリは自重でどんどん落下。
地面に落ちる音がひっきりなしに聞こえ、下にいれば頭上にヒット。
足の踏み場もないくらい地面に敷き詰められても、数週間でなくなります。
ネズミやリス・カケスが食べたり、持ち去って地面に埋めてとっておく
からです。そうして、持ち去られ運よく食べ損じられたドングリは、
母樹から離れた所で発芽できます。

 

休日になると、子供たちが抱えきれないほど拾い集め家に持ち帰っていますが、
放っておくと中からシギゾウムシの仲間やガの幼虫が脱出してきて、
特にお母さんが大変な事になります。
穴あきドングリにしたくない場合は、茹でるか凍らせるか。
ドングリから出てきた幼虫は、蛹になるため天敵に襲われない内に素早く
地中に潜ろうとします。
手のひらに置くと、隙間という隙間にぐいぐい頭を入れてきて、その力に
ちょっとびっくりするほどです。そして、「あぁ、なるほど、この力で地中に
さっと潜っていくんだな」と納得も感心もします。
幼虫が出てくる過程とその後の観察をするのも面白いと思いますよ。

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進む秋

一雨ごとに気温が下がり、ニセコの山々は秋色に染まりつつあります。
今日は、ニセコ山系あちらこちら見て回ってきました。
神仙沼周辺の山々は遠目からでもはっきり分かる、ツタウルシの紅葉が
目を引いています。

 

綺麗だからと言って手に取らないでくださいね。
かぶれる原因になります。

 

五色温泉周辺も色づいてきています。
もう少しで見ごろです。
山の上はふもと以上に空気が冷たく、今日は重たい雲が日差しを遮っていたので、
長袖に薄手のフリースでも寒かったです。天候にもよりますが、ゆったり散策には
もう少し暖かい服を用意した方が良いですよ。

 

山すその木々も少しずつ色づいてきて、日暮れはどんどん早まり、
グリーンシーズンがいよいよ終盤に入ってきます。
植物観察に適した時期のタイムリミットが迫ってきています。
ソワソワです。

 

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こんな事ってあるの?

メマツヨイグサ
メマツヨイグサ

本体はほとんど枯れ、上部ではこぼれんばかりの種子が
鞘の口から顔を覗かせているのに、その下で開花。
こんな事ってあるんですね。
強靭な生命力を感じました。

 

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触らぬ神に

春と秋、足元で深い藍色をしたツチハンミョウの仲間に出会う事があります。
ハチやオスのクワガタのような大きなあごを持つ昆虫なら、触ると大変だろうと
容易に察知できますが、こちらは目立つ武器が見当たらないのに、
気をつけなけらばなりません。
その武器は体液の中に含まれる「カンタリジン」という物質で、皮膚に付くと
火傷をしたようにただれたりする毒性があります。
あちらも命がけなので触ったりすると身を守るためにカンタリジンを含む体液を
分泌しますが、こちらが何もなければ問題ありませんし、羽は退化しているので
飛んでくることもありません。
綺麗な色だと感じる方もいらっしゃると思いますが、見るだけにしましょう。

 

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トライでエラー

日ごろから、いじってみたいな、ここ変えてみたいな、と思っていたHPの作り。
試しに色々といじくりまわしていたら、なんと元に戻せなくなってしまいました(笑)
いや、笑ってる場合でないですね。
コンテンツに不具合はありませんが、見にくくなった部分があるので、どうにか直そうと
している最中です。どうかご了承ください。
羊蹄山麓の畑では作物がどしどし収穫され、森の中も実りの季節を迎えています、
と、クリの写真でお茶を濁しつつ・・・

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駐車場で

とある住宅地の道沿い、駐車場の隅っこで見たこちらのお花。
その名も「ハキダメギク」
なんでも、最初に見つけた場所がそういう所だったのだと言いますが、
掃溜とはなんてヒドイ名前を付けられてしまったのでしょう。

アップで近づいてみると、砂糖飾りのような花弁がなんともおいしそうに見えます。
ところがこちらの植物は外来種。残念ながら大歓迎とはいきませんね・・・。

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秋を飾る紫

9月に入り秋らしい空が広がるようになってきました。
グリーンシーズンも残すところあと2か月ほど。
緑や花の季節が過ぎ去るのを惜しむかのように、道端や空き地の隅、山野の遊歩道沿い
などあちこちで紫色の花があでやかに咲いています。


~エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)~
読みとしては区切ることなく、そのまま通して読むのですが、
初めて名を聞く人は、「エゾ・ノコンギク」という意味で捉えてしまう事が多いので、
「ノコンギクってなんですか?」とよく聞き返されます。
確かに、ユニークな名前ですが・・・(笑)
意味を区切る正しいポイントは「エゾ・ノ・コンギク」です。
「野にある紺菊」で「野紺菊」。
蝦夷と付いても、必ずしも北海道のみに分布とは限らないので注意が必要ですが、
こちらの植物は北海道のみ。本州だと似たものに「ノコンギク」や「ヨメナ」といった
植物があるようですが、どちらにせよ、野で見る身近なキクの花です。

子供のころ、キクの花を混ぜた花束を作って母に「墓前にでも供えるのか」と
注意された事があります。それぞれの花の用途など露知らず、子供心としては、
キクもカスミソウもリンドウもすべて綺麗に見えたのです。
でも、いつからキクの花を仏さまにお供えするようになったのでしょうね。
ひょっとしたら、現代のように多種多彩なお花が買えるようになる以前の時代は、
日常生活のすぐそばで咲いている身近な野菊が一番手頃だったのかもしれません。

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交通網は混乱

画像は2016年8月31日現在

帰ってきた台風10号、なんて見出しが新聞やニュースに載っていましたが、
ついこの間も一週間の内に台風が3つも通過した北海道は、さらに甚大な
被害が出ています。
各地で鉄道や道路といった交通網が遮断され、陸の孤島と化した地域もありました。
安全確保のための一時的な通行止めから橋や道の崩壊による長期的な通行止めまで、
その内容は様々なので、移動前には十分な確認が必要です。
天候こそ落ち着きましたが、農業、漁業、観光、物流と、物理的にも商業的にも
広範囲かつ長期的な影響ははかり知れません。

北海道地区 道路情報

 

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パチーン

黄色い船が吊る様子から名がついた「キツリフネ」
花の形もぶら下がっている様子も特徴的ですが、
個人的には、種子の方が印象深い植物です。

 

花が終わってしばらくすると、ふっくらとした鞘がぶら下がっています。
これを、指で触ると・・・

 

一瞬にしてパチーンと弾けて中から種子が飛び出します。
子孫を自分の足元ではなく少しでも遠くへ、という戦略ですね。
そんなウンチクなんて置いておいて、最初にこのことを知った時、
その弾ける感触に大いにハマって、子供のように次から次へと
弾けさせて遊んでしまいました。
今でも見かけると一回は触りに行っちゃいます。
全然痛くないので、ぜひお試しあれ。

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浜歩き

この時期になると、海辺の植物は花期を過ぎて果実を付けているものが多いです。
初夏に見た花のその後の様子をうかがいに行ってみると、まだ花を咲かせている
植物がありました。
ハマニガナ、この植物の花期は5月下~9月と結構長いです。
他に咲いている花が少なく目を引きやすいので、比較的簡単に見つけられますよ。

 

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嵐の前の静けさ?

先日の大雨で道内では川が氾濫したり、鉄道が運休したりしました。
ニセコ方面は幸い大きな被害はありませんでしたが、今夜には台風11号が
北海道に上陸し再び大雨となる地域が出そうです。
本日のニセコの天気は予報を裏切り落ち着いています。
明日もいい意味で外れて欲しいのですが。

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涼をお届け

北海道の夏はそろそろ終わりが近づいてきました。
朝晩に吹く風は涼しく、半そでの上に一枚羽織るものが欲しいほど。
そうは言っても、太陽が出て気温が上がればまだ暑い日はあります。
本州に至ってはまだまだ暑い日が続きますね。
目だけでも涼しく、真冬の画像なんてどうでしょう。

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夏のセミと言えば?

