今日の室蘭、
日中の気温は-3℃前後。
冬の北海道では
最高気温でもー○℃というのが
標準仕様です。
雪雲に覆われない
連日の室蘭では、
日陰の
それも隅っこに
こっそり氷が張っている程度で、
雪は皆無です。
街の中を歩いていると、
ヒーヨ、ヒーヨと鳴きしきる
ヒヨドリが数羽。
北海道残留組ですかね。
昔、
冬だけバードテーブルを
設置してる知り合いが、
「この鳥が来ると他の小鳥を
蹴散らすから好きじゃない。」
と言っていました。
まあ、たしかに
ある所で見た時は、
アカゲラをも追い回していたので、
あれは好かれないなと
思いました。
それに、ヒヨドリは
日本ではとても身近な野鳥だし
(でも分布を見ると日本周辺にしかいないのよ)、
声は大きいし煩いし
(ハトより小さめの体なのにね)、
野鳥観察をする人で
嫌う人はいても、
好き好む人には出会ったことがないかも。
見た目はそんなに
悪くないと思いますが。
大人しく、
黙っていれば可愛いのに、
ということでしょうか。
食い意地は張ってそうだね。
室蘭には
貨物船やタンカー、漁船が行き交う
室蘭港があります。
ここは絵鞆(えとも)半島に
抱き込まれるような
形になっているので、
昔から天然の良港であるとされ、
多くの船が利用してきました。
そんな室蘭港、
かつては湖(沼)であったという。
その証拠が室蘭市の道の駅「みたら室蘭」に
あると聞きつけて向かいました。
(なぜ資料館じゃない?!)
ちょうど友人と一緒だったので、
道の駅に到着するや否や
手分けして探すと
2階にそれらしきショーケース。
どれどれ!?
30半ばの女2人が
ショーケースへまっしぐら。
(本当にマニアックだと思います。)
で、木の化石がありました。
パネルによると、
今から3万8千年以上前のもので、
日本最古の生木化石だそう。
なんでこれが道の駅にあるの?
と、やはり突っ込まずにはいられない。
室蘭港は、
今は海と繋がって湾となっていますが、
昔は一部が陸地化していて湾は湖だった、
その証拠が木の化石なんだそう。
冷静になって考えると、
最終氷期は海水準が変動して低下、
北海道は大陸と陸続きになっていたので、
室蘭港がかつては湖(沼)だったというのは
不思議な話ではないのかな。
年輪まではっきり見て取れます。
この面白さ、
おわかり頂けるだろうか。
近くにいながら、
あまり行かない
登別温泉。
観光地=人多い
が苦手な夫婦です。
夫は「初めて来たぁ。」
とか言ってましたけど、
前にもちょっと来ましたよ。
とりあえずビンタ。
紅葉も終わったし、
雪が積もる前の端境期だし、
人は少ないデショって
行ったらそれなりにいました。
そんな観光客に紛れて。
植物の種類や生え方を見ると、
温泉の影響を強く感じます。
尾根を堺に植物の有無がくっきり。
それなりにお客さんいますが、
沼や展望台を目指さない
森の中を散策する道があるので、
そちらを歩きます。
すれ違う人数名で静かなのです。
フユシャク(の仲間)を追って
カラ類の小鳥が数羽で追いかけ、
もう必死。
そんな鳥たちを見て
「早くこんな森を持ちたいな~。」
とつぶやく人の図。
早く持ちましょう。
森の中の土地探し、
(詳しくはこちら→街と森のあいだで、人の幸せに寄り添う)
だいぶ「いいぞ」
と思う某所の土地。
訳あって今すぐ
どうこうはありませんが、
条件整えば、決めたい・・・!
