スノーシューまでもう少し

ニセコの雪は順調に降り積り街中の積雪は30cmほどになっています。
森の中はと言うと、こちらも着々と積もり、雪上には動物たちの足跡が
そこかしこについていました。
ですが、スノーシューツアーをするにはササや倒木の姿が目立ち、
自由に歩ける範囲はまだ狭いです。
もう少し待ちましょう。

 

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スノ―シューツアーにあると良い物と服装

スノーシューとストック、どちらもスノーシューツアーでお客様にお使い頂ける
よう定員分、こちらでご用意しています。

それと、雪が入り込まないようある程度筒の長さがあった方が良いので、
スノーブーツもこちらでご用意してます。
数には限りがありますので、事前にご相談ください。
ご自身の登山靴で参加されたいという場合は、
防水性のある登山靴にゲイター(スパッツ)を組み合わせても問題ないです。

手袋は必ずご持参ください。
ですが、よくあるニットの手袋は、触れた雪が体温で解けてびしょびしょに
濡れてしまいます。
氷点下の中、濡れた手袋を付けていたら、あっという間に凍えてしまいますので、
こういうものは避けましょう。

手袋は、スキーやスノーボード用のように防水性の高いものが良いです。
こちらはホームセンターや作業用品店で売っているような千円前後のグローブです。
スキーには全く向きませんが、ちょっとした除雪や雪遊びくらいなら耐えられます。

手袋と同じ理由で、衣類もスキーやスノーボードをする時に着るような
防水性の高いものが良いです。
防寒・防風という点でも◎です。
寒いと楽しめるものも楽しめなくなります。せっかく雪のあるフィールドに出るなら、
服装を整えて思いっきり楽しんだ方が良いですよね。

帽子。
フードを被るという方法もありますが、視界が狭くなるのと、
ごわごわして心地悪いので、帽子の方が良いですよ。
ご覧の通り、帽子に雪がついてますね。
帽子を被らず頭へ直接雪が積もったら・・・体温で解けて髪はびしょびしょ、凍えますね。
降雪がなくても、厳冬期のニセコは非常に寒いので帽子を被って損はありません。

あとは、天候に応じてサングラス。
12~2月前半の厳冬期は、雪か曇りである事が多いですが、
それでも太陽の光がとても眩しくなる日はあります。

春が近くなればなおさら。
眩しすぎて頭痛がしたり、ひどければ雪目(紫外線で角膜が傷つく病気)に
なってしまうこともあるので、ひとつあると良いですよ。

本日もサラサラと粉雪が降ってますが、スノーシューツアーをするのには足らず。
再来週辺りできるようになれば良いですが、その時はまたお知らせします。

→スノーシューツアー

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違う気候、違う文化

ただ今、私が生まれ育った関東に来ています。
あわただしく用事を済ませながら、隙を見て北海道にはない照葉樹の森や
杉林を見て歩くと、そこにある樹種や木の直径・樹高から感じられる樹齢、
そんな所から改めて気候や文化の違いを感じます。
週末にはまた北海道です。

 

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本格的な雪

先日までは、山に上がらないと近くで見られなかった雪。

寒さが本格的になり、湿ってはいるもののふもとの町でも積雪状態になるくらい
降るようになりました。

 

畑も真っ白
畑も真っ白

山を越え、ニセコからちょっと離れれば雪の気配がピタッとなくなり、
車に雪を乗っけて走っているのは自分だけ、という現象が起こります(笑)

 

さすが豪雪地帯のニセコ。
でも、まだまだ、これからが本番です。

 

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増刷に伴い

パンフレットのデザインや内容を更新するタイミングって色々ありますが、
在庫分が減り、新たに印刷をかける時がその内の一つだと思います。
冬のパンフレットはその時期でしたが、色々考えて一新はなしにして、
前々から気になっていた紙質を変更しての増刷としました。
cocowaのパンフレットは夏用と冬用があり、どちらも片方を切り離すと
ハガキになる仕様です。
紙面の半分がハガキになるので、必然的にツアー内容や会社情報は極端に
少なくなります。
パンフレットよりハガキとしての機能に重きを置くヘンなパンフレットです。
紙質を変更したのもハガキとしての機能性を上げるため。
ペンとの相性がより良く扱いやすくなりましたよ。
ここまでハガキ部分を重視するともはやパンフレットとは言い難いかも(笑)

ツアーにご参加頂いた方にお届けするため、手紙と共に封筒に入れましたが、
切手にも変化をつけてみました。
和の文様や色、日本の食がテーマの切手たち。
宛名からお顔を思い浮かべ、一つ一つ選ぶやり方は時間がかかりますが、
私にとっては非常に大切な作業です。

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見続けること

植物を見分ける、歩いていて真っ先にそこにあると見抜ける、
そうした能力は、自然ガイドなら必須であり、できなければお話になりません。
(それを伝える力というのもまた必要ですが)
なので、日頃から植物を観察して学ぶのですが、分かったつもりが、
「つもり」なだけで、似たような他の植物を見るうちにまた分からなることはあります。
さらに、規格どおりに作られた人工物と違って、自然のものは個々に微妙な差が出るので、
これでも悩まされます。
あるいは、経験値が低すぎて、意識に留まらないことも。

この「つもり」と「低経験値」を払拭すべく車で片道1時間のとある場所へ。

見方によっては、ガイド業にまじめな人、と捉えられますが、
私の場合、知りたい、分かるようになりたい、という気持ちの根本には、
永遠に学び続けることそのものが、喜びであり、原動力だったりする
ただのもの好きな人、とも言えます。

 

見上げれば空。
葉がすっかり落ちきりました。

 

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鳥たちの動き

冬を控え、多くのものが枯れてしまった森の中で、赤い実はよく目立ちます。
赤は鳥の目にも止まります。
イチイの甘く熟した実を食べに、今日はヤマガラが頻繁についばみに来ていました。
木々の葉が枯れ落ちたので、森の中は見通しが良くなり、鳥の姿を探しやすく
なったものの、春先の繁殖期のような活発さはありません。
鳥に出会うチャンスは、こうした場所に注意を向けてみるのも一つです。

ナナカマドにはツグミが来ていました。
ニセコでは、春と秋、渡りの途中に立ち寄る群れが見られます。
ツグミの声を聞いたり、姿を見たりすると、進む季節を感じます。

 

アカゲラの賑やかな声に目をやると、二羽いました。
繁殖期でもないのに、ペアで仲良くエサ探しかと思ったら、
メス同士で小競り合いながらエサを食べているようです。
オンナの戦いは、激しかったです。
これからエサが少なくなる時期、一段と懸命です。

 

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スケール感を出す

大きなものや風景を写真に収める時、ありのままの姿を写すのは良いと思います。
特に自然のものを写す時に人工物なんて入れたくないって方、多いと思います。
でも、人間の目で見た時と、写真になって見た時とで、大きさや規模という
ものの印象は結構違ってきます。

昔、友人に土産話ついでに巨木の写真を見せた時「へぇ、なんか大きそうだねぇ」
とかなり薄い反応され、ちょっと悔しかった思い出があります。
写真になると大きさの印象って伝わらなかったりするんですね。

ここに人工的なもの、例えば、標識とか車とか身近なものが一緒に写っていると、
大きさの比較が一目瞭然となって、存在が引き立ちます。
と言っても、そう都合よく人工物があったりしないので、人を入れるのが手っ取り早いです。

画面中央のスギは、160年ほど前に植えられたものです。
どうでしょう、大きさ伝わりませんか?

 

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残り秋

昨日から今朝にかけて、うっすら雪が舞い、日中の気温は2℃しかありませんでした。
そこまで下がると、手袋やニット帽がないと、指や耳がキンキンに冷やされてしまいます。
用心して着込み、森に入ってみると、この間まで、私達の目を楽しませてくれていた
色とりどりの葉が辺り一面に降り積もっていました。
これはこれで綺麗。

頭上にはほとんど裸の枝たち、光が抜けて明るいけれど、どこか静かで落ち着いた雰囲気。
目を引くような植物はないですが、じっくり腰を据えて樹木を観察、も悪くないです。

 

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サク、サク、サク

植物はどんどん枯れ落ち、一雨ごとに冬へ近づいています。
雪が降り積もるまでに、ちょっとでも色々見ておこうと、
今日も足を伸ばし探し歩いていました。
といっても、ニセコから1時間程度の所なので、ここも植物は
枯れてきていて、紅葉もすっかりピークを過ぎてます。
ただし、しばらく天気が良かったので、乾いた落ち葉が
サク、サク、と小気味良い感触でした。

エゾユズリハ、ヒメアオキ、ツルシキミの三種混合写真
エゾユズリハ、ヒメアオキ、ツルシキミの三種混合写真

ニセコとは違い、林床ではササが繁茂せず、ツルシキミ、エゾユズリハ、ヒメアオキといった
常緑の低木が目立つ比較的明るい森。
次は草花が元気良い季節に来たいな~と歩きながら辿り着いた先↓

断崖絶壁すぎてお尻がむずむず。
来春に再訪してみましょう。

 

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ニセコの冬期通行止め情報

台風の影響で朝から降り出した平地の雨は、日中にみぞれに変わりました。
峠のライブカメラを見ていると、積雪状態となっている所が多々あるので、
ノーマルタイヤでは通行できませんね。
時期的にしばらくすれば解けるでしょうが、標高の高い所ではいつ積もって
おかしくない季節になりました。
ニセコの山間部でも今日から冬期通行止めになる道路があるので、
こちらに掲載しておきます。

道道66号 岩内洞爺線(通称パノラマライン)
共和町老古美 ~ 蘭越町字湯里
2017.10.23  ~ 2018.4.27頃まで通行止め
小樽建設管理部共和出張所 TEL/0135-62-1818

  

道道58号
倶知安町花園 ~ ニセコ町・五色温泉ゲート
2017.10.23 ~ 2018.5.25頃まで通行止め
小樽建設管理部真狩出張所 TEL/0136-45-2136


道道268号
共和町老古美(岩内洞爺線交点)ゲート ~ 蘭越町字新見

2017.10.23 ~ 2018.5.25頃まで通行止め

小樽建設管理部蘭越出張所 TEL/0136-57-5121

 

北海道地区 道路情報

 

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秋の恒例行事

昨日はニセコ羊蹄山岳会の秋の山行会&勉強会&懇親会の日でした。
今回は札幌の三角山。
「ちょっと裏山散歩してくるわ~」と言って地元の人たちが利用しているような、
登りやすく、気持ちがいい明るい森。
すれ違う人との会話からも愛されている雰囲気が伝わってきて一同大感心。

会のメンバーにはニセコの山に携わる色んな職種の方がいるので、
立ち止まるポイントや視点は様々。
それぞれに、知識と経験があり、興味も高いので歩みは遅い。
それは、もうお約束ですが、歩みが遅すぎて午後の予定が迫ってしまいました。

大急ぎで下山し、札幌の宮の森にある「エクスペリエンス ベース」へ。
山のトイレを考える会」の方に来て頂き、北海道での山のトイレ事情について
過去の状況から現状どうなっているのか、お話を聞かせて頂きました。
他の地域の成功事例を別の場所へそのまま持って来ても、上手くいくとは限りません。
人や環境、経済面、自治体の関係といった、トイレを取り巻く条件が違うので、
それぞれの場所で良い方法というのを模索しながら、作り上げるしかありません。
複雑な問題だという認識を改めて持ちました。

ニセコに戻ってきてからは、懇親会。
それぞれの思いと共に夜は更けたのでした。

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光合成をしないラン

通常、植物というのは光合成をして栄養を作り出してしますが、
中には地中の菌類から栄養を略奪する生き方をする植物がいます。
(菌従属栄養植物)
こちらの、ツチアケビのその一つ。
光を必要としなくなったお陰で、薄暗い林床で生育できますが、
そのような所は風通しが悪く、風による種子散布は向かないのでしょう。
ならばと、ツチアケビは、種子散布を風ではなく鳥に託すという形で
進化したようです。
この赤い液果の中にはチリのように小さい種が隙間なく詰まっています。
鳥たちはそれを丸ごとついばみ、遠く離れた所でフンと一緒に体外に排出します。
赤い色は鳥に見つけてもらいやすくするサインでもあるのでしょう。
この日の森でもよく目立っていました。

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晩秋の自然観察

刈安色に染まった湿原
刈安色に染まった湿原

標高の高い所では、紅葉のピークを過ぎましたが、晩秋の物静かな雰囲気の中、
東京からお越しのご夫婦と歩いてきました。
ここは往復1時間もあれば十分行って帰ってこられる道のりですが、今日はガイドツアー
なので、ここならではの植物の姿や、もうすぐそこまで迫ってきている
冬の環境を垣間見てのゆったり歩調、2時間かけてきました。
花はすっかり姿を消し、実もほとんどなく、どんよりとした天気で寒い、
こんな季節は、ただ歩くだけでは「何も見どころがない」と普通は退屈されがちですが、
目立つものがない分、個別の識別だけでなく、もっと広い尺度で物を見る意識にもなりやすい、
と考えています。
今日も、そんな目で見て歩いては立ち止まりの繰り返しでした。

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日がな一日ぷらぷらと

利用者が本当に少ないこちらの森の様子を見に行ったら、
貸し切りで紅葉狩りを楽しめた1日でした。

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冬に向けて

2017年のお正月
2017年のお正月

今年も残す所あとニヶ月を切ってしまいました。
数日前にはニセコの神仙沼、五色温泉周辺で初雪が見られ、
標高の高い所では冬を待つばかりな様相です。
さて、冬はどんなツアーをしているかと言うと、積雪のある森の中を
スノーシューという西洋版のかんじきを履いて歩くツアーをしています。

