冬の野幌森林公園へ

前回は水鳥観察で海に行き、
今回は森へ。
もう雪に覆われたかな、
と思いきやまだまだ藪が
出ていました。

野幌森林公園の遊歩道は
人の往来によって
踏み固められて、
ツボ足で十分歩行可能でした。
いそいそとスノーシューを
持って行ったけど出番、なし。

エゾリスは他のエゾリスと
追いかけっこしたり、
樹皮の隙間から何かを取り出し
モシャモシャ食べたり。
冬の森で一番身近に見られる
哺乳類でしょうね。
樹上でガサッガササッと動く様子は
ゴキブリ的であまり好きじゃなく、
なんならちょっと気持ち悪いけど、
(ゴキブリ大嫌いなの^^)
静止画なら問答無用で可愛い。

何の考えもなしに夫の
「こっち行こう。」に
つられて桂コースに入りましたが、
途中で「しまったなぁ、思い出した・・・」
と一人後悔。
このコースって沢沿いなので
かなり冷えるんですよね。
寒っ!二人でそんな言いながら歩きましたとさ。

そういえば、ヒガラがさえずっていました。
やっと冬本番になってきたこんな景色の中で、
もうそんな声出しちゃうの。
春気分先取りでした。

リンク→野幌森林公園遊歩道マップ

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白川市民の森

今日は雪山へ。
札幌市南区にある
白川市民の森へ。
駐車場は除雪がされていて
問題なく駐車できました。
今日は私たちのほかに
もう一台のみ。
すいてる~。

駐車場にあった看板。
目指すは青山(530m)です。
かなり枝道がありますが、
26→6→7→8→21→20→19の順で
行くことにしました。
看板画像はタップ(クリック)で拡大。

夏道の通りに
進むとは言え、
雪が降り積もれば
道はなくなります。
先行者のトレースも
毎度付いている保障は
ないので、地図読みが
できない人はおすすめ
しません。

入ってすぐ出てきた26の看板で
26→25→7→8→・・・と
進むような手書きの書き込みが
してあります。
手書きっていうのが少し怪しい・・・
でも看板の地図を見る限り
その順番で行ける。
トレースも付いている。
じゃあ確認がてら、
これに従って進んでみますか。

と言うことで、
先行者(と言っても数日も前の)の
トレースを辿って行くと、
その先々には何か所か
ピンテが付いていました。
目安にはなるけど、
何だか雲行きが怪しい。
そして、途中で獣道に入り
行先が不明瞭になりました。
地形図を確認すると
斜面上に7が来ているようだったので
獣道から夏道のある方へ移動。

地形図の通り、この後
7の道へ出られました。
この25→7へ向かう道。
夏はどうなっているのか不明ですが、
道らしい雰囲気(林間の幅とか)が
分かりにくく感じました。
慣れない人は、
看板に書かれた手書きの文字に
惑わされず、26→6と進む方が
分かりやすいかと思います。

看板20から青山ピークに向けて
急斜面を登ることになります。
足腰軟弱めな夫のために、
キックステップをいつもより
多めに踏む私エライ。

青山ピークまで
それなりの斜面が続きます。
ヒールリフターのある
スノーシューで来るのが
良いでしょうね。
遠くには札幌藻岩山スキー場
が見えていました。

南には
Fu's(フッズ)スノーエリア。
天気が良ければ
町を見渡せて絶景です。
ただ、この付近は遮るものが
ないので風が強い日は
ひっじょーに寒いです。
防寒具を整えて行きましょう。 

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百年記念塔とふれあいコース結ぶフィールドはフェンスによって阻まれ通行できません

年末だろうと年始だろうと、
歩く人はソコソコいる
野幌森林公園。
でも、
さすがにもうフィールドは
スノーシュー案件だろうと
思って履いていったのに、
結構踏み固まったままで
なくてもいけました。
重りをつけてトレーニングです。

雪雲が途切れ途切れに
やってきては
ホワイトアウトばりの
雪を落としていきます。
視界不良すぎて黙々と歩く。
あれ修行しに来たんだっけ?

