近づく春の気配はフクジュソウとアトリから

もともと積雪の低い室蘭は、
太陽が出て気温が上がると
一気に地面が広がります。
それと共に、
小さな虫が飛ぶようになり
フクジュソウも開花します。
冬が明け春が来ようとしています。

スーパーで買い物を終えて
運転席に乗り込むと、
駐車場の片隅に小鳥の小群が
いるのに気が付きました。
やけに辺りを警戒して地面に降りるので
なんぞや?と見るとアトリでした。
アトリという鳥は、
本州では冬鳥、
北海道では旅鳥
(一部は越冬、室蘭でも厳冬期に見てます)。
繁殖はユーラシア大陸の亜寒帯なので、
ここにいるのは一時的なもの。
基本的には、春と秋に見る機会が
増える鳥なのでフクジュソウ同様、
これを見ると季節の移ろいを感じます。

繁殖地へ向けて移動する前に、
まぐれでさえずったりしないか?
とちょっと様子を見てみましたが、
それは流石にまだ早いですよね。
今は食事優先です。