【道道66号(パノラマライン)】2018年4月27日開通予定

4月26日(金)10:00、道道66号(通称パノラマライン)が冬期通行止め解除となる予定です。
これで、共和町や岩内町まで通り抜けができるようになります。
このT字路を右折すると、青い看板に書いてある五色温泉へ行けます。
そこから倶知安町へ向かう道(道道58号)の、冬期通行止めは5月25日(金)11:00に解除の予定です。

標高約750m付近の五色温泉から望むイワオヌプリ。

同じエリアから見たニセコアンヌプリ。
順調に雪解けは進んでいますが、雪はまだまだあります。

この付近の登山道や遊歩道が雪から顔を出すのは、例年5月下旬~6月上旬頃。
もうすっかり路面は乾いて夏タイヤで走行できますが、ごくたまに、
5月上旬に(大抵1日で解けるような)積雪に見舞われる年があります。
ニセコエリアに限らず、道内の山間部を通行される方は、天気予報のチェックをお忘れなく。

参考サイト
北海道地区 道路情報

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女子会のようなツアー

二日間、女性ばかりお連れして歩いてきました。
一日目は地元の方、スノーシュー初体験。
雪が締まって歩きやすく、寒すぎもしないこの時期は、
スノーシュー体験に丁度良いかもしれません。
会話を楽しみながら、斜面をずんずん進んだり、時に木を仰ぎ見ながら、
一つ一つの違いを確かめてみたり。
違いが分かってくると次の発見をして、また一つ一つ見るという、
地味~な自然観察ですが、楽しんできました(笑)

そして、ミニミニサイズの滝を見ながらお茶休憩。
お茶菓子を頬張りながら、女子トーク炸裂でした。
女同士、遠慮はいりません。

 

次の日は、すでに積雪0となった札幌からの女性たち。
雪を求めて、はるばるいらしてくれました。
動物たちの姿こそ中々見られるものではありませんが、
彼らの営みはしっかり残されています。
そんなものを観察しながら・・・

ん?ピンぼけだ~!
ん?ピンぼけだ~!

キレイと思うもの、そのものを見て楽しむ事もしてました。
鳥たちのさえずりが活発になってきている季節、聞き耳を立てたり、
動きを追ってみたり、色々アリなんでした。

 

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季節のギャップ

ニセコ周辺のエリアは雪解けがおおむね完了し、↑のような早春の花がどんどん咲いています。
一方のニセコはと言うと、ふもとでも数十センチの残雪があり、日当たりの良い一部の斜面で
やっと咲き始めた所です。
多雪地帯というのは、こんなにも季節の進行が他と違うのだと、顕著に感じる季節ですね。

辺り一面に咲くエゾエンゴサク、立ち止まって深呼吸すると、
甘い香りをかすかに感じました。
いい季節です。

 

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春が来れば思い出す

犯人はチミなのか?
犯人はチミなのか?

知り合いが「露骨雄花」と言っていて思わず吹き出した、ケヤマハンノキの雄花。
目立つ花弁や萼がないので、これで花と言われてもピンとこないかもしれませんが、
立派な雄花です。これはすでに花粉は出し切った模様。
北海道での花粉症といえば、シラカンバですが、こちらもシラカンバと同じカバノキ科に
あたるため、シラカンバの花粉症の人は反応しやすく、私も反応出ちゃう人の一人。
「何だか鼻がグズグズするなぁ、風邪かなぁ?」と思ったらぶらぶら風に揺れるこの物体を見て、
「あぁ、そうだった、そうだった。」と己の花粉症を思い出します。

そして、これが雌花。
華々しくはありませんが、花はちゃんとあります。

秋には松ぼっくりのような果穂ができ、この隙間の中から数ミリの種子が飛んでいきます。


さて、晴れて暖かい日が続き、ようやく春を強く実感できそうな今週。
ツアーにイベント、リサーチに動き回ってます。

 

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隠れ身の術

キバシリの独特のさえずりが近くで聞こえた今日の森。
声はすれども姿は見えず。
それもそのはず、この鳥の色は幹の微妙な濃淡を上手に表現した保護色。
名前の通り、幹に対して平行に止まって「すっすっすっ」と下から上へ
螺旋状に移動していきます。
すばやく、スズメよりやや小柄な大きさで、この保護色。

キバシリいます
キバシリいます
頭は見えてないけど、キバシリいます
頭は見えてないけど、キバシリいます

おわかり頂けただろうか。

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三寒四温

ニセコの4月や5月は、もう雪解けを待つばかりな季節ですね。
積雪は徐々に下がってはいますが、4~5月と「スノーシューやりたいです!」
というお申込みや「何かできないですかね?」というお問い合わせを頂いてます。
その都度、お客様がいらっしゃる日程と時期的な条件を見てどこで何をするか
考えさせて頂きますので、一度お問い合わせください。

ちなみに、今日は元同僚が会社の方を連れてツアーに参加してくれる予定でしたが、
あいにくの空模様のため、無理せずまたの機会にしました。
午後からの雨予報は変わって、かな~り湿った雪が舞っています。
この間までポカポカだったのに、三寒四温ですね。

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春爛漫っぽいけど

先々週までふわふわの毛に覆われていたバッコヤナギの新芽から雄しべが伸びて、
花粉が出始めました。
木の下に立って見上げると、まるで花びらが付いているかのような鮮やかさ。
でも、周囲の地面はまだ雪に覆われてます。

 

「ちょっとこの切れっ端どいてよ~」
と言ってるかどうか分からないけど、葉っぱで障害物を押しのけて葉を出してきてる
ように見えたカタクリ。
日当たり良好斜面はスタートダッシュが効いてますね。

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春らしく

ホオジロ
ホオジロ

融雪剤が畑にまかれ始めるようになって数週間。
それと暖かい気候もあって、雪の量はどんどん減り、畑と道路の間には地面が顔を出しました。
ここはニセコへ渡ってきた鳥たちの一部が、一時的な待機場所に利用しています。
渡ってきた鳥を真っ先に見たいならここに注目する方法もありです。

ムクドリ
ムクドリ

雪解けが進めば、森へ入って行くもの、山へ上がっていくもの、それぞれの最適環境へ
移動していきます。

私を警戒して畑の奥へ移動したヒバリ
私を警戒して畑の奥へ移動したヒバリ

最盛期のようにさえずってはいないものの、順調に見られる種類が増えてきていますね。
成虫で越冬するクジャクチョウが空を舞い、それを追いかけるヒヨドリの姿。
カラスは巣材をせっせと運び、ペアで仲良く行動するセグロセキレイ。
春への一コマは、挙げたらキリがないですね。
とにかく、季節が春らしくなってきてます。

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