お盆真っ只中の土曜日は晴天に恵まれ、たくさんの人が外に繰り出している
ようでした。そんな中、私は人気の全くない林道や原っぱを散策、混雑知らず。

 

と、歩く先に飛んできたコエゾゼミ。
ニセコではこの時期、見た目と声がよく似たもう2種類(アカエゾゼミとエゾゼミ)の
セミとミンミンゼミが見られますが、良く見るのはこのコエゾゼミ。
鳴き声はジィィィィィー。その後に、ジィッ・ジィッ・ジィッという声が付くことも。
なかなかこの声では夏の風物詩として登場する機会はなさそうですね。

夏の風物詩と言えば、ミンミンゼミやヒグラシ。埼玉出身の私としては、
ミンミンゼミの声を聞くと「夏だなぁ!」と感じます。
ニセコでも今時期ミンミンゼミの声を聞きますが、観察する花は晩夏の様相。
朝晩に吹く風もひんやりしてきています。
埼玉は真夏でも北海道はそろそろ夏が終わりに近いという事、
子供のころの記憶と今の風景にズレがあります。
さすが、南北に長い日本。

接写を試みようと近づき、あえなくオシッコをかけられ逃げられました。
埼玉でも北海道でも種類が違うセミでも、これはお約束ですね・・・。

 

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ひと時の夏

鏡沼周辺の湿原ではサワギキョウがちょうど見ごろとなっていました。
ニセコの気温は依然として30℃近い日が続いていて、今日も汗を流しながら
歩いてきました。そうは言っても、北国の暑い夏はお盆まで。
山を見渡すと、この間まで青々としていた緑が少しくすんで見えます。
夏が過ぎ去ろうとしています。

 

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興味は幅広く

京都、神戸、東京など、日本各地からニセコへいらっしゃっている方たちを
お連れしてガイドの日。
人の数だけ見つけられるものの数が増えたり、興味の幅が広がったりします。
加えて、自然の中にいることが大好きな方たちなので、今回はいつも以上に、
歩いては立ち止まり物を見る、花以外でも興味が湧けば質問が寄せられ
やっぱり立ち止まる、それの繰り返しでした。
休憩中しながらも、今までのおさらいをし合ったり、改めて質問が寄せられたり、
興味があるからこその熱心さ!素晴らしい!すっかり刺激を受けました。

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蒸し暑い

ニセコはうだるような暑さが続き、本州からのお客様は
「北海道なのに本州と変わらないくらい暑い!」
「本州に比べたらこの暑さはまだ優しいわ」
などと、いらっしゃる地域によるのか意見が分かれる所ですが、
地元の人間は間違いなく暑さに参ってます。
神仙沼周辺の湿原は標高約750-760mほど。ふもとに比べれば涼しく
ちょっとした避暑になります。
そんな湿原に入ると、タチギボウシが出迎えてくれます。

神仙沼へ行くと今度はサワギキョウがお出迎え。
深い紫は、なんとも高貴な色合いですね。

 

今回は、今が見ごろの花ばかりでなく、種を付けたもの、冬芽の準備をしているもの、
幅広く観察しながら積極的なおさわりツアーでした。

 

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花言葉

ミツバという植物、親子丼やカツ丼の上、おすましに入っていたりするアレ。
スーパーで売られているおなじみの野菜ですが、道端でも割りと良く見られる
身近な山菜のうちの一つ。花は今時期に見られます。
小さく可憐に見えるこれの花言葉は「意地っ張り」なんだそう。
まるで私のようです?

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季節先取り

7月もあとわずか、8月と言えば真夏の季節なイメージですが、
いざ8月が近くなってみると、アキノキリンソウやエゾノコンギクといった
キクの仲間の蕾や葉、アキアカネの姿が目に付くようになり、個人的には
秋の雰囲気を先取りして感じてしまいます。
だからと言って、もうすぐ秋!という訳では当然ないですよ。まだまだ夏です。
でも、これらを見るとなぜ秋っぽさを感じるのか、ちょっと考えてみると、
上記のキクの植物もアキアカネもニセコではこれから晩秋の頃まで見られます。
グリーンシーズン最後の最後まで目にするもの、そこから秋が連想されてしまう
のかもしれませんね。

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神仙沼

夏の花もバンバン入れ代わり立ち代わり咲いています。
神仙沼周辺の池塘では、ネムロコウホネの花が漂い・・・

 

コバノトンボソウの亜種、ホソバノキソチドリの花は湿原のいたるところで見られ・・・

 

他の植物が背丈を伸ばし、湿原は青々としていますがその中に乙女色のアクセント、
トキソウもたくさん。
数週間後にはまた別の花が咲きだしているでしょうね。

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湿原比べ

今回は、ニセコエリアから離れとある高層湿原へ。
ニセコにある神仙沼周辺の池塘ではネムロコウホネが咲き始めた所ですが、
こちらの池塘ではヒツジグサがよく茂っていました。

