![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/i292597255b01f0ce/version/1655272296/image.jpg)
ゼンテイカ・エゾキスゲ、
胆振地方の海岸では今が
花の季節ですが、
室蘭のイタンキ浜同様、
ヨコスト湿原のこれらの植物も
例外なくエゾシカによる
食害を受け数を減らしています。
今週はじめに見てきた湿原では
辺りに黄色い花が広がっていました。
一昔前ならススキノ科(旧ユリ科)の
黄色い花だったのですが、
現在はセンダイハギ一色。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/if842fe42b79b9f18/version/1655272492/image.jpg)
大砲レンズを持っていないので、
コンデジを精一杯ズームして
なんとか捉えたエゾキスゲ。
以前はもっと手前に咲いている
個体が多数あったのですが、
もはや遠目でしか見られません。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/i4e7b3e8ae5b5c854/version/1655272542/image.jpg)
それと、ゼンテイカ。
蕾が沢山あるように見え、
まだまだ咲くのだろうと思いますが、
今頃エゾシカにバクバク食べられて
なくなっているような気がします。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/if52bc25a706cb2c7/version/1655272731/image.jpg)
そんなエゾシカが、
物陰からのそっと出てきて
キョロキョロしながら
私を警戒していました。
昨年もこの茂みから出てきた
所を目撃しています。
どうやら、国道沿いの小さな林に
よく留まっているようです。
私が立ち去れば自由に
湿原の植物を食べ漁ることでしょう。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=410x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/i572ff2fea830e40e/version/1655272857/image.jpg)
さて、ヒオウギアヤメ、
たくさんはないけど
湿原全体で見られます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/i28d4ffaab571a99e/version/1655273356/image.jpg)
アサツキの花も良い頃を
迎えているでしょう。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=658x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/ic393ef6b806fe1e7/version/1655273361/image.jpg)
イソスミレにドクガ科?の幼虫がいました。
昔、これが大発生している海岸で
植物観察をしていたら軽く皮膚炎になりました。
長袖・長ズボンだったんですけどね。
暑かったので結構薄地でした。
それが駄目だったのか?
かぶれないように気をつけたいけど、
大発生していたらやむを得ないのかもしれません。
(「行かない」という選択肢がない^^)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=jpg/path/s6564e88753de8f95/image/i17e572aba1e0a7e4/version/1655274440/image.jpg)
湿原では
オオジシギ、ノビタキ、ヒバリ、
オオジュリン、コヨシキリがさえずり、
湿原沿いを歩いているだけで
警戒の声を上げられます。
足元にいて急に飛び出す鳥もいますので、
野鳥に注意しながらストレスを与えない
観察をしましょう。
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