特定外来生物「オオハンゴンソウ」駆除

特定外来生物のオオハンゴンソウ。
恐れていた事態が発生していました。
去年まで、自分たちの敷地内や
周辺でこの花を見ていなかったのですが、
今年から開花個体が林縁に発生。
林縁は光が入りやすいので、
大繁茂しています。

※特定外来生物とは、海外由来の外来種のうち、
生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、
又は及ぼすおそれがあるものとして、
外来生物法により指定された外来種です。

こちらの画像は昨年の8月。
一枚目の画像とだいたい
同じポイントから撮影しています。
他の画像も見る限り、
私の記憶通りオオハンゴンソウの花の
姿はありません。
おそらく、昨年この道に新たに砂利が
敷かれたので、
その時に混ざりこんできたものと思います。

本当はもっと早い段階で駆除作業に
取り掛かりたかったのですが、
どうにもこうにも時間が割けず、
お盆開けてからの駆除。
すでに花を終えた株もあり慌てるのなんのって。
種子ができてそれが散布されてしまうと、
さらに数が増えてしまいますので。

特定外来生物は
生きたまま根や種子を移動させる
ことは法律で禁じられています。
引き抜いたらその場で天日干し、
そして焼却処分が適切です。

砂利の下で根を張っている個体もあり、
もうそうなると根を引き抜けません。
ほんと抜けないんですよ、
地上部がちぎれるだけで。
オオハンゴンソウは生命力が高く、
根が残るとそこから復活してくるので
綺麗に抜きたい所ですが、
数が多いので一株一株丁寧に掘り起こして
いたら終わりが見えませんし、
そもそも敷いた後に、
重機で押し固められた砂利を
手作業で掘るというのは無理があります。
種子をばら撒かれるよりマシかと
抜けないものは
ブチブチ引き抜いていきます。

アフター。
抜き取り作業の後半は
もう握力が消えてました。
あまりきれいに抜けなかったから、
来年もまた同じように
黄色い花が咲くことでしょう(無念)。
でも、広がったり、増えたりは
予防できた・・・のかな。
そう思いたい。

ちなみに、特定外来生物なので、
庭や花壇での栽培も禁じられています。
ぱっと見小さなヒマワリみたいで
可愛いですけどね、ダメですよ。

リンク→特定外来生物・オオハンゴンソウについて

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強力な蚊取り線香で気管支炎になった話

キャンプ、登山、ガーデニング、花火...
野外活動で気になる蚊を寄せ付けない
アイテムとして使われる蚊取り線香。
昔はこれ、愛用していました。
それが、8年くらい前に
なんとなーく体に悪い気がしたのと、
周囲の人の中には遠慮して言い出せないだけで、
煙を迷惑に感じている人がいるかもしれない、
と思ったら使用回数が徐々に減り、
やがて使わなくなりました。

蚊取り線香を使わなくなり、
普段はこのアイテムのことは
まるで考えていないのですが、
コロナでキャンプブームが
発生した辺りから、
蚊取り線香の中でもより強力な
携帯蚊取りをお勧めする人や
記事を目にする回数が増え、
ちょっと心配になっています。
というのも私、
野外活動中にこの強力な
蚊取り線香を使用する人と一緒にいて、
気管支炎を発症してしまったことがあります。
煙を吸っている最中から
喉が荒れ声はガラガラ、
しまいには咳が止まらなくなりました。
あれから5年は経ちますが、
それ以降、
ちょっと煙たい・埃っぽいだけで
咳が出てしまう体質となってます。
呼吸器系が敏感になり過ぎて、
喫煙者が隣りで吸っていない状態でも
その人の車に同乗すると咳き込みます。
多分もう元の体には戻りません。

誤解して欲しくないので
お伝えしておきますが、
この蚊取り線香自体が体に悪いものだと
言いたい訳ではありません。
使用する人を断罪したい訳でもありません。
平気な人は問題なく使用できていますし、
蚊よけとしては非常に効果的という認識に
変わりはありません。
ただ、合わない人には合わないですし、
喘息の悪化にもつながりますので、
ノーマルの蚊取り線香だったとしても、
使用する場合には他者への配慮があると
良いですね。