 

ホソバノキソチドリ、ではなくコバノトンボソウ。

 

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海へ

今年三度目となる、倶知安風土館主催のふるさと探訪。
今回のガイドフィールドは小樽方面の海岸へ行ってきました。
昨年は、別の方のガイドで、岩内・寿都をフィールドに海浜植物や
ニシン漁が内容に盛り込まれていたので、その流れを汲んでの小樽海岸。

それに、今から106年前の明治43年小樽・岩内・寿都の3支庁、
それと室蘭支庁の一部が統合されて
倶知安に後志支庁が置かれました。
そんな経緯もあり、倶知安-小樽は全くの無縁ではない土地。
小樽では時代背景を踏まえつつ植物も見る、でも海を見たらやっぱり
入りたくなる、これ人情。
子供だけでなく大人も一緒に足を海につけて遊び放題。
でも、いいんです。気持ちの赴くままに楽しむのが一番ですから。

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神仙沼周辺の様子

神仙沼周辺の湿原では、大型のお花が咲き始めました。
湿原エリアに入ると、まずはゼンテイカ(別名:エゾカンゾウ、ニッコウキスゲ)が
出迎えてくれます。

 

こちらはワタスゲをバックにヒオウギアヤメ。
今日は暑く風もなかったので、たくさんのハナバチたちが来訪していました。

 

日本海もばっちり見れました。
7月も半ば、北国にようやく来た短い夏。
満喫しましょう。

 

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夏の海

海岸って案外日陰がなくて暑かったりするんですよね。
溶けそうになりながら海岸歩き、横目でチラッとウミウ。
タキシード姿(に見える)の彼らも暑そうにしていました。

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羊蹄山での外来種駆除

先日、ニセコ羊蹄山岳会(ニセコの山々を愛し様々な面から関わる人たちによる有志の会)
による活動の一環で、羊蹄山へ登ってきました。
目的となる植物はこちら。
写真中央よりやや上にある青白いモシャモシャっとした葉っぱがそれ。
コマクサという植物で高山植物の女王という異名を持つほど人気のある植物ですが、
羊蹄山では人の手によって持ち込まれてしまった経緯があります。
コマクサに罪はありませんが、羊蹄山の今の植生は数万年かけて出来上がったもの。
それを守るため、六年前より地元の博物館である倶知安風土館の事業で駆除活動が
行われています。

 

れき地に根を張る植物らしく、ひげ状の根は太く非常に長いのが特徴的。
羊蹄山頂付近にはコマクサが根を降ろすのに適した環境が広範囲にあるため、
一度増え始めたらどんどん広がってしまう面があります。

小さな株も見逃さないよう、等間隔に横一列となって進む「ローラー作戦」

そして、これは第一回目の時のコマクサ。
当時は、斜面一帯に立派な株のコマクサが広がっていましたが、
根を取り除く細やかな作業が行われた結果、こうした株はほとんど見られなくなりました。

 

とは言え、取り残した根や株、あるいは地面に眠る種子から成長する株が
まだあることでしょう。終結まで長い年月が必要そうで、継続は力なり、
という言葉がぴったり当てはまるこの活動。
後世に今ある自然を残す大事なミッションです。

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涼を求め

中々蒸し暑い日が続いています。
そんな日は標高をちょっと上げて、山中にある湿原へ。
ピークは過ぎたものの、まだワタスゲがたくさん見られます。

鴇色(ときいろ)という色がありますが、これはトキの羽の色から名付けられた色。
明るく優しい色は、女性の和服にも愛用されるので「乙女色」とも言うそうです。

日本の伝統色といった所でしょうか。

そんなトキの羽の色が名の由来となった↑写真のトキソウ。確かに、乙女な色ですね。
一度、本物のトキの羽色と見比べてみたいです。

ツルコケモモは高さ数センチの小さな木。這いつくばって撮りました。

ペットコーナーで売ってるマタタビの粉と同じ系統、ミヤママタタビ。
いつか、実家の猫で実験してみたい!