大沢口から中央線・瑞穂連絡線を
使って百年記念塔へ。
ここからふれあいコースに入って
大沢口に戻る予定でしたが、
行ってみてびっくり。
百年記念塔を解体するために
フェンスが張り巡らされていて
アクセスできない状態でした。

瑞穂連絡線の北海道博物館・分岐辺りから
スノーシューで道のないところ突っ切って
行こうと思えば行けるけど、
まだササが立ってるし、
何ならフェンスに監視カメラ
まで設置されているので
怪しい行動も控えたい。
仕方がないので素直に来た道戻り、
「そんな情報あったかな?」と
自分の確認不足を確認するため^^
駐車場の掲示板とか立札とか見たり、
ネットを開いて調べたりするも
百年記念塔付近からふれあいコースに
入れないことが分かる情報は出てこず。

まじで?え、まじで?と
北海道や開拓記念館や自然ふれあい交流館の
webサイトを何度も見て、
Googleで検索もかけてみましたけど、出ない^^
これ、大沢口からふれあいコースを通って
百年記念塔付近へ出ようとする人も
同じくフェンスによって阻まれるということです。
そんなわけで、
百年記念塔とふれあいコースを結ぶ
フィールドはフェンスによって阻まれています。
お気を付けください。

真駒内公園へ鳥見

鳥見をするフィールドを探し、
この度は真駒内公園へ。
駐車場は有料というイメージが
ありましたが、
4/29~11/3の土日祝に限って
有料だったんですね。

ヨーロッパトウヒの球果を
食べているのはエゾリス。
多分、たいして探さなくても
見つけられます。
カメラ・双眼鏡のレンズが
いくつもそちらを向いて、
もはや公園のアイドル的存在。
それくらいよく見かけました。

ヒグマ出没注意の看板がありました。
時期は昨年の夏。
よく耳にする
「山に餌がなくなったから・・・」は
正しくありません。
一つは、クマが増えすぎたため。
もう一つは山と町の緩衝地帯がなくなったため。
これは、クマに限った話ではありません。
野生動物と人とのせめぎあいです。

札幌の航空写真を見れば分かりますが、
建物ばかりで森がとんとありません。
手稲区・西区・南区の山伝いには
流石にちょぼちょぼと森が残っていますが
そんな程度です。
カタクリは早春、木々の葉が展葉
する前に地上に姿を現すので、
そうした明るい森がないと存在しません。

森は開発によって
なくなってしまったわけですが、
そうすると途端に人の価値観、
そして行動はガラっと変わるものです。

田舎暮らしが長く、
かつ仕事で道内各地の
山野を歩き回っている私。
カタクリは「春にいつも見る植物」
という感覚です。
ですが、そう言えば札幌では
カタクリの花が見られるとなると
人がこぞってやって来るんだったなぁと、
この看板を見てしみじみ思い出しました。
道内では、田舎(一部地域除く)に行けば
その辺にあるくらい珍しくない植物なんです。
残っているって素晴らしい、
大事にしたいですね。

鳥はというと、
この日はカラ類、アカゲラ、
キバシリ、ツグミ、ヒヨドリ、
カワアイサ、くらいかな。
キクイタダキもいたかも。
他のキャッチーな鳥でも
有名なスポットですが、
鳥見、写真撮り、犬の散歩、
ランニング、ウォーキングとまぁ
人!人!!人!!!犬!!!!
の多さに滅入りました。
多分もう行かない^^
でも、賑やかさが好ましい人には
ちょうど良い公園かも。
あちこちで
犬のおしっこが雪面に
黄色い染みを作っている
景観さえ我慢できれば(笑)

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札幌市内でオジロワシ・オオバン・コガモ・マガモ・ホオジロガモ

札幌市内を車で移動中に
見つけたオジロワシ。
前々からいるだろうな
思っていたオジロは、
やっぱりいそうな所に
行けばいるんだな、
というのを実感しました。

ここならいそうだな、
という根拠はおおむね
図鑑に書いてあります。
まずは図鑑を読みましょう。
生態、生息環境、行動といった
ことが書いてある図鑑
(亜璃西社/北海道野鳥図鑑とか)
を端から端まで読み込むことで、
現地ですり合わせが可能になります。
いるポイントを知っている人に
教えてもらうことも可能でしょうが、
なんせ自力でやった方が
何倍も楽しいです。

