誰の仕業?

時折強い風が吹くある日の森。
歩く準備が整い、さて森に入ろうとしたとき、
風にあおられた小さな雪の塊が横からあれよあれよと
転がってきて、「おまえさん、こんな日にどちらへ?」
と尋ねるかのように今度は私の前でピタリと止まりました。
たまに、この雪玉が作り出した点々模様を見た方から
「何の動物の足跡ですか?」と質問される事があります。
そうですね、今度から「冬の妖精ですよ」なんて答えましょうか。