全てが雪に埋もれる冬は、夏は藪で歩けないようなところも自由に
歩けるようになります。さらに、積雪がある分夏より目線が高くなり、
手の届かなかった所のものも見られるようになります。
そんな中、森全体の姿や木の芽、動物の足跡といった冬だからこそ見られる、
あるいは観察しやすいものを見て歩いていきます。

基本的には静々と歩いてますが、体力があればガシガシ登ってみるのもアリ。
基本的には静々と歩いてますが、体力があればガシガシ登ってみるのもアリ。

ニセコと言えばスキー・スノーボードというイメージが先行していますが、そうした
ウィンタースポーツをされない方でも、雪そのものや冬の森を体験をすることはできます。
ぜひ、お試しください。


冬のツアー

 

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ニセコの紅葉

ニセコの紅葉は随分と里の方まで降りてきました。
といっても、ピークにはまだ早いので、こちらにいらして町の周辺を見た方は
紅葉が始まってきたな~という印象を受ける位だと思います。
明日は雨が降り一段と冷え込むようなので、また秋が深まります。


この時期に冷え込むと、標高の高い峠では朝晩の路面凍結や降雪の心配が出てきます。
明日も、もれなくそんな予報が出ているので、油断なりません。
レンタカーで移動の方は、スタッドレスタイヤを履いている車かどうか確かめて、
(貸し出すエリアによってスタッドレスタイヤ装着期間が異なります)
峠の天気やライブカメラをチェックして移動しましょう。

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初冠雪

本日、羊蹄山の山頂付近で初冠雪が観測されました。
どうりで、冷えると思いました。
日中の仕事を終えて、倶知安に戻る途中の峠は6℃と冷えていましたからね。
ただ、日が暮れてからの帰宅だったので、初冠雪の写真は撮れませんでした。
残念~。

*2017/9/30朝に撮った画像を追加しました。

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徐々に近づく紅葉

ふもとの紅葉はまだ3週間ほど先になるので、町周辺を見た時には緑がまだ目立ちますが、
今年も自宅前に植えられているエゾヤマザクラの葉が徐々に赤くなり始めました。

足元にある植物もどんどん枯れてきているので、グリーンシーズンにできる植物見の期日が
刻一刻と迫ってきています。
寂しくもあり、焦りもあり、です。

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オオウバユリ

こらからの季節、森の中でこんなものを見るようになります。
オオウバユリと言う植物で、風船のような一つ一つ鞘がある所に
花がありましたが、今では種が詰まっている状態です。

 

一つの鞘の中にどれだけの種子があるのか、数年前に数えた時は500個、
さらに、ある施設で見た時は693個でした。
3度目の正直で数えてみると、その数496個。
見た目がオニオンスライスのような種子ですが、周りの薄い膜状の翼が
風にのって運ばれる仕組みです。
そのためには、軽量化していなければならず、種子に多くの栄養はありません。
一個体で十数個の花を咲かせるので、全体で数千個の種子ができることになります。
結構な数で勝負なのですね。

 

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ここにある意味

本日は北海道へ何度も足を運んでくださっているお客様と
歩いてきました。
貸切ツアーなので、お客様のご要望に応じて時間を臨機応変に
変えてのセッティング。
足元にある植物一つ一つを見てそこにある意味を考えたり、
自然の造形美をただただ見つめてみたり、生き物たちの
動きを観察してみたり、そんなこんなで今回もあっと言う間でした。

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名も無き花?

まだ植物の事が何もかも無知だった学生時代、何気なく発した「雑草」という
言葉に対して「この世の中に雑草という名前の植物があるのか?!
(もっと勉強しろっ)」と、先生にどやされた事があります。
その時に見た植物はイヌタデでしたが、それに近い植物がいくつかあります。
こちらはハナタデ。
イヌタデもそうですが、パッと見た時に、多くの人の関心を寄せる花では
ないかもしれません。
こんな風にミシっとまとまって生えていれば、印象は違うかもしれませんが。
関心が高くない人にとってはやはり「雑草」と呼ばれてしまう類の植物でしょう。
そこかしこで、見る植物ですし。
でも、一つ一つの花に近づいてよく見ると・・・

 

小さくて目立たないだけで、大きくして見れば立派なお花。
中々どうして綺麗じゃないですか?

 

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夏の思い出

今朝、NHKのさわやか自然百景で神仙沼が取り上げられました。
以前ツアーにご参加頂いたお客様が、この番組を見て
「あの時のツアーを思い出しました。」
なんて嬉しいメッセージを送ってきてくださいました。
涙ちょちょぎれそうです。
ついこの前まで青々としていた神仙沼周辺の湿原は、今では赤や黄色味を帯び始め、
紅葉を心待ちにされる方の声を耳にするようになりました。
この辺りは例年、9月下旬頃に見頃を迎えますよ。

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追跡

春先に見て不明だったこちらの植物。
根出葉と花期に付ける葉とで、形態に違いが出ることは多々あり、
今回もどこか見覚えがあるけれど、情けないかな、ピンと来ませんでした。
図鑑のページをくまなくめくったり、人に聞いたりしながら、
自分の目で確かめるべく、何度か訪問しました。
そして、今日ようやく解決。

 

ちょうど花真っ盛り。ヤブタバコでした。

 

特徴的な茎頂から四方に広がる長い枝。

 

冒頭の根出葉と比べると、違いが大きいですね。
これで一つスッキリです。

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ツアー構想

4月下旬の頃、ニセコはエゾエンゴサクやカタクリ、キクザキイチゲといった

春植物の花が咲き誇るにはちょっと早い時期です。
そんな季節に、ニセコより雪解けが早く、足元の植物たちが一足早く賑やかになる場所へ
イベントツアーを検討中です。その土地の歴史にも触れ、天気がよほど悪くなければ海岸まで

降りてみます。先日も下見を兼ねて様子を見てきました。
年が開けてから、ちょうど春が待ち遠しくなるような頃に、改めてご案内しますね。

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ほとんど秋

ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク

今朝は特別に冷え込み、6時頃の気温は10℃ほどしかありませんでした。
日中は20℃くらいまで上がったものの、駆け抜ける風の涼しさはもう秋のもの。
本州からいらっしゃる方は、朝晩や天候不良時の冷え込みにお気をつけ下さい。
長袖の羽織るものは必携です。
森の中もそこかしこに実がなり、オニグルミを求めてエゾリスが活発に動き出してます。

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マッチとドロノキ

工場発祥の地記念碑・マッチ軸工場跡
工場発祥の地記念碑・マッチ軸工場跡

今日は、倶知安風土館主催「ふるさと探訪」のガイドで歩いてきました。
ここ倶知安町は、かつて硫黄の採掘をしていた山があり、海外に輸出していました。
硫黄は火薬やマッチの原料に使うため、当時は重要な輸出品目だったのです。
そればかりでなく、村にはドロノキからマッチの軸を作る工場もありました。

 

「クッチャン原野」と呼ばれた当時は、どれだけの大きさのドロノキがどれだけあったのか、
その面影を忍びながら、利用の歴史を辿ってきました。
実際に環境と合わせて見て歩いて、話を聞いて、新たな経験を得られたり、
知識を深めたりすると、疑問・質問が寄せられ、話しをしている内にもう終了時刻に。
今日も写真を撮りそびれました。

画像は、ドロノキの葉と果実。
房状についた丸い果実が熟すと、中から綿毛が顔を出し、風に乗って飛んでいきます。

 

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道具作り

作ると言っても、大したものではありません。
勉強のため、あとで調べるため、見返すため、色々な理由で押し葉を作ることがあります。
今まで、新聞紙に植物を挟んだら、図鑑や分厚い書籍を山積みにして押していましたが、
その都度本棚から取り出して、終わったらまた本棚に戻して・・・
と面倒でしたので、ここにきて一念発起。(やっぱり大げさ)

ホームセンターで適当な板をスタッフの方にカットしてもらって、
その板の間に新聞紙と植物を挟み、それをスーツケースベルトで
ぎゅーーーーーーっと締め付けて完成。
簡単です。
軽いので持ち運びも便利です。
早くやれば良かった。

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クズの道

花がピークを過ぎ、散策路上にたくさんの花びらが敷き詰められていました。
見上げると、頭上を覆う木々の枝にクズのツルがたくさん巻いていました。
クズの花は秋の七草の一つ、夏が終わろうとしています。

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親子水入らず

先日のツアーは、ご家族でご参加頂きました。
写真部所属らしく、立派なカメラをお持ちの長男君。
撮ることにこだわりを持ちつつ、レンズを通した造形美や
対象の特徴をしっかりと見てもらいました。

子どもたちの好奇心は無限大、長女ちゃんも負けず劣らず、
雑談しながら歩いている内に気になるものが目で拾えるように
なると質問がバンバン。
とてもマニアックな、でもそれが楽しいツアーでした。

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低温に雨

涼しい北海道とは言え、8月にしては涼しすぎる気温です。
それに加えて雨。
通常、この時期の雨なら気温がある程度高いので当ってもさして問題ないのですが、
ここの所のこの気温となると体が冷えてしまいます。
特に本州からお越しの方、寒暖差に体調など崩されませんよう。
羽織るものの準備がなかった方は、無理せず近場の衣料品店でご購入くださいね。

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海辺の植物には名前に「ハマ」と付くものが多くあります。
ハマベンケイソウもその一つ。
花期は終わりかけながらも、また花の状態を見られました。

ハマハコベ。
何度見ても、五重塔のように、整然と連なった十字対生の葉が見事です。
今日のフィールドから。

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道南の植物

仕事で道南へ行ってきました。
道南の中でも日本海側は本州の要素が入ってくるエリアなようで、
分かるようで見たことのない植物に多数出会ってきました。
本州の方からすると、「なんだそんなもの、よく見るよ。」という
印象が多分にあるでしょうが、北海道だと道南、あるいは西南部と
限定的な分布のものがいくつもあります。
その内のいくつかをご紹介。
まずは、クサボタン。

モミジガサ。

ハマボッス。

強靭な棘によって猿が引っかかってしまうという、サルトリイバラ。
人間の私は服を引っかけました。

ブナ林とせせらぎ。

道南特有の植物とは違いますが、ツチアケビ。
この植物は、一生涯に渡って地中の菌類から養分を略奪する「寄生」という
進化を遂げました。
植物なのに光合成をしないので、緑色をしていません。
今年は当たり年だったのか、この場所以外でも開花個体を見ました。

一見すると不気味な植物かもしれませんが、近くでよく見るとラン科らしい花です。
私にとって、見たことのある植物の中に見慣れないものが混じっている道南は
ちょうど良い勉強の場ですが、その分持ち帰りの宿題も多数。
明日はガイド。記憶が鮮明な内に片付けなければ・・・。

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エゾタヌキ

先日、林道を散策していた時のこと。
道のど真ん中に、大~きな糞が落ちていました。
時々、ヒグマの糞と間違う人がいますが、良く見ると
乾いて古そうな糞、真新しい黒々とした糞、その中間の糞が
一箇所にまとまって落ちています。
そう、古いのから新しいものまで、溜まってあるのです。

文字通り「タメ糞」は、日々同じ場所に落としていくことで出来上がります。
糞には、落とし主の情報が詰まっていて、縄張りを示したり、仲間同士でお互いの
状態を確認したりするのに利用されます。
この日は、落とし物の持ち主がひょっこり現れました。

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人と植物

ブログの間隔が空いてしまいましたね。
お待たせしました。(待ってない?)
今日は、地元の小さな博物館「倶知安風土館」主催のふるさと探訪の日。
ふるさとの植物を見て歩くガイド役を昨年に引き続き、請け負わせて頂いてます。
今回は、硫黄鉱山の歴史を植物を通して肌で感じる散策にしました。
今まで、何気なく見てきた風景の中には、実は人が関わった結果が含まれている
ことが大いにあります。
そうした情報は、書籍やインターネットからも手に入る時代ですが、実際に体験しないと
中々「なるほど」という境地には至れません。
それを実際に見て、変化や違いに気づいて、合点した時に、なるほど~、の声が出ますね。
あれやこれやと雑談しながらも、そんな景色を見てきました。
そしたら、その雰囲気をお伝えできる写真を撮りそびれたので、こちらでお茶を濁します。
ここは湿原じゃないけれど、湿原でよく見るモウセンゴケ。
世にも特殊な環境でした。

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林道から大木

何の変哲もない林道にて、ミズナラの大木が天に向かって大腕を広げていました。
この木を筆頭に、大きなサイズのブナが点在する森が本日の仕事場。
中々、見応えがありました。開発で切られずに残って欲しいものです。

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神仙沼

猛暑が続いて、その後には大雨が降って、そして今日は蒸し蒸し気候なニセコです。
そんな中でも、標高を上げればちょっとは涼しくなります。
霧が立ち込め、展望こそ期待できませんでしたが、それはそれで幻想的な雰囲気。
緑の湿原の中に、ポツポツと現れるタチギボウシやトキソウの花が目立っています。

 

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アジサイと雨

夏日に続き、大雨の週末ですが、水に打たれる植物はどこか
活き活きとしているように感じます。
見上げた先で目を見張ったツルアジサイ。

 

下でも負けてません。

まだ咲く前でしたが、目線の先には蝶々が乱舞(装飾花の鋸歯が目立つ)、エゾアジサイ。

 

こちらは、お寺の敷地から。
アジサイに雨、お似合いでした。

 

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暑いので

本州の高温多湿にくらべたら可愛い方ですが、連日の夏日は、地元の人間にとって
うだるような暑さ。今日は、涼を求めて水辺へ行ってました。
朝晩は北海道らしく涼しいものの、雨予報の今度の連休も、気温は30℃手前とやや高めの予報。
溶けそうです。
そうそう、連休のお問合せ数件頂いておりますが、今現在空きはありますので、
お気軽にお問合せくださいね。

