![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=409x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/ib7c194a2584893a7/version/1704172420/image.jpg)
私たちの森には何種類もの
樹木が生育していますが、
主な構成樹種はシラカンバとミズナラ。
よく「シラカバ」と言われている
樹木はこのシラカンバのことを指しています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/i00cc58ed574edd95/version/1704173086/image.jpg)
樹木の多くは樹皮が縦方向に
溝が入るように割れていきますが、
シラカンバの場合は横方向です。
しかも成長しても溝は入らず、
薄くペリっと細く剥がれるように
なっていきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=658x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/i5f3e37f92e34b842/version/1704173157/image.jpg)
弱ってきていたり
年を重ねてきたりすると
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=658x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/ibd9d2b690090d75e/version/1704173195/image.jpg)
こんな風にべりッと
大きく剥がせる部分が
でてきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=658x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/ieebf0b854b4017b0/version/1704173350/image.jpg)
これを「がんぴ」と言って
昔は着火剤として使っていました。
静岡以西には和紙の材料になる
正真正銘の「ガンピ」という
樹木がありますが、
発音が一緒なだけで
それとは別物なんですよね。
着火剤の方の「がんぴ」は
今でも焚き火や薪ストーブで
使う方はいます。
かくいう私もその一人。
森で採取した「がんぴ」を
使って毎朝火を付けています。
面白いほどよく燃えるので
市販の着火剤はいらないほど。
自前の森からエネルギーを得る生活、
非常に大変ですが楽しいです。