私は2度、気管支炎を経験しているので、
(特に夜は寝られないほど咳が出て苦しい!)
同行者が
蚊取り線香を使用するようなら、
理由を述べて消してもらっていますが、
かなり言い出しにくいです。
蚊取り線香愛用者は、
それを取り出す前に一言
煙は平気か、あるいは苦手か、
尋ねてもらえると
お互い気まずい雰囲気にならず
有難いです。

私の虫よけスタイルとしては、
長袖長ズボンの基本スタイルに、
高濃度イカリジン配合の虫よけスプレーと
ハッカオイル、
そして帽子に被せるタイプの
虫よけネットを使って対応しています。
ネットの色は、
スズメバチ対策で白を選びたい所ですが、
白より黒の方が視認性が
高いので黒一択。
蚊取り線香ほどではありませんが、
これで大分防げます。

上記画像をタップ(クリック)すると
Googleの画像検索一覧に飛べますので、
参考にご覧ください。
健康に気を付けながら、
素敵なアウトドアライフを。

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森と小屋の進捗状況

傾斜があり、粘土層で水はけ悪く、
そのすぐ下に岩盤があり、
周囲は森で・・・
そんな普通じゃない土地に
特殊な経験と知識を有する
工務店の尽力により、
小屋が出来上がってきました。
とてつもなくカッコイイ。

玄関ドアは、
あくまでも小屋だから
簡易的なドアで良いと
思っていたのですが、
工務店の会長が
「それじゃだめだ!玄関は顔だから、ちゃんとしたの付けましょう!」
とのアドバイスに押されて
一般住宅に使われる
玄関ドアを設置したら、
もはや家のような外観に。
田舎なので近隣の色んな人から
やんややんや言われるんですけど、
「あれは小屋です。」
と言い張るわたし。

森につける遊歩道のルートは
だいたい決まってきました。
これまでの人生で藪漕ぎなんて
無縁だった夫もだいぶ慣れたな、
と思っていましたけど、
振り返ると10mくらい引き離してました。
彼には足腰の鍛錬をしてもらわねば。

森と小屋の周囲は水田地帯。
稲穂が首を垂れてきて、
夏の終わりを感じる北海道。
いー眺めでしょぉ~(何度も言う)
出来上がったら遊びに来てください。

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札幌周辺の緑地歩き

札幌周辺に残された緑地にて。
ヤマゴボウがちょうど花盛りでした。
ゴボウと名がついていますが、
本州で山菜として食べらる
山ゴボウとは違う植物です。
山ゴボウと呼ばれ
採取されている植物の
標準和名は「モリアザミ」。
画像のヤマゴボウは
有毒植物で誤食注意です。
中々ややこしいです^^
私、食に対する興味関心が
残念なくらい低いので、
山菜等々に対する知識は
明るくないのですが、
さすがに誤食されがちな植物はね、
知っておかないと。

そういえば、、
公園勤務時代のガイドウォークで、
エゾトリカブトの毒のことで
お客さんに尋ねられ
「全草毒ですよ。」
とお答えしたら

「そうですかぁ、全草毒ですか~」
と嬉々としてメモを取って
おられたご婦人がいましたね。
知ることは楽しいですけどね^^
ちょっと怪しくなる植物です。
疑われないようお気をつけ。

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アメリカオニアザミ

札幌の現在の住まいはアパートです。
ここは3階で窓には網戸なのに
室内に侵入していたこの綿毛。
開け閉めのタイミングで
入り込んだのでしょうが、
それにしてもまあよくここまで
種子散布したものだと驚き。

近所を探すと、
アパートとお隣を隔てる
塀の向こう側にありました。
アメリカオニアザミ、
侵略的外来種ということで
駆除したい所ですが、
他所の敷地なのでうかつに
手を出せず。
いま、町中を浮遊している綿毛、
これの可能性が大きいんだよなー、
結構な勢いで拡散していそうな
気がします。
私たちの森には、
絶対に侵入させまい!

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