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羊蹄山、外来種駆除活動

ニセコ羊蹄山岳会の活動で、今年も羊蹄山にとって外来種である、
コマクサの駆除活動に行ってきました。
この活動は今年で7年目を迎え、そのお陰で、数は随分と減りました。
ただ、見落とした個体や、残された根から再び成長したであろう個体が
毎年確認されているので、そうした個体を探し出し、取り除く作業はまだ必要です。

作業する場所はこんな急斜面、体力と集中力が必要です。

 

人間の都合で持ち込まれ、今度は引き抜かれる、コマクサにとって
不条理ですが、本来の植生を維持するため駆除活動は続きます。
こんな物陰に隠れて潜んでいるコマクサも見逃さず作業します。

今回は総勢14名の参加でした。
根絶に向けてこれからも継続していきます。

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一息

良い天気の日だったので、仕事の合間を縫ってちょっと外歩き。
休憩していると、モズがギチギチ鳴きながら飛び回ってきたり、
どうがんばっても「一筆啓上仕り候」とは聞こえないホオジロの
さえずりが聞こえてきたりしました。
明日明後日と、ニセコ羊蹄山岳会の活動でこの山に行ってます。

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美女と野獣

ハクサンボウフウ、レースのような白い花が目を引くこのセリ科の植物。
華々しい表面とは裏腹に、根は肥えて太くなりヒグマのエサになるそうです。
まさに、美女と野獣。
*野獣の方は写ってません。

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野草と野菜

野外で見つけた、こちらの植物。
針状の葉のようなものが全体的に広がっています。
近所の畑でみたような気がします。
畑が近くにある方は、ちょっとピンとくるかもしれませんが、
多くの人は、頭にハテナマークが上がっていると思いますので、次へ。

ほんのり赤くなりかけた果実。
畑で見るものも、収穫後に放置していると付けていますね。

 

茎の部分です。
どこかで見た覚えがあります。

足元から、ひょろひょろと芽が出てきていました。
アスパラガス・・・ではなく、キジカクシと言い日本全国に自生しています。
どの野菜ももとを辿れば、野生のものを人間にとって都合の良いように、
改良・栽培し、管理し続けてきたものが野菜。
この系統の植物は、南ヨーロッパから西アジアにかけて自生していて、
ヨーロッパでは2000年前頃から、野生品の利用・栽培が始まっていたそうです。

野菜のアスパラガスは、放っておくと、こんな感じにニョロニョロ伸びてきて、
やがて、さきほどのキジカクシのように針状の葉のようなものを広げます。
キジカクシとアスパラガスは、形態がかなり似たままですが、原種とかけ離れた
姿になった野菜もあります。
それでも、その植物に共通する特徴がどこかに出ていたりします。
花や葉の特徴から、野生種を見た時、あるいは、野菜を見た時、なんか○○っぽいな、
と感じたら、その勘を大事にして、図鑑を引いたりインターネットで手がかりを掴んだり
するのも一興ですよ。

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ブユに噛まれたら

春から夏の間、野外で気になる昆虫の一つ、ブユ。
ブユ(ブヨ、ブトと呼ばれることもあり)はハエの仲間で、何十種にもなるこれらを
総称してブユと呼んでいます。
吸血方法は、蚊と違い、皮膚を齧って傷つけて吸います。
その時、麻酔成分の毒素を注入されるので、その時は痒みを感じないのですが、
しばらくすると非常に痒くなります。

 

痒みに留まらず、患部から腫れが大きく広がることもあります。
もちろん、体調や個人差がありますが、私はかつて、この画像のように
手首を噛まれた時、手のひらまで赤みが広がったと思ったら、赤ちゃんの
手のようにパンパンに腫れたことがあります。
まれに、熱が出て病院へ行ったという例もあります。
確かに友人に1人そんな人がいましたが、それ他に身辺で聞いたことはないので、
多い事例ではない気がしています。(正確なことは分かりませんが)

 

上の画像から10日後。
依然痒く、寝ている間に掻いてしまったため、患部がガサガサになり、さらに、
噛まれてない違う場所にもかゆみがでる事態に。
一番は噛まれないように長袖長ズボンに虫除けです。
ですが、一般的な虫よけは蚊に効果はあっても、ブユには効果が低いです。
ディートやイカリジンが高配合されたものに効果を感じますが、化学物質が気になる所。
そんな方はぜひハッカ油を使ってみてください。効果は化学的なものと比較すると
長続きはしませんが、有効です。何より、爽やかな香りとスッとした清涼感が良いです。

噛まれてしまったら・・・
直後に気づければ患部にポイズンリムーバーを当てて吸い出したり、つねって体液ごとブユの
毒を絞り出します。
すると、その後の経過が楽になることが多いです。
気づいたらもう痒く腫れてた、となったら薬を塗り、とにかく掻かない事。
かくと私のよう悪化しますよ。
この時は、三週間くらいしてようやく痒みが引きました。
何かと嫌われ者ですが、幼虫は水質汚染に弱く綺麗な水環境がないと生息できません。
ブユにたかられると煩わしいですが、近くにそんな環境があるのだと思えば多少は優しい気持ちになれる、
かもしれません。
小さいので気づきにくい昆虫ですが、ちょっと気に留めてみてください。

 

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ニセコ羊蹄山岳会:懇親会と清掃登山

ニセコ羊蹄山岳会名前に山岳会とありますが、山を登る会という意味ではなく、
山に関する環境保全活動や啓蒙普及、行政機関とのコミュニケーションと連携を図る
有志の集まりです。
先日は、今後の活動について、ニセコエリアの山の問題点についてまじめに議論。
議論中は真剣さのあまり、写真を取りそびれました。
こちらの写真は、その後の懇親会。
ここでも、前向きなたくさんのディスカッションが行われましたよ。

日を改め、年に一度の清掃登山。今年はニセコアンヌプリです。

ゴミを拾いながらも、登山者にとって優しくない箇所を手入れしますが、
何もかも親切丁寧に整備しない事が、かえってここの魅力を保てると思うので最低限に留めます。
そうは言っても、ここは利用者に安全に渡って欲しいので、その辺にある倒木を利用して
簡易的な渡し板代わりにしてみました。

 

歩きながらも、休憩しながらも、このルートの良い点悪い点、ガイド業や観光に対する考えが
途切れることなく話しが広がります。
○○ガイドだから、○○の事さえ知っていれば良い、なんて訳ないんです。
ガイド哲学や観光に対する考え、ガイド業全体をどう見ているか、などなど、見解をより
深めてこそ個性が滲み出ますね。

 

 

ニセコアンヌプリ山頂にある避難小屋は冬に多くのバックカントリースキー&スノーボーダーが
利用します。人の多さが招くごみ問題ですね。
マナーを守ることは、このフィールドで遊ぶ人間にとって、将来的にプラスになるので
ぜひ意識してもらいたいですね。

 

活動中は、ゴミや注意箇所だけでなく、シダやらミネザクラやら植生環境やら
見るものは多く、あっという間の清掃登山でした。

 

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湿原歩き

雨や曇りが続いていた中、ようやく晴れの日が続くようになり、
天気に誘われ、神仙沼周辺の湿原の様子を見てきました。
いかにも、天気良ければ全て良し!と言いたくなるような穏やかな陽光に
観光で訪れた人もカメラを構えたり、しゃがんで花を楽しんだりしていましたね。
ここは木道が整備されているので、とても歩きやすく自然に親しみやすい場所です。

点在するショウジョウバカマの花と共に湿原の主役となっていたチングルマ。
ですが、花の最盛期は過ぎ、そろそろワタスゲの綿毛と見頃をバトンタッチしそうな雰囲気です。

湿原に向かう途中のクロツリバナ、光が当たらないと暗い赤紫色の地味めなお花に見えますが、
太陽の光が透けて見えると美麗。
そう感じるようになったのは年齢を重ねたせいだからなのか・・・

本日は、風土館の学芸員の方と人気の少ない別の湿原へ向かい、観察歩き。
ベースにしている分野も視野も違うので、見えてくる世界が違いそれがまた新鮮。
お互いに「へー」と言っては、相手の見るものをまじまじと見るの繰り返しです。
個人的な好みですが、今日はヤマドリゼンマイの葉の透け感が良かったです。(へー)

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【羊蹄山】山開き・安全祈願祭・慰霊祭

本日は、倶知安観光協会主催の「安全祈願祭・慰霊祭」そして
「羊蹄山ひらふ登山口コース開き・半月湖開き」へニセコ羊蹄山岳会を代表して出席してきました。
当日は朝から雷を伴う雨が降り、式典の最中に雨脚がピークになるという、あいにくの天気のため
一部の行事は中止。

それでも、これから迎える登山シーズンを前に山の安全を祈り、過去の遭難者を追悼する
ための式典は滞りなく進行。
私も、一般登山者に代わり玉串を捧げ拝礼させて頂きました。

本日の羊蹄山避難小屋付近では雷鳴が響き渡り、雪混じりのみぞれが降る天候のようです。
安全登山には、事前の情報収集と無理のない行動計画が必要です。
今年も安全に山と共に過ごしましょう。

羊蹄山情報
倶知安町役場

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農道歩き

昨日は良く晴れて暖かかったので、植物見&下見がてらその辺の農道を歩いてみました。
植物見と言っても、花々を愛でるでも珍しい物を見るでもなく、その辺りによくあって
日常的に見る機会の多い植物を改めて観察です。

四つ葉のクローバーはありませんでしたが(というか探してませんでした)、
ちょっと気になり、道路脇にわさわさ生えてたシロツメクサを失敬して引き抜いてみることに。

マメ科の植物らしく、ちゃんとありました。
「根粒」です。
マメ科の植物は、大気中の窒素を吸収・固定できる根粒菌をこの中に住まわせて、
自身が光合成で作り出した糖を渡しつつ、窒素を得ています。
何だか、高校の生物の時間を思い出しますね。
この根粒、土壌中に窒素が十分にある場合は、十分にない場合に比べて少なくなるそうで、
一度、畑のマメもどうなっているか見てみたいです。農家さんの協力が必要ですが。

ちなみに、左がシロツメクサ、右がムラサキツメクサ。
花がない状態で見ると混同しがちな見た目ですが、シロツメクサは茎が地面を這うのに対し、
ムラサキツメクサはまっすぐ伸び上がる生え方をしている、とガイド先輩がそんな見方を
しているのを以前知りました。
学名を調べてみると、シロツメクサは「trifolium repens」で、「三つ葉の 葡萄性の」
という意味。
なるほど、その通りですね。

そうこうしていると、通りすがった知り合いのおじさまに見つかり
「なぁに、こんな所で遊んでるの~」と一笑されてしまいました。
ですよね(笑)

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ニセコ戻り

先日から数日間、水辺の生物調査で道北に行っていました。
私は専門家ではないので、あくまで補助員という形でしたが、
調査員の方と一緒に歩かせて頂き、この道のプロはなんと
鋭い目を持っているのか、と驚きの連続でした。
道端の僅かな泥に数点残されたタヌキの足跡も当然見逃しません。

毎日、痕跡探しに歩きに歩き、調査員の方の見識に触れ、どういう所に何がいる・ある、
と、ちょっと頭からこぼれ落ちそうになるくらい多くの学びを得られました。

 

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ご入用でしたら

花粉症と言ったらスギが有名ですが、北海道にスギは自生していません。
道南の一部で植林がされているので、この地域に行くと症状が出るという方はいらっしゃいますが。
北海道の場合はシラカンバ(←シラカバの正式名称)がポピュラーな花粉症の一つになります。
私はこのシラカンバの花粉症、今年も泣かされましたよ。
ティッシュを忘れて出かけた日には、鼻垂しながら半べそ状態でフィールドを歩いていた事も
ありました。
今では、シラカンバの花粉は落ち着いてきていますが、中にはイネ科(6月頃がピーク)や
ヨモギ類(9月頃がピーク)の花粉症の方もいますね。
ティッシュが必要な方(もちろん、そうでない方も!)、こんな物を用意してみましたので、
ツアーに参加された際には、どうぞご自由にお使いくださいませ。

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【道道58号】冬期通行止め解除

26日(金)に倶知安町と五色温泉を結ぶ、道道58号の冬期通行止めが解除されました。
観光スポットになっている、ここ五色温泉や神仙沼周辺は標高が750mほどあるので、
ふもとに比べるとかなり寒く、今日は雨が降る天気もあって、気温は10℃ほど。
まだまだ防寒具が手放せません。

 

手軽に散策できる遊歩道や各登山道にも残雪。
そんな所はルートが不明瞭です。

 

ツバメオモトの蕾。
花々もこれからです。

 

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カッコウ

街中ど真ん中にて、突如響き渡る「カッコウ、カッコウー」の声。
声量から近くにいるようだと、ふと窓の外に目をやると、目の前の電線に止まって
しきりにさえずっていました。

 

「聞きなし」とは動物や鳥といった生き物の鳴き声を人の言語に当てはめたり、意味のある
言葉に置き換えて表現したものです。
カッコウはまさに、鳴き声がそのまま種名になった鳥ですね。
ウグイスの鳴き声(正確にはさえずり)「ホー、ホケキョ」と言ったら、ピンと来る方は多いでしょうか。
中にはちょっと無理があるような聞きなしもあり、個人的にはホオジロの「一筆啓上仕り候」の
聞きなしが、無理があるよな・・・と思うランキング一位。
多分、ほとんどの人はそうは聞こえないと思いますが、そうやって突っ込みを入れながら聞いて
楽しんで、自分なりの聞きなしに挑戦してみるのも良いですね。

 

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ありきたりだけど

よくある感じの写真ですが、やっぱりこうしてまとまって道沿いで咲いていると、
飽きもせず毎年見てしまいます。
ニリンソウロード。

 

