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春と秋、足元で深い藍色をしたツチハンミョウの仲間に出会う事があります。
ハチやオスのクワガタのような大きなあごを持つ昆虫なら、触ると大変だろうと
容易に察知できますが、こちらは目立つ武器が見当たらないのに、
気をつけなけらばなりません。
その武器は体液の中に含まれる「カンタリジン」という物質で、皮膚に付くと
火傷をしたようにただれたりする毒性があります。
あちらも命がけなので触ったりすると身を守るためにカンタリジンを含む体液を
分泌しますが、こちらが何もなければ問題ありませんし、羽は退化しているので
飛んでくることもありません。
綺麗な色だと感じる方もいらっしゃると思いますが、見るだけにしましょう。
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