哺乳類を探せ!

2月に入ってからの二日間、青空と雪のコントラストが今シーズン一番な天気となりました。
綺麗で綺麗で、一日中眺めて過ごせそうなくらいな気分の中、お仕事です。
夏にもお世話になってる環境調査のお手伝い、哺乳類を追って深雪の森へ、いざ参らん。

タヌキがねぐらから出てきて日向ぼっこしていたと思われる跡
タヌキがねぐらから出てきて日向ぼっこしていたと思われる跡

足跡一つとっても、走ったり斜面を登り降りすれば、本の通りにはいかないもの。
科学的にかつ多面的に考えて、根拠を見つけて、答えを導く、大事な事です。
ガイドとしてアウトプットするとなると、文学的にだったり、これが好きなんだと
にじみ出るような情緒的なものが必要になるので、こっちはこっちで違う能力を
磨かなければなりませんが、とにかく両方必要だと思ってます。
今日は、前者のほうに専念。

のはずが、やはり私は合間に脱線します。
一瞬ですが。
雪原に降り立ったのはカラスでしょうか。
画像手前、翼と尾羽根の跡がくっきりと残り、ナスカの地上絵さながら。
本場ではトラックに一部破壊されたらしいですが、こちらはパーフェクトに残ってます。
わぁ~なんて芸術的!て言いながら眺めるのは理科的な脳ミソの仕事ではありません。
これが、カラスなのかナンなのか、測定したり環境を見てみたりするのはそうですが、
私の根底にあるのは、直感的なものの見方・感じ方なんでしょう。
最近は理科的なものを意識するあまり、感性の方が縮こまっている気がするので、
こちらも意識して大事にしていきたいですね。

 

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コメント: 2
  • #1

    くっきーもんすたー (土曜日, 03 2月 2018 09:16)

    タヌキはこんなに寒くても活動するのかー!雪の上で日向ぼっこしてるところ、見てみたいなー。

  • #2

    なおみ (土曜日, 03 2月 2018 09:54)

    夏に比べたら活動はぐっと下がるけど、たまには見かけるのですよ。
    この日はお天気良く太陽の光も暖かかったので、もぞもぞと出てきたのでしょうね。