いつもの中に混じって違う表情をしている花もあります。
萼片は白色が基本ですが、まれに緑がかっているものや、すべて緑色、
あるいは、こんな風に赤みを帯びることがあります。
緑がかるものを品種「ミドリニリンソウ」なんて言ったりしますが、
本種との違いは見た目の色くらいで、他に大きく異なる所はありません。
でも個性を感じますね。

 

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本日のひとコマ

今日も、天気悪く寒いニセコ。
そんな時でも森に行けば、雨に濡れ瑞々しく透き通るような緑に出会えます。

どう感じるかは人それぞれ。
今日は、クジャクシダの展開途中の葉に見とれました。

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芽吹きの季節

他の木や岩なんかをつたってはい登るツルアジサイ。
英名はClimbing Hydrangea(クライミング・ハイドランジア)と言い、
まさに、この植物の様子が当てはめられた表現がされています。
※ハイドランジア=アジサイ

 

絡みついている木の芽吹きよりも早く葉を展開していました。
他の木を利用して高みを目指し、利用している木より早く葉を開いて太陽の光を目一杯浴びる、
上手いですね。
夏になると、木の幹いっぱいに覆った白い花が圧巻ですよ。

 

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地道な経験値アップ

ニセコの自然ばかり見ていると、ニセコを基準に物事を見てしまいがちになります。
自分が住んでいる所の植物が他の地域と比べてどう違うのか、そこを意識していても、
よそを知らなければ中々ニュートラルな思考にはなれないと感じています。
場所が変われば気候や土壌など条件が変わり、植物も変わってくるもの。
体が空いたタイミングと天気を狙って、車中泊しながら道北・道央とニセコとは違う自然を
見に回ってきました。

 

こちらでは、エゾオオサクラソウがちょうど花真っ盛りでした。

 

そこから数百キロ離れたこちら場所へ移動し、こんな所をガサガサ歩いてみました。
こちらは、エゾイチゴが密集して生える伐採跡地。
パンツには小さな棘がこれでもかと刺さり、近くの藪に行けば一瞬でマダニ3匹に飛び移られる始末。
これには参りました。ちょっとだからと油断せず、カッパと長靴の装備を怠ってはいけませんね。

 

そんなことはさておき、ヒメギフチョウがいました。
ニセコではまず見られません。

 

またしても場所を変えて、今度は小樽方面の海沿いへ。
夏のギラギラした強い日差しと違い、春の海は柔らかく優しい雰囲気です。
こちらの海岸、昔は行楽施設があり夏は海水浴客でたいそう賑わったそうです。
海と言えば夏、みたいなイメージがありますが、個人的にはこの季節が好みだったりします。

 

今ではすっかり花は終わっていましたが、数週間前に訪れた時はエゾエンゴサクの大群落。
胸いっぱいに広がる甘い香りが辺りに立ち込めていました。
人も少なく、じっくり歩けます。来年、一緒に歩きに行きませんか?

車に戻ってくるとオオルリがさえずっていました。
これはニセコでも見られますが。
他地域の事を知るのも大事ですが、身近な場所の事は知っていないと話になりませんので、
神出鬼没に歩いて、色々試しながら地道に経験値上げて、ツアーを通して還元したいと思います。
ご参加お待ちしています。

 

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神仙沼、五色温泉周辺の様子

5月5日倶知安町でエゾヤマザクラが開花しました。
ふもとの木々は徐々に芽吹いてきましたが、標高を上げれば季節は
3週間ほど巻き戻ります。
今回は、750mほど所にある神仙沼や五色温泉周辺の様子を確かめに行ってきました。

 

まずは、神仙沼入り口の様子。
道道66号(パノラマライン)は開通して車での通行が可能ですが、残雪はこんな感じです。
当然、遊歩道も、雪解け直後に開花するミズバショウやチングルマ、ショウジョウバカマ
といった植物も雪の下です。

奥にある神仙沼もまだ見当たりません。
神仙沼周辺は、6月上旬辺りから花の季節に入りますよ。

 

五色温泉周辺もまだ雪があります。
ニセコアンヌプリやイワオヌプリが春登山の様相になるのは、例年6月上旬からですが、
中旬頃までは所々に残雪がありますので、不慣れな方はご注意くださいね。

 

ここから先は倶知安町に向かう道道58号ですが、まだ冬期通行止めです。
こちらの開通は5月26日10:00の予定です。
雪深い北海道、ニセコ以外でもまだ冬期通行止めが実施されている所があります。
道内の道路情報はこちらで確認できるので、移動前にご確認を。
『北海道地区 道路情報』

 

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先日、海岸近くの森を歩いていた時の事、見慣れない羽を見つけました。
うっかり、スケールと一緒に写すのを忘れてしまいましたが、全長は30cmちょっと。
全体的に黒色、大きさと良い色の感じと良い、ぱっと見た感じはハシブトガラスの
ように見えますが、羽の先端部分には白い模様があるのでそれではない。
気になって持ち帰り羽図鑑で調べてみると・・・

オオセグロカモメでした。
知らない鳥ではないのに意識して羽を見ていなかったんですね。
こんな模様の羽を持っていたのかと、ちょっと意外性を感じました。
見ているようで見ていなかった、まだまだ修行が足りませんな~。

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パンフレット

今シーズンのパンフレット、私個人が手紙好きなこともあり、片面切り離すとハガキになる
昨冬の仕様を継続していますが、一回り大きくなって仕上がっています。
大判サイズなので82円切手が必要ですが、その分書けるスペースが増えてますので、
手紙好きには良いですよ。
そんな訳で、全サイズの半分がハガキという極めて実用的なパンフレット、スペースと
見た目の都合上、ツアーや会社の事はあまり詳しく書かれていません(笑)
これではもはやパンフレットとは言えない?詳しくはwebを御覧ください、という事で。
「これを使いたいけど、手元にも置いておきたいからもう一冊欲しいな~」という
ありがたいリクエストがあり、先日発送させて頂きました。
もらってないけど欲しい、もらったけどもっと欲しい、などなど、ありましたら遠慮なくご連絡ください。

 

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切り替え

スノーシューで歩けるだけの残雪があれば、夏は笹薮で行けないような所にも行けるし、
見られるものも違ってくるので、4月に入っても催行できる体制ではいました。
が、日中の気温が二桁まで上がるようになり、スノーシューで歩いていても、
脛や膝くらいまでズボっと踏み抜いてしまうような緩い雪になってきました。
早朝だったり、標高を上げたりすれば、適度な残雪がありますが、
ひとまず、今シーズンはこれにてスノーシューツアーを終了にしたいと思います。
また来シーズンのご参加お待ちしています!
頭上では木々の芽吹き、そして、夏鳥たちの姿が目立つようになってきています。
画像はカツラの芽吹きとキセキレイ。

 

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道端で水辺の花

車がびゅんびゅん走る道沿いでも、ちょっと湿った土地があれば結構
どこにでも見られるミズバショウ。
以前、本州からのお客様に「こんな身近にミズバショウがあるなんて」と
言われた事がありますが、北海道ではかなり身近な存在です。
身近過ぎて足(車)を止めてまで見る道民はあまりいません。

 

水が流れる場所ではエゾノリュウキンカ。
これも道沿いで見られる、身近な春の花。
他にも、エゾエンゴサクやカタクリ、キクザキイチゲといった花も咲いています。
いよいよニセコも春が動き出しました。

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最近の羊蹄山

「そう言えば最近羊蹄山の写真を撮っていなかったな」と気づき通りすがりに撮影。
全身真っ白だった1-2月に比べ、山肌が見えたりしてまだら模様になり始めました。
ところで、昨日の暴風はひどいもので、最大瞬間風速は倶知安町で34.9mありました。
電柱が倒れたり、屋根が剥がれたり、ビニールハウスが倒壊したりと爪痕残る春の嵐でした。
消防車も何回出動しているのか、と思うほどサイレンの音が断続的に聞かれました。
倒木も見受けられます。風が止んでも野山に入られる方はご用心を。

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進む雪解け

解け始めると早い雪解け。
ササも雪間から徐々に立ち上がり、ホオジロやウグイスのさえずりを
聞きながら歩いていると、ぽとりぽとりと雪が解ける音も聞こえてきます。
雪深いニセコでもようやく春らしい雰囲気が漂ってきました。
グリーンシーズンのご予約も随時受付中ですよ。

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寒さ戻る

西の風が強烈に吹きすさぶ今日のニセコ、朝はホワイトアウトするくらい雪が舞っていました。
こちら、普段は来ないエリアですが、山のガイドさんに誘われ試し歩き。
悪天候時のフィールドを知るという意味であえて今日を設定するというスパルタ根性です。
そういうの嫌いじゃありません(笑)

上空でゴーゴー唸る風の音はすれども、山の東側は割りと穏やか。
平和に歩けましたが、天気のせいもあってか誰もいませんでした。

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春の花

まだまだ雪の多いニセコは、華やかさを感じるにはまだ少し時間がかかりますが、
雪解けの早いところではスポット的に春の花が散見されます。

キクザキイチゲもパラパラと、日当たり良いところで数株開花中。
なんだか、これだけ見ると花盛りっぽいですが、本当にまだまだ雪の方が多いニセコですよ。

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春のスノーシュー

深雪パウダーの時期にお越し頂いた方も、春の青空の中お越し頂いた方も、
スノーシューツアーにご参加いただきありがとうございました。
また来冬と言わず、夏もお待ちしております。
積雪は徐々に下がってきていますが、まだもう少しの間は、
スノーシューツアー可能です。
お気軽にお問合わせくださいね。

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新年度を迎え、明日から新しい環境に身を置く方がいらっしゃると思います。
私もそこまで大げさでないですが、新しいフィールドワークの相棒を迎えました。
って、人じゃないです。長靴です。

あれやこれやと履いては使い込んでいますが、未だ「コレだ!」というのに
たどり着けていません。
手軽に購入できるメリットからホームセンター系の物を使っていた時がありましたが、
女性らしすぎるデザインだったり、フィールドワークでは耐久性に難点があったりで路線変更。
今度は、ワークショップ系のものを選んで履くと、頑丈ですが男性向けなので大きすぎ。
なんたって、私の足サイズ23.5(ものによっては24.0)ですから。
人が履いてる長靴教えてもらって、今シーズンはこれにしました。
最近の長靴ってデザインがおしゃれなんですね。
こういうの初めてで、自意識過剰なのは分かっているのですが気恥ずかしい。
でも、壊れない限りしばらくはこれになります。

 

ふくらはぎがスマートなデザインになっているのが、ちょっと心配でしたが、
パンツの裾をしまっても、しゃがんでも問題なかったです。私の場合。
ゴワゴワなパンツでキツイ場合は、マチ付きのベルトがあるので調整します。
片足で560gほどの軽さで、歩き心地は良いです。
22.5~サイズ展開しているので、長靴サイズでお困りの方は参考までに。

OUTDOOR PRODUCTS 

 

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進む雪解け

道路脇、畑脇、日当たりの良い斜面、そんな所は早くから雪がなくなり、
さらに太陽の光が地面を暖め、周囲の雪解けは加速していきます。
そんな日当たりが良く雪解けが進んた地面で、カタクリを見つけました。
と言っても、花ではなく、葉っぱとその間に包まれた蕾だけ。
ニセコの場合、例年だと、4月中旬頃に咲き始め、4月下旬頃に見頃を迎えます。

そんな春の陽気とうって変わって、森の中はまだ高い積雪。
ただ、真冬の「しん」とした雰囲気はなく、繁殖に向けて鳥たちの
さえずりが賑やかになってきていますよ。

 

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まだ雪

ニセコから離れ、雪が少ない地域ではフクジュソウが咲き、
春の様相になりつつあります。
ニセコは道内屈指の豪雪地帯、花の季節まであと一カ月弱かかります。
まだまだスノーシューで森歩きが楽しめますよ。

 

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快晴

地元の人でも、冬に近くの森を歩く機会というのはそう多くはないでしょう。
道具が必要だし、寒さや天気にめげないモチベーションも必要だし、
どこを歩いたら良いのかという情報も必要です。興味はあるけど今年も歩かなかった、
という声をたまに耳にします。こうした事って、良くありますよね。
そんな地元倶知安町からお越し頂きました。本日でスノーシューは二度目。
いつも見ていたけど気づいてなかった事に気づいたり、日常のそばにある森の様子を知ったり、

それがまた新鮮ですね。地元目線での森歩きとなりました。

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街の中の自然

本日のお客様は、よく街中散歩をしていらっしゃるそうで、その中で
何だかは分からないけど見たことがあって気になってる、というものを
たくさんお持ちの方でした。
それは、冬芽だったり鳥のことだったり。
ならば、街中散歩がより充実するようにと、正体を明かすばかりではなく、
見る時のポイントやそれがある背景なんかを一つ一つお話しして、
お持ち帰り頂きました。
森の中で見聞きした事が、自分たちが暮らしている街の中の自然と
繋がったり、広がったりする、その瞬間がまた楽しいんですよ。

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移動の季節

キツツキによってボロボロと剥がされた樹皮。

 

この下には、エサとなる昆虫やクモがいます。
キツツキに限らず、ここで暮らす鳥たちの中にはこうしたエサを頼って
枝先や木の幹の隙間をついばんで生きているものがいます。
こうした鳥は一年中見られますが、冬の厳しいエサ事情を避けて
夏の間だけ北海道に生息する鳥も多くいます。
そんな夏鳥たちが徐々にやってくる季節となりました。
先日、胆振方面でカワラヒワの声を耳にしました。
ニセコも間もなくです。

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白さ際立つ

「白さ際立つ」なんて、まるで洗濯石鹸のCMのような表現ですが、
春が近づくにつれ、ニセコは青空の日が増えてきます。
雪雲に覆われている厳冬期は、ダケカンバもシラカンバも
その幹の色が被ってしまっていますが、こんな日はコントラストが
はっきりと、より色彩の美しさを感じます。
日差しの強さも増してきているので、今日なんて歩いたら暑いくらい。
ニセコらしい冬も良いですが、こんな中のスノーシューも気分が良いですよ。