市内の公園は
大砲レンズの人で
あふれているのに、
ワシ関係を追っかける
人は少ない不思議。

今度はカモ類を
見るため別の場所へ。
群れを見つけても
はしゃいで飛び出しては
なりません。
人の姿を見せれば
即行で逃げられるので、
車の中からそぉっと見ます。
マガモ、コガモの群れに
ホオジロガモや

オオバンがいました。
冬は雪が積もるので
車を停められる
場所探しに難儀します。
カモ類は漁港で観察が無難かなぁ。

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野幌森林公園/百年記念塔から瑞穂の池

またしても
野幌森林公園へ行ってきました。
今回は、百年記念塔口にある
駐車場から開拓の沢線と瑞穂線を
使って瑞穂の池園地まで行って
帰ってくるルートで歩きます。

駐車場にはこのような看板がありました。
ここの道に詳しくない人には優しくない図^^
以前のブログでも書きましたが、
百年記念塔解体工事のため、
本来ならこの付近から行ける
「ふれあいコース」に入ることはできません。

さて、今日の歩くコース、
開拓の沢線がどの辺りなのかは、
駐車場やweb上にある
野幌森林公園遊歩道マップでは
分かりにくいので、
北海道博物館のwebサイトより
駐車場案内の画像をピックアップ。
この中にある、
北海道開拓の村へ続く赤茶色の線が
開拓の沢線になります。

コースに入るところに
案内板はありません。
なんかこういうところ野幌っぽい(笑)
画面左側にある白と緑の
縞々ポールが立っている
辺りがそれです。
利用者がそれなりにいるので
踏み分け道になっている
確率が高そうです。
注意していれば見逃しは
しないかと思います。

しっかり踏み固まり、
スノーシューいらず。

途中で二回橋を渡ります。

開拓の村をかすめるルートなので
柵越しにちらっと見物できてしまいます。

←瑞穂の池|開拓の村→
分岐点にはちゃんと看板あり。

瑞穂の池は当然
全面結氷のため
水鳥は皆無。
今回は百年記念塔の
駐車場を使いましたが、
このルートなら
北海道博物館の
駐車場を利用した方が
近くて良いと思います。
その場合の距離は
片道およそ1.4km。
運動に丁度いいですね。

そうそう、証拠写真は撮れませんでしたが、
駐車場近辺にカワラヒワの群れがありました。
北海道では基本的に夏鳥、一部が越冬という鳥です。
冬になるとオオカワラヒワがまれに
見られるそうな。今度気を付けて見てみよ。

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厳冬期に指先だけ出してやや細かい作業もできるグローブ

指が平均より短く
グローブの指先あまりが悩み。
(過去ブログ→グローブの指が余る
そんな私が愛用する冬のグローブは、
ノースフェイスのイーチップグローブですが、
厳冬期は寒すぎて着用できません。

そんな時、今まではヘストラの
5本指グローブを着用していましたが、
図鑑や植物、道具類をいじるのに
一回一回取らないと作業できず、
短気な私、イライラしていました^^

インナーグローブ+オーバーグローブ
という組み合わせもアリなんでしょうけど、
一回一回「全部取る」という
動作がなんか嫌です。
また、こういうのは、
取ったグローブを紛失せぬよう、
手首とグローブをリーシュコードで
留めておくんですけど、
オーバーグローブが
宙をぶらんぶらんしてるのが邪魔くさい、嫌。
かといって、コードを使わず、
毎回グローブをバッグに仕舞うのはもっと嫌。
イヤイヤ期勃発。

なので、自分に合うスタイルのグローブを
探しに探して、昨シーズンからモンベルの
ウィンドストッパートレッキングミトン
を使っています。

ウィンドストッパーと言うだけあって
しっかり防風してくれます。
しかも、生地はゴアテックス製なので
防水透湿を確保!

問題は保温性。
モンベル的には「適度な保温性を備え」と
言っておりますが、
厳冬期において、これ自体の保温機能では
用をなさないので、
インナーグローブを着用する前提で考え、
ピッタリサイズではなく、
ワンサイズ上げてSを購入しました。

インナーグローブもご紹介。
吟味に吟味を重ねて今は
スワニーのポリジンインナーグローブ     
を使っています。

このインナーグローブは人差し指と
親指をスライドさせて横から出すことができるので、
モンベルのウィンドストッパートレッキングミトンの
ミトン部分を外したあとにスッと
指先を出すことができます。
これでやや細かい作業ができます。
嬉しい!!

