道の駅「みたら室蘭」には室蘭港から発見された化石木がある!

室蘭には
貨物船やタンカー、漁船が行き交う
室蘭港があります。
ここは絵鞆(えとも)半島に
抱き込まれるような
形になっているので、
昔から天然の良港であるとされ、
多くの船が利用してきました。

そんな室蘭港、
かつては湖(沼)であったという。
その証拠が室蘭市の道の駅「みたら室蘭」に
あると聞きつけて向かいました。
(なぜ資料館じゃない?!)

ちょうど友人と一緒だったので、
道の駅に到着するや否や
手分けして探すと
2階にそれらしきショーケース。

どれどれ!?
30半ばの女2人が
ショーケースへまっしぐら。
(本当にマニアックだと思います。)

で、木の化石がありました。
パネルによると、
今から3万8千年以上前のもので、
日本最古の生木化石だそう。
なんでこれが道の駅にあるの?
と、やはり突っ込まずにはいられない。

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室蘭港は、
今は海と繋がって湾となっていますが、
昔は一部が陸地化していて湾は湖だった、
その証拠が木の化石なんだそう。

冷静になって考えると、
最終氷期は海水準が変動して低下、
北海道は大陸と陸続きになっていたので、
室蘭港がかつては湖(沼)だったというのは
不思議な話ではないのかな。

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年輪まではっきり見て取れます。
この面白さ、
おわかり頂けるだろうか。