人と植物

ブログの間隔が空いてしまいましたね。
お待たせしました。(待ってない?)
今日は、地元の小さな博物館「倶知安風土館」主催のふるさと探訪の日。
ふるさとの植物を見て歩くガイド役を昨年に引き続き、請け負わせて頂いてます。
今回は、硫黄鉱山の歴史を植物を通して肌で感じる散策にしました。
今まで、何気なく見てきた風景の中には、実は人が関わった結果が含まれている
ことが大いにあります。
そうした情報は、書籍やインターネットからも手に入る時代ですが、実際に体験しないと
中々「なるほど」という境地には至れません。
それを実際に見て、変化や違いに気づいて、合点した時に、なるほど~、の声が出ますね。
あれやこれやと雑談しながらも、そんな景色を見てきました。
そしたら、その雰囲気をお伝えできる写真を撮りそびれたので、こちらでお茶を濁します。
ここは湿原じゃないけれど、湿原でよく見るモウセンゴケ。
世にも特殊な環境でした。

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林道から大木

何の変哲もない林道にて、ミズナラの大木が天に向かって大腕を広げていました。
この木を筆頭に、大きなサイズのブナが点在する森が本日の仕事場。
中々、見応えがありました。開発で切られずに残って欲しいものです。

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神仙沼

猛暑が続いて、その後には大雨が降って、そして今日は蒸し蒸し気候なニセコです。
そんな中でも、標高を上げればちょっとは涼しくなります。
霧が立ち込め、展望こそ期待できませんでしたが、それはそれで幻想的な雰囲気。
緑の湿原の中に、ポツポツと現れるタチギボウシやトキソウの花が目立っています。

 

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アジサイと雨

夏日に続き、大雨の週末ですが、水に打たれる植物はどこか
活き活きとしているように感じます。
見上げた先で目を見張ったツルアジサイ。

 

下でも負けてません。

まだ咲く前でしたが、目線の先には蝶々が乱舞(装飾花の鋸歯が目立つ)、エゾアジサイ。

 

こちらは、お寺の敷地から。
アジサイに雨、お似合いでした。

 

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暑いので

本州の高温多湿にくらべたら可愛い方ですが、連日の夏日は、地元の人間にとって
うだるような暑さ。今日は、涼を求めて水辺へ行ってました。
朝晩は北海道らしく涼しいものの、雨予報の今度の連休も、気温は30℃手前とやや高めの予報。
溶けそうです。
そうそう、連休のお問合せ数件頂いておりますが、今現在空きはありますので、
お気軽にお問合せくださいね。

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羊蹄山、外来種駆除活動

ニセコ羊蹄山岳会の活動で、今年も羊蹄山にとって外来種である、
コマクサの駆除活動に行ってきました。
この活動は今年で7年目を迎え、そのお陰で、数は随分と減りました。
ただ、見落とした個体や、残された根から再び成長したであろう個体が
毎年確認されているので、そうした個体を探し出し、取り除く作業はまだ必要です。

作業する場所はこんな急斜面、体力と集中力が必要です。

 

人間の都合で持ち込まれ、今度は引き抜かれる、コマクサにとって
不条理ですが、本来の植生を維持するため駆除活動は続きます。
こんな物陰に隠れて潜んでいるコマクサも見逃さず作業します。

今回は総勢14名の参加でした。
根絶に向けてこれからも継続していきます。

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一息

良い天気の日だったので、仕事の合間を縫ってちょっと外歩き。
休憩していると、モズがギチギチ鳴きながら飛び回ってきたり、
どうがんばっても「一筆啓上仕り候」とは聞こえないホオジロの
さえずりが聞こえてきたりしました。
明日明後日と、ニセコ羊蹄山岳会の活動でこの山に行ってます。

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美女と野獣

ハクサンボウフウ、レースのような白い花が目を引くこのセリ科の植物。
華々しい表面とは裏腹に、根は肥えて太くなりヒグマのエサになるそうです。
まさに、美女と野獣。
*野獣の方は写ってません。

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