植物観察につきもの/藪こぎ

オオハンゴンソウが茂るその先に、
どうしても気になって見てみたい
植物があったもので、
ちょいとかき分け入ってみました。
(結果なんてことなかった)

オオハンゴンソウは
アレロパシーといって
他の植物の発芽を抑制する物質を
地下茎(根)から出します。
加えて、地下茎がよく発達するので
辺り一帯をオオハンゴウソウで
埋め尽くす特定外来生物です。
そのため、この中に入っても
他の植物はほぼ生えてなくて
案外スッキリとしていて
かき分けて歩きやすいものです。
という訳で夫を置いてサクサク入る私。

こういう人を見たり、記事とか読んで
好奇心や向上心の高い人が
真似するかも(そうか?)と
ちょっと心配になりました。
野外活動慣れしていない人は
あまり真似しない方が良いですね。
今時期はまだまだ
スズメバチが活動していますので、
うっかり巣に近づいて刺されて
しまってはたまりません。
私は仕事中、オオイタドリの中を
かき分けている最中に足元にできた
スズメバチの巣に近づいてしまい、
見張り役のハチに
刺されてしまったことがあります。
通常であれば巣に近づいた段階で
ハチが警告
(目の前を飛んで顎をカチカチ鳴らす)
をしてくれますが、
その時は、ものすごく急いで
歩いていたのでその間もなく近づき
先制攻撃を受けてしまったのです。

ハチの巣と言えば↑こんな風に
枝とか軒先にぶら下がってるヤツでしょ?
とイメージしがちですが、
種類によっては地中や樹洞に作ります。
閉鎖的な空間を好むものもいるんですよ^^
気をつけてくださいね。

毒出しにはポイズンリムーバー
エピペン