蒸し暑いといっても本州に比べたら涼しい方ですが、動けばやっぱり汗が流れます。
となると、余計こんな風に涼やかな場所で過ごすのも良いですね。
後ほど、ツアーメニューに追加UPします。

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蝦夷富士

真狩村から見た今朝の羊蹄山、雪渓のある姿もあとわずかになってきました。
来週はこの山へミッションを果たしに登ってきます。

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嵐の落し物

今朝は強風・雨・低温から始まり、一時は台風並みの強風となりました。
そうなると、森の中はそこかしこに落し物が。
倒木・落枝にチョット警戒しながら拾い物歩きに出てみました。
予想通り沢山の落ち葉。
不思議と木についている時より地面に落ちているときの方が見る事に
意識が向くのは、私が根暗だからか、足元ばかり見ているからなのか・・・?
ともあれ、強風のあとの森は、葉っぱに限らず色んなものが落ちているので
お宝さがしにうってつけです。

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今日の主役

初夏を迎えたふもとの森、見渡す限り緑が濃い景色の中、
ベニバナイチヤクソウがこれでもかと咲き誇っていました。

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身近過ぎる植物たち

そう言えば、先週は倶知安風土館主催のふるさと探訪、ガイドの日でした。
生活雑草学と称して、足元にある身近な植物をテーマに、見たり・触ったり・
味見をしたり、普段気付いていそうで意識していない部分に注目してみる一日でした。

植物の形や生えている場所、味といった特徴は、その植物が生存
あるいは繁殖や生息範囲を広げていく上で重要な役割を担っている
ことが多いです。オオバコの葉や茎にある頑丈な繊維もその一つ。
道という道でよく見ますが、道にあれば当然人や車に踏まれて葉が
ボロボロになります。それでも、バラバラに千切れない頑丈さは
この繊維があるからこそ。他の植物では耐えられない状況でも
オオバコならしのげる、そんな背景があるんですね。
子供の頃はそんな事気にもしないで、繊維を引っ張り出す遊びに
夢中になってましたけどネ。

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強風

連日天気に恵まれず、今日は台風が来たかのような強風の日でした。
山の上も雲がかかり視界は真っ白。
今日もつやつやでみずみずしいイソツツジでした。

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海辺の花たち

日本海側の植物たちを見てきました。
塩湿地特有のウミミドリ。ここまで接近して見れたのは初めて。
 

随分背の低いオニユリだなぁと思ったら、コオニユリ。こちらは帰化種。
→エゾスカシユリに訂正します。強い思い込みと勘違いでした!

オオシバナ、パッと見た感じは地味なんですが、近づいて見ると綺麗です。

エゾヒナノウスツボも近づかないとそこに花があると分かりにくい植物です。
ツボ状のお花が特徴的。

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湿原の花たち

神仙沼周辺の湿原では、春の植物が入れ代わり立ち代わり花を咲かせています。

今はチングルマが全盛期。

 

ミツバオウレンも。

 

湿原へ行く途中の森にあるハウチワカエデは、花が終わる矢先から
種子のチビを少しずつ大きくさせています。
木々の葉が開き、花が次々と咲く、山が明るい季節です。

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ニセコ羊蹄山岳会、清掃・整備登山

羊蹄山とニセコ連峰に関わる人たちによる有志の集まり「ニセコ羊蹄山岳会
昨日今日とこの活動に参加してきました。
昨日の研修ではザックの中身を広げてみんなで共有。
今回は特にファーストエイド、危険生物に関係した装備や体験談で
盛り上がりました。かなりオープンな研修会に質問が飛び交うこと必至。

総会の後はニセコエリアにおけるエキノコックスについての勉強会。
住んでいる私たちが安心して暮らすだけでなく、お連れするお客様の安全を
守る上で避けられないテーマ。
もともと北海道にはいなかったエキノコックスがどやって入ってきたのか、
どうして全道に広がってしまったのか、今やっている対策と今後望まれる
ことは何か、専門的な話しを聞くことができました。

この翌日は鏡沼ルートの清掃・整備登山へ行き、ゴミ拾いや倒木処理に
みんなで汗かきつつ、渡し板の設置も。
今までは長靴でジャブジャブ沢の中を渡るか、石の上をバランス取ながら
渡るしかありませんでしたが、これで安全に行き来できます。

