2019年4月29日、
室蘭のソメイヨシノが開花したそうです。
市内のエゾヤマザクラは
それよりも数日前から開花。
他の木々が芽吹く前の茶色い景色の中、
紅一点と言わんばかりの桜色が
点々と広がっています。
オオルリやアオジのさえずりに加えて、
センダイムシクイの姿も見られるように
なってきたこの頃です。
本棚の本、みなさんはどう収めてますか?
高さや奥行きに合わせたり、
作家ごとにまとめたり、
色々あると思うのですが、
私はカテゴリを決めて収めてます。
これがされていないと、
調べごととか何かとか、
本棚へ行くたびに
「・・・・・・」
立ち尽くす。
「えぇっと、あの本は・・・」
右往左往。
引っ越し前の家では整頓していたのですが、
2ヶ月前にここへ越してきたとき、
荷解きしながら、ジャンルも何も関係なく
えいっと勢いだけで収めたので昨日まで
この状態でした^^
こうなりがちな人は、
自分なりに分かりやすいよう
整頓した方が良いですね。
この間、もうしばらくは
室蘭在住が継続するとなったので、
整頓することにします。
まずはweb上にある私の本棚
「ブクログ」
ここに登録してあるカテゴリ通りに
本棚から本を出して選別。
このカテゴリ、
以前は図書館や書店の分類を
マネしていましたが、
自分にはしっくりこなくて、
結局自分が分かれば何でも良いじゃないか、
と思うようになりました。
だから、例えば
「イラスト(挿絵)がイイ!」
とか
「主人公萌え」
というカテゴリも、
そうした本が多くあるならアリだと思います。
型通りのカテゴリにするより、
オリジナルに考えて分けた方が
後々本を見返す時に良いじゃない?と。
要は、どういう視点でその本と向き合うか。
それと、本をカテゴリに入れるとき、
絵本であっても、
これはアート系だ!と思ったら、
そう分類しても良いかなと。
無理矢理、型通りにカテゴライズする必要、
なし。
一冊ずつ本を手に取り、
カテゴリごとに山を作っていく作業は
意外と時間がかかり、これだけで午前中が過ぎ~。
今度はカラになった棚へ本を戻す作業。
カテゴリで一緒になっていても
高さ奥行きバラバラなので、
本棚パズルです。
棚板動かしながら。
マスキングテープでラベルを貼って
棚ごとに整頓完了しました。
本と向き合っていくうちに
意識が変わったら、
カテゴリ名を変更するのも、
本を別カテゴリに移動させるのも、
OK!
と、定期的に見直すつもりで
完璧を求めず、割り切ってます。
で、完成の本棚には、
さっそく動かしたい本があるような??
・・・見なかったことに。
たぶん日本一怠惰な妻を
「一体どうなることか」と見守る夫。
私が観察に夢中になり過ぎて、
しばらく放置していた夫のもとへ戻ると、
微笑んで「楽しそうだね」と言ってくれます。
ずっと前からの日常。(自慢!)
しばらく不在にしていました。
その間にも着々と進む季節。
地元室蘭では、ヤマネコノメソウ、
アズマイチゲが咲いていました。
あ、久々にエゾタンポポを見つけました。
外来種のセイヨウタンポポは総苞片が反り返る
というのが違うところ。
こちらは埼玉へ行った時に見たカントウタンポポ。
総苞片が反り返らず、
総苞片の先に角状突起があるのが
カントウタンポポと言うけれど、
遺伝子を調べてみると
セイヨウタンポポとの雑種でした、
という個体が結構いるそうで。
(植物あるある)
上記の画像から数十センチ離れたところの
「反り返らない」と「反り返る」の中間個体。
チミはセイヨウの血を引いているのか?
室蘭地方気象台は、
2019年4月10日にヒバリの
初鳴きを確認したそうで、
室蘭naomi気象台は、
2019年4月12日にウグイスの
初鳴きを確認しました、とさ。
遠くからキジバトの声もしてきて、
色んな鳥の声に耳を澄ましていると、
笹薮に何かが次々落下して
葉に当たる音が聞こえてきました。
見上げると、ダケカンバの樹液が
傷ついた枝からポタポタ滴る春先の光景。
自然はのどかなように見えるけれど、
ハシボソガラスが巣材を拾い集めながら、
私の後ろをスタスタ通過して行きました。
忙しいね。
室蘭では、朝方にサラッと雪の降る日が
たまにありましたが、
ここ数日はポカポカ陽気です。
おかげで、
エゾエンゴサクにキクザキイチゲが
どんどん咲き出しています。
これらを見ると、
例えどんなに花冷えしていても、
「春が来たな~」
という気分になります。
カタクリも登場です。
春だ~。
自分たちの活動拠点となりうるような
森の中の土地、
一般人が買えるような森の中の土地、
色々見て、色々あるのだと実感中です。
自然豊か!と宣伝しているので
覗いてみると、カラマツ植林地だったり、
広大な敷地!と表示があるので
覗いてみると、市街化調整区域だったり。
ここも市街化調整区域だったけど、
開拓で入った方が制度前に家を建てて
いたので、それと同じ面積なら新築可、
という廃墟と化した家付きの土地。
森の雰囲気、都市からのアクセスの良さは
完・璧!
建物の裏手に回ります。
なんと、設備を綺麗にすれば使えそうな
湧き水までありました。
この土地、ほほほほほほしい!
と、ここで地元速報。
「実はすぐ上の所に、スノーモービルで
遊ぶ人たちのベースがあるんですよ・・・
結構規模が大きくて、音がちょっと・・・
気になるかもしれません。」
テンションは乱高下。
動物学的視点だけでなく、文化的、分類学、
形態学、生態学の方向からも幅広く紹介し、
タヌキを全体的に知ることができます。
全体的にやさしい単語で構成され、
専門的な所は噛み砕いて説明されていますが、
時々何を伝えようとしているのか、
迷子になりそうなことが
あるようなないような・・・
専門的な深い知識を得るというより、
「タヌキってそうなんだ~」
と身近な生き物について知る
きっかけとなるような本です。
自分の興味をそそるページが
どこかにあるでしょう。
文字通り入門書。
「タヌキ学入門」高槻 成紀(著)
2週間ほど前の3月15日に
「街と森のあいだに、人の幸せを作る」
というタイトルのブログを書きました。
でも、それからずっと心の片隅で、
「作るってなんか違うな~」
と感じていました。
そして、今朝、お皿を洗いながら、
「あっ寄り添うだ!」
と思いつきました。
”人の幸せを作る”なんて、とてもとても。
私、そんな神様みたいなことできませんって^^
だから訂正します。
「街と森のあいだで、人の幸せに寄り添う」
そんな空間つくりましょ。