森の中に小屋を建てる/上川方面で土地探し

森の中に小屋を建てるため、
昨日は上川方面で土地探し。
地形図や航空写真を見たり
車を流したりして
良さそうな土地を見つけていたので、
この日は近所の農家さんへ聞き込み。
どなたが所有する土地なのか、
ご親切に色々と対応してもらい
周囲の方に聞いて頂くことになりました。
良い知らせがあると嬉しいのですが、
果報は寝て待て、ですかね。

あと、地元の不動産業者の方に
紹介してもらった藪山があったので
ガサゴソ探索してきました。
まあまあ良さげ、でも他にも気になる
土地はあるので一旦保留しまーす。
今度は札幌方面へ探索の予定です。

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最近本棚に入った本

Art of Wildbird (アート・オブ・ワイルドバード)

久しぶりの書庫更新です。
自粛期間中は多い時で週に一冊ペースで
読書をしていたのですが、もっぱら
エッセイや教養、経済、小説ばかり。
自然関係の本も少しは読んでいたのですが、
紹介したいと思う本がなく放置してました^^

それで先週届いたこちらの本、
ようやく紹介したい本が出てきましたよ。
水中伸浩氏の写真集「Art of Wildbird」
中の鳥たちはどれも身近な野鳥ばかりですが、
ただ綺麗に撮るだけの写真ではありません。
その鳥らしさが切り取られた一瞬一瞬に
心を惹きつけられ、そこから知識や経験、
忍耐と芸術的センスの高さがうかがえます。
個人的には、P30のコゲラと
P52のゴイサギがたまらんです。
この写真を撮った時、この人はいったい
どんな気持ちでシャッターを切ったのでしょう?
ひょっとしたら、心の中で話しかけながら
撮っていたのでは、と思えてしまうほど、
対象物への愛にあふれる一冊です。
見れば見るほど味わい深い。
鳥に詳しくない人も楽しめると思います。

Art of Wildbird

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室蘭のアカネスミレ

5月はうっかり忙しくしてました。
環境調査の補助のお仕事で
道内あちこち行きが一旦落ち着いたので、
道具の後片付けと家事は後回しにして
久しぶりに地元・室蘭を歩きます。
今日は公園とか森にある散策路ではなく、
住宅街そばで道路歩き。
なんの変哲もない斜面を見ながら歩くと、
あるものが見えたので登ってみました。

あるものは、アカネスミレでした。

足に飛びつくダニと戦いながら観察です。
全部で10株くらいかな?
今日のところはこれで満足^^
さ、調査道具片づけよ。

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散歩の一コマ

散策路脇に咲いていたシラネアオイ。
春風に揺られて気持ちよさそうでした。

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よもやま話を更新しました

一部の地域を除き、
緊急事態宣言が解除されたことによって
再び経済が動き出しましたね。長かった。
活動再開しながらも、
数カ月後に再来すると言われている
次の波に対して、
今のうちに学んでおくスキルや得ておきたい情報、
自身の考えや行動を見つめ直しておきたいですね。
私の中では、変化に適応する、
という感覚です。

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日高地方のとある森で見た植物

仕事でとある森に入っていました。
北国では木々の芽吹きが徐々に進み、
新緑の季節を迎えようとしています。

ここは
オオサクラソウとギョウジャニンニクが
足の踏み場もないないくらい広がる斜面。
そして、進むほど足元から広がるネギ臭。

私、ネギ類(生)食べるとお腹壊します。
ちょっと口にするだけでも胸焼けします。
火を通していれば大量に食べない限り
平気なんですけど、
ニンニクとギョウジャニンニクは
火を通してもダメなんです。
ニンニクひとかけでも、
ひょろっとしたの1本でも壊します。
ひどい^^
大量とまでいかなくても、
ある程度まとめて食べると
上から下から大変なことになるので
決して口にしません。

でも田舎ってこうした
山菜のおかずがお食事処でしれっと
「サービスで~す。」て提供されたり、
集まりの時にこれまたしれっと
出されてたりするんですよ。
(サービス精神と親切心ですよ)

単体のおかずなら、
口に入れた瞬間「あっ」って
分かると思うんですけど、
ギョウジャニンニク入りの○○みたいな
加工品とか鍋に紛れてたりすると
分かりにくいので、結構怖いんですよね。
ここ数年でネギ類を受け付けない体質が
強くなったので、この時期になると
サービスの山菜とか食事会のときとか、
いちいち確認するようになりました。

ギョウジャニンニクでお腹壊す人、
実はチラホラいるので
提供する時は一言あると
良いと思いますよ。
(ていうかダメな人にとってそれは本当に有り難い)

脱線しました。
で、クリンソウはまだつぼみでした。
開花してる所見たかったなー。
ところで、この葉っぱ、
手触りといい、色といい、
白菜っぽいなって思うんですけど、
この植物をご存知の方、
そう思いません?
どうでもいいか。