現在足踏み状態。
さて、
こんな計画や理想は、
ある日突然出てきたことではなく、
無地のキャンバスに
少しずつ絵を描いている感じです。
それも、私達だけで悶々と考えて
描いているわけではありません。
こういうことは
人と会って話をしてみるのが良いです。
もともと
「こうしたいな。」
という考えはあっても、
多様な価値観に触れて、
自分の考えを確認していく作業は
思考の幅を広げるのと同時に、
価値観を新しくすることもできます。
キャンバスに塗り重ねていく色を
徐々に変化させていく感じ。
規模や細かな生活スタイルは違えど、
探せば森のある生活を送る方は
ちらほらいて、アポをとって
お話をしに行っています。
ということで、先週末も
とあるお宅にお邪魔していました。
そこには、
広大な敷地に森があり、
そこには散策路というには立派な道があり、
池があり、
セルフビルドの家があり。
お話を聞かせてもらい、
外を歩かせてもらい、
土地購入の際のアドバイスなども頂き、
(やっぱり土地所有者との直接交渉は避けるが無難)
帰りの道中で夫と、
ああだこうだと話し合い
アップデート完了。
今日の室蘭です。
朝から湿った雪が
ボタボタと
降る感じでした。
うっすら積雪、
この感じなら
すぐに解けそうですね。
というか、
室蘭は、「除雪せねば!」と
意気込むほどの降雪って
あまりないような?
今年の2月まで豪雪地帯・ニセコに
住んでいたせいでしょうか。
あまり気構えてないです。
そんな訳で、
次回の雪情報もお楽しみにー。
ちょっと前、
ニセコ方面へ友人・知人に
会いに行ってきました。
その時に
エスティギャラリーへ立ち寄りました。
元同僚のその人は、
ピアノや書道を嗜む人で、
その旦那様がフォトグラファー、
そのお父様は画家という、
まさに芸術一家。
知った顔という事もあるでしょうが、
みなさん気さくです。
散々おしゃべりしていて
手元をよく見ていなかったので
値段を忘れてしまいましたが、
(たぶん1000円くらい?)
来年のカレンダー兼ポスターを
手に入れてきました。
花、鳥、昆虫、
どれも優しい色形。
毎日見ても飽きません。
さて、
ギャラリーに入ってすぐ、
お父様がお描きになった油絵の中で、
一目惚れしたものが一点ありました。
今はアパート暮らしなので飾る所ありませんが、
拠点ができたらそこに飾りたいなー、と^^
やりたいことリスト、増えました。
→エスティ ギャラリー
室蘭市のお隣、伊達市。
足を伸ばしていつもの
「何かないかな~」
の散策へ。
海辺で見たのは、
オナガガモ御一行様。
向けられたレンズに
真っ先に反応したのはオス。
すぐみなを連れて飛び去っていきました。
えらいえらい。
でも、私は寂しいぞ。
川へ行くと
白くて大きな物体。
いつものハクチョウ・・・
じゃない、
アオサギか~
と横目でスルーしかけると、
華麗なステップを踏んで
獲物を捕まえる姿に釘付け。
そして気づく、
白系のサギか!
脚が黒く、
口角の食い込みが眼の下を超える、
チュウダイサギなのかな?
午後の日を反射してまぶしい。
そして、白飛び。
白すぎなんだわ。
(カメラが下手)
2019年11月7日、
室蘭で初雪を記録しました。
と言っても、
積雪するほどのものではありません。
週末も小雪が見られましたが、
ほんの少しちらつく程度。
日中の気温は5~8℃程度。
雪はないけど寒いっす。
室蘭港です。
今はチカ釣りの
季節と思われ、
土日になると
釣り人の車で
いっぱいになります。
そんな港内では、
数週間前から
スズガモの群れが
近くで見られるように
なりました。
中央のは換羽中でしょうか?
上面がケバケバ。
冬鳥の季節になりましたねぇ。
・・・なっちゃいましたねぇ。
晩秋の室蘭です。
木の葉がひらひら、
舞っては道に積もっています。
あっという間の秋でした。
日なたはポカポカ、
今日は風穏やか。
平和だったので
カメラの設定をいじって
撮り遊んでいたら、
強そうな太陽が撮れました。
と思ったら、
ヒヨドリの群れが
飛んでいきました。
遊んでる場合じゃなかった。
水平線・・・。
室蘭での野鳥の渡りは
終盤に入りました。
→2019年 室蘭 野鳥 渡り