板を担ぎながらも途中途中で植物観察も。
人の数だけ違う視点があり新しい気づきがあります。
何事も常に勉強ですね。

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セイヨウタンポポ

昨日までの悪天候から打って変わって、晴天のニセコ。
車での移動中に見た、中学生くらの女の子が手に大事そうに
持っていたのはタンポポの綿帽子。
白と青のコントラストが良く映える青空です。

そんな可憐な女の子とは正反対なわたし(笑)
草取りに紛れてセイヨウタンポポの根っこを掘り起こしてました。
根は地中深く張る、と聞いてはいたものの実際に見たことがなかったので。
格闘すること数十分、根気が足りずどれも先っちょが切れてしまいましたが、
それでもこの長さ。20cmは超えてます。
アスファルトの割れ目や空き地、荒れた土地で少ない水分を求めるからでしょう。
そんな生命力の強さが表れてました。

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昔の道

雪解け直後や、まだ少しだけ雪が残っている時というのは、雪に押された
ササがまだ寝た状態だったり、草や木の葉が開く前だったりで、
昔使われていた道がうっすらと見ることができたりします。

ふもとではすっかり植物が生い茂った状態ですが、山の方ではまだ
横倒しになっている場所もあります。
こちらは五色温泉周辺、この時期にうっすら現れる旧階段です。
1963年頃の写真にはここを使う人たちの様子が写されています。
驚くことに、この道の周辺だけでなく全体的に今ほど植物が茂っておらず、
裸の大地が広がっていました。「昔はなぁ、ここにはなぁんもなかったんだぞぉ」
と口にするおじいさんの言葉にも頷けます。
歴史と時間の流れ、生育する植物の変化をひしひしと感じる場所です。

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58号冬期通行止め解除&神仙沼

2016年5月7日の神仙沼入口
2016年5月7日の神仙沼入口

道道58号の冬期通行止めが解除され、倶知安-五色温泉間が
通行可能になりました。パノラマラインはゴールデンウイーク前に
開通済み、新見峠も通行止め解除となったので、ニセコ山系は
車での通行が全て可能になっています。

 

今ではすっかり雪が解け、木道は雪を踏むこともなく歩けるので、
ツアーはいつでもできますよ。

森を抜ける木道脇にはザゼンソウ。

ミネザクラ。

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ぶらり花遠征

エゾハルゼミの声が盛大に聞こえた週末は真夏の暑さ、季節先取りの
半袖で過ごしていました。

水辺で涼み遊びつつも、見るのはやっぱり植物。

暑さに負けじと札幌や白老方面へ行くと、シラネアオイの花畑や・・・

ミヤマカラマツが出迎えてくれました。

暑い暑いと言っていたのも昨日まで。今日は落ち着き長袖の上に
もう一枚羽織りたいくらい、いつもの涼しさに戻りました。

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花盛り

先日、東京からトイシノエンレイソウとコジマエンレイソウを探しに来たという
女性にたまたま出会ったり、
「あっちのエンレイソウには花びらが付いていたのにこっちのにはないのねぇ?」
と言っている女性たちとすれ違ったりするこの頃です。
巷ではエンレイソウがブームなんでしょうか?いや、きっとたまたまですネ。
そういう私は当然もれなく。
ふと見た花に何か引っかかり、よく見てコジマエンレイソウとヒダカエンレイソウで
識別に悩んだり、はては、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)の
変種エゾミヤマエンレイソウが目に入ってきたり、今年はどういう訳かいつも見てる
花(あるいは葉・鳥)と何か違うな、というシチュエーションが今までよりも
出てくるようになりました。
自然ガイドの世界に関わるようになる6年前は、大したことは知らなかったですが
(今思うと)、それから、色々な方に教えてもらったり、気づかされたりしている
うちに徐々に目が肥えてきた、というのであれば純粋に嬉しいこと。
ただし、頭のキャパシティーには限界があります(笑)
日々、頭から情報がこぼれ落ちながらもフィールドワークの繰り返しです。

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輝く新緑

今日は、倶知安風土館の事業でガイドの日。
隣町黒松内へ新緑のブナを見てきました。芽吹いたばかりのブナの葉は、
他のどの木よりも輝くような、明るく透明感のある緑、遠くから見ると他の
木との区別ができるほどだったので、そこに生えているなというのが見て取れ
ました。
あと1週間程はブナの新緑がまぶしい森です。

