2017年、今年もお世話になりました。
ツアーにお越し頂いたお客様とは、大変良い縁を結ぶことが出来き、
また、多くの学びの機会にも恵まれ、新たな経験をさせて頂いた一年でした。
今年最後の今日は、朝から太陽が覗く穏やかな一日で、どこもかしこも
キラキラと輝いていました。
来年は私もこんな風に輝ければなぁ、と思いつつ、無事に一年を終えられることに感謝です。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
新たなツアーフィールドを探して歩いていた時のこと。
沢沿いに行ったらあるんじゃないかと、とちょっと急な斜面へ
向かってみると、まあまあ立派なミズナラと対面できました。
サイズ感を出すため自分を入れて撮影してみましたが、
下部が積雪で埋もれているせいなのか、迫力はイマイチ。
別の場所でもう一本、もやっぱり同じ雰囲気・・・。
一回りしてみたかったけど、反対側は下ったら最後、
ロープなしでは上がれないような急斜面で回れず。
肉眼で見ると、もうちょっと存在感があるんですけどねぇ。
クリスマスの昨日は大荒れのお天気。今日は少し収まったものの、
スキー場周辺では画像のような状態が断続的に見られていました。
見晴らしの良い畑周辺などは激しい地吹雪で視界が効かず、
そんな所での運転は地元の人間でもおっかなびっくり。
レンタカーで事故を起こした車も見ました。慣れない土地での
慣れない雪道運転の方はくれぐれもご用心ください。
組織に所属していた頃から、ツアーにご参加頂いた老若男女のお客様から
後日、お手紙を頂く事は何度かありました。
冬にいたっては500人以上の海外の方と接していたため、その機会は上がり、
エアメールでのやり取りが続いたりした事もありました。
Eメール、あるは、SNSの台頭が著しいこの時代に、なぜ手紙という
方法をとられるのか。
私の顔に「手紙好きです」とでも書いてあるのでしょうか?
先日は東京のお客様からお茶のプレゼントが届き、それに一筆添えられていました。
嬉しさのあまり、それを持って野外へ行き、自分のためだけに、雪を掘って
テーブルとベンチを作り、お茶を入れて楽しんできました。
昔々、春先にスノーシューをしていた時に撮ってもらった写真が出てきました。
正確には、撮らされた、ですが。
斜面を登った後で体が温まっていたのと、春先のポカポカ陽気だったため、
手袋は外して、上はフリースと超軽装です。
春の陽気らしく、この日は羊蹄山もバッチリでしたね。
それにしても、笑顔がぎこちない(笑)
ツアー中にお客様とお茶の時間を取る時、私は木の器でお出ししています。
薄く削られたこの器は紙のように軽く、持ち続けていても苦になりません。
さらに、木製のものは熱伝導率が低いので、割りと暖かさを維持してくれます。
これよりも保温力と耐久性にすぐれたものに、ダブルステンレスやダブルチタン
のカップがありますが、口に触れた時の「カツン」とした冷たく硬い感触が
あまり好きではなく、特に冬期の野外では苦手とする素材です。
注意!!これは、あくまでも個人的な好みです。
だたし、私も二重構造のカップを使ってみて、そちらの方が保温力が
あることは分かっています。
分かっていた上で、それでも木の器で出すというのは、私の好みをお客様に
押し付けている形になるので、二重構造の保温力に近づける工夫をしたいな、
と思い試行錯誤。
いろいろな人の意見を聞いて回り、フェルトでカバーを作った内側にアルミを敷いてみました。
見た目の木のぬくもりを維持するために、フェルトカバーはカップ中央よりやや
低めの位置で制作。
はて、これで保温力は上がるのか?
ないより良いだろうと予想するも、自分の頭脳に自信がないので、実験!!
結果、最初の5分は二重構造のカップが断トツの保温力を発揮していましたが、
10分後には、二重構造のカップもフェルトカバー付きの木製カップも、ほぼ同じ
温度を維持していました。
保温力の差は外気温にも左右されると思いますが、当社比ということで、
ないより断然良い、という事が分かったので今冬からこのフェルトカバー採用です。
晴天が気持ちいいこの日、元同僚や宿のオーナーさんと歩いてきました。
倒木の根にこんもり積もった雪の塊を見て「ゾウさんがいる」という彼女。
説明を求めるとお絵かき開始。
なるほど!?
マムート(マンモス)が出来上がりました。
女性らしい遊びとは打って変わって、
わざとベンベーンと頭突きして、雪浴びをするする人。
軽い雪を全身で体感する、ちょっとユニークなお遊びです。
そして、倒木の上に積もった雪の上を綱渡りのように、そろそろ歩く。
「落ちるなよ、絶対落ちるなよー。フリじゃないから!」
お約束。
本人もこのオチを予測はしていたとは言え、大笑いの1日でした。
こんな遊びもたまには良いでしょ。