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丈夫な歯

今日は随分とエゾリスの足跡が広がってるなぁ、と思って歩いていたら出会えました。
そっと様子を伺っていると、幹の隙間から何かを取り出す仕草。
秋に蓄えたであろうオニグルミです。
ガリガリガリガリ、この時は、殻を割るのに約3分かかっていました。

 

食べ終わって地上に捨てられた殻を回収してみると、見事に割れていました。
市販のクルミは、改良されて殻が薄く割りやすくなっていますが、
オニグルミの殻はトンカチでも難儀するくらい厚みがあって硬い。
エゾリスはそれを歯だけで破ってしまうのですから、恐れ入ります。
ただ、上手なエゾリスならクルミのつなぎ目をぐるり一周齧って2つに割り、
効率良く中身を食べます。

そうでない場合はあちこち歯を当てるので、殻はバラバラに割れます。
今日見たエゾリスは後者だったようです。
前足で持ちながら齧る仕草だけを見ると器用そうに見えるんですけどね。

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春膨らむ

段々と太陽の光が暖かさを増し、日向にいればポカポカです。
冬というには暖かく、春というにはまだ雪深い。ちょうど狭間の季節は、
冬の名残を感じながら春を見つける楽しさあり。
他の木々よりひと足早く芽吹きを迎えようとしているバッコヤナギの冬芽。
ふわふわのまるで産毛のような芽には、雪の雫が乗っていました。

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まるで春

朝8時台の街の気温+4.1℃
北海道民からすると「暖かい」と表現するくらい高い数字です。

森の中を歩いても柔らかい空気が漂い、さえずりのような声が聞こえ、冬芽は膨らみ始めているものも。
ゆっくり歩いても、寒さ少なく体はポカポカ、思わず雪に寝そべってクールダウンできてしまうくらい。
季節は進み始めると早い気がします。次はどんな春の気配を感じられるでしょうか。

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街歩きと鳥

最近の森の中では、さえずりのような声を発する鳥がいたり、
キツツキのドラミングがこだましたり、
春へ向けて一歩一歩近づいている様子が伺え、意識もそちらへひっぱられます。
それにしても、森で双眼鏡や望遠のカメラを手にしていて、
不思議に思われることはないでしょうが、これが街中となると話は別で、
場所によってはかなり怪しい人に見られてしまいます。
ただ、気にして歩いているとやっぱり鳥の動きが目に入るので、意を決して?
カメラや双眼鏡を携えて時々歩きます。
アタリの日もあればハズレの日もあり。
最初にお目にかかったのはヤマガラ。
特別珍しい鳥ではないですが、ニセコだとしょっちゅうは見ないんですよね。

ちょっとした緑地の中に見えた鳥の影。
しばし待てば、シメが登場。

 

小群でしたが、ベニヒワ。

広場の一角に植えられた木々にはエナガ。
日常の散歩からも発見はあります。
「どうせスズメでしょ」なんて通りすぎず、ちょっと立ち止まってみませんか。

 

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粉雪シャワー

粉雪が枝に降り積もり、一面真っ白となったニセコの森。

 

雪が軽いので、枝に積もった雪が勝手に降ってきます。
冬芽を見るのに枝に手を伸ばしたついでに浴びてしまう・・・
なんてことが私の場合何度かあります。
鈍くさいのか、観察に集中しているのか。
たまにツボにハマって1人で笑ってしまうこともあります。
これはもう変人?
感じ方はどうであれ、冬の森も楽しいんですよ。

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ヒレンジャクとヤドリギ

遠くの方から聞こえてくる「ヒリリリー」という声。
もしかしたらこちらに来るかも、と思いしばらく待ってみると、
数十羽のヒレンジャクの群れがヤドリギの実をついばみにやってきました。

 

ヤドリギの実はとてもネバネバ、実を食べて出したフンも糸引く粘りっぷり。
ちょうど下の枝にいるヒレンジャクが糸引かせながらフンを出してますね。
キレが悪そう!(お食事中の方ごめんなさいね)

 

フンは鳥が飛び回っている内に出されるのですが、この中には未消化の種子が
含まれていて、落下途中で枝か幹に付着するとそこから根を張って寄生します。
ヤドリギの子孫は見事、母樹から離れた所で成長できるわけです。
鳥は種子を運んであげているつもりは毛頭ないでしょうけどね。
ヤドリギにとってはよきパートナーです。

 

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あっかんべぇ

風でゆらゆら、何かがぶらぶらしている気配を感じて振り向くと、
ツルアジサイにあっかんべぇ、されてました。
フィールドワークのひとコマより。

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足を伸ばして

最近は建物の気密性が高くなったせいなのか、軒先につららができにくくなっている、
なんて話を小耳に挟みました。建築のことはさっぱりなので、本当の所は分かりませんが、
こちらの天然巨大つららは健在でした。
ツアーフィールドではありませんが、用事ついでに気が向いて少し見てきました。
見ただけで背筋も凍る?カチンコチンの現場でした。

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盛り上がる足跡

サラサラの粉雪が強風で舞い上がる天気の今日。
こんな日に歩いていると、盛り上がる足跡に遭遇することがあります。
雪についた足跡と言えば、沈んでいるのがイメージが硬いと思いますが、
こちらは沈んだ足跡の周りの粉雪が吹き飛ばされ、踏んづけて圧雪された
ところだけが残った状態。

冬の間中、動物の足跡はよく見ますが、こうした盛り上がった状態の
足跡は頻繁には見ません。
ちなみに、こちらはキツネの足跡、たまにはこんな足跡観察も良いですね。

 

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イメージ違い

ハクチョウと言えば、水辺の鳥。
ニセコは雪深く川に近寄りがたいエリアが多数ある、

というより、近寄れるエリアが限定的と言うべきでしょうか。
その分、間近で見る機会はそうはありません。
これがニセコから近いエリアで、洞爺湖や伊達といった道南方面に
なると姿が見られるようになってきます。

この日はどこへどう着地してしまったのか、道路を横断中の姿。
轢かれないでよ。

 

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冬芽を知って森を楽しむ

冬芽、この中には次の春に出てくる葉やつぼみが折り畳まれた状態で入っています。
落葉広葉樹は夏から秋にかけてこうした冬芽を作り、春をじっと待ちます。
冬芽の形は木によって様々で、フサフサの毛で覆われているものや、
芽鱗といって冬芽を保護する鱗状のものを何枚も重ねるもの、
不凍液を用意するもの、と個性豊かです。
そんな冬芽を観察して特徴を掴み、その木がなんの木なのか、自力で導き出せた
時の喜びはひとしおで、そうすると今度は冬の森が多種多様に見えてきます。
さらに、冬芽は枝ごと水に活けて、温かい室内に置いておくと自然と開くことが
多く、こちらの冬芽も同様。

 

開いた葉を見てみるとシウリザクラでした。
開くまで二週間ちょっとで、冬芽の正体にたどり着けました。
外はまだ厳冬期真っ只中のモノトーンの世界。
思いがけず、室内に色彩が生まれました。

 

そうそう、野外で観察するときにはこんなハンドブックもありますよ。
大まかにどこをどう見たら良いのか、写真をもとに解説されているので、
ぱっと調べたい時手元にあると便利ですよ。

 

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口笛吹いて

森を歩いていると、時々柔らかい声で「フィー」とか「フィッ」という
口笛を吹いているような声が聞こえてきたりします。
昔は、人が口笛を吹くことを「うそぶく」と表現していたことがあり、
この鳥の声がそれに似ているということで名前が「ウソ」。
そんな由来など知らなかった頃から、口笛返しをして楽しんでいた私。
単純な性格ですね。

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誰の仕業?

時折強い風が吹くある日の森。
歩く準備が整い、さて森に入ろうとしたとき、
風にあおられた小さな雪の塊が横からあれよあれよと
転がってきて、「おまえさん、こんな日にどちらへ?」
と尋ねるかのように今度は私の前でピタリと止まりました。
たまに、この雪玉が作り出した点々模様を見た方から
「何の動物の足跡ですか?」と質問される事があります。
そうですね、今度から「冬の妖精ですよ」なんて答えましょうか。

 

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スキー遊び

毎年、夜な夜な行っていたゲレンデ、今年はちょっと足が遠のき気味になって
しまったので、のびのびと練習すべく人込みを避けてのスキー場へ。
それは丁度良かったのですが、他の滑走者を気にせず滑れる分、通り過ぎる木に
つい目が行ってしまいます。
広場にポツンとある木、ゲレンデ下にある林、滑りながら眺め過ぎるのです。
遊びに来たのやら、自然観察しにきたのやら。やれやれ。

そういえばこちらナイターでしたが、日暮れの時間がずいぶん伸びてきましたね。

 

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興味ある事を共有

ニセコらしい乾いた雪が降る中、同じ職場の方々でご参加頂いたこのツアー。
みなさんで輪になって木を取り囲み、ゲームでもしているかのような光景ですが、
そうではありませんよ~。
一人が何かに気づいた時、自然とそれをみんさんで共有する流れになりました。
各々が楽しむのも良いけれど、みんなで見て楽しんでいると、また別の目線で
物事が見えてきたりしますね。
中々良いチームプレーでした。

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冬だから歩ける所へ

連日、ニセコらしい乾いた雪がしんしんと降り続いています。
ところで、ニセコの夏の森、道から外れるとどんな雰囲気かイメージできますか?
実は、人の背丈より高く伸びた草やササが深く広がっています。
こうした所へは両腕を使ってかき分けながら進むのですが、その様子がヤブを
漕いでいるように見えるので「ヤブ漕ぎ」などと表現されます。
山菜取りや仕事でもない限り、ヤブ漕ぎなんてする人はいないでしょうが、
私を含むこの人たちは調査の関係で入って行ってます。スゴイでしょ。
写真中央、3人並んでいる列より少し離れた所に実はもう一人いるのですが、
もはや緑のカーテンに隠され見えません。

そして、冬のニセコの森は、人の背丈より高く雪が降り積もっています。
上の写真と同じ場所で撮影しています。
この違いたるや!あれだけあった草は枯れてなくなり、ササもほぼ雪の下に
埋もれています。
こうなれば、夏の間近づけなかった所へも行きやすくなります。
近づけなかったという事は、見られなかったものがそこにはあったという事で、
冬はそれが自由になる。
ちょっと覗きに行きたくなりました?

 

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雪に親しむ

ニセコへはスキーをしに来たけど、スノーシューも楽しみたい、
そんなお客様と丸一日と半日ご一緒してきました。
何でも積極的に楽しまれる方ですが、かといってアクティブという
動きでもなし。となれば、順を追って一つ一つ自然を見ていくという、
しっとりツアーです。

そんな知的好奇心以外に遊び心も満たしたい、という事もあり。

お客様からの「何かやって(笑)」のリクエストにお応えして頭と腕で目玉。
子供の頃に影遊びでよくやっていたんですが、ご存じありません??

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日本語

会話をしている際、「あなた何歳なの?なんでそんな言葉or事知ってるの?」
なんて言われることが度々あります。
個人的に古いものが好きだからなのか、それとも、じじばばっ子だったせいなのか、
とにかく世代を超えて飛び出す単語がいくつかあるようなのです。
この本の中には、後世に残したい日本語なるものも収録されていて、ページをめくる
ごとに、あ~いいなぁこの日本語、なんて言っているものですから、年相応に感じら
れないかもしれませんね。

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再会

人との結びつきは不思議なもので、縁があればどこかで繋がるものだと
思えた今回のツアー。
独立するより前からお客様としてお会いしていたニセコリピーターの方々。
偶然の再会が重なり、今回はcocowaのスノーシューツアーへお申し込み頂く
運びとなりました。
ありがたい限りです。
お花(今時期なのでドライフラワー)自体に興味がなくても見方を変えると、
興味が湧いたのも新しい発見だったご様子。
ガツガツしないで、でも積極的に自然に向き合うスタイルがちょうど良かった
ようで、みなさま終始リラックスムードでした。

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年の初め

2017年、ニセコはおだやかな新年を迎えました。
気温は思ったよりも低くありませんが、森の中は空気が冴え凛としています。
時折、キツツキが幹を叩く音や、シジュウカラやゴジュウカラ・エナガといった
鳥たちが頭上を通過していく音が響きます。
本年も、四季折々の様子をブログからお届けしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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最終日

今年最後のフィールドワークはニセコから少し離れて鳥見となりました。
生涯最大の仕事である産卵を終え、ほっちゃれとなったサケ。
それを求めて多くの鳥たちがやってきていました。
おこぼれを頂戴しようと集まるハシボソカラスと比較して、
オオハクチョウとオジロワシの大きいこと。

今年も多くの方に支えられここまでやってこられました。
来年はより知見を広げるべく、フィールドに足を運び、
ツアーを通してそれを還元していきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
よいお年をお迎えください。

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一瞬の騙し

白やグレーといったモノトーンの世界が広がる冬のニセコ。
だからこそ、緑や赤があると目を引きます。
今日はこちらの紅一点が目に入りました。
はて、3mくらいの低木でこんな赤い実を付ける木?
実は見たことあるぞ。でも、こういう木に付いてたっけ??
自分が知らないだけで本当はこういう木があるのかも???

 

この間、コンマ数秒。人の脳って短時間で結構ものを考えているんですね。
答えはなんてことない、ツルウメモドキが他の木にぐるぐると巻き付いていた
のでした。
それが分かって、「あぁぁ、そっかそっか、だよね(笑)」なんて大きな独り言を
つぶやいて笑っているんですから、平和なものです。
この後、しんしんと雪が降り始めました。連日の小雪から一転、ニセコらしい
降りっぷりです。

 

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鼻ちょうちん?

