春が来れば思い出す

犯人はチミなのか?
犯人はチミなのか?

知り合いが「露骨雄花」と言っていて思わず吹き出した、ケヤマハンノキの雄花。
目立つ花弁や萼がないので、これで花と言われてもピンとこないかもしれませんが、
立派な雄花です。これはすでに花粉は出し切った模様。
北海道での花粉症といえば、シラカンバですが、こちらもシラカンバと同じカバノキ科に
あたるため、シラカンバの花粉症の人は反応しやすく、私も反応出ちゃう人の一人。
「何だか鼻がグズグズするなぁ、風邪かなぁ?」と思ったらぶらぶら風に揺れるこの物体を見て、
「あぁ、そうだった、そうだった。」と己の花粉症を思い出します。

そして、これが雌花。
華々しくはありませんが、花はちゃんとあります。

秋には松ぼっくりのような果穂ができ、この隙間の中から数ミリの種子が飛んでいきます。


さて、晴れて暖かい日が続き、ようやく春を強く実感できそうな今週。
ツアーにイベント、リサーチに動き回ってます。