よもやま話

『室蘭に春がやってきた』

秋と冬の間、自分の内側に向いていた意識が、春を迎えた瞬間、外に向かう。毎日、毎分、頭の中はフィールドのことでいっぱいだ。


『気分が晴れないときは森に行く』

ふさぎ込みそうになったら、私は森に行く。森歩きは自分との対話の時間であるのかもしれない。


『未来の人に森を残したい理由』

大自然もいいけれど、足元に広がる自然も大切にしたい。


『冬の森の朝』

誰かの好きな物やことを共有できたら、あなたの世界は広がるかもしれない。


『未来の人に残す森を買ったはなし』

自分がこうしたいと思うことに忠実に。
これは、森を買って未来に残す序章のおはなし。


『毎日変化する春の森はソワソワする。』

春は植物、野鳥、昆虫、動物、
様々な生き物が活発に動き始める。
昨日と今日とでガラリと変わる季節の移り変わり。
居ても立っても居られずフィールドへ足を運ぶ。


『知性と感性を両立させたナチュラリスト』

自然のことについて語るとき、
理屈やデータで理路整然と話す人、
感情や印象で情緒豊かに話す人、
色々な人がいるが、
その両方を併せ持つ表現者はそういない。


『自然を楽しむ心に色は関係ないけど意識はした方が良い』

自然散策するときの心の色はひとそれぞれ。
わいわい元気に楽しみたい
静かにひっそり過ごしたい
ちゃきちゃき進みたい
深く深く観察にふけりたい
どの色も良いし、どの色も楽しい。
でも、合う色、苦手な色、
合うタイミング、合わない場所はある。
あなたの色はどれ?


『秋冬の森は自分と向き合う時間をくれる』

春夏は外の世界に、秋冬は自身の内側に意識が向かう。だからグリーンシーズンが落ち着くと、私は哲学的になる。


『なぜ森の中に小屋を建てたいと思ったか』

自然ガイドから離れても、やること、表現することは変わらない。私の行く道は、今も昔も変わらない。


『自然散策中にスモールトークを楽しむ』

野山を歩いていると、通りすがりの人と一言二言、会話を交わすことがある。何か特別なことが起こったわけではなく、ふっと湧いてくるように自然発生するスモールトーク。これは案外、楽しい。


『加速する気候変動、あなたは何をする?』

すっかり身近なものになってしまった気候変動の影響。今まで通りではいけないけど、個人で出来ることは限られる。それでも、個人でできることをやってみよう。もちろん、楽しんで。


『好きなことをしていたら、周囲の人がつられて楽しんでいた』

ときには植物、ときにはアリの行列、ときには鳥の生首、色んなものの観察に明け暮れる。そんな私の周りに集まる人は、きっと何でも楽しめる。


『自然相手にはしゃぐ

肩の力を抜いて、心に素直に、好きなものを好きなように見る。自然観察には知識や理屈が大事だけど、楽しむ心も忘れないで。


『名もなき巨木2

何にもとらわれることのない、自由な風のように。
街と森の間にいる私の心を物語風に表現。


『100m進むのに10分

歩みが遅いことはそんなに悪いことではない。
その速度だから見えてくる景色、入り込める世界がある、
と私は思う。


『名もなき巨木

屋久島のシンボルツリー「縄文杉」。

2013 11月、友人と二人で、屋久島の縄文杉を訪れた時のことをふっと思い出したので、書き記してみることにした。