長万部でノウルシ、ヒメイズイ、ヒメシャクナゲ、ワタスゲ、ミツガシワ、アカエリヒレアシシギ

先日、長万部方面へ行ってきました。
目当てはノウルシ。
遠目からでも分かる黄色い
株立した植物がそれです。
視力が届かないほど遠くまで
この株立したノウルシが
延々と広がっていました。
すごいです。

イボ状の突起がある果実。
この突起がないもの(あと苞葉が緑色)
をマルミノウルシと言いますが、
まだ見たことがありません。
フィールドワークが足りません。

上部で葉が輪生した所から
四方に枝を伸ばして
杯状花序がつく形態は
同じトウダイグサ科の
ナツトウダイのよう。
良いものが見られました。
開発でこの環境がなくならない
ことを祈ります。

せっかくなので
周辺の道や湿原を歩きます。
道路沿いにはヒメイズイが
群生していて圧巻でした。
夏の草刈りでバッサリ
いかれそうな環境ですが・・・。

湿原ではヒメシャクナゲが
ちょうど良い頃でした。

ワタスゲは最近ぽやぽや
してきた感じ。

ミツガシワはこれから。
昨年に比べたらやや遅めな
花の動きかなぁ、という印象です。
あくまで、昨年との比較。

おまけ。
こういう日に限って
望遠のカメラを忘れるという^^
アカエリヒレアシシギです。
旅鳥なので一時的に見られる鳥で、
亜璃西社の北海道野鳥図鑑には
「地上歩行はほとんど行わない」
とあります。
ですが、この日は水際を
移動しながら採餌していました。
そんな姿を見られてラッキーでしたが、
とにかく写真が撮れず残念無念。
まぁ、そういうもんです。