自粛中の散歩について考える/町中を散歩しながら自然観察をする

自粛自粛、
うんざりするほど
目と耳にする言葉となりました。
人との距離を維持しながら
滅入らないよう体動かしてくださいね。
前回は町中にある
運動公園での自然散策、
今回は神社とその周辺の町で自然散策を
してみます。

神社にはそれを囲むように
森が残されいることがあります。
鎮守の森というものです。
最近は開発で本殿と鳥居だけに
なってしまったところを多数見ますが、
規模が小さくても
木々が残されているところはあります。

そんな中島神社にて。
植物に関しては
名など知る由もなく、
鳥ほど興味は高くない夫。
何を見るかなぁと
とりあえずカメラを渡して
泳がせてみました。

戻ってきたカメラの画像を見ると
セイヨウタンポポとそれに来ているハナバチの仲間。
意外と繊細な。

ミズナラのどんぐりから出てた芽。
ミズナラは秋に落ちた時に根を出し、
春になるとこんな風に芽をだします。
「しっかり出てるね~。」と。
ふーん、やるな。

こちらは根は出てるけど、
芽はまだこれから。

切り株で立ち止まって

ノボロギク発見。
「生命力が凄いね。」って。
ワタシソレミノガシテマシタ。

石垣があったので見てみましょう。

隙間から色んな植物が生えてきています。

夫は詳しくないので
これらが何かわかっていないけど
ゆっくり歩いて探せば
色々見つかるものです。
ちなみに、ここでは・・・

エゾアカネズミが食べたであろう、
オニグルミの実が落ちてました。
ということは近くにオニグルミの木が
あるはずですが、あったかな?
今度探してみましょう。
秋になればエゾリスも来るかもしれない。

そして、私は何をしていたのかと言うと、
エゾヤマザクラのウロを覗いてました。
なんかないかなーと。

こんな所に根を下ろす植物がいましたよ。
答えを知りたいので成長を見守ろうと思います。

あと、電柱でイチャつく
カップル見てました。
スズメは人がいる所でしか繁殖しないので、
人家のある所なら見かける頻度の高い鳥です。

もうずっとイチャイチャなの。

神社の脇を流れる小さな川。
水質は地域によって差があると思いますが、
よほどの都会を除けば
こういう所は色んな市町村で見られるかな、
と思います。
用水路も含めて。

最近の用水路は、蓋されてたりするけど。
あったら、これもソロソロと寄って
何かいないか探してみてください。
マガモがいました。
オスは徐々に離れていくものの
飛んではいかずスタンバイ。
メスは茂みに逃げ込みました。
マガモに限らず、
オスはメスを守る役割があるので
それぞれで動きが違います。
オスがメスを庇うように
前に出ることもありますよ。

逃げたメス。

シジュウカラは森でも町でも見られます。
これがにわかに騒ぎ出し
集まってきたので
何事かと空を注視すると

(オオセグロ?)カモメたちが来てました。
これは他の鳥のヒナを襲って食べることも
あるせいでしょうか、
シジュウカラは警戒した声を出し続けてました。

こういう所で植物観察となると
外来種とか園芸種が入ってきたり
総じて地味だったりで
なかなかマニアックです。
見つけよう、識別しよう、と意気込むと
難しくて飽きがちかと思います。

心に引っかかったものを写真で撮る、
それくらい肩の力を抜いて
見ると良いかもしれません。
インスタに上げるのも良いと思いますよ。

このときはコハコベ見てました。

番外編。
自然観察も良いですが、
町中を散歩していると
「わっ、なんだこれ!」
というお店とか看板とか
出てきたりします。
多方面に目を向けて
おもしろ発見してくださいね。
つづく。