先日の三連休、初日の強風こそあったものの、その後の降雪はさほどなく
穏やかなお天気でした。大雪の影響があった札幌や千歳付近と大違いです。
そんな中、とある水辺へ。動物の足跡を見ながらそこへ行くと大量のつらら。
まるで鼻ちょうちんのようでした。

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師走

夏は、植物を求めてフィールドワークによく出歩いていますが、
それ以外に、画像整理や、PC環境整備のための下調べ&構築、読書、
その他諸々、地味ながら室内でやる事が何かとあるのがこれからの冬。
年賀状作りも然り。12月25日までに出せば元旦に届けてもらえるそうで、
それまでにと、これも作り上げましたよ。そうそう、来年は酉年なんですね。
毎年、制作に取り掛かってからやっと知ります(笑)

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早起きしても

ニセコは朝から晴天、羊蹄山は朝からくっきりと見えていました。
と言っても、今は、太陽の出ている時間が最も短い季節。
7時前になってやっと明るくなって、夕方4時にはもう暗いですね。
写真撮影したくても明るくなるのを待つので随分と一日がゆっくり始まる印象です。
真夏の頃は、早ければ4時過ぎから白み始める事を考えると、改めてすごい差ですね。

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早熟

視界を遮るものが少なくなり、かといって、雪で完全に覆われるでもない狭間の今。
夏の間、葉が茂って見えなかったものを発見したりします。
高さは2mいかない位のクリの木、幹だってひょろひょろしているのに、
いっちょまえに実を付けていました。
桃栗三年柿八年、なんてことわざがありますが、成就するのが早いんですね。
うらやましい。

 

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ブログ

自然のこと、道具のこと、ガイドの考え方、時につれづれにブログを書き、
そんな中たびたびコメントまで頂き、先日に至っては、週2回くらい見てる、
なんてメッセージまで頂き、とてもありがたいと同時に恐縮な限りです。
こんなブログにお付き合い頂きありがとうございます。
本日のニセコの森は、ササが雪で覆われる面積が増え、スノーシューでの
行動範囲が広がってきました。
朝からパラパラ降っていた雪は午後には落ち着き、太陽が出たひと時。
木の陰がこちらに向かってスーっと、手を伸ばしてきました。

 

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真心

友人からプレゼントしてもらったボールペン。私のお気に入りのペンです。
随所に工夫が見られ、シールにいたっては手作り感満載なこれですが、
おそらくプレセントをあげる事が目的だったのではなく、相手を思う
気持ちを伝える手段が、たまたまこういう形になったんだろうな、
と感じさせる一品。
そこにはストーリーがあり、贈り手のメッセージが込められてあり、
受け取り手は、単にモノを頂いたのではなく、贈り手の気持ちも頂いたと思える。
形として目に見えないものを提供する自然ガイドもまた、そうありたいと思ったのでした。

 

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雪綴り

気温があまり下がらず、雪も降らずの日が続きました。
目覚めると降雪の気配を感じ、カーテンを開けると朝雪の街。

ですが、ふんわりと積もった雪は、まだ森の中のササを隠すほどではなく、
クモの糸に綴られた雪の結晶もまた儚い様子でした。

 

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もう少し

所々大地が見えていたりするものの、頭の上から足元まで、
ニセコは全身白の装いになってきています。
ゲレンデに行けばスキー・スノーボーダーたちの姿があります。
ふもとの森に行けばまだササが顔を出していて、スノーシューをするにはまだ少し早い。
こちらはもう数週間くらいおあずけです。

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目がぁ

書籍を使っての調べ事・PC・細かい作業と、目を酷使する時間の割合が増えると、
目が「ちょっと休ませてぇー」と言っているような気になる時があります。
そんな時は体の声を無視せず「ちょっとだけよ~」という事で、フィールドへ。
遠くを見ることで近くばかり見ていた目が休まるかな、と思い、用事を済ませた
帰りに立ち寄れた海辺で鳥探し。
なんだかんだ、遠目にはなるものの、結局は双眼鏡を覗いて目を酷使しているような・・・。
この日はムクドリたちが群れをなして、エサを懸命についばんていました。

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一晩で・・・

今月上旬に大雪が降り積もったニセコ。
その時の雪はいったん解けたものの、再び降り積もりました。
12月が近づいてきたとは言え、まだ11月の段階でこれ程の積雪が二度も。
一晩で厳冬期が来たかのような光景でした。

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伝統色

先日、こんなデザイン切手を見つけて衝動買いしてしまいました。

テーマは「伝統色」!私好みです。

 

縹(はなだ)色、浅葱(あさぎ)色、小鴨色、山葵色、青竹色、柳葉色、抹茶色、
緑青(ろくしょう)色、若芽色、千歳緑色、と並んでいます。
例えば、この千歳緑色とはイラストで示されているように、マツの葉のような
緑を指しています。

 

常緑のマツは真冬の寒い時期でも緑の葉をつけています。
色の変わらない様子は、長寿と不変の象徴として捉えられ、その縁起にあやかって
「千歳」という名前が付けられたそうです。
「常盤」という色名がありますが、こちらも「千歳緑」と同様にマツの緑にあやかり、
長寿と繁栄の願いを込めてつけられた色名ですね。
雪が降り積もると一面モノトーンの世界となり、それはそれで美しいですが、
そこに映える緑もまた良いものです。
あと1ヵ月ほどでそんな景色が広がりそうです。
見に来ませんか?

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降雪

冷たい雨が降ったり、小春日和があったり、雪が降ったり、季節は進み
周囲の人たちの動きは徐々にウィンターシーズンへ移動していますね。
私は合間を見て遠出をしてみたり、データの整理をしたりと、細々動いています。
そうなると「来年はこれやっておこう」がまた出てきて、眼前の冬をかっ飛ばして、
来年の春夏を考えてしまうこの頃です。
かといって冬の準備をしていない訳じゃないですよ!どちらも同時進行です。

 

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冬にむけて

少しずつ冬の準備を進め、パンフレットは今冬に限り、
ツアー紹介ページと切り離してはがきにも使える
パンフレットを用意してみました。
(個人的に手紙を書くのが好きなもので)
使いたい!という方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。

冬のツアーは12月中旬頃からスタートできると思いますが、
やぶが隠れるくらい本格的な積雪となってからと考えていますので、
多少前後すると思います。

詳しくは電話かメールにてお問い合わせください。

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ナンテン

埼玉の家の庭にて。
どこからか鳥が運んできたようで、勝手に生えてきたそうです。
子供のころ遊んだ庭で大人になった自分もまた遊ぶとは・・・。

 

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来年に向けて

太陽が出ていても風があるとこの時期は特に冷えるので、
厚着をしないと風邪を引きそうになります。

数本だけ、苫小牧周辺で見た綺麗な紅葉。

 

落ち葉をかき分けると、青々とした葉っぱがあったりします。
この季節なので当然、花などありません。
来年は花を見に来ようとリストに載せる、そんな季節でもあります。

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ねばる

ニセコはすっかり晩秋の様相で植物もほとんど枯れてしまっていたり、

姿を消してしまっています。

なので、最近はまだ見られるエリアに足を運んでの植物見です。
北海道の植林といえば、トドマツ、カラマツ、アカエゾマツですが、
道南ではスギが入ってきます。本州で目にするスギ林ほどの規模はないですが、
本州出身の私としては懐かしいような新鮮なような不思議な感覚です。

ヒメアオキは常緑樹でニセコでは目にしない樹木。
本州に行けば、これに似たアオキという樹木もありますが、識別にはやや自信不足。
ひとまず眼前のヒメアオキをよくよく見ておきます。

運転中に気が付いたミヤコグサ。
珍しい植物ではありませんが、花を見られただけでちょっと嬉しい平和な一日でした。

 

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ニセコ羊蹄山岳会・秋の山行と懇親会

先日はニセコ羊蹄山岳会、秋の山行でホロホロ山から徳舜瞥山へ縦走登山へ
行ってきました。
登山口近くにある三階滝公園の紅葉は終わりかけ、そこから見上げる山頂付近は
真っ白な雪模様の様子。
メンバー面々、温泉に入って帰ろう(笑)などと半ば本気のような冗談を飛ばしながら、
しっかり準備して出発なのです。

 

案の定、山頂付近では小雪がちらつき、足元は積雪。
初冬の山は幻想的ですね。
このような機会がなければ中々見ない景色を見て歩けました。

 

とは言え、寒いものは寒い!
休憩で足を止めただけで体が冷えるので、写真撮影もテキパキと。

 

下山後の夜は、懇親会で今後の活動についてお酒を交えつつざっくばらんに
話し合いを行いました。
立場が違えば意見も違う、そうしたやりとりがフラットにできる貴重な機会、
息の長い活動をしていきたいですね。

 

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ふもとも紅葉へ

ニセコの紅葉はふもとがピークを迎えています。

ようやく色づきがきれいになったと思えば、今日はユキムシの大群が
飛び交っているのを見ました。
北国では初雪の前に姿を現すので、冬の訪れを知らせる使者とも言われています。

そうこうしている内に、明日明後日の天気予報では、ちらほらと雪マークがついていました。
平地では降ってもみぞれ程度でしょうが、しばらくは寒い日が続きそうです。

 

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紅葉の錦

倶知安風土館主催のふるさと探訪、羊蹄山の南こぶへ行ってきました。
黄色の中に赤い紅葉が混じり、トドマツやエゾマツといった
針葉樹の緑が差し色となって点在している景色はまるで錦絵のようでした。
このまま紅葉が進んでくれれば今週中にはふもとも色どりが深くなるでしょう。

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【2016】道道66号(パノラマライン)、道道58号 冬期通行止め情報

神仙沼や五色温泉の紅葉は終盤、黄金色に染まった湿原が今年最後の
色どりで、目を楽しませてくれています。

晴れていても、急に曇ったり雨が降ったり、さらにはあられが降ったり。
「女心と秋の空」とはよく言ったもので、ここ最近のお天気はコロコロと
変わりやすいです。

山は冬支度が着々と進んでいて、特に山間部は雪模様となる時もあります。
峠道を使う方は冬タイヤの方が断然安心ですよ。
道道66号(パノラマライン)と道道58号(倶知安町~五色温泉間)は
10月24日(月)から冬期通行の予定です。
本州と違い北海道は冬が一足早くやってきます、くれぐれもご注意ください。

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外来種だけど

とある町中歩きで見つけた、ツリフネソウに似たハナツリフネソウ。
ツリフネソウに比べて花が大きく鞘もその分大きいです。
観察のためにあちこち触っていると、鞘がそれはそれは力強く
パチーンと弾けたのでした。
鞘が大きいと弾ける力も大きいようで、その感触がなんとも愉快なのですが、
これは西ヒマラヤ原産の外来種、積極的に種子分散に協力してはなりませんね・・・。

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初冠雪

昨夜、急に強い雨を伴った強風が吹き荒れ、これは来るかな?
と思いながら寝て起きたらやっぱりでした。
10月7日羊蹄山初冠雪です。

紅葉は現在山の中腹よりやや下くらいで、ふもとに到達するのは
あと一週間ちょっとでしょう。
この初雪は一旦解けてしまいますが、紅葉を追うように徐々に山から
冬が降りてきます。

 

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ドングリ

近所の森にあるミズナラの木。
風の振動もありますが、実が詰まったドングリは自重でどんどん落下。
地面に落ちる音がひっきりなしに聞こえ、下にいれば頭上にヒット。
足の踏み場もないくらい地面に敷き詰められても、数週間でなくなります。
ネズミやリス・カケスが食べたり、持ち去って地面に埋めてとっておく
からです。そうして、持ち去られ運よく食べ損じられたドングリは、
母樹から離れた所で発芽できます。

 

休日になると、子供たちが抱えきれないほど拾い集め家に持ち帰っていますが、
放っておくと中からシギゾウムシの仲間やガの幼虫が脱出してきて、
特にお母さんが大変な事になります。
穴あきドングリにしたくない場合は、茹でるか凍らせるか。
ドングリから出てきた幼虫は、蛹になるため天敵に襲われない内に素早く
地中に潜ろうとします。
手のひらに置くと、隙間という隙間にぐいぐい頭を入れてきて、その力に
ちょっとびっくりするほどです。そして、「あぁ、なるほど、この力で地中に
さっと潜っていくんだな」と納得も感心もします。
幼虫が出てくる過程とその後の観察をするのも面白いと思いますよ。

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進む秋

一雨ごとに気温が下がり、ニセコの山々は秋色に染まりつつあります。
今日は、ニセコ山系あちらこちら見て回ってきました。
神仙沼周辺の山々は遠目からでもはっきり分かる、ツタウルシの紅葉が
目を引いています。

 

綺麗だからと言って手に取らないでくださいね。
かぶれる原因になります。

 

五色温泉周辺も色づいてきています。
もう少しで見ごろです。
山の上はふもと以上に空気が冷たく、今日は重たい雲が日差しを遮っていたので、
長袖に薄手のフリースでも寒かったです。天候にもよりますが、ゆったり散策には
もう少し暖かい服を用意した方が良いですよ。

 

山すその木々も少しずつ色づいてきて、日暮れはどんどん早まり、
グリーンシーズンがいよいよ終盤に入ってきます。
植物観察に適した時期のタイムリミットが迫ってきています。
ソワソワです。

 

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こんな事ってあるの?

