通って確認したラン

一週間前
室蘭のとある緑地で
こちらのランを見つけました。

まだつぼみが固く
開花までしばし
かかりそうなこの花。
3~4cmはある長い距が特徴的。

葉は10~20cmほど。
全体の雰囲気からは
オオヤマサギソウっぽさを感じるけど
それにしては距が長すぎるし、
葉のツヤは足りない気がするし、
葉の付き方も違うようだし、
そもそもここは山地じゃないし、
なんだろうな、と思って
一週間後に行ってみると、

花を見て、あぁ!と納得。

ツレサギソウでした。
ランの類の識別は花が頼り。
証拠写真が取れて満足でした。

0 コメント

植物用語に困ったら辞典を使おう

北海道の草花

植物を識別するために
図鑑を読んでいると、
時々よく分からない
単語が出てきたりしませんか。

アヤメ/ヒオウギアヤメ
アヤメ/ヒオウギアヤメ

例えば、
アヤメとヒオウギアヤメの
識別点の一つに
内花被片が大きく目立つ/目立たない
というものがあります。
内花被片の読みは「ないかひへん」です。

ノイバラ/シラネアオイ/ミズバショウ
ノイバラ/シラネアオイ/ミズバショウ

花被片とは、
みなさんが想像する花びら(花弁)と
思ってもらって大体OKなんですけど、
花によっては別の器官が花弁のように
見えていることがあります。
それは今は置いておいて。

外見上、その性質に区別がされない場合、
配置が外側にあるものを外花被片、
配置が内側にあるものを内花被片と呼びます。

花被片の性質が異なる場合、
外花被片のことを萼(がく)、
内花被片のことを花弁(かべん)、
と表現します。
なんだか、ややこしいですね^^

増補改訂版 ビジュアル園芸・植物用語事典
写真で見る植物用語 (野外観察ハンドブック)

この前の冬は、植物図鑑を読むことが
目標でそれは達成できましたので、
次の冬はこの事典を読み込むことを
早くも目標にしたいと思います。

0 コメント

イタンキ浜/ビオトープの植物

イタンキ浜と潮見公園の
間にあるビオトープへ
行ってみました。
ここの植物は近隣から
本来ここにあったであろう
と考えられるものを選んで
移植したものだそうです。
ヒオウギアヤメは終わりかけ。

カキツバタは良い頃。

ヒツジグサは閉じてました。

周辺ではワスレナグサがお花畑状態。
外来種ががっつり入り込んでしまってます。

浜より上段の草地では
エゾスカシユリ(自生)が
咲き始めました。
今日は風がやや強く
吹きさらしのこの場所は寒かったです。
風の穏やかな日にどうぞ。

0 コメント

室蘭市内の緑地でサルメンエビネ、ゼンテイカ、アカネ科いろいろ

今日は隣町の森へ行こうかと
思っていたのですが、
直前になって”なんか”
気が向いたので市内の緑地へ。
ちょうど花期のサルメンエビネ
に出会えました。
こんな所にあったのか。

木々が濃く茂るので
日当たり悪いんですけど、
一株だけあったゼンテイカ。
これが咲く環境じゃないので
これもこんな所にあったのか・・・!
と驚きました。
季節通して歩いてみないと
分からないものです。

キクムグラ
キクムグラ

そんなことより、
今日はアカネ科のこれ系で
うんうん悩みました。
このキクムグラ含め、
全部で3種類くらいありましたが、
識別で悩んでいるうちに
段々悔しくなってきたので
力入れて観察し続けようと思います。
これ系、苦手なんですよねぇ。
名前からして紛らわしいのが
多いったらなんの。
多分、来シーズンまで持ち越す
課題になりそうです。

2 コメント

ハイキンポウゲとコバノハイキンポウゲ

水辺~湿地で見たハイキンポウゲ。

図鑑によると識別点の一つに
ハイキンポウゲの茎の毛は少なく、
道端などにあるコバノハイキンポウゲ(帰化)は
毛が多いとあります。
前々から両種を見比べてみたことのない私は、
これで少ないのかな、と。
そこんトコどーなんだろう?
と思っていた矢先・・・

道端にらしきもの発見!

茎の毛の量、違いますね。
比べてはっきり。
すっきりしました。

0 コメント

タンポポの種子を食べるカワラヒワ

アパート共有玄関の
ドアを開ける直前、
すぐそこに
カワラヒワがいるのに
気が付きました。
距離にして2m。ちかっ!
ごそごそしているので
なんだろう?とドアに
かけた手をひっこめて
見守ってみました。

タンポポの種子を食べに
来てたみたいです。

こんな人通りのある所に来なくても、
すぐ近くの公園や緑地にいっぱい
あるのになぁと思いながら外出すると、
一斉に草刈りしてました。
そういうこと?
あーたも大変だね。

