春らしい気候になってきました

森の雪はすっかり解けてなくなり、
クロツグミやアオジの
さえずりが聞けるように
なってきました。
もっと暖かくなって、
飛ぶ虫が活発なってくると
キビタキやオオルリ、センダイムシクイ
といった鳥も現れることでしょう。

小屋周辺では、
カタクリの葉がここぞとばかりに芽吹き、
中には花を咲かせる個体もあります。
この一帯、
小屋が建つ前はササで覆われていたので
その時から群落があったわけではないでしょう。
小屋建設のために切り開いて明るくなったため
出現してきたと思われます。
ササ刈りをして明るい状態を維持してやれば、
数年後にはカタクリ畑になるかもしれません。
やることリストがまた一つ増え^^
色々アウトソーシングしたいこの頃です。

宿泊もBBQもできないけど最高な小屋

この小屋の事を全く知らない人は、
泊まれるとかBBQできるとか
お思いのようでそれ前提で質問を
されるのですが、
この小屋は泊まることはおろか
BBQもできません。
なぜなら水道設備が皆無だから。
井戸掘っても水出なかったんですよ。
まぁ水が出たとしても
宿泊業はやる気なかったですけど。
BBQもまたどちらかというと
好きじゃないので
(というか食べること全般において興味がもてないので 笑)
まいっか、という感じで落ち着いています。
唯一、小屋の使い方として試行錯誤する上で、
時々ケーキをテイクアウトして持ち込んだり、
ウッドデッキにテーブルとチェアを出してみたりして、
即席のプライベートカフェを展開して
今の所は満足しています。

この画像を撮った日は
春の日差しでポカポカな中、
カワラヒワやゴジュウカラ、
キバシリのさえずりを聞きながら
コーヒーを飲んでいました。

水の制約こそあれ
発想次第では色んな使い方のできる小屋です。
この小屋と森をレンタルできるなんて
良いよね!?と思うのですが、
前例を見ないスタイルなので
色々手探りです。
一年目の今年は試行錯誤しながら、
その都度、路線を微調整しての運営になります。
色々完成してからのからの
スタートじゃないところがまた
面白いでしょ!?(押し切る)
6月には始められるように準備していますので、
まだちょっとお待ちください。

移ろいゆく春のはじまり

小屋にある大きな窓。
設計当初は工務店の会長に
それはそれは渋られましたが、
(寒いですよ!と)
「森とつながる」がテーマの
小屋なのでこちらも引かず譲らずの
強気な姿勢で入れてもらいました。
会長的には大きなフィックス窓と
横に出入りできるガラスドアの
イメージだったようですが、
それだと小屋から続くウッドデッキ、
さらに奥に控える森への流れが
分断されてしまうような気がして
ならなかったので^^
結果、正解でしたし、寒さも
それほど気になりません。
住むわけではないのでね。
やったね!という事で、
いつもここでお昼休憩を取りながら
やはり森を眺めているのですが、
そこにひらひらとやってきたのは

越冬明けして出てきたエルタテハ。

羽の裏面にL字の模様があるから
エルタテハ。
先日は、クジャクチョウも
ここで見ました。
春ですな~。

春と言えば、キツツキのドラミングも
少し前から盛んになってきています。
ドラミングには縄張り主張や、
求愛の意味があります。
移り変わりの激しい季節に入りました。

ホオジロさえずる早春

木のてっぺんにとまり
「チチッ・・・」と
地鳴きをしていたホオジロ。
さえずらないかしら、
としばし待ってみると
「チッチョ、ピチョピチョー」
とさえずり始めました。
森の中はまだまだ雪に
閉ざされていますが、
鳥の声を聴く限り
「春だな~」なこの頃。
・・・やばいです。

もう外が気になって気になって
仕方がありません。
意識は完全に外ですが、
歯を食いしばって(笑)
新しいwebサイトを
作るべくPCと向き合っています。
なにぶん、小屋の方は
ほぼワンマンで
整備していますので
簡単に進みません。
なのに、追加でアライグマ対策を
行わねばならなさそうで・・・。
お待たせして申し訳ないです。
がんばります。

ヒバリ、カワラヒワ、ホオジロなど

3/28に旭川でヒバリの初鳴き、

3/29にカワラヒワ、ムクドリ、

4/1にホオジロを確認。
残雪の景色に夏鳥が重なる季節です。
関東以西では春とは思えない気温に
なったりしているようですが、
北海道はまだまだ小雪がチラついたり
する地域もある気候です。
(道民的には暖かくなったねぇ、な会話ですが)

小屋の環境整備は3月いっぱいで
ようやく、やっと、なんとか、
最低限のことは整いまして、
本腰入れてwebの準備に入ります。
今月中に公開出来たら良いな・・・
という進捗状況で完全に亀の歩みです。
もう少々お待ちください。

勝手に森カフェ

この日はいつもと趣向を変えて、
近くのお菓子屋さんで
買ったお菓子を持って小屋へ。
小屋にはちょっとした
食器を置いていますので、
テイクアウトしたものを
持ち込めばこうしたこともできちゃいます。

森を目の前に
好きな食べ物を持ち込んで
くつろぐ至福のとき。
おまえ食に興味がなかったんじゃないのか!?
生物多様性とか
森とつながるとか
言っておきならが
なんなんだこれは!?
何屋目指してるんだ!?
というツッコミが入れば、
全くもってその通りなのですが・・・
世の中、食べることに興味が
ない人の方がマイノリティですからね。
こういう小屋の使い方もありますよ、
という一例ということで。
あと、夫は食に喜びを感じる
一般的な感覚を持っているので、
喜ばせたいという単なる趣味でもありますね。
えぇ。
それに、森に親しみながら食事をして
くつろぐというのも
自然を愛でる1つの形かなと思います。
森の中に小屋があるのですから、
はい・・・

最終的には、
貸し切りでこのロケーションいーでしょぉ~
という自慢をしたいだけかもしれません 笑
そんな自慢ばかりしていないで、
早くゲストの受け入れ態勢を整えなさいってね。
がんばります。