メマツヨイグサ
メマツヨイグサ

本体はほとんど枯れ、上部ではこぼれんばかりの種子が
鞘の口から顔を覗かせているのに、その下で開花。
こんな事ってあるんですね。
強靭な生命力を感じました。

 

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触らぬ神に

春と秋、足元で深い藍色をしたツチハンミョウの仲間に出会う事があります。
ハチやオスのクワガタのような大きなあごを持つ昆虫なら、触ると大変だろうと
容易に察知できますが、こちらは目立つ武器が見当たらないのに、
気をつけなけらばなりません。
その武器は体液の中に含まれる「カンタリジン」という物質で、皮膚に付くと
火傷をしたようにただれたりする毒性があります。
あちらも命がけなので触ったりすると身を守るためにカンタリジンを含む体液を
分泌しますが、こちらが何もなければ問題ありませんし、羽は退化しているので
飛んでくることもありません。
綺麗な色だと感じる方もいらっしゃると思いますが、見るだけにしましょう。

 

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トライでエラー

日ごろから、いじってみたいな、ここ変えてみたいな、と思っていたHPの作り。
試しに色々といじくりまわしていたら、なんと元に戻せなくなってしまいました(笑)
いや、笑ってる場合でないですね。
コンテンツに不具合はありませんが、見にくくなった部分があるので、どうにか直そうと
している最中です。どうかご了承ください。
羊蹄山麓の畑では作物がどしどし収穫され、森の中も実りの季節を迎えています、
と、クリの写真でお茶を濁しつつ・・・

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駐車場で

とある住宅地の道沿い、駐車場の隅っこで見たこちらのお花。
その名も「ハキダメギク」
なんでも、最初に見つけた場所がそういう所だったのだと言いますが、
掃溜とはなんてヒドイ名前を付けられてしまったのでしょう。

アップで近づいてみると、砂糖飾りのような花弁がなんともおいしそうに見えます。
ところがこちらの植物は外来種。残念ながら大歓迎とはいきませんね・・・。

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秋を飾る紫

9月に入り秋らしい空が広がるようになってきました。
グリーンシーズンも残すところあと2か月ほど。
緑や花の季節が過ぎ去るのを惜しむかのように、道端や空き地の隅、山野の遊歩道沿い
などあちこちで紫色の花があでやかに咲いています。


~エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)~
読みとしては区切ることなく、そのまま通して読むのですが、
初めて名を聞く人は、「エゾ・ノコンギク」という意味で捉えてしまう事が多いので、
「ノコンギクってなんですか?」とよく聞き返されます。
確かに、ユニークな名前ですが・・・(笑)
意味を区切る正しいポイントは「エゾ・ノ・コンギク」です。
「野にある紺菊」で「野紺菊」。
蝦夷と付いても、必ずしも北海道のみに分布とは限らないので注意が必要ですが、
こちらの植物は北海道のみ。本州だと似たものに「ノコンギク」や「ヨメナ」といった
植物があるようですが、どちらにせよ、野で見る身近なキクの花です。

子供のころ、キクの花を混ぜた花束を作って母に「墓前にでも供えるのか」と
注意された事があります。それぞれの花の用途など露知らず、子供心としては、
キクもカスミソウもリンドウもすべて綺麗に見えたのです。
でも、いつからキクの花を仏さまにお供えするようになったのでしょうね。
ひょっとしたら、現代のように多種多彩なお花が買えるようになる以前の時代は、
日常生活のすぐそばで咲いている身近な野菊が一番手頃だったのかもしれません。

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交通網は混乱

画像は2016年8月31日現在

帰ってきた台風10号、なんて見出しが新聞やニュースに載っていましたが、
ついこの間も一週間の内に台風が3つも通過した北海道は、さらに甚大な
被害が出ています。
各地で鉄道や道路といった交通網が遮断され、陸の孤島と化した地域もありました。
安全確保のための一時的な通行止めから橋や道の崩壊による長期的な通行止めまで、
その内容は様々なので、移動前には十分な確認が必要です。
天候こそ落ち着きましたが、農業、漁業、観光、物流と、物理的にも商業的にも
広範囲かつ長期的な影響ははかり知れません。

北海道地区 道路情報

 

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パチーン

黄色い船が吊る様子から名がついた「キツリフネ」
花の形もぶら下がっている様子も特徴的ですが、
個人的には、種子の方が印象深い植物です。

 

花が終わってしばらくすると、ふっくらとした鞘がぶら下がっています。
これを、指で触ると・・・

 

一瞬にしてパチーンと弾けて中から種子が飛び出します。
子孫を自分の足元ではなく少しでも遠くへ、という戦略ですね。
そんなウンチクなんて置いておいて、最初にこのことを知った時、
その弾ける感触に大いにハマって、子供のように次から次へと
弾けさせて遊んでしまいました。
今でも見かけると一回は触りに行っちゃいます。
全然痛くないので、ぜひお試しあれ。

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浜歩き

この時期になると、海辺の植物は花期を過ぎて果実を付けているものが多いです。
初夏に見た花のその後の様子をうかがいに行ってみると、まだ花を咲かせている
植物がありました。
ハマニガナ、この植物の花期は5月下~9月と結構長いです。
他に咲いている花が少なく目を引きやすいので、比較的簡単に見つけられますよ。

 

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嵐の前の静けさ?

先日の大雨で道内では川が氾濫したり、鉄道が運休したりしました。
ニセコ方面は幸い大きな被害はありませんでしたが、今夜には台風11号が
北海道に上陸し再び大雨となる地域が出そうです。
本日のニセコの天気は予報を裏切り落ち着いています。
明日もいい意味で外れて欲しいのですが。

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涼をお届け

北海道の夏はそろそろ終わりが近づいてきました。
朝晩に吹く風は涼しく、半そでの上に一枚羽織るものが欲しいほど。
そうは言っても、太陽が出て気温が上がればまだ暑い日はあります。
本州に至ってはまだまだ暑い日が続きますね。
目だけでも涼しく、真冬の画像なんてどうでしょう。

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夏のセミと言えば?

お盆真っ只中の土曜日は晴天に恵まれ、たくさんの人が外に繰り出している
ようでした。そんな中、私は人気の全くない林道や原っぱを散策、混雑知らず。

 

と、歩く先に飛んできたコエゾゼミ。
ニセコではこの時期、見た目と声がよく似たもう2種類(アカエゾゼミとエゾゼミ)の
セミとミンミンゼミが見られますが、良く見るのはこのコエゾゼミ。
鳴き声はジィィィィィー。その後に、ジィッ・ジィッ・ジィッという声が付くことも。
なかなかこの声では夏の風物詩として登場する機会はなさそうですね。

夏の風物詩と言えば、ミンミンゼミやヒグラシ。埼玉出身の私としては、
ミンミンゼミの声を聞くと「夏だなぁ!」と感じます。
ニセコでも今時期ミンミンゼミの声を聞きますが、観察する花は晩夏の様相。
朝晩に吹く風もひんやりしてきています。
埼玉は真夏でも北海道はそろそろ夏が終わりに近いという事、
子供のころの記憶と今の風景にズレがあります。
さすが、南北に長い日本。

接写を試みようと近づき、あえなくオシッコをかけられ逃げられました。
埼玉でも北海道でも種類が違うセミでも、これはお約束ですね・・・。

 

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ひと時の夏

鏡沼周辺の湿原ではサワギキョウがちょうど見ごろとなっていました。
ニセコの気温は依然として30℃近い日が続いていて、今日も汗を流しながら
歩いてきました。そうは言っても、北国の暑い夏はお盆まで。
山を見渡すと、この間まで青々としていた緑が少しくすんで見えます。
夏が過ぎ去ろうとしています。

 

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興味は幅広く

京都、神戸、東京など、日本各地からニセコへいらっしゃっている方たちを
お連れしてガイドの日。
人の数だけ見つけられるものの数が増えたり、興味の幅が広がったりします。
加えて、自然の中にいることが大好きな方たちなので、今回はいつも以上に、
歩いては立ち止まり物を見る、花以外でも興味が湧けば質問が寄せられ
やっぱり立ち止まる、それの繰り返しでした。
休憩中しながらも、今までのおさらいをし合ったり、改めて質問が寄せられたり、
興味があるからこその熱心さ!素晴らしい!すっかり刺激を受けました。

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蒸し暑い

ニセコはうだるような暑さが続き、本州からのお客様は
「北海道なのに本州と変わらないくらい暑い!」
「本州に比べたらこの暑さはまだ優しいわ」
などと、いらっしゃる地域によるのか意見が分かれる所ですが、
地元の人間は間違いなく暑さに参ってます。
神仙沼周辺の湿原は標高約750-760mほど。ふもとに比べれば涼しく
ちょっとした避暑になります。
そんな湿原に入ると、タチギボウシが出迎えてくれます。

神仙沼へ行くと今度はサワギキョウがお出迎え。
深い紫は、なんとも高貴な色合いですね。

 

今回は、今が見ごろの花ばかりでなく、種を付けたもの、冬芽の準備をしているもの、
幅広く観察しながら積極的なおさわりツアーでした。

 

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花言葉

ミツバという植物、親子丼やカツ丼の上、おすましに入っていたりするアレ。
スーパーで売られているおなじみの野菜ですが、道端でも割りと良く見られる
身近な山菜のうちの一つ。花は今時期に見られます。
小さく可憐に見えるこれの花言葉は「意地っ張り」なんだそう。
まるで私のようです?

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季節先取り

7月もあとわずか、8月と言えば真夏の季節なイメージですが、
いざ8月が近くなってみると、アキノキリンソウやエゾノコンギクといった
キクの仲間の蕾や葉、アキアカネの姿が目に付くようになり、個人的には
秋の雰囲気を先取りして感じてしまいます。
だからと言って、もうすぐ秋!という訳では当然ないですよ。まだまだ夏です。
でも、これらを見るとなぜ秋っぽさを感じるのか、ちょっと考えてみると、
上記のキクの植物もアキアカネもニセコではこれから晩秋の頃まで見られます。
グリーンシーズン最後の最後まで目にするもの、そこから秋が連想されてしまう
のかもしれませんね。

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神仙沼

夏の花もバンバン入れ代わり立ち代わり咲いています。
神仙沼周辺の池塘では、ネムロコウホネの花が漂い・・・

 

コバノトンボソウの亜種、ホソバノキソチドリの花は湿原のいたるところで見られ・・・

 

他の植物が背丈を伸ばし、湿原は青々としていますがその中に乙女色のアクセント、
トキソウもたくさん。
数週間後にはまた別の花が咲きだしているでしょうね。

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湿原比べ

今回は、ニセコエリアから離れとある高層湿原へ。
ニセコにある神仙沼周辺の池塘ではネムロコウホネが咲き始めた所ですが、
こちらの池塘ではヒツジグサがよく茂っていました。

 

ホソバノキソチドリ、ではなくコバノトンボソウ。

 

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海へ

今年三度目となる、倶知安風土館主催のふるさと探訪。
今回のガイドフィールドは小樽方面の海岸へ行ってきました。
昨年は、別の方のガイドで、岩内・寿都をフィールドに海浜植物や
ニシン漁が内容に盛り込まれていたので、その流れを汲んでの小樽海岸。

それに、今から106年前の明治43年小樽・岩内・寿都の3支庁、
それと室蘭支庁の一部が統合されて
倶知安に後志支庁が置かれました。
そんな経緯もあり、倶知安-小樽は全くの無縁ではない土地。
小樽では時代背景を踏まえつつ植物も見る、でも海を見たらやっぱり
入りたくなる、これ人情。
子供だけでなく大人も一緒に足を海につけて遊び放題。
でも、いいんです。気持ちの赴くままに楽しむのが一番ですから。

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神仙沼周辺の様子

神仙沼周辺の湿原では、大型のお花が咲き始めました。
湿原エリアに入ると、まずはゼンテイカ(別名:エゾカンゾウ、ニッコウキスゲ)が
出迎えてくれます。

 

こちらはワタスゲをバックにヒオウギアヤメ。
今日は暑く風もなかったので、たくさんのハナバチたちが来訪していました。

 

日本海もばっちり見れました。
7月も半ば、北国にようやく来た短い夏。
満喫しましょう。

 

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ワンダーキッズ

倶知安町教育委員会のお手伝いで、地元の子供たちと一緒に野外へ。
あいにくのお天気でしたが、道中はおしゃべりしたり、やんちゃしたりと
元気な子供たち。それでも、倶知安の歴史を探求すべく硫黄鉱山跡へ到着すると
まじめに史料探し。えらい!
鉱山は昭和12年に閉山しましたが、最盛期は小学校や診療所、社宅などがあり、
ふもとの町よりも大きな集落だったので、今でもその面影を建物の基礎や、耐火煉瓦
から感じる事ができます。
単なる外遊びではなく、地元の歴史を知る機会に恵まれていいな~、
なんて、ちょっと歳くったおねーさんは思ったのでした。

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夏の海

海岸って案外日陰がなくて暑かったりするんですよね。
溶けそうになりながら海岸歩き、横目でチラッとウミウ。
タキシード姿(に見える)の彼らも暑そうにしていました。

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羊蹄山での外来種駆除

先日、ニセコ羊蹄山岳会(ニセコの山々を愛し様々な面から関わる人たちによる有志の会)
による活動の一環で、羊蹄山へ登ってきました。
目的となる植物はこちら。
写真中央よりやや上にある青白いモシャモシャっとした葉っぱがそれ。
コマクサという植物で高山植物の女王という異名を持つほど人気のある植物ですが、
羊蹄山では人の手によって持ち込まれてしまった経緯があります。
コマクサに罪はありませんが、羊蹄山の今の植生は数万年かけて出来上がったもの。
それを守るため、六年前より地元の博物館である倶知安風土館の事業で駆除活動が
行われています。

 

れき地に根を張る植物らしく、ひげ状の根は太く非常に長いのが特徴的。
羊蹄山頂付近にはコマクサが根を降ろすのに適した環境が広範囲にあるため、
一度増え始めたらどんどん広がってしまう面があります。

小さな株も見逃さないよう、等間隔に横一列となって進む「ローラー作戦」

そして、これは第一回目の時のコマクサ。
当時は、斜面一帯に立派な株のコマクサが広がっていましたが、
根を取り除く細やかな作業が行われた結果、こうした株はほとんど見られなくなりました。

 

とは言え、取り残した根や株、あるいは地面に眠る種子から成長する株が
まだあることでしょう。終結まで長い年月が必要そうで、継続は力なり、
という言葉がぴったり当てはまるこの活動。
後世に今ある自然を残す大事なミッションです。

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涼を求め

中々蒸し暑い日が続いています。
そんな日は標高をちょっと上げて、山中にある湿原へ。
ピークは過ぎたものの、まだワタスゲがたくさん見られます。

鴇色(ときいろ)という色がありますが、これはトキの羽の色から名付けられた色。
明るく優しい色は、女性の和服にも愛用されるので「乙女色」とも言うそうです。

日本の伝統色といった所でしょうか。

そんなトキの羽の色が名の由来となった↑写真のトキソウ。確かに、乙女な色ですね。
一度、本物のトキの羽色と見比べてみたいです。

ツルコケモモは高さ数センチの小さな木。這いつくばって撮りました。

ペットコーナーで売ってるマタタビの粉と同じ系統、ミヤママタタビ。
いつか、実家の猫で実験してみたい!

