鷲別岬にある鷲別神社

室蘭市と登別市にまたがる
鷲別岬。
早春に渡り鳥を見に来たり、
植物観察のために
足を運んだりするこの場所。
度々訪れていたにもかかわらず^^
去年、その麓に
鷲別神社があるのに気づきました。

コンパクト神社ですが、
管理が行き届いていて
綺麗にされています。

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鯨明神の由来、という看板あり。
一部読み取れない部分は●としてます。

『明治三十年の春一頭の大きな鯨が鷲別前浜にたどり着きました
村人が大勢集まり鯨を捕らえその肉を近隣の村に売りそれを基金と致し村の有志の寄付金を募り神社を建立しましたのが鷲別神社です
(明治三十九年十一月)

その後老朽化に伴い社殿を改築しております
昭和九年頃当時の鷲別地区は戸数漸く百戸にならんとする小さな漁村でした
現在のお社は三代目の神社です
(昭和四十九年落成)

その記念に九十年前の鯨の骨の一部をここにお奉り致し今日に至っております
●●●鷲別岬を鯨岬と呼んでおり当時の思いでが今だに伝いられております

鷲別神社奉賛会』

とうことで、これが
当時の鯨の骨の一部なんでしょうか?
登別市史でも読んだら
これに関する記述とか
出てくるのかな?
面白そうなので、図書館で調べてみよ。

鷲別岬へ続く散策路の
植物は枯れ枯れの季節。
晩秋間近です。
こちらのオオウバユリは、
転んでもただでは起きぬ様子。
すごいね。
オーキシンが作用しているのかな。

すごいと言えばこの種。
むかしむかしに
この一つの鞘に
何個の種が入っているのか
数えたことがあります。
その数なんと496個。
別の鞘も500個くらいでした。
暇と興味があったら
数えてみてください^^