先週末のこの日は珍しく登山でした。
山ではなく植物観察が目的なので
どうせ立ち止まって進むのに
時間がかかることでしょう、
ということでコースタイムを
たっぷり見て2時間で外輪山展望台
を目指します。
登山道(看板には遊歩道と記されていた)は
一部雨水で掘れていましたが、
全体的に整備されていて
歩きやすかったです。
私は、右に左と植物を見ながら歩くので、
流石に足元ノールックとはいきませんが、
キョロキョロしていた割には
ふらつかなかったな、と^^
それくらい整った山道。
イチヤクソウの品種、
ヒトツバイチヤクソウが
出始めていました。
赤紫色の花茎が
あっちにもこっちにも
立ち上がっているので
目が忙しい。
コケイランは数株。
外輪が近づいてくると
木々が閑散としてきて
伊達市街地や噴火湾が
見渡せて気持ちが良いです。
スタートから2時間、
ようやく有珠山の外輪に到着。
前回の噴火が2000年ということで、
22年かけて徐々に回復しつつある
植生ですが、
有珠山はおよそ20~30年の周期で
噴火を繰り返しているので、
そろそろリセットされてしまう
かもしれませんね。
噴火するとまたしばらく
近づくことが難しく
なると思うので、
気になる人は
今のうちに行っておくのも
良いかもしれませんよ。
ちなみに大有珠、有珠新山、小有珠といった
山のピークにむかう外輪は立ち入り禁止の
看板が立っています。
法的根拠?拘束力?がないという理由で
自己責任のもと行く人もいるようですが。
NPO法人有珠山周辺地域ジオパーク友の会が主催する
「減災文化伝承ジオパークツアー 有珠山学習会」
が(年イチだったかな?)ありますのでそちらをどーぞ。
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