先日、登別の港に立ち寄ると
オオバンがいました。
北海道では基本は夏鳥で、
一部が越冬しています。
胆振地方はそういう一部例外の鳥が
ちょくちょく見られる地域ですね。
積雪の少なさと、比較的温暖というのが
影響しているのでしょう。
この日のオオバンは
船底についた何かを食べていました。
水草以外にも小動物も食べるそうなので、
もしかしたら、貝なんかも
食べてるかもしれません。
この辺りの断崖には
周年でハヤブサがいます。
彼らの餌は他の鳥です。
海岸近くを歩いていると
その餌食となった水鳥の羽が
散乱している現場によく遭遇します。
この羽は「原寸大写真図鑑 羽」でも
資料が少なく確信が持てませんでしたが、
ミミカイツブリな気がしています。
近所の公園に行くと、
近年人気のシマエナガが、
カラ類と混群を作っていました。
個人的にはゾンビ(or宇宙人)っぽいな
と感じることのある鳥。
可愛く見えるかそう見えないか、
私の見え方としては、
全て角度次第なんだと思ってます。
梢でつつくソレは何かと
観察をするとアキグミの
冬芽を食べていました。
冬芽の中には、春に出す葉や
花が詰まっています。
干からびた実もついていましたが、
それより冬芽の方が今は良いみたいです。
ヤマガラも来ました。
あーっむ、と
食べた所の証拠写真を
撮ろうと思いましたが、
食べないんですか。
そうですか。
じゃあ、今日はこの辺で。
自然のことについて語るとき、
理性的が良いのか?感情的が良いのか?
いやいや、両方あるのが良いでしょう、
何事もバランスですよ、
というのが個人的見解です。
→「知性と感性を両立させたナチュラリスト」
一昨日の低気圧によって
もたらされた暴風というか爆風。
室蘭市の最大瞬間風速は35.5m/s!
町中では屋根が剥がれただの
何だの100件以上の被害が
上がっているそうです。
今日も、外壁の一部が
ベロンとめくれている
お店を見かけました。
室蘭ってホント風強い。
地図見ると出っ張ってますからね。
当然ですよね。
さて、そんな出っ張りの中の出っ張り、
地球岬にある散策路には、
前回同様、アライグマの足跡が
多数残されていました。
ちょっと、ねぇ、何を探っていたの?(不穏)
足跡は沢沿いにずっと付いてました。
探したことがないから分かりませんが、
この辺りにはニホンザリガニも
いるんじゃないでしょうか。
オイシイ思いをして、
この場所に定着しているのか?
室蘭市のアライグマ関連の状況って
何か情報あるのかな、
と市のwebサイト見ると
「室蘭市鳥獣被害防止計画」がありました。
これに目を通すと、
なんと近年のアライグマは
大型化により従来の箱わなでの
捕獲が難しくなってきたそうな。
エサ環境に恵まれていると解釈して
良いのでしょうか。
困ったものです。
朝から荒れる風の音で
目が覚めました。
窓は二重サッシなのに、
風が強すぎて隙間風^^
普段は車とか工事の音とか
色んな町の音がわずかに聞こえて
くるのですが、今日ばかりは
風が唸る音、風が窓を揺らす音、
風が何かを倒す(転がす)音、
しか聞こえてきません。
8時現在、外は荒れ狂っています。
風速24m/sって
まともに立っていられません。
屋根の方から時々
すっごい音するんですけど
大丈夫かなー。
ツグミの群れが、地面に降りて
エサをついばんでいる側で
一羽ポツンといたこの鳥。
ツグミではないツグミ系。
すぐに逃げてしまったので
良く写せてません。
シロハラなのか?
ここで越冬?ホントに?
識別が怪しいので
また行って観察できたら
してこようと思います。
ツグミの群れの中にいて、
雰囲気がちょっと違うような?
と思ったこちらのツグミ。
時々ハチジョウツグミとか
珍しい旅鳥が混ざっていたりするので
「なんだツグミか。」と気に留めないで
いると見逃してしまいます。
さて、そのツグミ。
図鑑を見ると、ツグミ自体、
羽の色に変異が多い、とあります。
おーけー、おーけー、そこまでは分かったよ。
でも、ハチジョウツグミにも変異が多く、
さらに、ツグミとハチジョウツグミの
中間個体までいるって難しすぎると思いません?
