草紅葉を満喫するツアー

苅安色に染まり始めた神仙沼周辺の湿原
苅安色に染まり始めた神仙沼周辺の湿原

この草紅葉を見て「何色と表現するのでしょう」
今回はこんな質問をされる方と歩いてきました。

そして、木になっているドングリを見て「かわいい~」の一声。
奇遇ですね、私も常々可愛いと思って見てました。
私自身、感受性の高い所があるので、共感できる所が多数です。

ハウチワカエデの冬芽はチョッパー
ハウチワカエデの冬芽はチョッパー

ただ、見え方や感じ方は人それぞれなので、私はそれを人に押し付けたりしません。
自由に表現はしますが、共感が得られないこともあり、それがかえって
「えぇ、そんな風に見えるのぉ?」と盛り上がる一幕も。

半分ピンクに染まりかけたサワギキョウの葉
半分ピンクに染まりかけたサワギキョウの葉

そうは言っても、予備知識がとても高い方で、色や造形を見て楽しみながらも、
時折発する質問がとても鋭い。それが、トントン来ます。
教科書のような答えはわかっていても、そのまま言っては伝わりにくいし、
私なりに見て感じている事を交えながら、でもそれがまた伝え難しい。
次はどんなことに気づくだろう、きっとこれは好きな分野だぞ、こんな話はどうだろう、あの手この手(笑)
普段は話さないようなことまでペラペラしゃべって、良い意味でとても刺激的なツアーとなりました。

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コメント: 2
  • #1

    カリヤス瀬尾 (金曜日, 28 9月 2018 20:14)

    「刈安色」いいですねー。
    ちょっと調べてみると、色の種類ってものすごく多くて細かいんですね。たいへんマニアックな世界を感じました(笑)

    色の表現はまさに色々。自分だけの表現を考えてみるのもいいですね。

  • #2

    naomi (金曜日, 28 9月 2018 20:23)

    色は色々ですねー。
    日本の伝統色は自然の中から見出されているものが多数あるので、色辞典眺めてると、その風景が目に浮かびます。多分、瀬尾さん好みな世界だと思いますよ、是非どっぷりハマってみてください(笑)