冬の森と小屋

おそらく根雪であろう上川地方。
町の主要道路は除雪が入っていますが、
私たちの森に続く道は
あまりにも僻地すぎて
後回しにされている現状です。

集落から一人また一人と
去っていく人口減少の社会。
コンパクトシティに抗うと
こういう事態が発生しますが、
ま、それも想定内です。
現在の車は並の車高なので、
来年には本格SUVか
リフトアップした何かに
乗っているかもしれませんね。

玄関近くにはキツネが
ウロウロした足跡が
残されていました。
階段までは登らなかったんだね。
小屋を建ててからの初めての冬。
楽しみましょう^^

森林整備

小屋の環境整備をしないで、
今度は何をしているんだって?
伐倒です。
森林内にある枯れた木や
倒木は他の生き物たちが
利用するので基本的には
そのままにする方針ですが、
遊歩道沿いに立ち枯れがあるのは
さすがに危険なので切っていく
ことにしています。

チェンソーは危険を伴う
作業なのでホントは
あまり触りたくない
ビビリな私。
でも、遊歩道整備のためには
やらない訳にはいきません。
師匠に教わった事を
反芻しながら、いざ。

この調子でどんどん整備していきます。

森の中も初積雪

初積雪です。
今シーズン初積雪なのに、
冬将軍いきなり本気出してきました。

森の中も雪景色。
シラカンバに雪って
白に白なのに
本当よく似合います。

積雪でほんの一瞬焦りましたが、
(小屋の外回りの準備が・・・とか)
まあまあ数日で解けて
また晩秋の景色になることでしょう。

床のワックスがけも終わったので、
これから家具や荷物の搬入です。
こだわり激強の私の感性でやっていくので、
冬のあいだじゅう
「ああじゃない、こうじゃない」と
思うように進まないような気がします。
というか、ひと冬で整うんでしょうか。
とにかくやってみます。

森と小屋の仕事しかしてない

見ての通り、がらんどうな小屋。
家具の搬入が遅れています。
なぜって、まだ床をやすりで磨いて、
無垢材用のワックスをかけれていないから。
なんでさっさとやすり掛けしないんだって?
やろうとはしているんですよ。
でも、そうすると
緊急でやらなければならない
イベントが発生するんですよ。
そして、そのイベントを片付ける頃に
また新しいイベントがなぜか発生して
ぜんっぜん前に進めないんです。
これ何のゲーム?
一軒家とか森とか持ち物が大きいと
やるべきことが増えるのは
知っていましたけど、
週末以外は私一人で作業しているのに
連続しすぎな日々です。

丸太を玉切りして薪にする作業も
進んでいません。
もうすぐ雪降るよー、大丈夫か~わたし(と小屋)。

ということで、
今日は小屋の床、
やすり掛けを強行。
半分は終わったけど、
ずっとかがんでて腰いたー。

こちらは、
その合間に撮った
森と小屋の動画です。
1分程度です。
晩秋の雰囲気ながら今日は暖かく、
そんな日は1時間でも2時間でも・・・
いくらでも居られるんすけど、
後ろ髪を引かれながら
床に戻ったのでした。

森とつながる小屋

低木層にあったヤマウルシの
真っ赤な紅葉はすっかり枯れ落ち、
代わりに、
高木層のハリギリ、シラカンバ、
ミズナラの黄葉が進み色づきの
ピークを迎えています。

相変わらず野良仕事に追われ、
肩・腕周りの筋肉が今まで以上に
ついてきたような気がしますが、
労働のし過ぎで痩せたようにも思います。
(老けたの間違いかもw)
体重計持ってないので分かりませんけども。

それでも、
近所の水田に移動途中の羽休みきた
オオハクチョウたちを観察したり、
越冬前なのにひょこひょこ出てきた
エゾアカガエルを追っかけたりして
ときどき遊んでいます。

森のテーマは「生物多様性」
小屋のテーマは「森とつながる」
悪くないでしょ^^

森の管理

立ち枯れていようが、
折れていようが、
基本的にはそのままにしておく
というのが私達の森の方針です。

枯木はもう何の利用価値もないかと
いったらそんなことはなく、
菌・昆虫・キツツキ類を始めとする
様々な生き物の餌場や住処となります。

残すとは言っても、
これから作る遊歩道沿いにも
そんな木を残すのは危険なので、
後々まとめて伐採するために
目印を付けています。
土地を整地した際に出た丸太を薪に、
遊歩道作りのための下準備、
ありとあらゆる森の管理作業、
野良仕事ばかりで
肝心の自然観察は?
何か考えなくては・・・。