地元の子どもたちと一緒に

先日は、風土館主催の寺子屋「木の実と動物のオイシイ関係」をテーマに、
座学とフィールドワークをセットで実施してきました。
座学では、ドングリって何?ドングリはどんな生き物に運ばれているのか?食べられすぎないための工夫は?
そんなドングリに関する基礎的な所を、子どもたちの見てきたことや経験してきたこと、知っていることをもとに
少しずつ答えを探っていきます。
問いかけに対する自由な回答も、実際にドングリの不味さ加減を体験してそれはそれで盛り上がったりするのも、
寺子屋ならでは。
ただドングリを拾うだけだけじゃない、普段とは違う目線でドングリを学んでもらいました。

興味津々で座学に臨んでいた子も、足元に広がるドングリを見たら脇目も振らず
ドングリ拾いに集中!
私も子どもの頃はこんなでした。

綺麗なものを選りすぐる人、数で勝負とばかりに手当たり次第拾う人、できるだけ大きいものを拾う人、
性格がそれぞれなのも面白い。

ニセコに多いミズナラという木のドングリは、そのままでは、渋みや苦味が邪魔をして美味しく食べることは困難です。
ドングリの処理・アク抜きの方法をレクチャーし、最後はドングリの粉を使ってホットケーキにしてみました。
ドングリの独特の風味を味わうために、まずは何も付けずに味わう大人な子もいて、非常に楽しい会となりました。