擁壁を眺める女

測量山展望台へ向かう道路にて、
擁壁をひたすら見つめる女が
いたとします。
展望台に向った車が10~15分
ほどして目的を果たして降りて
来たときに、行きで見た女が
5mも進まず未だ擁壁を
眺めていたとしたら、
ドライバーはきっと不気味に
感じるのではないでしょうか。

こう見えて植物観察中なんですよ。
そんな張り紙、背中に貼ったら
面白いかもねー、なんて
どうでも良過ぎるアイディアが
頭をかすめます。
もうカワミドリが咲いました。
気持ち早い気がします。

だいぶ葉の形や鋸歯が変です。
エゾノキリンソウかも、
と期待しましたが、
広倒披針形だし、
鋸歯も曖昧ながら上半分に
あるのでキリンソウでしょう。

測量山でこの出で立ちの植物、
オオヒナノウスツボか!?
と思ったけどエゾヒナノウスツボでした。

海岸の岸壁ではないのに
ラセイタソウがありました。
海と山要素が合わさる擁壁でした。
ということは、春に来たら
シコタンタンポポが
出たりしないのかな?
シーズンを改めて確認する
ことが増えました。