カムイコザクラ、
丁度良いタイミングで
花を拝めました。

海辺ではイソスミレ。

プライベートではまだ
不要不急の外出を控えていますが、
野山を歩く仕事は始めます。
一日中マスクしながら歩くって
暑いし酸欠になりそうですが、
可能な限りマスク着用、
アルコールで対応しつつ
気をつけてやっていきます。

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レインウェアにドロップルーフの弾水コーティングしてみた

モンベルwebサイトより
モンベルwebサイトより

公私ともに、野外活動している私。
雨の日ももちろん活動しているので、
レインウェアは必須アイテムです。
持っているのは、透湿性防水性に優れた
ゴアテックス製の生地を
使ったものです。

使った分だけ劣化し防水機能は
徐々に低下していきますが、
そのスピードを少しでも遅らせるため、
適時、専用洗剤で洗濯し、
乾燥機を使って仕上げ、

それでも機能が低下してきたら
ニクワックスの撥水剤を使って復活の儀式をし、
レインウェアの寿命を伸ばしてきましたが、
やはりものには限界があります。
最終的には、
洗濯→撥水剤→乾燥機を使って
1日目はなんとかしのげても
2日目には10分ちょっとで
雨が浸透してきてしまう状態に。
※ここまで防水機能が低下したものは山で使ってはいけませんよ。
私は、平地や屋外作業時の防寒具程度の使用に切り替えてます。

そこで、以前から試してみたかった
「株式会社そらのした」が手掛ける
弾水コーティングというもの。
この加工は、低下してしまった
撥水性を回復させる処理です。
ゴアテックスの機能が復活という
訳ではないのであしからず。
じゃ、やってみよー。

ウェブサイトで流れを見ていると、
ネットで申し込み、
あとはメールという流れ。
カード決済できるので
ネット上で完結というのが
気軽で良いです。

洗濯してから出さないといけないのかな、
と思ったらレインウェアは
弾水コーティングをする前に
洗浄するので洗濯は不要とのこと。
これも楽で良いですね。

出す際の送料はこちら負担。
帰ってくる時の送料はかかりません。

ここで注意事項があります。
「過去に防水スプレーや撥水剤を使用されている場合、その過去の液剤を除去するために、本来は強い洗浄を施しますが、お預かりした商品に強い洗浄ができないお品物が含まれております。そのため当店ホームページ等に掲載している撥水効果より、効き目が弱く出る可能性がございます。ご発注いただける場合は、ご了承いただいたうえ、ご同意画面よりお手続きにお進みくださいませ。」
とな。
わー、がっつり撥水剤使いまくってた上に
破れた箇所を自分でリペアしてたぁ。
多分そこが
「強い洗浄ができないお品物が含まれております。」
なんでしょうね。
他にも、ウェアの素材によっては強い洗浄ができない
ものがあるそうなので、事前に要問い合わせです。

ちょっと悩み、物は試しに
そんなウェアでお願いしてみました。

諸々承諾して戻ってきレインウェア現場で実証!
といっても、そう都合よく雨が降りません。
昨年秋に処理してもらって、
今春ようやくそのときがきました。
1回目、みぞれの降る中、30分の除雪。
撥水効いてる~。

2回目、この日は
小雨の降る中、30分の散歩。
まだまだ効いてる~。

3回目、3mmの雨の中1時間の散歩。
肩と袖、裾部分の3箇所に
染みてる様子が認められました。

これは肩のところ。
ザックやショルダーを背負うことが多いので
もともと生地の劣化が著しい部分です。
裏返すと、ちょっと染み込んでました~。

でも、他の部分はすっごい弾いてる。
これは腕部分。
使用前の写真がなく申し訳ないですが、
どの部分も加工前はびっしょり染みてたんですよ。

4回目、専用洗剤で洗濯、
乾燥機(標準20分)にかけてから
2~3mmの雨が降る野外へ。
弾水は最初の10分はいい感じでしたが、
20分も経過すると水滴がだれてきました。 

一部染み込んでくる部分も。

実は、このレインウェアは結構着倒していて、
生地がもうダメになっているんじゃないかと。
そして、下手に自分で撥水処理せずにいたら
効果はもっと持続していたと思います。
ニクワックスの撥水剤は300ml
(手洗いならおよそ6着分、洗濯機ならおよそ1~2着分)
送料込みで1800円くらい。byアマゾン
弾水コーティングは3600円。

ウェア生地の劣化具合や予算、
プロの仕上がり、時間の効率化、
どう望むかは人それぞれなので、
一概にどっちが良いとも言い切れないですね。
個人的には悩ましい価格帯^^
ですが、弾水コーティングの
性能自体は良いと思います。
手元にまだ自己処理していない
レインウェアをお持ちの方、
ゴアテックス製の防水機能が
落ちてきたらこれはアリかもです。