しかもこのインナーグローブ、
男女別にXS~M(メンズはLまで)
というサイズ展開です。
生地に伸縮性があるので、
手指にフィットするサイズを
見つけやすいです。
私はメンズSとレディースMで悩みましたが、
レディースMを選びました。
今思えば、使っていく内に馴染みかつ伸びそうな
生地だからレディースSにしておけば良かったなと、
少し後悔しています。
現状、親指が余ってしまい、
指先を出そうとすると、
モンベルのグローブ内にインナーが
残留してしまうのでミシンで指先を縫って
無理やり短くしています^^
店頭で試着することをお勧めします。

この二段構えでも寒いわ!!
という人はヘストラの
ウィンド ストッパー プルオーバー ミット
が良いかもしれませんね。
グローブの指先余りで悩んでいる人、ご参考に^^

モンベル/ウィンドストッパートレッキングミトン
スワニー/ポリジンインナーグローブ
ヘストラ/ウィンド ストッパー プルオーバー ミット

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2/2は世界湿地の日

「世界湿地の日」。
湿地の保全に関する「ラムサール条約」が1971年2月2日に採択されたことを記念し、条約事務局によって定められました。湿地には、湿原、湖沼、河川、水田、干潟、サンゴ礁などさまざまなタイプがあり、湿地は、食料や水の提供により人や生き物の暮らしを支え、その美しい風景で世界を色づけてくれます。
しかし、都市化などの影響を受けて世界中で湿地の減少が続いており、昨年8月には国連総会において、2月2日を国連が定める世界湿地の日とする決議を採択。これを機に、湿地の保全や回復を図る取り組みが強化されることが期待されています。

環境省より

近年、不漁続きと報道されている、
アサリや海苔、または魚にしても、
それらを取り巻く複数の要因が健全で
あって初めてその恩恵にあやかれている
私たちの食卓。
私は食に関する欲が極端に低く、
食べられなくなることそれ自体に対して、
「食べたいのにぃ~!」みたいな
マイナスの感情を抱くことはありませんが、
生物多様性の恩恵は食に限りませんので、
湿地、そしてそれらを取り巻く環境の
保全には前向きに取り組んでいきたいと思います。
余談ですが、昨年末にアワビが
絶滅危惧種入りしたって
みんな知ってる??
ウナギも絶滅危惧種なんですよ(2014年レッドリストに掲載)。

話は戻り、
湿地だけを守ればいいって
ものではありませんが、
湿地を利用する多くの動植物は
湿地だから存在できているのであって、
森や草地ではだめな場合がほとんどで
非常に脆い生態系なのです。
よって、一度開発してしまうと、
元に戻すのはかなり困難。
また渡りをする鳥に至っては
国家間をまたぐ問題になります。

その辺の原っぱなんて(ぱっと見)
大した生き物いないでしょ、
と言って潰してしまうのは危うい。
なくなってしまってからでは遅いです。
北海道博物館ではそんな湿地について
学べる企画展やイベントがあるようなので、
お近くの方は足を運んでみてください。


第20回企画テーマ展 2023.2.25~5.28
「もっと!あっちこっち湿地~自然と歴史をめぐる旅~」
 
ミュージアムカレッジ 2023.3.5
ウトナイ湖・勇払原野の野鳥と自然 

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ニッカミュージアムは展示が改装され、自然史博物館的要素はなくなりました

リニューアルされたニッカミュージアム
リニューアルされたニッカミュージアム

2021年10月に展示がリニューアルされた
ニッカミュージアム。
5年ぶりに訪問して、
なんとなく予想通り^^
ニッカウヰスキーの歴史や
創業者である竹鶴政孝氏や
妻のリタ夫人のことに終始する
内容に変わっていました。
NHKドラマのマッサンを見た人なら
共感高い展示かもしれません。