なかなか奥が深いです。
先程のこれは、
ツグミの第一回冬羽かな。
そういえば、ツグミは
昔はツグミ科に入ってたんですよね。
でも、ツグミ科はなくなり(2012年)、
今はヒタキ科です。
頭では覚えられているけれど、
最初はツグミ科で覚えたから
未だにちょこっと抵抗感あり^^
物事は柔軟に覚えたいものです。
そして、雪の上にはツグミの
足跡がたくさん残されていました。
ツグミは採餌のために
地上を良く歩きまわるのです。
見つけたらじっくり観察してみてください。
足、けっこう早いんですよ^^
氷瀑に対する興味があまり
高くないため近隣にいながら
行ったことのなかった
カジカ沢の滝へ行ってきました。
詳しい場所は色々な方が
webに載せているので割愛します。
ホロケナシ駐車公園に車を停めたら
道道86号(白老大滝線)の路肩を
1kmほど歩いていきます。
ここは2021年04月23日 9:00まで
夜間通行止(17:00~9:00)です。
この時間内であれば、
車を気にせず歩けますが、
通行止め解除になると
峠を渡るトラックや一般車両が
バンバン通過していったりするので
車通りがかなり気になります。
特に森野橋付近では工事を
していたのでダンプの往来が
結構ありました。
通行車両は歩行者を避けるように
車線をはみ出しながら
通過していくので
たいそう迷惑だろうなぁ、と
落ち着かない心持ちで路肩を歩きました。
で、カジカ沢の氷爆へはこのような
小さな沢に沿って進んでいきます。
途中何度も渡ります。
天気の良い休日だったので
たくさんの人が来ていました。
そのお陰でトレースは明瞭。
しっかり踏み固まった雪道は
長靴だけだと滑りやすかった模様。
軽アイゼンがあると尚良し。
トレースがあるかどうか、
雪はフワフワかカチカチか、
は、その時々で変わると思うので、
色々準備はしておいた方が良いと
思います。
私は、登山靴にゲイターというスタイル。
気温高めの日だったので
雪が腐ってズブズブ足が入っちゃうかな、
とスノーシュー持って入ったけど
全然いらなくてただの重りになった。
すれ違う人の荷物見ると
持ち物同じの人は結構いました(笑)
ずっと沢沿いを歩くので
当然ながら環境の変化乏しく
ジグザク歩きながら
およそ1.5kmはさすがに
後半ちょっと飽き気味の後ろ姿。
目標地点の氷爆。
どーん。
どーん。
自力で見つけ出した場所ではないので、
感動は皆無^^
綺麗は綺麗だけど。
道路挟んで反対の山には
山北沢の氷爆と呼ばれる
所もあるのですが
一個目で気分的にお腹いっぱいに
なってしまったので帰り際に
入り口チラ見して車に戻りました。
今後、気が向いたら行くと思います。
いじょー。
室蘭の町中では
キレンジャクの姿があります。
ナナカマドやイボタノキ、
民家の庭木の実をついばんでいます。
ツグミが競うように食べているせいか、
(カラスもちょくちょく食べてる様子)
ここ1~2週間で街路樹のナナカマドの実は
一気になくなりました。
山の積雪が高くなり、
ササが雪に埋もれた頃合いなので、
先日は室蘭岳周辺をスノーシューで
散歩してきました。
が、やはり沢までは埋まらない。
ジャンプして渡れなくもないけど、
この日は(運動不足な)夫と一緒だったので
無理せず^^引き返し別方向へプラプラ。
アカゲラとかウソとかお馴染みのカラ類とか
見て帰りました。
違う場所も歩きにいきたいけど、
道有林とか国有林とか民有林とかの
区分を調べるのがちょっと面倒くさい。
(調べるけど)
あと、標高上げないとスノーシューするには
積雪が足りないんですよね。
それもちょっとなぁ。
太平洋側はいたしかたないですが。
週末に向けてちょっと考えます。
森林関係資料ダウンロードページ(北海道)
地理情報システムひなたGIS
↑ところでこのwebサイト、もうちょっと分かりやすくなりませんかね?
区分を調べるならここが分かりやすいかな
→銃猟立入禁止区域図
解けて凍ってを繰り返した町中の雪面は
あちこちスケートリンク状態です。
時速10kmしか出してなくてもブレーキ
ぎゅって踏むと軽く滑るホラー。
明日は一旦プラス気温になるので、
またしても解けてその後、また凍って
ツルツルに磨きがかかりそう。
ほんと嫌いー。
噴火湾へ行くとコクガンが1羽。
基本的に群れてるんですけどね、
たまに1羽でウロウロしてるのが
います。
室蘭港ではあまり見ない
シノリガモも。
私は親しみの心を込めて
「シノリー」と呼んでます。
メスもいました。
ヒドリガモペア。
こういう水鳥って、
海が荒れてるときは
どう過ごしてるんですかね。
比較的波の穏やかな湾や岩陰とか
岸とかなるべく安全な場所に
移動してるんでしょうけど。
見る機会がないので
時々気になります。
それは陸にいる鳥でも
同じなんですけどね。
2015~2016 | 2016~2017 | 2017~2018 | 2018~2019 | 2019~2020 | 2020~2021 | |
12月 | 9cm | 21cm | 51cm | 34cm | 13cm | 14cm |
1月 |
48cm |
59cm | 48cm | 28cm | 16cm | 58cm |
2月 | 75cm | 40cm | 57cm | 37cm | 52cm | - |
3月 | 8cm | 28cm | 17cm | 3cm | 53cm | - |
暖かかったり、
暴風だったり、
急に冷え込んだり、
湿ったドカ雪降ったり、
ここのところ
落ち着きのない天候です。
今冬の室蘭は雪が多い、多い、って
耳にしますがデータ上はどうなのでしょう?
気象庁のサイトより数字を引っ張ってきて
表にしてみましたら、こんな。
今年の1月は確かにやや多めと言えそうですが、
(ちなみに、平年値を見ると実は平年並みな降雪です)
過去5年との比較だと、
1月がめっぽう多かった!という感じはないです。
人間の記憶というのは曖昧なので、
まだ記憶に新しい昨シーズンや、その前のシーズン
だけの記憶で比べがちです。
なので「この冬の雪は多い!」という
感想が多く出るのでしょう。
あと、降雪量と積雪深は違いますので、
雪解けが進まなく、
いつまでも雪がうず高く積もった状態であると
降雪量が少なくても体感的に”今年は多い”と
感じる人はいるでしょうし、
その逆もまた然りです。
(用語解説はこちら→雪に関する用語解説)
2月、3月はどうなるでしょうね。