室蘭近郊の水辺で鳥観察

我慢の三連休、なんて
すごいネーミングだなと思った
この間の連休。
私たち夫婦は「我慢」関係なく
いつも通り人のいない場所へ
散策に行っておりました。
今回も「鳥見したい。」と
夫の要望にお応えし海や川へ。
港ではホシハジロ、キンクロハジロ軍団が
ウロウロしていました。
車から降りると、くるりと背を向け
去っていってしまうので車中よりそっと撮影。

刈り取り後の水田では
オオハクチョウ団体様。
嘴こそ泥で汚れても
体は案外白さを保つ。
気を使って動いてるのかなぁ。

群れの中にちらほらいる
ブラック・スワンっぽいのは幼鳥です。

こちらもおなじみ
ミヤマガラス。

コクマルガラスは
まだ見られませんでした。
また今度探しに行こー。

サケが遡上する川へ行くと
かなり機敏に飛び回り
水面にダイブするカモメが。

ユリカモメでした。
冬羽は黒頭巾じゃなくなるから
遠目だと分かりにくいね。

目を凝らすと
まだ遡上中のサケがいました。
ほっちゃれ、とは産卵を終えた
サケのこと。
これを目当てに川には多くの
鳥がやってきます。

オジロワシ・オオワシも然り。
この日は、両者共に乱舞しておりました。
画像中、全部がオジロ・オオワシです。
わーすごい。

オホーツク方面にある斜里町出身の
夫は見慣れているはずですが、
それでも毎年魅了される
えらく格好いい鳥たちです。

オオワシの翼開長は220~250cm。
畳の中でも一番大きい種類の京間の
長辺は191cmなので、それより随分大きい。
そんなサイズでも構わず向うカラス。
陸上で対峙したら逃げるのに
空中戦になると強気に追い立てます。

オオワシ同士で争いも起きてました。
左のオオワシは足に獲物を持ち、
右のオオワシはそれをよこせと
言わんばかりに接近して威嚇。
キャ、キャ、キャ、キャ、キャ、キャ
って言ってました。

ワシのバトルは大迫力です。

上から
オジロワシ
オオワシ
オオワシ。
一度にたくさんのオジロ・オオワシが
観察できて「ワシじゃワシじゃー!」と
謎テンションになったのでした。