旧ニッカミュージアム
旧ニッカミュージアム

以前の展示では
樽の素材のこと、
樽の隙間に詰めていた植物のこと、
ウィスキーのあの色は植物のある成分が由来であること、
樽を作るときに使う道具のこと、
麦芽を燻すときに使うピートのこと、
等など、自然史博物館寄りな
展示が豊富で個人的には
大変勉強になったんですが、
それらはリニューアルで
バッサリなくなりました。

旧ニッカミュージアム
旧ニッカミュージアム

以前の展示では、
頭の中でバラバラに
散らばっていた情報が
ここの展示を見て
繋がったんですよ。
そのときの面白さったら
なかったんですが、
ウィスキーそのものには
興味は持てず^^

そんな訳で、
ウィスキーの話はできませんが、
それにまつわる植物の話なら
できますので、
そんな話が聞きたいの、
という奇特な方がいましたら、
来年以降に事業を始められる
かもしれませんので^^
会いに来て頂けたらお話ししましょう。

さて、こうした展示は、
管理者が変わったり、
運営資金に変化があったり、
諸々の事情が発生して、
未来永劫残る保障はありません。
身近な施設で気になる展示が
あると思う人は、
早めに見に行っておきましょう。

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2022ヒグマフォーラムin旭川「街に出るヒグマ アーバンベアと向き合うグランドデザイン」の動画が公開されています

昨年旭川市で行われたヒグマフォーラムの動画が
YouTubeにアップされています。
3時間半に渡る長編になりますので、
作業しながら、あるいは休み休み聞かれると
良いかと思います。

冒頭の発表では、なぜヒグマの数が増え、
分布が拡大しているのか、
新たな事実を知ることができました。
物凄く端折ると、
春熊駆除がされていた頃の
雄雌の捕獲割合はだいたい1:1。
現在は雄に偏っている。
ここにヒントがあります。
それはなぜなのか、詳しくは動画で。

また、クマが身近に存在する北海道において、
あれこれ行政に文句を言うことは簡単ですが、
我々市民も、口先だけではなく、
体と頭を動かなくてはならないところまで来ています。
可愛そうだから駆除しないで、
山に返してあげればいいでしょ、では思考停止なのです。
危険なクマを作らないために何ができるのか、
クマが町に近づいてしまったらどう対処したら良いのか、
町に出るようになってしまったら誰がどのように対処するのか、
文句を言う前に、
クマの生態を学び、
専門家の意見に耳を傾け、
センセーショナルなメディアではなく
科学的知見に基づく情報に触れ、
個々人や団体で活動する機会を設ける。

最後に、ハンターの減少・高齢化が深刻なようで、
春熊駆除をされていた頃のハンターは
いなくなってきているそうです。
クマを撃つことは相当な訓練が必要でしょう。
命がけでもあります。
そうした技術の伝承が完全に途絶える前に、
若手が来てくれればありがたいです。

また、行政の中にクマに関する
専門知識を持った人がいなければ、
スムーズに対策を立てて実行するのは
難しいでしょう。
行政というのは、専門家を置きたがらない
とそちらの方が言っていましたが、
専門職の人を臨時雇用などにせず、
安定した職業として雇えれば、
若手が就きやすいでしょうね。
酪農学園大学はじめ、
野生動物に関する専門的な知識と経験を
持つ若者が徐々に増えてきています。

一人一人の理解と行動が
野生動物との共存に繋がります。
ぜひ↑上記の動画をご覧ください。

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遊歩道選定のための下見

お久しぶりです、自分たちの森。
つまずいたり、壁にぶつかったり、
三歩進んで二歩下がるような
状況が続いていました。
(詳しくは追々)
落ち込んでも仕方がないので
考えを改めることでそこから脱し、
また動き出しました。
やはりインフラの整っていない
山林という土地は大変です。

冬になれば遊歩道なんて
関係なくなる多雪地帯ですが、
今から下見しておきましょう
ということで
遊歩道選定のための下見、
の下見みたいな感じで歩きます。

航空写真を見ると
ポツンと色の違う木を発見。

以前に大きめのヤチダモを
森の中で見ていたので
多分それだろうと確認に行くと
やっぱりそれでした。
ちかくにはまあまあ大きめな
ミズナラも立っていて
広場のような空間が
広がり良い雰囲気。
ルートに織り込むことにします。

