北海道と本州を行き来する場合の長靴対応

先週、環境調査補助のお仕事で
東北へ行ったときのこと。
行き帰りともにフェリー利用で、
ターミナルの掲示板を見ていると
こんな張り紙がされていました。
豚熱のウィルスが靴底やタイヤ等々に
付着して各地へ拡散させぬよう
洗浄と消毒をお願いするものです。
私は長靴の底に付着した植物の種子が、
本州と北海道で行き来しないよう
洗って対応するのが良いと
考えていましたが、
ウィルスも確かに気を付けなきゃな、
と思った事案です。

でも、現状の住まいが
アパート(ベランダなし)で、
泥汚れの酷い長靴を
洗える環境にないので
かなり苦戦しています。
今は、コインパーキングで
洗車のついでに洗っています。
有料で良いので、
もっと手軽に汚れものを洗える
施設があれば良いのですけどね。
道内の湿原や山の入口には、
このような洗い場が
設けられている所もあるんですよ。
フェリーターミナルにも、
靴などの汚れたものでも
洗える流し場や、
乗船直前に車両洗浄装置を
通過しないと乗船できない
仕組みがあったりすれば、
ウィルスや種子の持ち込みを
より簡単に防げそうだけどなぁ、
などと安易に考えたりしたのでした。
なにはともあれ、
洗ってピカピカになった長靴で
今日もフィールドです。
(秒で汚れる)

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手稲区にある富丘西公園のスズラン

札幌市手稲区にある富丘西公園。
この辺りには、かつては
スズランの群生地があったそうな。
残ったスズランを保護する目的で
公園が整備されています。

今年は雪解けが早かったので、
そろそろ花の頃かと思いましたが、
やっと花茎が伸びてきた状態の
株ばかりでした。
というか、出始めって
葉っぱが開くより前に
花が出る形になるんですね。

来週末あたりが見ごろを迎えそうです。

スズランより早く
咲いていたのは
オオアマドコロ。

花のシーズンということもあってか、
今日は利用者がかなりいました。
小一時間の散策に良いですよ。

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中札内村の六花の森と美術村へ

前から行ってみたかった
中札内村にある
六花の森と美術村へ
行ってきました。

ちょうどオオバナノエンレイソウが
見ごろを迎えていて、
見事なお花畑を見学することができました。

サクラソウだったり、
クリンソウ、エゾオオサクラソウ、
ニリンソウ、センダイハギ、
エゾノハナシノブ、シラネアオイ、
それはもう多種多様な沢山の花が
管理されていて見事でした。

六花亭の包装紙に採用されている
絵を描いた坂本直行氏を紹介する
アートギャラリーもあります。

車で10分程度離れた所にある
系列の美術村では
色んな作家さんの施設が
建っています。
こちらでは、敷地内いっぱいに
スズランが広がっていました。
昨日の段階では蕾がほころび
始めていたのであと数日で
見ごろを迎えそうです。

人に管理された草花なんて興味ない、
という人でも一度は見ておいても
良いじゃないかな、と思えるくらい
広大な敷地、種数です。
ちょっとした植物園のよう。

ただし、六花の森の園路は
ウッドチップが敷き詰められているものの、
とにかく歩くので土埃で汚れても良い運動靴で
行った方が良いですよ。
昔の建物を移築した美術村もお勧めです。
どちらも、開館期間は2023年4月22日〜10月22日
までになるので、グリーンシーズン中にぜひどうぞ。

六花の森

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いっぱいいっぱいです

調べること、決めること、勉強すること、
内業的なことと外の仕事が重なって、
めまぐるしい日々です。
画像は、先週の仕事現場で見た
ソラチコザクラ。
岸壁いっぱいに咲いていて見事でした。
来週は本州に上陸予定。
覚えることがまた増えそうです^^

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篠路五ノ戸の森緑地

札幌市北区にある
篠路五ノ戸の森緑地、
なる所へ行ってきました。
もしかして、
入植時に五戸しかなかったとか
そんな由来なのかな、
と思ったらその通りだったみたいです。
五戸って心細いですね。

もともとは屋敷林だったらしく、
町中にあるにしては森の雰囲気が
良いです。
植栽でブナとかネグンドカエデとか
ヤマブキとかもあり。

オオバナノエンレイソウ、
エゾエンゴサク、ニリンソウ、
キバナノアマナ、春植物も
申し分なく咲いています。
土地面積こそ大きくないですが、
これだけまとまって残っているのは、
札幌にしては珍しいような。

この緑地、
伏籠川、茨戸川、石狩川、発寒川、
といった川が割と近いこともあってか、
アオサギが集団営巣する場所でもあります。

札幌パークより。
よって、見取り図の右側の緑地の
内側部分はほとんど歩けません。

いや、歩こうと思えば歩けます。
頭上に何十個と巣があるので、
糞が落ちてくるリスクさえ
気にしなければ^^

奥に広場のように
植物が見られない
場所があります。
あそこに大量の糞が
落とされているため
そこだけ植物が枯れて
ない状態です。
かなりの糞の量と
臭いでした。
あと数が数なので、
やかましいです(笑)
この森の歩いて植物観察するのは、
アオサギの雛が巣立つのを
待つしかないですね。

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自分たちの森にカタクリが生えてきた

自分たちが取得した
土地の特徴について
一般の人に説明する際、
色々端折って
森しかない土地です、
なんて言ったりもしていますが、
ササもそこそこ生えていて、
林床はやや薄暗いです。
よって、下層植生が
かなり貧相というか、
種数の少なさが気になる
土地でもあります。
個人的に。

ただ、お隣さんの森を見てみると、
ちょっと開けた所でカタクリが
出ているので、この土地も
小屋建設や遊歩道整備のために
切り開いたら色々と
出てくるんだろうなと
予想しています。

それで、先日土地の様子を
見に行ってみると、
なんともう出てた!
開拓した土地と森の境界に
びっしりと。

アリによって方々へ
種子散布されているようで、
森の中を藪漕ぎして
林床をよく観察してみると、
芽吹いて数年たった株が
たくさんあるのを確認できました。

このほか、この時期には
ヒメイチゲ・ナニワズ・フッキソウ
などがこの森に点在しています。
森を少し開いて明るくすれば、
それらの他にも
眠っている種が出てきそうな
感じがします。
今後が楽しみです。

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自分たちの森で一泊

上川地方にある自分たちの森へ。
せっかくなので、朝5~6時代の
野鳥のさえずりを聞いてみました。
動画中には、
クロツグミ、アオジ、ヒガラ、
センダイムシクイ、ウグイス、
ヤブサメのさえずりが納まっています。
動画以外では、キジバト、シジュウカラ、
キビタキ?、メジロ?。
メジロは声がちょっと遠かったのと、
キビタキは季節がまだ少し早い気がするので、
来年以降に要確認です。
思っていたより種数が少なく感じました。
毎日通って確認する生活に早く切り替えたい!
今年中には移住予定なので、
さえずり調査は来年からですね。(うずうず)

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