0 コメント

ダチョウを研究する塚本氏の本がおもしろい

ダチョウはアホだが役に立つ

ダチョウというと
ダチョウ牧場とか
ダチョウ肉とか
卵を使った加工品くらいしか
イメージのない私でしたが、
生命力の強さというものは
抜きん出るものがあるのを知りました。
その強さのもとは「アホさ」(半分冗談)と
「抗体を作るスピードが爆速」という
点が面白いなと。
とにかく塚本氏の語り口調(関西弁)が
快活で笑えます。
本の一部分は下記リンクから読めます。
これだけで十分面白いので
お時間ある方はぜひ読んでみて。

本にはダチョウ抗体の出来上がる仕組みとか
それがどういった経緯で製品化されたとか、
現在はどんな製品になっているかの詳細が
書かれていています。
コロナにもすでに対応済みというのが
スピード感ありありです。
この点に関しては、
ちょっと退屈に感じる人もいるかも。
なので、ダチョウのユニークな生態や
他の鳥とどう違うのかや
ダチョウ抗体の良い点をサクっと知る
という点では、本の一部を抜粋した
下記リンクの記事は読みやすく必要十分です。

ニセコのダチョウ牧場にて
ニセコのダチョウ牧場にて

それにしても、
よく耳にする話ではありますが、
やはり日本の研究者のおかれる立場
というものは厳しいものがあるようですね。
予算が縮小傾向にある中、
ひたすら研究を続け、
その研究費を稼ぐためにも
自ら製品化のために動く。
ただ商人気質を持ち合わせてさえいれば、
この分野はニッチな産業なのかもしれません。

リンク
ダチョウってどんな鳥?そのすごさとアホさ

0 コメント

室蘭のシコタンタンポポ

室蘭にもあるよね、
と思いつつ探しきれてなかった
シコタンタンポポ。

海岸付近の草地に
ポツポツありました。

苫小牧近辺では市内公園とか
海岸線とか道路脇とかで
簡単に見つけられていたんですが、
室蘭だと中々見つからない^^

これは苫小牧で見たタンポポ。

左:セイヨウタンポポ
右:シコタンタンポポ

比べて見るとシコタンタンポポの方が
舌状花の密度が気持ち低いですが、
セイヨウタンポポと一緒に咲いている
場所ではそうでもないような、
個体差を感じました。
その他にも
外片の反り返り具合とか、
角状突起の大きさとか、
頭花の大きさとか、
ちょっと図鑑通りには
ならないなぁと感じる
個体もままあり。
私の見る回数が足りなくて
違いが見いだせないのか、
もしかしたら雑種なのか?

↑外片がぴしっと閉じてないシコタンタンポポ
↑外片がぴしっと閉じてないシコタンタンポポ

それでも
セイヨウタンポポとシコタンタンポポは
外片の反り返り方がだいぶ違うので
識別は優しいでしょう。

外片の縁の角状突起が目立つ
シコタンタンポポ。

シコタンタンポポ
シコタンタンポポ

同上。

セイヨウタンポポ
セイヨウタンポポ
エゾタンポポ
エゾタンポポ

これが
エゾタンポポとシコタンタンポポ
両方が生育しそうな場所だと
迷いやすいかもしれません。
図鑑では外片の縁の角状突起が目立つのが
シコタンタンポポと書いていますが、
個人的に一番分かりやすい違いは
外片の縁が細かく裂けて
毛羽立っているのがエゾタンポポ
と思って見てます。

2 コメント

海霧の室蘭/ゼンテイカとヤマシャクヤク

今日は一日中海霧が立ち込め
海沿いの道は視界不良でした。
気温が高くなってきたので
発生する頻度も割と高くなってきました。
ていうか、もうそんな季節なんですね。

海沿いの草地では
ゼンテイカが咲き初めていますが、
個人的にはシカによる食害の方に
目がいってしまいます。
花を食べられてしまっては
肝心の繁殖ができません。
10年後くらいにここの風景見たら
笹原になってそう。

室蘭寄りの伊達市の森では、
ヤマシャクヤクの花を見つけました。
これでほぼ満開です^^

これは別の日、別の場所で撮った
ヤマシャクヤク。
花弁が落ちてて中が覗けました。
花の段階で袋果の姿がはっきり。

8月下旬ころになると
袋果が裂けて
種子が現れます。
黒い方が本物の種子で
赤い方は鳥に来てもらうための
偽種子と言います。
こうしてみると偽物の方が
多いんですね。

0 コメント

鳥の糞に尿酸は含まれないという研究結果が興味深い

車のボディに落とされた
鳥爆弾もとい鳥糞。
そのままにしておくと車が錆びる、
それは、糞に含まれる尿酸が
原因だと思われてきましたが、
その鳥糞に尿酸は含まれていない
という事実が分かってきたそうです。
なんと!
常識と思い込んでいると
そこにある真実から遠ざかる、見落とす、
と頭ではみな理解していると思いますが。
それを表す良い例ですね。
とても興味深い記事なので
ぜひ読んでみてください。

↓リンク↓

常識だった「鳥のフンが落ちにくいのは尿酸のせい」を覆す新事実が発覚

0 コメント