エゾクロテンとホンドテンを見に旭山動物園へ

ホンドテン
ホンドテン

小屋でデスクワークをしていると、
時々(いや頻繁かも)
生き物が視界に入ってきます。
昨年末にはホンドテンが
ひょっこり雪上に顔を
出しているのに気づき、
急いでカメラを出したものの
すぐに走り去ってしまい、
悔しい思いをしています^^

肉眼では全身色鮮やかな黄色の
毛皮を確認しているので間違いなく
ホンドテンだと思っているのですが、
この写真だけを見ると
なんだか不安になるのは
ホンドテンとエゾクロテンを
見る経験値が低すぎるからなのでしょう。

野外で見ることが難しく
識別の経験値が中々
上がらないのならば、
飼育個体を見に行けば良い!
ということでやってきました
旭山動物園。
大学4年生の時以来なので
かれこれ20年ぶりくらいです。
旭山動物園では有難いことに
エゾクロテンとホンドテンの
比較展示をしてくれています。

エゾクロテン
エゾクロテン

起きているときは
激しく走り回っていたので
思うようなアングルで撮るのに
苦労しました。
そんな最中でも
エゾクロテンを生で見るのは
初めてになるのでよくよく観察。
図鑑で見ていた通り、
全身灰色を帯びた褐色気味の
毛皮です。尾は黒っぽい。

ホンドテン
ホンドテン

こちらはホンドテン。
顔と体の境界がはっきり
するほど色味が違います。
尾の毛がスッカスカなのは
何かの病気なのか??
ホンドテンの尾は図鑑上では白っぽく、
この個体の僅かに残る毛も白いので
図鑑通りとみて良いかと。

加工済みエゾクロテン
加工済みエゾクロテン

エゾクロテンやホンドテンで
Googleの画像検索を使うと、
両種がごっちゃに混ざった情報、
要するに誤同定が溢れ出てきます。
ネットの情報というのは
やはり危ういものです。
それに、見栄えを良くするために
このように顔だけを切り取り、
さらに彩度を上げてコントラストを
バリバリに効かせて出す人もいて、
それが識別に混乱を及ぼしている
原因の一つになっているのでは?
とも思っています。
これだけ見るとちょっと迷うんですよね。
玄人には分かるのでしょうけど。

旭山動物園の年パスは1,400円、安いよ安いよー
旭山動物園の年パスは1,400円、安いよ安いよー

ちなみに、ホンドテンの自然分布は
本州・四国・九州です。
元々は北海道にはいません。
毛皮を採ることを目的に導入された
国内外来種です。
私たちの森にいるというのは
残念なことなのですが、
また出てくることがあったら
今度こそじっくり観察したいものです。
でも、それは中々難しいので、
年パスを使って通う予定です。
そして、季節を変えて
両種の夏毛の様子も
見に行きたいとも考えています。
エゾクロテンとホンドテン舎の前で、
食い入るように見ているオンナがいたら
たぶんそれは私なので、
「あぁ頑張ってるんだなぁ・・・」と思って
そっとしておいてください(笑)