室蘭の岸壁にある植物たち

海岸の植物を見に行くため、
斜面を降りようとすると
ヤブヘビイチゴの実を
食べ漁るワラジムシを
発見しました。
これ見て数十分が経過です。
先が思いやられます。

途中ヒトリガの幼虫とか
全力で逃げてくシカのお尻とか
ムシトリナデシコのペタペタなやつとか
色々見ては立ち止まって
20分で降りれそうな所を
倍かけて進みました。
いつも通りです。
降りてすぐ目についたのは
アカネ科のコレ。
両方とも果実に毛があったので、
エゾノカワラマツバ(黄)と
チョウセンカワラマツバ(白)です。

キキョウは開花までまだ
時間がかかりそうです。

室蘭の岸壁にもあるだろう
と思って探してあった。
エゾマンテマ。
が、これもすごく遠かった。
手の届かない場所にあります。

たくさん生えてるアサツキ。
踏んでもいないのに
足元からネギの香りが・・・。

そして、あった!と
ガッツポーズした
ハマウツボ。

寄主のハマオトコヨモギとセットで。

既に枯れている個体も含めると
全部で10株。
調子良いとこんなにまとまって
生えてくるんですね。

植物に対して特段、
感情を持たない私ですが(可愛い~とか)、
これは思わず「どうしたっw」と
言ってしまった。
石に行く手をはばまれて
茎が90度の見事なくの字。
頑張れ(笑)

去年の今頃、
イタンキ浜で見た
ハマウツボは今年も
出ているのかと
気になって付近の
様子を見に行きましたが、
残念ながら見当たりませんでした。
寄生植物な上に一年生の植物ですしね。
出会いはやはり年によるようです。