枝ぶりや樹種から夏の様相をイメージして、
ブツブツ言いながらチェックの鬼と化す私。

前に歩いたときも
この直線が気に入ったので
このルートはほぼ決定。
暫定1キロ程度の道に
なりそうです。
(ショートカットルートも作る予定)
ちょっと物足りないか?どうかな?
トドマツ林ルートはどうしようか?
考えることが山積みですが
楽しく悩みましょう。

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晩冬の野幌森林公園/登満別口

野幌森林公園ばかり行っているって?
その通りです。
冬の札幌は自然に親しむにのに
苦労するマチです。
もうね、ないんですよね。
二百万近くも人が住んでると。
人気のない場所を好む私たち夫婦なので、
ガヤガヤしがちな市内の森は苦手です。

という訳で今回は
登満別口より森へ。
道道江別恵庭線から
登満別口に入る車道はなんとか
車二台がすれ違える程度には
除雪が入っています。

最初に見えてくる
ログハウスのある駐車場
近くに案内図があります。

このログハウスのある駐車場、
狭いです。
乗用車なら詰めたり
ちょっとはみ出したりしながら
7台が限界かと。

ログハウスから登満別の駐車場へ
続く車道は除雪は入っていますが、
車一台が通れる程度で
場合によっては進めないかも?
くらいな幅です。
待避所、旋回する場所、共になし。
駐車場は除雪がされていないので
車は最初のログハウスのある
所に停めましょう。
ぶつけないように
注意しながら詰めて停めてね。

さて、登満別駐車場の
反対側に案内図があったので
見てみます。

画像をタップ(クリック)して
拡大して見たら
分かると思いますが、
ログハウスがあったところに
設置されていた看板と
固有名詞が微妙に違うところが
複数ある上に、
あっちでは表示のなかったものが
こっちにはあるという現象が
起きています。
向きもノースアップだったり
ヘディングアップだったり。
私だけかもしれませんが、
こういうの脳力を無駄に使うから
止めて欲しいんですよね。
野幌森林公園あるあるです。

そして、上記の看板近くに
新たに設置されたであろう
別の看板が出現します。
もう
「ユーザビリティ?なにそれおいしいの?」
状態です。
中身を見ればやはり
看板に示す情報に
統一感を持たせないのが
ここの統一性のよう。
この看板もびみ(以下略)
森林の家(今はもうない)から
カラマツコースを歩きます。

トレースは残っていましたが、
大沢口や博物館方面と違って
人が多くないのか
スノーシューなしで歩くには
ふかふか過ぎました。
毎回、この森ではただの重りに
なっていたのですが、
今回はあって良かったスノーシュー。

自然分布なのか開拓時に植えられたのかトチノキがあった。
自然分布なのか開拓時に植えられたのかトチノキがあった。

小鳥たちがしきりにさえずり戯れ、
冬芽は心なしふっくらしてきて、
日に日にくしゃみの回数が増え、
(ハンノキ属の花粉と思われ)
今週の札幌は連日5~10℃の予報、
冬が終わるのを感じます。
小屋の設計、終わらせねば。

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小屋の設計はまだまだ続くよ

作成途中
作成途中

色々あって小屋の設計を急いでいます。
遅くとも今月中には完了させないと
雪解け直後の着工に間に影響が出そうで、
わぁぁぁぁぁぁぁぁってなってます。
頭の中が。
↑はSweetHome3Dという
便利なソフト(無料)を使ってます。
使いこなすのにコツが必要ですが、
とても良いですよ。
これを使ってあらかた作ってもらった
設計図をもとに、実際に置く家具や
人を配置するとどんな空間になるのか
確認していきます。
当初の予定より結構な変更があり、
インナーガレージの追加とか、
薪ストーブのために床を増強とか、
諸々の事情により屋根面積拡大とか、
お金足りるんでしょうか。
見積こわい。
以上、途中報告でした。
それでは、作業に戻ります。

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水陸両用のサロモン・ウォーターシューズに新色登場

私がグリーンシーズンに
愛用するサロモンの
水陸両用のウォーターシューズ。
過去に書いた記事
「サロモンの水陸両用のウォーターシューズ、カラーリングに思う所あり」
の通り、
昨年のモデルは可愛らしい
ピンクの一択で
「可愛いとは思うけど、私は好みじゃないし、何よりいまどきじゃないな。」
と思った件。
そしたら、今年は2色展開で
かつカラーは落ち着いたものに
なっていました。

