海岸線に見えた黄色い点。
あれ~もしかして、
と近づくとやっぱりゼンテイカです。
室蘭の前はニセコに住んでいて、
そのエリアでは、
6月下旬~7月中旬頃に
山中で見ていました。
室蘭で5月に花が見られるのは、
標高差、積雪差、気温差、
いわゆる地域差。
でっかいどぉ~です。
(もしかしたら、5月の猛暑の影響かもしれませんが)
ヒメイズイも。
室蘭市の町中には、
いくつか小さな山があり、
それらは
近所の人の散策路になっていたり、
山菜収穫の地になっていたり、
撮影スポットになっていたり、
色々です。
エニ山は人少なく、
と言うかほとんどなく、
植物が伸びる夏でも
道はしっかり出てるので、
歩きやすいです。
勾配はゆるやか~。
ささっと登れば
山頂まで15分もかからない
でも私は40分くらいかかる
(植物が気になってしょうがない)
お散歩です。
特別レアな植物がある訳ではないけれど、
この風景いいでしょ?
地質とか火山とかの学があれば、
ぶらタモリのように
また違った見方ができて
楽しいのでしょうが、
そちら方面のことを熱心に学ぶ愛はなく、
ただ「すご~いダイナミック~」
と言って見てるだけです^^
風が穏やかな日にどうぞ。
今日は日本中で気温が上がったようですね。
それでも室蘭は割と涼しい土地なので、
最高気温は24℃。
内陸の札幌は30℃まで上がりました。
春とんで夏。
ちょっとヘンですね。
エゾキケマン
ムラサキケマン
て、ドラ○エの呪文にありそうだ、
と思うのは私だけ?
コンロンソウのお花畑。
トイシノエンレイソウが
2㎡にまとまって8株くらい。
そっとしておくのが良いでしょう。
カワラヒワ、
他のオスと張り合うように
あっちが鳴けば、
こっちが鳴く、
そしてまたあっちが鳴いて、
こっちが鳴く、
それを立ち聞きして、
ほくそ笑む人。
今日も平和です。
前回不発だった土地探しの旅、
リベンジにやってきました。
「車中泊をしながらの一人土地探しの旅」
女一人で車中泊、
登山目的ならいざ知らず、
登山するような山から程遠い道の駅で、
これやってる女の人ってあまりいないですね。
完全アウェーです。
でも気にしない。
早朝、香川からお越しの御婦人と立ち話。
(旦那さんとキャンピングカーで旅してる)
短い時間だったけど、とても楽しかった。
旅は知らない人とのコミュニケーションが
本当に楽しいです。
で、身支度整え、
事前に地図を見て、目星をつけていた所を
片っ端から見て行きます。
森自体の雰囲気が良い所はあっても、
国道から車の音とか、
奥地すぎるとか、
どこかで何かを妥協しなきゃ
ならないんだろうけど、
う~ん、でもなぁ。
昔は家が建っていて今は更地になっている、
と思われるこの土地。
すごく素敵なんですよ。
なのに音が。
信じられないでしょ?
このすぐそこに国道があって、
常に「ごぉぉぉぉぉん」「ぶぉぉぉぉぉん」
って激しい音がしてくるなんて。
今回は私一人、
監視の目(夫)がない。
脱線しない手はない。
そして、
偶然見つけたこの斜面、
下から上、右から左、
見えないところまで延々と
オオバナノエンレイソウで
埋め尽くされてました。
圧巻。
ササで見えにくいですが、
おびただしい数。
車で通りすがって、思わず戻る。
良いもの見れました。
畑地帯では、トビやノスリが
カラスに迎撃されるシーンに
度々遭遇し、
お~やってますねぇ、
としばらく見学。
水田地帯では、
アオサギが佇む姿を見るべく、
私も佇み、
農家さんがそんな私を見る。
川に目をやればオシドリ夫婦。
メスはシックな装いで、
私好みです。
派手も嫌いじゃないけどね。
さて、土地探しの方は、一通り見て、
さらに現地で追加発見した土地も下見して、
後日改めて二人で確認に。
そろそろ決めたいなぁ。
芽吹き始めたと思ったら、
あっと言う間に春紅葉、
そして、新緑も進んでいます。
春~初夏は変化が早く、
先週と今週
昨日と今日、
刻々と景色が変わります。
「今朝は淡い緑だったのに、夕方にはもう緑が濃くなってきてる。」
多種多様な動植物が動き出して、
それはそれで嬉しいのですが、
季節の足が早過ぎて、
どんどん過ぎ去ってしまって、
ちょっと生き急ぎ過ぎじゃないかと、
少し寂しくも感じるのです。
この時期は、
急かされるように、
外を歩きます。
エンレイソウの品種、トイシノエンレイソウ。
アオジは私が目の前にいるというのに、
元気よくさえずり。
場所を移すと、
クロツグミが採餌中。
背後にコルリ。
車中泊をしながら3泊4日、土地探しの旅!
まずは不動産のご紹介、案内よろしく。
会長、足が悪い中、
一生懸命現地で説明してくれます。
ありがとうございました。
でも、すみません、
だめでした、
グッときません。
残りの日程は自力で探します。
航空写真と地形図を見て
目星を付けた所へ行って確かめる。
森林近くの道という道は全部というくらい
とにかく車を流して見て行く。
その繰り返し!
後半は疲れか耳鳴りが止みません。
気分が沈みがちになるそんなタイミングで、
グッとくる土地。
「良い所だ!」懲りずにまた浮かれます。
我に返れば国道から轟音。
あの音がなかったら購入に向けて
邁進してたのにー、な感じです。
でも一つわかったこと。
理想的な土地に出会う時は、
もう車を降りるか降りないか、
その瞬間から惹きつけられる、
そんな感覚があります。
土地探し、難しいですがまだまだ続きます。