身近過ぎる植物たち

そう言えば、先週は倶知安風土館主催のふるさと探訪、ガイドの日でした。
生活雑草学と称して、足元にある身近な植物をテーマに、見たり・触ったり・
味見をしたり、普段気付いていそうで意識していない部分に注目してみる一日でした。

植物の形や生えている場所、味といった特徴は、その植物が生存
あるいは繁殖や生息範囲を広げていく上で重要な役割を担っている
ことが多いです。オオバコの葉や茎にある頑丈な繊維もその一つ。
道という道でよく見ますが、道にあれば当然人や車に踏まれて葉が
ボロボロになります。それでも、バラバラに千切れない頑丈さは
この繊維があるからこそ。他の植物では耐えられない状況でも
オオバコならしのげる、そんな背景があるんですね。
子供の頃はそんな事気にもしないで、繊維を引っ張り出す遊びに
夢中になってましたけどネ。