色んな声が上がったのか?
どうなのか分かりませんけど、
このカラーリングなら
色んな趣味嗜好の人が
手に取りやすいと思います。
足サイズが小さめの男性でも
何とかイケる
カラーじゃないでしょうか。
今後もまた可愛らしい
カラー展開だったら嫌だからと
過去モデルの黒を購入済みの
私としては
「信じて待てば良かった!」
です(笑)遅し。
個人的には男性モデルのカラーリングの
方が好みなので、そのまま女性モデルに
使ってもらえれば一番良いんですけどね。
カラバリ増やすと経費も増すでしょうし。
まぁ、まぁまぁまぁ。

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ネジバナに新種が見つかる

北海道でもお馴染みの
ラン科の植物ネジバナ。
今まで、日本で見られる
ネジバナの仲間は
九州以北に分布するネジバナと
奄美大島以南に分布するナンゴクネジバナの
2種のみとされてきましたが、
この度、ハチジョウネジバナという
新たな種が加わりました。

ネジバナには花茎や子房に毛があり、
ハチジョウネジバナにはそれがない、
という見た目の違いがあるようです。
でも、奄美大島以南に行かない限り
ネジバナはネジバナ一種しかないから、
あまり真剣にその特徴を見ていなかった私。
花茎や子房に毛?そういえばあったような・・・
程度の記憶だったので
過去に撮った画像を確認。
すると、ちゃんと毛がありました。

よくある個体差で「毛がない」とか
「毛が少ない」とかないんでしょうかね?
そもそも花期が違うようなので
見た目以外にも識別する方法は
ありそうですが、
毛の状態が個体によって
違いがあるのかどうなのか
気になります。
今夏はまじめに観察してみよう。

『庭やベランダから新種!?最も身近に見られるラン科植物「ネジバナ」の新種を発見-神戸大学-』

加えて、ネジバナは
花粉塊を虫に運んでもらうことが
前提とした作りになっているのに対し、
新種のハチジョウネジバナは、
もっぱら自家受粉らしいのです。

花の内部構造からして違うということ。
興味深いですね。
身近過ぎて見過ごされがちな植物ですが、
今年はいつもより注目されるかも^^

「ネジバナは花粉塊を昆虫に運んでもらう虫媒花」

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茨戸川・石狩川河口にて野鳥観察

除雪した際にできた雪山を除き、
札幌の雪はすっかり解けて
なくなってしまいましたが、
茨戸方面に行くとまだ残雪模様です。
植物を探すにはまだ早そう。

それでも下(植物)ばかり見て、
鳥は耳で声を聴いて確認する
程度にまで鳥に対する熱が
落ち着いた私。
耳は鳥、目は植物なのですが、
上空を騒がしく通過する鳥の集団には
流石に目が行きます。
なんでしょうねー、とカメラを向けると

室蘭に住んでいた時はマガンの群れを
しょっちゅう見ていたので
夫は「マガンか?」と言いますが、
これは首が長ーい。
マガンとは違うシルエットをしています。

着水したであろう方向へ向かうと
オナガガモの群れがありました。
北海道では基本冬鳥なので、
これからこの地を去ります。
中には、ヒドリガモらしき姿や
ミコアイサもいます。

もっとはっきり、もっとズームで!
なんて欲望が湧きますが、
これがコンデジの限界です。
仕事では全く必要ないのですが、
こういうとき、猛烈に望遠レンズの
カメラが欲しくなりますね。

石狩湾方面に場所を移すとオオバン。

キンクロハジロ。

マガモにコガモ。
ねぇ、こうして並ぶと
マガモとコガモのサイズ感が
すごい分かるでしょう。
感覚が掴めるようになれば、
パッと見たときに、
あの小ささはコガモかな?
少なくともマガモじゃないな、
となれます。

カンムリカイツブリが夏羽になっていました。
今時期から変わるんですね、
この鳥もこれから渡って見られなくなるので
夏羽の姿を見られて良かったです^^
まだあと本当にちょっとの間はいるでしょう。
また見に行こう。

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