冬だから歩ける所へ

連日、ニセコらしい乾いた雪がしんしんと降り続いています。
ところで、ニセコの夏の森、道から外れるとどんな雰囲気かイメージできますか?
実は、人の背丈より高く伸びた草やササが深く広がっています。
こうした所へは両腕を使ってかき分けながら進むのですが、その様子がヤブを
漕いでいるように見えるので「ヤブ漕ぎ」などと表現されます。
山菜取りや仕事でもない限り、ヤブ漕ぎなんてする人はいないでしょうが、
私を含むこの人たちは調査の関係で入って行ってます。スゴイでしょ。
写真中央、3人並んでいる列より少し離れた所に実はもう一人いるのですが、
もはや緑のカーテンに隠され見えません。

そして、冬のニセコの森は、人の背丈より高く雪が降り積もっています。
上の写真と同じ場所で撮影しています。
この違いたるや!あれだけあった草は枯れてなくなり、ササもほぼ雪の下に
埋もれています。
こうなれば、夏の間近づけなかった所へも行きやすくなります。
近づけなかったという事は、見られなかったものがそこにはあったという事で、
冬はそれが自由になる。
ちょっと覗きに行きたくなりました?

 

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コメント: 2
  • #1

    ゆたか (土曜日, 14 1月 2017 18:59)

    同じ所での写真、解かりやすく実感がわきます。
    雪の力と言うか凄さが伝わります。
    自然の楽しみ方万歳・・

  • #2

    なおみ (土曜日, 14 1月 2017 19:12)

    >ゆたかさん
    万歳。
    四季がハッキリと分かれていると、景色をこんなにも変えてしまいますね。
    実際には日々少しずつ変化しているから分かりにくいですが、比較すると結果が出ますよね。ちょっと頑張って撮った甲斐がありました。