蒸し暑いといっても本州に比べたら涼しい方ですが、動けばやっぱり汗が流れます。
となると、余計こんな風に涼やかな場所で過ごすのも良いですね。
後ほど、ツアーメニューに追加UPします。

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蝦夷富士

真狩村から見た今朝の羊蹄山、雪渓のある姿もあとわずかになってきました。
来週はこの山へミッションを果たしに登ってきます。

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嵐の落し物

今朝は強風・雨・低温から始まり、一時は台風並みの強風となりました。
そうなると、森の中はそこかしこに落し物が。
倒木・落枝にチョット警戒しながら拾い物歩きに出てみました。
予想通り沢山の落ち葉。
不思議と木についている時より地面に落ちているときの方が見る事に
意識が向くのは、私が根暗だからか、足元ばかり見ているからなのか・・・?
ともあれ、強風のあとの森は、葉っぱに限らず色んなものが落ちているので
お宝さがしにうってつけです。

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今日の主役

初夏を迎えたふもとの森、見渡す限り緑が濃い景色の中、
ベニバナイチヤクソウがこれでもかと咲き誇っていました。

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身近過ぎる植物たち

そう言えば、先週は倶知安風土館主催のふるさと探訪、ガイドの日でした。
生活雑草学と称して、足元にある身近な植物をテーマに、見たり・触ったり・
味見をしたり、普段気付いていそうで意識していない部分に注目してみる一日でした。

植物の形や生えている場所、味といった特徴は、その植物が生存
あるいは繁殖や生息範囲を広げていく上で重要な役割を担っている
ことが多いです。オオバコの葉や茎にある頑丈な繊維もその一つ。
道という道でよく見ますが、道にあれば当然人や車に踏まれて葉が
ボロボロになります。それでも、バラバラに千切れない頑丈さは
この繊維があるからこそ。他の植物では耐えられない状況でも
オオバコならしのげる、そんな背景があるんですね。
子供の頃はそんな事気にもしないで、繊維を引っ張り出す遊びに
夢中になってましたけどネ。

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強風

連日天気に恵まれず、今日は台風が来たかのような強風の日でした。
山の上も雲がかかり視界は真っ白。
今日もつやつやでみずみずしいイソツツジでした。

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海辺の花たち

日本海側の植物たちを見てきました。
塩湿地特有のウミミドリ。ここまで接近して見れたのは初めて。
 

随分背の低いオニユリだなぁと思ったら、コオニユリ。こちらは帰化種。
→エゾスカシユリに訂正します。強い思い込みと勘違いでした!

オオシバナ、パッと見た感じは地味なんですが、近づいて見ると綺麗です。

エゾヒナノウスツボも近づかないとそこに花があると分かりにくい植物です。
ツボ状のお花が特徴的。

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湿原の花たち

神仙沼周辺の湿原では、春の植物が入れ代わり立ち代わり花を咲かせています。

今はチングルマが全盛期。

 

ミツバオウレンも。

 

湿原へ行く途中の森にあるハウチワカエデは、花が終わる矢先から
種子のチビを少しずつ大きくさせています。
木々の葉が開き、花が次々と咲く、山が明るい季節です。

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ニセコ羊蹄山岳会、清掃・整備登山

羊蹄山とニセコ連峰に関わる人たちによる有志の集まり「ニセコ羊蹄山岳会
昨日今日とこの活動に参加してきました。
昨日の研修ではザックの中身を広げてみんなで共有。
今回は特にファーストエイド、危険生物に関係した装備や体験談で
盛り上がりました。かなりオープンな研修会に質問が飛び交うこと必至。

総会の後はニセコエリアにおけるエキノコックスについての勉強会。
住んでいる私たちが安心して暮らすだけでなく、お連れするお客様の安全を
守る上で避けられないテーマ。
もともと北海道にはいなかったエキノコックスがどやって入ってきたのか、
どうして全道に広がってしまったのか、今やっている対策と今後望まれる
ことは何か、専門的な話しを聞くことができました。

この翌日は鏡沼ルートの清掃・整備登山へ行き、ゴミ拾いや倒木処理に
みんなで汗かきつつ、渡し板の設置も。
今までは長靴でジャブジャブ沢の中を渡るか、石の上をバランス取ながら
渡るしかありませんでしたが、これで安全に行き来できます。

板を担ぎながらも途中途中で植物観察も。
人の数だけ違う視点があり新しい気づきがあります。
何事も常に勉強ですね。

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セイヨウタンポポ

昨日までの悪天候から打って変わって、晴天のニセコ。
車での移動中に見た、中学生くらの女の子が手に大事そうに
持っていたのはタンポポの綿帽子。
白と青のコントラストが良く映える青空です。

そんな可憐な女の子とは正反対なわたし(笑)
草取りに紛れてセイヨウタンポポの根っこを掘り起こしてました。
根は地中深く張る、と聞いてはいたものの実際に見たことがなかったので。
格闘すること数十分、根気が足りずどれも先っちょが切れてしまいましたが、
それでもこの長さ。20cmは超えてます。
アスファルトの割れ目や空き地、荒れた土地で少ない水分を求めるからでしょう。
そんな生命力の強さが表れてました。

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昔の道

雪解け直後や、まだ少しだけ雪が残っている時というのは、雪に押された
ササがまだ寝た状態だったり、草や木の葉が開く前だったりで、
昔使われていた道がうっすらと見ることができたりします。

ふもとではすっかり植物が生い茂った状態ですが、山の方ではまだ
横倒しになっている場所もあります。
こちらは五色温泉周辺、この時期にうっすら現れる旧階段です。
1963年頃の写真にはここを使う人たちの様子が写されています。
驚くことに、この道の周辺だけでなく全体的に今ほど植物が茂っておらず、
裸の大地が広がっていました。「昔はなぁ、ここにはなぁんもなかったんだぞぉ」
と口にするおじいさんの言葉にも頷けます。
歴史と時間の流れ、生育する植物の変化をひしひしと感じる場所です。

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58号冬期通行止め解除&神仙沼

2016年5月7日の神仙沼入口
2016年5月7日の神仙沼入口

道道58号の冬期通行止めが解除され、倶知安-五色温泉間が
通行可能になりました。パノラマラインはゴールデンウイーク前に
開通済み、新見峠も通行止め解除となったので、ニセコ山系は
車での通行が全て可能になっています。

 

今ではすっかり雪が解け、木道は雪を踏むこともなく歩けるので、
ツアーはいつでもできますよ。

森を抜ける木道脇にはザゼンソウ。

ミネザクラ。

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ぶらり花遠征

エゾハルゼミの声が盛大に聞こえた週末は真夏の暑さ、季節先取りの
半袖で過ごしていました。

水辺で涼み遊びつつも、見るのはやっぱり植物。

暑さに負けじと札幌や白老方面へ行くと、シラネアオイの花畑や・・・

ミヤマカラマツが出迎えてくれました。

暑い暑いと言っていたのも昨日まで。今日は落ち着き長袖の上に
もう一枚羽織りたいくらい、いつもの涼しさに戻りました。

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花盛り

先日、東京からトイシノエンレイソウとコジマエンレイソウを探しに来たという
女性にたまたま出会ったり、
「あっちのエンレイソウには花びらが付いていたのにこっちのにはないのねぇ?」
と言っている女性たちとすれ違ったりするこの頃です。
巷ではエンレイソウがブームなんでしょうか?いや、きっとたまたまですネ。
そういう私は当然もれなく。
ふと見た花に何か引っかかり、よく見てコジマエンレイソウとヒダカエンレイソウで
識別に悩んだり、はては、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)の
変種エゾミヤマエンレイソウが目に入ってきたり、今年はどういう訳かいつも見てる
花(あるいは葉・鳥)と何か違うな、というシチュエーションが今までよりも
出てくるようになりました。
自然ガイドの世界に関わるようになる6年前は、大したことは知らなかったですが
(今思うと)、それから、色々な方に教えてもらったり、気づかされたりしている
うちに徐々に目が肥えてきた、というのであれば純粋に嬉しいこと。
ただし、頭のキャパシティーには限界があります(笑)
日々、頭から情報がこぼれ落ちながらもフィールドワークの繰り返しです。

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輝く新緑

今日は、倶知安風土館の事業でガイドの日。
隣町黒松内へ新緑のブナを見てきました。芽吹いたばかりのブナの葉は、
他のどの木よりも輝くような、明るく透明感のある緑、遠くから見ると他の
木との区別ができるほどだったので、そこに生えているなというのが見て取れ
ました。
あと1週間程はブナの新緑がまぶしい森です。

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ダチョウ

日頃、野外で色々な鳥を見てはいますが、人の目から見てこうも奇抜なスタイルに
進化した鳥を見ることはありませんね。鳥類の中で最大の種。
ニセコの牧場で見られます。

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ハシボソガラスの巣

自宅前の木で数週間前から始まったハシボソガラスの巣作り、自室から暖かい目で
見守っていましたが、先日ふと目をやると巣がなくなっていました。
家に入る直前まで夫婦仲良く巣の周辺にいたのに、あれれ?
気になって外に出てみると巣を支えていた枝がボッキリ折れて地面に落ちていました。

こんな事もあるんですね、本人たちはさぞ驚いたことでしょう。
とは言え、まだ卵は産んでいなかったようです。

他人の不幸はなんちゃら・・・ではありませんが、このアクシデントに便乗して

巣をほぐして中身を見てみました。
枝がメインですが、何かの綿、断熱材の一部、ネット、ビニール紐、トラロープ、
まあまあドコで拾ってくるんだい、と突っ込みたくなる人工物も。
卵が直接置かれる巣のくぼみの内外は、綿の他コケの塊が多く使われていました。
ふかふかのクッションで子どもたちの寝床をこしらえていたようです。
この出来事に警戒したのか、この木の周辺にはもうカラスの姿は見当たりません。
次は枝の安全点検しっかりねー。

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奥入瀬自然誌博物館 立ち止まるから、見えてくる

昨年の秋、青森県にある奥入瀬渓流に行った際、奥入瀬自然観光資源研究会
通称「おいけん」でお世話になりました。その「おいけん」から、先日こちらの
本が発刊されました。
奥入瀬の成り立ちから個々の植生のみならず、哺乳類・鳥類・昆虫・両生類・爬虫類と
あらゆるジャンルの解説が詰まった内容です。個人的には、奥入瀬の地形・景観から
“昔”と“今”そして、“こらから”が想像でき理解できる、奥入瀬の自然誌が大変興味
深い内容でした。奥入瀬に行く前にこういった本で予習できてればより理解が
進んだのになあ、と思ったほどです。
興味のある方はぜひお手にとってみてください。

奥入瀬自然観光資源研究会

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おさらい

エゾクロクモソウ
エゾクロクモソウ

昨年の今頃へ行ったフィールドへ1年経ってから同じ時期に再訪すると、
自身の成長度合いを確認するのに丁度良かったりします。
昨年は目に付かなかったものが目に付いたり、分からなかったものが
分かるようになっていたり、逆に、昨年と同じ植物でこれ何だっけな?と、
つまづいたりすればまだまだ頭の整理が足りないと、自分の弱点が
見えてきたりするわけで。

昨年大いにハマった、エゾクロクモソウ・ダイモンジソウ・ツルネコノメソウ、
今年もよく目に付きました。特に、ネコノメソウ系に関してはまだ識別が
甘いという意味で(笑)
引き続き課題です。

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華やか

山のふもとの雪はもうほとんど解けて、日当たりの良い場所では
春の花たちが咲き乱れています。
山の中腹から上は残雪、足元は色とりどりの花、ニセコらしい風景です。

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関東遠征

しばらくぶりの更新になってしまいました。
1週間の関東遠征から戻り、ようやく画像の整理に着手です。
あちらではヒノキ花粉に目をやられながらも、毎日のようにフィールドワーク。
毎年恒例になりつつある鎌倉では、切通という鎌倉時代に作られた
古道を歩いて、歴史を肌で感じに行ったり・・・

こちらでよく見るマムシグサによく似た、ウラシマソウをそこかしこで見つけたり・・・

神社脇に植えられたムクロジという木の下では、こちらの種子を大量に発見したり。
こちらは、お正月で遊ぶ羽根突きの羽の黒い部分に使われていますが、羽子板で
打っても割れることのないくらい、ものすごく硬い種子です。
羽子板と羽は子供のころ遊んでいましたが、大人になってから実物を手に
取るのは初めて。確かにこんな感じでしたね~。

実家近くの植物園に行くと、葉の上で開花する変わった形態の植物、
ナギイカダが見ごろでした。
他にも、子供のころは見慣れた照葉樹の森。今の私が見ると新しい疑問が
次々生まれて新鮮そのものでした。
さて、地元ニセコもすっかり季節が進んでいます。今度はこちらを歩かねば・・・。

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