ニセコ羊蹄山岳会/清掃登山

今年で活動4年目を迎えたニセコ羊蹄山岳会。
春と秋に集まって環境保全活動や安全研修を行ったり、関係機関とのやり取りをしたり、
緩やかながらしっかりとした交流が継続しています。
今回は、春の恒例行事の清掃登山。チセヌプリへ行ってきました。

まだ残雪のあるニセコ山系。
途中途中で、登山道が見えなくなるので、みんなで夏道を探しながら進みました。
気温27℃。
昨年、笹刈りは入っていなかったのか?藪もすごいすごい。
藪に参って引き返す一般登山者もいました。
そんな訳でこの時は「藪こぎ・残雪による道探し・雪解けによる深い水たまり」
のトリプルアタック。

チセヌプリを登りしなに、来た道を振り返ると一面の雪。
道迷いに注意です。

苦労の末登った山の上部は、花真っ盛り。
みんな盛り上がらずにはいられません。

ここは見事なフギレオオバキスミレとサンカヨウの競演。
花を愛でる人、夏山シーズンに向けて植物スイッチを入れるため種名を挙げる人、
奇天烈な虫に興奮する人、それを見てつられて楽しんじゃう人、色々なタイプの
人がいるのはこの会らしい所です。
下山後は、今後の方針や会のあり方について意見交換のち懇親会で、夜は更けるのでした。