ドロップルーフ そらのした

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自粛中の散歩について考える/野鳥の声に耳を澄まそう

自粛生活、まだ続きますね。
精神的にも、経済的にも、肉体的にも、
辛くなってきた方、多いと思います。
そのような中、3月くらいから、
私が好きでやっていることで、
誰かの助けになることはないだろうかと考え、
4月からこのようなブログを書いてます。
自営業のときであれば、
本業とは関係ないけど、
3月の段階で布マスクを作って
私の所を利用して頂いたお客様に
「落ち着いたらまた遊びに来て下さい。」
というメッセージを込めて配布したり、
一般向けに販売したりしていたかもしれませんが、
今は商売していないのでそれはね。
動画見ながら自分や家族用に作りました)

そうそう、
モンベルがオリジナル布マスクの抽選販売していますよ。
申込み期限は5/7(木)18:00まで。
という感じで、情報だけ出していきます。

文章と画像で伝えられる情報には限界がありますが、
日常の外歩きを楽しめるヒントとなれば幸い。
今は、リアル店舗での買い物がしにくい状況なので、
今回は図鑑もルーペも双眼鏡も、
新たに道具を買わずして楽しもうという
コンセプトで書いてみます。

最近、室蘭ではウグイスのさえずりが活発になり、
あっちこっちで「ホーホケキョ」と賑やかです。
でも、よく耳を澄ませてみると
「ホーホーホー・・・ケッキョ」とか
「ポッケキョ」とか
「ケッキョッ」とか
上手くさえずれてない声もしばしば聞こえてきます。
昨年生まれの若鳥は、いきなり完璧にホーホケキョとは
鳴けないようです。なので、鳴き始めのこの時期は、
さえずりきれていなかったり、
調子外れなさえずりが聞こえてきます。
こういう声を聞くと、
「あ、コイツ下手だなぁ」とか
「まだ練習が足りないのかな~頑張れー」と
応援する気持ちが湧いてきます。

鳥の声を分けると3種類になります。

さえずり
繁殖期のオスがメスにアピールするためや
他のオスに縄張りを示すために出す声で、
カップル成立して子育てとなると
ほとんどさえずらなくなります。
期間限定で聞ける声ですね。
目立つ所に出てきてさえずることが多いです。

ぐぜり
若いオスが上手くさえずれていない状態の声。

地鳴きは
さえずり以外の声、オスもメスも通年出す普段の声。
仲間同士の会話です。

ウグイスで言うと、
「ホーホケキョ」がさえずりの典型で、
それに近い「ホーホケ」とか「ケッキョ」とかはぐぜり、
「チャッチャッ」が地鳴きです。
警戒すると「ケキョケキョケキョケキョ」と激しく鳴く
こともあります。
(ウグイスの谷渡りと呼ばれています)

ウグイスは笹薮や茂みを好むので、
都会では簡単に聞こえないかもしれませんので、
ウグイスに限らず、
色んな鳥の声に耳を傾けてみましょう。
声を聞けたら何の鳥か知りたくなると思いますが、
これは結構難しいです。
鳥の声を聞くことに慣れてくるとわかりますが、
本当に色んなパターンの声がしてきます。
そうなると、声質や声の高さ、
聞こえてきた所がどこか(藪か草原か針葉樹林内か)とか
 総合的に判断していくことになります。
それが難しくもあり面白さでもあります。

野鳥のさえずりを収録したCDも良いですが、
あれらは典型的なさえずりを収録しているので、
それからちょっとズレた声だったり
リズムだったりすると判別が
難しくなってしまいます。
なので、CDやYou Tubeは参考にはなるけど、
色んな鳥の色んな声を聴き分けするには
毎日毎日、実物の声を聞き続ける練習が必要で、
詳しい人に教えを請うのが一番の近道になります。

パナソニックによるこちらの
「聴き鳥テスト」「聴き鳥マップ」の
サービスはなくなっているようですが、
ちょっと興味深い動画なので、
↑画像にリンク貼っておきますね。

パナソニックのサービスは利用できなくても、
こちらに協力をしていた
NPO法人バードリサーチに
さえずりナビ」がというものがあります。
ちょっと使いにくいですが、
現在の位置情報をもとに
生息が予想される鳥が検索でき、
そこから鳥の声を聞くことができます。
何の鳥か知りたくなったときの補助として、
活用してみてくださいね。

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室蘭市内を散策

例年なら、車中泊しながら
あっちのアレを見に、
そっちのソレを探しに
遠出をする時期ですが、
今年は自粛して市内を散策しています。

白花タイプのカタクリが混ざっていました。
ピンクのカタクリの蜜標は紫なんだけど、
これは黄色、昆虫の目にちゃんと認識
されるんだろうか??

木々の芽吹きが早くも始まり、
春紅葉の季節です。
今日は、コマドリがひと鳴き、
エゾムシクイにクロツグミ、
ヤブサメ、メジロのさえずりが
響いていました。
森がどんどんにぎやかになります。

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