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ダチョウ

日頃、野外で色々な鳥を見てはいますが、人の目から見てこうも奇抜なスタイルに
進化した鳥を見ることはありませんね。鳥類の中で最大の種。
ニセコの牧場で見られます。

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ハシボソガラスの巣

自宅前の木で数週間前から始まったハシボソガラスの巣作り、自室から暖かい目で
見守っていましたが、先日ふと目をやると巣がなくなっていました。
家に入る直前まで夫婦仲良く巣の周辺にいたのに、あれれ?
気になって外に出てみると巣を支えていた枝がボッキリ折れて地面に落ちていました。

こんな事もあるんですね、本人たちはさぞ驚いたことでしょう。
とは言え、まだ卵は産んでいなかったようです。

他人の不幸はなんちゃら・・・ではありませんが、このアクシデントに便乗して

巣をほぐして中身を見てみました。
枝がメインですが、何かの綿、断熱材の一部、ネット、ビニール紐、トラロープ、
まあまあドコで拾ってくるんだい、と突っ込みたくなる人工物も。
卵が直接置かれる巣のくぼみの内外は、綿の他コケの塊が多く使われていました。
ふかふかのクッションで子どもたちの寝床をこしらえていたようです。
この出来事に警戒したのか、この木の周辺にはもうカラスの姿は見当たりません。
次は枝の安全点検しっかりねー。

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奥入瀬自然誌博物館 立ち止まるから、見えてくる

昨年の秋、青森県にある奥入瀬渓流に行った際、奥入瀬自然観光資源研究会
通称「おいけん」でお世話になりました。その「おいけん」から、先日こちらの
本が発刊されました。
奥入瀬の成り立ちから個々の植生のみならず、哺乳類・鳥類・昆虫・両生類・爬虫類と
あらゆるジャンルの解説が詰まった内容です。個人的には、奥入瀬の地形・景観から
“昔”と“今”そして、“こらから”が想像でき理解できる、奥入瀬の自然誌が大変興味
深い内容でした。奥入瀬に行く前にこういった本で予習できてればより理解が
進んだのになあ、と思ったほどです。
興味のある方はぜひお手にとってみてください。

奥入瀬自然観光資源研究会

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おさらい

エゾクロクモソウ
エゾクロクモソウ

昨年の今頃へ行ったフィールドへ1年経ってから同じ時期に再訪すると、
自身の成長度合いを確認するのに丁度良かったりします。
昨年は目に付かなかったものが目に付いたり、分からなかったものが
分かるようになっていたり、逆に、昨年と同じ植物でこれ何だっけな?と、
つまづいたりすればまだまだ頭の整理が足りないと、自分の弱点が
見えてきたりするわけで。

昨年大いにハマった、エゾクロクモソウ・ダイモンジソウ・ツルネコノメソウ、
今年もよく目に付きました。特に、ネコノメソウ系に関してはまだ識別が
甘いという意味で(笑)
引き続き課題です。

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華やか

山のふもとの雪はもうほとんど解けて、日当たりの良い場所では
春の花たちが咲き乱れています。
山の中腹から上は残雪、足元は色とりどりの花、ニセコらしい風景です。

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関東遠征

しばらくぶりの更新になってしまいました。
1週間の関東遠征から戻り、ようやく画像の整理に着手です。
あちらではヒノキ花粉に目をやられながらも、毎日のようにフィールドワーク。
毎年恒例になりつつある鎌倉では、切通という鎌倉時代に作られた
古道を歩いて、歴史を肌で感じに行ったり・・・

こちらでよく見るマムシグサによく似た、ウラシマソウをそこかしこで見つけたり・・・

神社脇に植えられたムクロジという木の下では、こちらの種子を大量に発見したり。
こちらは、お正月で遊ぶ羽根突きの羽の黒い部分に使われていますが、羽子板で
打っても割れることのないくらい、ものすごく硬い種子です。
羽子板と羽は子供のころ遊んでいましたが、大人になってから実物を手に
取るのは初めて。確かにこんな感じでしたね~。

実家近くの植物園に行くと、葉の上で開花する変わった形態の植物、
ナギイカダが見ごろでした。
他にも、子供のころは見慣れた照葉樹の森。今の私が見ると新しい疑問が
次々生まれて新鮮そのものでした。
さて、地元ニセコもすっかり季節が進んでいます。今度はこちらを歩かねば・・・。

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